進撃の巨人

【進撃の巨人】アルミンが座標で少年エレンに会った意味とは?地鳴らしストップに繋がる?【131話】

「いってらっしゃい」回収への布石という見方を検証!を追加しました!

進撃の巨人131話で座標へワープし少年エレンと会ったアルミンの一コマ。

この一コマだけに、どれだけの多くの意味が隠されているでしょうか?

ちょっと、数え切れないくらいの謎が仕掛けられていますよね!

なぜここでアルミンが座標に来れたのか?

エレンが望んだから?

アルミンが重傷だったから?

巨人化能力者であり、エレンと最も親しい関係だったから?

本当に様々な妄想が掻き立てられ範囲が広すぎでほぼ妄想ですが、考察好きとしてはここをスルーする訳にはいきません。

進撃の131話テストがあったら、絶対に出るとこですしね!(笑)

なぜアルミンは座標に行けたのか?

どういう意味を持った伏線なのか?

検証してみましょう!

◆131話考察!なぜアルミンは座標に行けたのか?

「進撃の巨人」第131話「地鳴らし」より

座標にいる少年エレンの前に、いきなり現れたアルミン。

「え!?」と感じた読者も多かったでしょう。

座標って、そんな簡単に行けるところなの?と。

もともと座標とは、フリッツ王家で始祖の巨人を継承した者が力を行使する際に来る場所でした。
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「進撃の巨人」第120話「刹那」より

120話でジークさんがそう言っていますし、始祖の巨人の力を行使するためには始祖ユミルに命令する必要があるので、そのための場所だったです。

ただ、始祖の巨人継承者以外にも座標に行けた場面が、これまでにも登場していました。

それは始祖ユミルの協力を得たエレンが、全ユミルの民に地鳴らしを告知するエレン放送を発した場面です。

「進撃の巨人」第123話「島の悪魔」より

この時、エレン放送を聞く全てのユミルの民が放送中だけですが、座標に移動していました。

これはなぜ、どうやって皆は座標に移動したのでしょうか?

間違いなくエレンが放送を聞かすために、始祖の巨人の能力を使い座標に移動させたのでしょう。

つまりエレンが始祖の能力を使えば、それが誰であろうが(アッカーマンだろうが)座標に移動させられるのでしょう。

ではここから、今回アルミンが座標に移動した理由と方法とは、どのようなものなのでしょうか?

エレンが望みエレンが始祖の巨人の力を使って移動させた、ということになりますよね!

少年となっていたエレンですが、「自分が見ている風景をアルミンに見せよう」としていました。

「進撃の巨人」第131話「地鳴らし」より

つまり「アルミンに風景を見せようと思ってアルミンを自分がいる場所に連れてきた」のだと考えられます。



◆アルミン座標到着は、どのような意味を持った伏線なのか?

ここまでの考察で、アルミンが座標に移動した理由と方法は分かりました。

では、この現象にはどのような意味があるのでしょうか?

間違いなく、後の展開のための伏線ですよね。

パッと思い付くのは、またアルミンが座標に行く展開のための伏線でしょう。

アニとのラブラブ会話が終わった後、アルミンは考えるはずです。

なぜ一瞬、自分がエレンがいる座標に行ったのか?と。

おそらく「エレンが少年の容姿だった理由」も考えるでしょう。

頭がキレ、正解を導き出すアルミンは「エレンが望んだから座標に行けたのだ」という答えに行き着くはずです。

そして望んだ理由が「少年エレンが自分に地鳴らしの景色を見せようとしていたから」とも、気付いているはずです。

アルミンはここからエレンに自分たちを座標に連れて行ってもらう方法を見出し、さらにはエレンを止める方法を考え出すのではないでしょうか?
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「進撃の巨人」第32話「慈悲」より

管理人アースは「エレンとストッパーズの舞台は、座標になるのでは」と予想しますよ!

今回の考察では、以下のように予想ができました!

  • アルミンが座標に移動したのはエレンが望み始祖の能力を使ったから
  • 移動したアルミンは「皆で移動する方法と地鳴らしを止める作戦」を見出す展開となる

さてさて、アルミンがどのような作戦を考え出し、どのような展開が生まれるのか?

予想通り、ストッパーズ全員を座標に連れていく展開となるのか?

