アニが女型の巨人として登場する前日の物語アニ外伝「Wall Sina,Goodbye」の第3話が発表されました!
今回はアニの、あの指輪が活躍します!
それではあらすじを見て行きましょう!
◆「LOST GIRLS」第3話「ウォルド&ルー」の あらすじ!
話題の「進撃」スピンオフ第3話。アニのあの日の物語。
アニの決心
アニ
“マズイ…!!!”
“今開けられてはー…!!!”
ギィィィ‥
隣人の男に扉を開けられそうになります。
しかし内側からバァン!とアニが扉を閉め、鍵をかけます。
隣人の男
「うお!?あ!?オイッ!!何カギ閉めてんだ!!今すぐ開けろ!!」
「カオ出せってんだよ!!聞いてんのかっ!!」
男はドンドンと扉を叩き扉を開けようとしますが鍵がかけられた扉は開けられません。
ドンドンと叩かれる扉の内側でアニは男が諦めるのを待ちます。
“最悪始末しなくては…”
アニが物騒な最悪のパターンを考えていると隣人の男は「次 見かけたらぶっ殺すからな!!クソッたれ!!」と捨て台詞を吐きながら立ち去ります。
アニ
「はぁ……」
危機が去り、アニは一息つきます。
そして、ベッド下の引き出しから男の死体を運び出し、男の荷物から身分証明書を見つけ確認します。
アニ
“やはり この男が…”
アニは死体の男が探しているカーリーの恋人ウェイン・アイズナーである事を確認してから、先ほどの隣人の男が「さっき言ったばかりだろうが!!静かにしろってよ」という言葉を思い出します。
アニ
“おそらく その時に殺されたのか…”
“さて どうする?”
“放置すれば 時期に腐臭とともに維持虫がダンスを踊り始める”
“隣人は今度こそ黙っていないだろう”
“遺体が発見されれば私にたどりついてしまう”
“事情聴取され どれほど拘束されるかわからない”
“上官に報告しても同様だ 明日病欠するなんて不可能になる”
アニは明日のエレン奪取の任務に付けなくなる可能性を考え、それはマズイと思います。
アニ
“すべて放棄して明日の任務に行く?…いや”
“もし任務に失敗すれば憲兵団に戻って来なくてはならない”
“当然 今日のことで責めを負う 運が悪ければ憲兵団をクビになるかもしれない”
アニはうなだれ「はぁ…」とため息をつきます。
アニ
“カーリーを見つける ココに来る前に見つけたことにすれば私はココに来る理由がなくなる”
アニはカーリーを見つける事により、このピンチを脱出することに決めます!
アニ
“すべて片付いた後 匿名でウェインの死を通報すればいい”
“この道しかない”
アニは扉の鍵をかけ、ウェインの遺体のある部屋から出ます。
待たせてある馬車の場所へ戻るために移動します。
危険な馬車でのウォルドとルー
アニは馬車を待たせている場所まで移動しながら考えます。
アニ
“カーリーがあの部屋にいたとして何者かがウェインを殺害しカーリーを連れ去ったのか?”
“いや…だとしたら なぜドアの鍵をかけなかった…あの隣人を警戒したハズだ”
“目的はカーリーではなくコデロイン?違う ウェインを隠した時 箱に気づくだろう”
アニは憲兵団の上官からコデロインについて教えてもらった記憶を思い出します。
上官
「コデロインは違法薬物で二年ほど前から王都に出回りだした 高価で質が良く中毒性が高い」
「少し前にストヘス区にも流れ込んで来た」
「大量に押収できたら特別手当が出るらしいぞ~」
上官の言葉を思い出しアニは考えます。
アニ
“カーリーとウェインが売人だったとしてどうやってあの量を仕入れたんだ?”
“―まずはストラットマンに洗いざらい話をさせる そこから娘の居場所を探るしかない”
アニは待たせてある馬車に到着し、「ストラットマン家までお願い」と告げます。
アニ
“だいぶ時間が過ぎてたからとっくに帰ったと思ったよ”
馬車の運転手は「一時間待って来なかったら帰るからな」と言っていたのでアニは心配していたようでした。
アニ
「!」
そこでアニは馬車の運転手が来た時と違うことに気付きます。
とアニが言った瞬間に後ろからバッと両手が襲い、アニを拘束します。
アニ
「くっ…!」
ウォルド
「待て待て動くな動くな アンタをココで殺す予定はない」
「あまり下品な真似をさせないでくれよ」
赤い瞳の…義眼…!!
