進撃の巨人

進撃の巨人リヴァイの「心臓を捧げよ」の意味を検証!コメント、タキさん、アースが考察【132話】

132話でリヴァイが初めて言った「心臓を捧げよ」。

盛り上がる場面としてはフロックの襲撃、地鳴らし巨人VSハンジさんなどこの場面以外もありますが、132話で最も熱いシーンを聞かれたら、アースはこの場面を答えるでしょう。

通常は自分の胸に手を当てるところでハンジさんの胸にドン、っと手を当てつぶやいたリヴァイの「心臓を捧げよ」。

ここにはどのような意味が込められているのでしょうか?

というか、どういう想いからこのような行動に出たのか?

ここでかなり難しいと思われますが、リヴァイの「心臓を捧げよ」の意味を考察してみましょう!

正解は無いような考察ですが、どうしても気になるので…

リヴァイの「心臓を捧げよ」の考察に進撃してみます!\(^o^)/

◆132話!リヴァイの「心臓を捧げよ」にはどのような意味が込められているのか?

リヴァイのトリガー「ググッ」記事を書きながらも頭を占めていた「リヴァイの心臓を捧げよ」の意味。

そこからもずっと頭の隅に残っており、ずっと考えていました。

そのキッカケとなったアナベルさんからのコメントを見てみましょう!

アナベルさんの「心臓を捧げよ!」を考察!

リヴァイからの最後の言葉、「心臓を捧げよ」は色々と深読みしてしまいます。そもそも、「心臓を捧げる」対象は何だろうと考えると、調査兵団が世界を知る前は元より、今ハンジさんが命をかけて守ろうとしているのは「人類」そのものです。ただし今回の話で、イェレナにもフロックにも、ハンジさんの信念による行動は島を救える最善手になり得ないと指摘されています。それを理解した上でも諦めずに、自分の信じる正義に殉じようとしているハンジさんへの「心臓を捧げよ」は、すなわちハンジさんの正義に共感し肯定している、とのリヴァイからのメッセージに思えました。
また、通常「心臓を捧げよ」は自分の心臓を指して言いますが、リヴァイが指したのはハンジさんの心臓でした。ここから、リヴァイは自身と同様に思っているハンジさんを、人類のために捧げるくらいの覚悟を表明したかのように感じます。直前の3コマのリヴァイの表情も相まって、そう感じさせられました。
これまでも、リヴァイの言葉足らずな時もその意図を理解してきたハンジさんですから、きっとこの最期の時も同様に理解して、殉じて行ったのではないでしょうか。

この考察、かなり良いですよね。

的を得ていますし、何より熱いです!

ハンジの行動は、自分の正義に従っているだけであり島の大半の人からは否定されています。

一般市民からもそうですし、何よりイェーガー派の数からもそう察せられます。

今回、その意見にハンジが打ちのめされている描写が2回登場しています。

イェレナに「認めるよ。自分の無力さを」と言う場面と「フロックは正しい」発言場面です。

ジークのように「安楽死計画」やエレンのように「地鳴らし」という、具体案を示していないハンジさん。

彼女を動かしているのは「虐殺は絶対ダメ」という信念だけであり、「諦められない」という自身の気持ちだけです。

その意見に100%賛同してハンジに付いてきている人がストッパーズにでさえ、どれだけいるでしょう。

ハンジに「あなたは正しいし間違っていない」と誰かが同意しているシーンは、ありません。

おそらく言っていたとしても、オニャンコポンくらいじゃないかな、と感じます。

マルコが見えたシーンで「まだ調査兵団です」と言ったジャンも、100%ハンジに賛成という感じでもないです。

そのため、ハンジは孤独だったでしょう。

そんなハンジに向けられたリヴァイの「心臓を捧げよ」という言葉に、「お前の正義は間違っていない。俺もそう感じてるしそうする」というメッセージが込められている、という考察は泣けますよね!

そのメッセージをハンジさんが感じ、照れ隠しのように「君が言ってんの初めて聞いた」と返すハンジさん…

もう、これ本当に泣けますよ!(号泣)

アナベルさんの考察はたまんないですし、むちゃ賛同です!\(^o^)/



イメージしてみました!

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”自分の身勝手な信念に殉じようとしている私を止めようとしているのは分かる…”

”でも諦められないんだ。”

”お願いだから止めないでくれ。”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”行かせたくない。”

”だがコイツの考えは分かる。”

”俺も同じ考えだ…止められる訳がない…”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”お前は間違っていない。”

”行け。”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”リヴァイも同じ考えなのか…”

”これ以上の励ましはない!”

こんなイメージでしょうか。

書いていても泣けてきますよ!(泣)

自分の信条が正しいのか揺れているハンジに「間違っていない」「俺も同じだ」と背中を押すリヴァイ。

それを察して自分の行動に自信を持ち、最後まで自分の道を突き進んだハンジ。

むちゃ熱い読み方ですよ!

アナベルさん!

いつもありがとうございます!

次にタキさんの考察を見て行きましょう!