むちゃ楽しみですよ!\(^o^)/

アース
アース
でもイェレナとオニャンコポンはいけなくてガックリ、みたいな(・_・;)

◆「いってらっしゃい」回収への布石という見方を検証!

アルミン座標到着について、@あきすてのさんからコメントをいただいています。

エレンがアルミンを呼び寄せたのは事実だと思います。ただ、少年時代のエレンが青年期のアルミンと対面しているという、明らかに時間的矛盾が生じる現象が起こっているのが重要だと考えます。

単純にそれは、「相手を座標へ呼び込む」という始祖の力と「過去や未来に(多少の制限はあるが)干渉できる」といった進撃の力の二つを保有するエレンだからこそできた芸当だ、と説明できると思いますが、肝心なのはそれが何の布石になるかという点です。

個人的に、このシーンは第1話冒頭における「いってらっしゃい」と伏線の回収への布石ではないかと思いました。

既に議論が尽くされているように、あのシーンでは髪を短くした「未来のミカサ」が、まだ巨人化能力を継承していなかった頃の「過去のエレン」に語り掛けるという構図になっています。

そして第131話においても、地下室の鍵を首に掛けていない、つまり巨人化能力を継承していない頃の「過去のエレン」と「未来のアルミン」の対面という酷似した構造になっています。

これまでは、巨人の力を持っていない、無力な一般人に過ぎないエレンにどうして「未来のミカサ」の映像を見ることができたのかと議論を呼び、そしてその過程でループ説が囁かれるようになっていました。しかし、第131話でのこの展開を切っ掛けに、「(理由は不明だが)進撃の力を持たないエレンでも未来の人物とコンタクトを取ることが可能である」という情報が提示されたと見ることもできます。穿った見方をすれば、これによって遠回しにループ説を否定していると考えることもできると思います。

このシーンが直接的に「いってらっしゃい」シーンの謎を解き明かすわけではないでしょうが、少なくともそれを意識した展開であると感じました。

物語も佳境へと差し掛かった中、初期に張られていながらこれまで放置されていた「いってらっしゃい」伏線の回収へと、諌山先生が動き出しているのではないでしょうか。やや飛躍のある推測ですが、今回のシーンはまさにその布石ではないかと思いました。

管理人アースはループ信者なので、基本ループ説を否定する考察にはどうしても触手が伸びないですし距離を取ってしまいます。

しかしそんなアースでさえ、このあきすてのさんの考察にはグサ!っと来ました。

こんな見方があったのか!と。

アルミン座標到着は「これからの舞台が座標に移動するという伏線」という見方は、変わりません。

かなり可能性の高い予想だと感じています。

しかしWミーニング伏線を仕掛ける事が得意な諫山先生です。

まだそこから先の展開の為の伏線として、アルミン座標到着を描写したのかもしれません。

座標が舞台なら「いってらっしゃいエレン」を、そのまま実現できますよね!

そしてそのまま座標から1話の「髪伸びてないか」シーンに切り替わる…

そんなイメージが持てる場面としても、アルミンと少年エレン邂逅シーンは見る事ができますね。

あきすてのさん!

素晴らしい考察をありがとうございます!

あきすてのさんのコメント、何度読み返しても素晴らしい考察だと感じます。

斬新!って感じで、ちょっと管理人アースには思いつけない予想ですよ。

同時に、スゴく好きな考察です(*^^*)

たしかにあきすてのさんの仰る通り、これでループ展開が必要なくなりました。

ループが無くても、「いってらっしゃい」が回収される設定が整った事になります。

巨人を継承していない、地下室の鍵すら貰っていない少年エレンに未来のミカサが直接コンタクトできる、というのがキモですよね!

ループ信者な管理人アースですが、「いってらっしゃいエレン」がキチンと回収される方向性を見れた事自体に喜びを感じています。

最後の最後に1話の伏線「いってらっしゃい」が回収されるのであれば、別にループでなくても満足です。

むしろ、この伏線をループ展開以外で回収される展開を持ってこようとしている諫山先生に、本当に驚きますよ!

ループ以外で回収できるんだな、と!

ぜひ、ここは要チェックですね!

座標でミカサが少年エレンに「いってらっしゃい」するのか?

これからの座標展開は、要注目ですよ!\(^o^)/

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