アニは酒場ピット・リドーズで聞いた赤い義眼の男を思い出します。
そしてアニは拘束されたまま馬車に乗せられます。
ルー
「ヒヒッ 見ろよウォルド コイツ指輪持ってやがった!」
「高く売れんじゃねぇか?オイッ」
ルーはアニの指輪を手に取り上機嫌です。
ウォルド
「いいからちゃんと見張ってろルー」
ルー
「わーってるよ うるせぇな!」
アニは馬車の運転手がどうなったのかを訊きます。
ウォルド
「銅貨を渡したら喜んで馬車を貸してくれたよ」
アニの手帳を見ながらウォルドが答えます。
ルー
「まだ金目のモノ持ってねぇだろうな 今のうちに出しとけよ!」
アニ
「あんた さっき酒場にいたね」
ルー
「は?」
アニ
「ピット・リドーズだよ カウンターで飲んでた」
ルー
「知らねぇな」
アニ
「そう そのマヌケ面だ 間違いない」
アニが強気で質問したためルーはキレます。
ルー
「立場をわきまえろよネェちゃん…」
ウォルド
「やめろルー 下品な真似はするなと言ってるだろう」
ウォルドの言葉にクソッと小さくつぶやきルーは引きます。
ウォルド
「…しかしアンタ…随分と仕事熱心なようだな」
ウォルドはメガネを外し、アニのメモが書かれた手帳を見せながらアニに言います。
アニ
「…どうも」
「ところで私達は どこへ向かってるんだろう?」
ウォルド
「工業区だ」
「工業区にはでかい廃液槽があってね」
「そこには遠い昔から様々なモノが沈んできた」
ルー
「沈んだもんはみ~んなドロドロに溶けちまうんだ」
アニ
「あんたの脳も沈んだの?」
「テメェ!!!」とルーは怒りウォルドは「ククク…」と笑っています。
アニ
「…私はアンタたちを怒らせた訳だ」
ウォルド
「怒っちゃいないさ ただ あんたが我々の邪魔をしているってだけでね」
アニ
「カーリーを探すことで?私を沈めても他の人間が探すと思うけど」
アニの言葉を聞いたウォルドはタバコに火をつけながら答えます。
ウォルド
「嘘はいけないな ストラットマンに聞いたよ」
「アンタは一人で動いてるってね」
アニ
「…ストラットマンと会った時はね 今は上官に報告した上で動いている」
「定時連絡がなければ憲兵団が動く」
アニの言葉を聞いたウォルドは「ふ~っ」と煙を吐きながら言います。
ウォルド
「…あれだけ長居したんだ 見つけたんだろ? ウェイン君の死体を」
「それなのに行き先は憲兵団支部ではなかった…報告できない理由でもあるのかな?」
ルー
「ヒヒヒッ 嘘はいけねぇなぁ」
酒を飲みながらルーが言い、ウォルドが窘めます。
ウォルド
「ルー…酒をしまえ 仕事中だぞ」
窘められたルーは「チィッ」と言いながら酒をしまいます。
ウォルド
「名誉のために言っておくが ウェイン君を殺したのは我々ではない」
アニ
「…じゃあ 誰がウェイン君を殺したんだろう」
ウォルド
「彼はかなり無茶をやっていたからね 色んな人間からあぁされても仕方のない立場にあった」
そのようなやり取りをしている間に、馬車はだいぶ進んだようでアニは「そろそろいいか…」と思います。
アニ
「それで カーリーは見つけたの?」
ウォルド
「アンタが知る必要はない」
アニ
「見つけたんだね」
アニをジッと睨みつけるウォルド
アニ
「なぜカーリーを探してたの?」
ウォルド
「知る必要はない」
アニ
「ストラットマンとは どういう関係?」
「アンタ達の仕事って何?」
「コデロインに関係してる?」
ルーは「オイ!黙らねぇか!!」と怒鳴りウォルドの表情に怒りが見えます。
アニ
「…わかった じゃあ廃液槽で泳ぐ前に一つお願いがあるんだけど」
「アンタの品の良いお仲間が取った指輪は故郷を出る時に父親からもらったものでね」
「返してもらえるかな せめてそれがあれば安らかに沈んでいける」
アニの神妙な表情でのお願いを聞きウォルドは「…」と黙ります。
ルー
「そいうぁ聞けねぇなぁ」
ウォルド
「お前は黙ってろ」
「…ルー 渡せ」
ルー
「そりゃあないぜ!ウォルド!!」
ルーは悔しそうにアニに指輪を返そうとします。
ウォルド
「違う」
ルー
「あ?」
ウォルド
「俺にだ」
ウォルドはルーから指輪を受け取り、それを調べます。
パチンと指輪から針が飛び出ることを確認します。
ルー
「おぉっ!?何だそりゃ!?刃物か!?」
ウォルド
「ククク…まさかこんなもので俺達を倒そうと?」
「イヤ違うな アンタはそこまでマヌケに見えない」
アニ
「…試してみれば?」
そうアニが言うとウォルドはガッっと拘束されたアニの両腕をつかみ「そうさせてもらおう」と言いながら指輪の針を刺そうとします。
アニ
「その前にカーリーの居場所を教えて アンタ達が死んじゃったら聞けなくなっちゃうでしょ?」
ルー
「ヒヒッ このネェちゃんイカれちまったぞウォルド!」
ウォルド
「…私がそんなマヌケに見えるかね?」
ウォルドは言いながら指輪の針をプッとアニの手に刺します。
アニはそれを見ながら「あぁ…」と言いシュビっと針を刺された手を払い、手に傷ができ血が滴り落ちます。
手から血を溢れ出しながらアニが
「マヌケだね」
といった瞬間に発光し左手が巨人化します!!
