進撃の巨人

進撃の巨人132話と84話「白夜」をまとめ対比考察!アルミンが世界を救う回収もある?

132話ではハンジさんがアルミンを団長に任命し、命を落とす展開となりました。

思えば84話「白夜」でアルミンよりもエルヴィンを選んでいたハンジさんが団長に任命するなんて…と感慨深くなりました。

そこから84話を読み返してみたのですが、132話を読んだ後に読み返すといくつか引っかかるポイントがありました。

これって、諫山先生が意識して描いているのかそれとも偶然なのか?

もしかして、意味のある対比描写!?

132話と84話を読み比べてみましょう!

132話「自由の翼」と84話「白夜」の対比関係を検証!

84話を読み返し、132話と比べまとめてみました。

順番に見て行きましょう!

84話でミカサに殺されそうだったフロックがミカサに殺される。

84話でフロックはエルヴィン団長を助けるため、リヴァイ兵長から巨人化注射を力づくで奪おうとしているミカサに飛びかかりました。

瞬時にブレードをフロックに向けたので、この後にハンジに止められなければミカサはフロックを斬っていたでしょう。

その後物語でもリアルでも4年経ち、48話後となった132話で、フロックは飛行艇を襲撃しミカサに殺される事になりました。

84話でミカサに殺されそうだったフロックが結局ミカサに殺される、という展開に何か意味を感じてしまいます。

84話でフロックを助けたハンジがフロック銃撃原因で死亡する。

先程の説明の通り84話でフロックを助けたハンジさんですが、48話後の132話でフロックに飛行艇を襲撃され、そのためハンジさんは地鳴らし巨人に立ち向かう事になり命を落としてしまいます。

こうやって見ると、フロックの命を救ったハンジさんがフロックが原因となり死亡した事になりますよね。

こちらにも何か、因縁を感じます。

84話でアルミンは逸材だけど、と否定したハンジがアルミンを団長に指名。

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「進撃の巨人」第84話「白夜」より

ミカサを後ろから抱きしめ巨人化注射使用をアルミンではなくエルヴィンに、と説得しているハンジさんは、その際「アルミンは逸材だけれど壁内に必要なのはエルヴィン」と語り、団長としてはエルヴィンが必要だと語っていました。

48話後の132話にて、そのハンジが自分の次の調査兵団団長にアルミンを任命する展開となります。

シガンシナ区決戦からは4年の歳月が経っており、その間でのアルミンの成長などからハンジの評価が変わったのでしょうが、84話と見比べると感慨深いものがあります。

84話でエルヴィンの背中を押したリヴァイが今度はハンジの背中を押す。

84話では全てを捨てて地下室に行きたいとカミングアウトしながらも、死んだ仲間を見て「揺れるエルヴィン」がリヴァイと対話する場面が登場しました。

そんなエルヴィンにリヴァイは、団長として死ぬ方向を示し背中を押しました。

132話では未来の為に命を投げ出し地鳴らし巨人に立ち向かう場面で止められそうなハンジがリヴァイに「行かせてくれ」と言い、そのハンジに「心臓を捧げよ」と背中を押す場面が登場しました。

未来の為に命を投げ出そうとする団長二人の背中を押すリヴァイの場面は、非常に対比的だなと感じました。

84話ではハンジが団長になり、132話ではアルミンが団長になった

84話はエルヴィンが死亡した回であり、ハンジが団長になった回と言えるでしょう。

132話ではハンジが死亡し、アルミンが調査兵団団長となっています。

これは間違いなく対比展開でしょうし、このように見ても84話と132話は非常に関係が深い回と言えますよね。

84話で悪魔が世界を救うとフロックが目覚め、132話まで一貫し死亡

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「進撃の巨人」第84話「白夜」より

84話ではフロックが自身が生き残った意味を察し、それは「世界を救う悪魔を蘇らせる」でした。

132話でも「俺たちの悪魔…それだけが希望」と死に際まで語っており、フロックは84話で目覚めた存在意義を死亡する132話の最後まで全うしたと言えます。

84話はフロック覚醒の回であり、132話はフロック死亡回となっています。

そう考えると84話と132話は、フロックというマーレ編から地鳴らし編まで大活躍するキャラが目覚め終わる回、と言えますね。

対比ではないかもですが、84話と132話の関係のひとつ、と言えるでしょう。

84話「白夜」と132話「自由の翼」の関係とは?

「進撃の巨人」132話「自由の翼」より

84話と132話の共通点は、簡単に気付けます。

団長交代の回、と言えるでしょう。

84話でエルヴィンが死亡しハンジが団長に。

132話でハンジが死亡しアルミンが団長に。

共通点は簡単に見つかります。

ただ、それだけの関係ではないように感じます。

おそらく84話の選択の結果として、明らかな対比描写として132話が描かれたのではないでしょうか?

フロックへの刃を止められたミカサの結果。

ミカサを止めたハンジの結果。

エルヴィンではなくアルミンが選ばれた結果。

「世界を救うのは悪魔」と気付いたフロックの結果(エルヴィンではなくエレンに乗り換えたけれど)。

物語において84話が大きな分岐点だったのは間違いないですが、その分岐点からのひとつの結果として132話がひとつの結果、答えなのかなと感じました。

あの時エルヴィンの背中を押したリヴァイがいたからこそ、今回リヴァイはハンジの背中を押す事になった…

みたいなイメージを抱いてしまいます。

本当に絶妙に対比されていますよね!

リヴァイ兵長に食いつくエレンを「オイ、もう止めろよ」と止めるフロックが132話では「エレンを止めないでくれ」と皆に頼んでいたり…

キリがないくらい対比しまくっているなと(笑)

さて、そんな132話と対比しまくっている84話ですが、一点気になる描写があります。

対比ではないかもですが、132話を読んだ後に別の意味が含まれているのでは、と思われる描写を考察してみます!

アルミン目線から84話伏線を検証!

132話を読んだ後に見ると気になるのが「人類を救うのはアルミンだ」発言です。

特別132話にこの描写の対比場面がある訳でないですが、何か気になりますよね。

132話で、アルミンは調査兵兵団団長になりました。

さらにライナーからは「エレンを止める切り札」との発言も飛び出しています。

さらにさらにアニ死亡展開からキレたアルミンがエレンと対峙する展開も、別記事で予想するくらい今後のアルミンの活躍はありそうな気がします。

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実際に、アルミンが世界を救う展開が今後来るような流れではありますよね?

もしかしたらこの発言は伏線だったのでしょうか?

今も生きている伏線…

132話現在の展開から、そのようにも感じますよね!

今回は132話と84話の関係を考察し、さらにアルミンが世界を救う展開予想をしました!

84話と132話のを見比べると、まだまだ新たな発見がありそうな気もしますよ。

今後のアルミンの活躍には、さらに要注意ですね!(*^^*)

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