YouTuberタキさんの「心臓を捧げよ」を考察!

この場面については、YouTuberタキさんも考察されています。

最初の10分くらいの間に「心臓を捧げよ」について考察されていますので、ぜひ見てみてください!

タキさんはハンジさんの「このまま行かせてくれ」という言葉に着目します。

「行ってくる」ではなく「行かせてくれ」という言い方に「止められたら行けなくなる」というハンジの気持ちが表れているのでは、と考察されています。

そんなハンジさんの気持ちを察して、ハンジの気持ちを肯定し背中を押すための言葉がリヴァイの「心臓を捧げよ」なのではないかと。

自分の「死んで欲しくない」相手の「死にたくない」という気持ちを察しながらも、ハンジの気持ちを尊重し背中を押す意味がリヴァイの「心臓を捧げよ」には込められているのではないか、という考察…

これはまさにタキさん自身も動画で取り上げられていましたが、80話でエルヴィンに向けて言った言葉を連想させられますよね!

「夢を諦めて死んでくれ」という言葉は、今思えばこの時のハンジに向けての「心臓を捧げよ」と同じ意味が込められたセリフだったのでは、と察せられます。

タキさんのこの考察からは、以下のような心情がイメージできました。

この解釈についてはタキさんにも確認していただいております。

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”このまま行けば死ぬのは分かっている。”

”死にたくないし怖い。でも、ここでリヴァイに止められたら行けなくなる。”

”行かせてくれ…リヴァイ”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”行かせたくない”

”だいたいこいつが行く必要が、本当にあるのか…”

”それにこいつは揺れている…だけど行きたいんだろう。それがハンジだ。だったら…”

”ハンジの選択を尊重しよう”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”お前は間違ってない”

”行け”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”今私が一番欲しい言葉を…”

”よし!”

タキさんの「心臓を捧げよ!」、最高ですよね!

特に冒頭の揺れているハンジさんを察しながら、背中を押すリヴァイという解釈。

この読み方からはリヴァイがいかにツライ役目を担っているかが分かりますし、幹部組の絆、信頼関係が察せられる場面にも読めますよ!

タキさん!

いつもありがとうございます!

タキさんの読み、方大好きです!(*^^*)

では最後に、管理人アースの読み方を紹介します!

◆アースが「心臓を捧げよ」を考察!

アースはアナベルさんの読み方もタキさんの読み方も大好きです。

それぞれから進撃が生きているな、と感じられますよ。

揺れているハンジ、止めたいけれど止められない兵長。

リヴァイの気持ちを察するハンジ、という解釈はアースもほぼ同じです。

こんなイメージを持っています!

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”私をクソメガネと呼ぶ君とは、私が一番仲が良かったと思っている”

”でも…すまないリヴァイ。最後を君一人に任せる事になってしまうよ”

”エルヴィンや私達の仲間にも来た順番が、私にも来たんだ”

”分かっているけれど、それでも怖い…できる事なら逃げ出して二人で暮らしたい…”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”こいつもエルヴィンと同じように自分の夢や信条に命をかけて、俺から飛び立っていくのか…”

”エルヴィンやこれまでの仲間がそうだったように”

”止めたい。だがここで心臓を捧げるのが俺たち調査兵団だ”

”それに俺には聞こえる…”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”死んだ…仲間達の声が…”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”リヴァイ…みんな。”

”ああ、これでこれから会うみんなに誇れる自分のままでいられる”

「進撃の巨人」第132話「自由の翼」より

”ありがとう、リヴァイ!”

”向こうに行ったら「リヴァイが心臓を捧げよって言ったよ」ってみんなに伝えるよ。”



こんな気持だったのかなとイメージしますよ!

タキさんやアナベルさんと比べると、もう少しプライベートな気持ちが入っていたのではと妄想しています。

やはり「クソメガネ」と呼びかけているところや、最後のハンジがリヴァイではなく「君」と読んでいたところからそうイメージしてしまいます。

二人の気持ちを長々と妄想していますが、リヴァイやハンジがそのまま思っている、というよりもそういうイメージの気持ちで話していたのでは、という解釈です。

この場面は本当に読む側によってイメージすらガラリと変わるのでは、と感じる場面ですよね。

これまでのリヴァイとハンジをどういうイメージで捉えてきたか、二人の関係をどのように読んできたかによって変わってくると思います。

特に最近「二人で暮らそうか」とハンジが発言しているだけに、「二人だけの隠語」を読む読者もいるのではと察せられます。

それも間違っている訳ではないですし、そんな進撃な二人もいるとアースは考えています。

二次創作も公で認めている諫山先生なので、読者が捉えている様々なリヴァイとハンジの存在も認めてくれるのでは、と。

アースの二人の会話は、このようにイメージしました!

みなさんは「心臓を捧げよ」の場面を、どう読みましたか?

アニメで声優さん達がどういう解釈でこの場面を演技するのか?

監督がどう演出するのかも含め、みなさんがどう読んだのかも気になる管理人アースでした!\(^o^)/

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