いつも邪魔が入るウォルド
馬車の馬は逃げ、傷を負ったウォルドとルーだけが取り残されました。
ウォルドはゴホゴホっと咳き込みながらアニに訊きます。
ウォルド
「…な 何しやがった…アンタ…そいつぁまるで…」
「…まったく 訳のわからんアンタのせいで何もかも台無しだ…」
言いながらウォルドはアニの後ろに何かを見つけたようです。
アニは何か分からず「?」という感じで後ろを振り向こうとした瞬間にパアン!と背後から撃たれます!
ルーに背後から胸を撃たれ、出血しながらアニは倒れます!
ルー
「クソッたれ!!爆弾でも仕込んでたのか?」
ルーは倒れたアニを蹴り上げながら怒鳴ります。
ルー
「おっと このごきげんな指輪は返してもらうぜ ヒヒヒ」
ウォルド
「ルー…足をやられた 肩をー…」
肩を貸してもらおうと頼むウォルドにルーは銃口を向け言います。
ルー
「そうかい それじゃあ…後は俺に任せて ゆっくりと休むといい お上品にな ヒヒヒ」
ウォルド
「…ルー…お前が ウェイン君を殺したのか」
ルー
「知らねぇな」
言いながらルーは銃の撃鉄をカチリと上げます。
ウォルド
「…まったく 何でお前みたいな下品なやつを拾っちまったんー」
ルーは話している途中のウォルドに向けバアンと撃ちます。
ルー
「アンタは年だウォルド サッサと引退しな」
「おい、ルー!?何のマネだ!!よせ」というウォルドに向けルーは再度バアンと銃を撃ち込みます!
撃たれたウォルドは脇腹を抑えながら「ハァハァ…ゲボッ」と苦しそうに座り込んでいますが、息はあるようです。
そのウォルドに撃たれて倒れていたアニが普通に近付き「カーリーはどこ?」と訊きます。
ウォルド
「…ッ アンタ…」
ウォルドは何か言いかけて止め、目を瞑り答え始めます。
「私の…事務所だ ヴァン…ゲルダー通りの…一九七の‥二階…」
ゲホッゲホッと苦しそうに咳き込みながらウォルドは苦しそうです。
アニ
「アンタ達は何者?」
ウォルド
「…ただの便利屋だよ…数日前ストラットマンに依頼された…」
ウォルド
「俺達はカーリーを探しすぐにウェインに辿り着いた 彼はカーリーの居場所も秘密も知っていた」
「そこで“どちらも教えるから仕事を手伝ってくれ”と持ちかけられた」
アニ
「仕事?」
ウォルド
「カーリーの秘密をダシにストラットマンを強請り更に身代金もいただく…そういう話だった」
「お…俺達は話に乗り…娘を閉じ込め…ストラットマンを強請った…」
「ふ…二日後に…娘と金を…交換するはずだったんだ…」
アニはウォルドの話を聞き、ストラットマンの「民間業者など金をふんだくることばかりに頭を使う詐欺師ばかりだ」という言葉を思い出します。
アニ
“そういうことか…”
ウォルド
「アンタこそ…何者なん‥だ?さっきのアレは…」
アニ
「…アンタ自分で 巨人って言ったじゃない」
呆気に取られたウォルドは思わず笑いながら答えます。
ウォルド
「クッハハハハッ…ゲホゲホ あ…あんた…ギャグセンスがないなぁ…ハハッ…」
もちろんアニは真面目に答えたのでしょうが、これが壁内の人の普通の反応なのでしょう。
ウォルド
「フッ…あと少しだった…あと ほんの少し…手を伸ばせば…この街と…おさらばできる…ハズだった…」
「しかし…いつもそうだ…」
このままウォルドは意識が失くなったような表情になります。
死亡したのでしょう。
最後の言葉はこれからのアニを暗示しているようなセリフでしたね。
アニの表情は分かりかねますが、ウォルドの言葉に何かを感じたような眼でした。
アニの典型的な一日
場面は変わりウォルドの事務所でしょうか?
ルーがかなりハイテンションで人を集め、大盤振る舞いしています。
ルー
「ヒャヒャッハハ ウォルドのうるせぇ上品野郎はもういねぇ!!!」
「金もすぐに たんまり入る!!酒も女も薬だってヤリ放題だぜ!!馬鹿野郎ども!!!」
グビグビ酒を飲みながらルーは机の上で叫んでいます。
それを聞いた仲間たちも盛り上がっています!
ルーの仲間たち
「最高だぜルー!!」
「いいぞっ!!」
「酒が足りねーぞ!誰か買って来い!!」
「ついでに女もな ははっ」
そこでコンコンとドアにノックがあり「頼まれた酒をお持ちしました」と声がかかります。
ルーの仲間
「お?もう頼んでたのか ちょうど良かったぜ」
ドアをノックして配達人の振りをしていたアニが入ってきます。
アニ
「こういう一日がある」
「ほんの些細なことから 大きな面倒事に巻き込まれるという一日だ」
ルーはアニの顔を見て酔っ払いながらもビックリしています。
ルー
「おまっ…何で!?」
ルーにしてみれば殺したはずですから、とんでもない展開でしょう!(笑)
アニ
「今日は その典型的な一日…」
「額に入れて飾ってもいいくらい」
あと少し手を伸ばせばー。
カーリーの影はもう目前。
来月号につづく
◆「LOSTGIRLS」第3話の感想!
アニ外伝「LOSTGIRLS」も第3話となり、とうとうアニの巨人化のシーンが登場しましたね!
小説版を読んでいる管理人アースとしては、コミカライズに当たって、このシーンが一番楽しみにしていました!!!
やはり2ページ使っての力の入った画となっていましたね!
大満足です!(笑)
今回もアニはカッコ良かったですが、個人的にウォルドが良かったですね~。
タイプは違いますが、本編のケニー・アッカーマンのように、人殺しの悪いやつなんですが、魅力的なんですよね~(*^^*)
本編「進撃の巨人」と同じで、魅力的なおっさんが登場する作品となっていますね!(笑)
残りの物語を考えると来月号か再来月号くらいで最終回でしょうか?
最後まで楽しみたいです!
→ 【進撃の巨人LOSTGIRLSネタバレ4話(アニ外伝)の考察まとめ!】
→ 【進撃の巨人LOSTGIRLSネタバレ2話(アニ外伝)の考察まとめ!】
→ 【進撃の巨人LOSTGIRLSネタバレ1話(アニ外伝)の考察まとめ!】
→ 【アニの再登場は単行本の何巻になるか検証!19巻20巻の真相!】
→ 【進撃!巨人中学校からアニのネタバレ考察!】
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もしアニメ化したらどんな神シーンが生まれるか、そう考えたくなるような素晴らしい回でした。
確かに進撃の巨人ではアクの強いおっさん達が登場しますねw
ウォルドが死んだのはちょっと残念でした(役目がおわったからか)。
さて、本家でアニが再登場するのがほぼ確実視されていますが、アニを覆っている水晶を破壊するにはどのような方法があると思いますか?
1. ライベルがアニを水晶か
解放する。
2. 獣の巨人が解放する。
3. 誰かをアニ解放の為に
利用させる。
4. アニ自身が水晶の中で
目覚め自分から出てく
る。
現段階では1が有力ですが、
個人的には3を望んでいます。
エレンかアルミンもしくはミカサが利用されるとしたら大いに物語が盛り上がるでしょう。
007Wさん!
コメントありがとうございます!
>アニを覆っている水晶を破壊するにはどのような方法があると思いますか?
面白い考察ですね!
この作者なら3もありそうです(笑)
もしかしたらエレンの叫びの力か座標の力で「ビリ!」とアニにさせて目覚めさせる展開が良いと思っています!
そしてビキビキっと水晶が割れ…
楽しみですね!(笑)
またコメントよろしくです!
管理人アース