進撃の巨人

進撃の巨人ネタバレ54話の考察!「反撃の場所」の伏線ポイントまとめ!

地味な展開の王政編ですが、52話、53話には大きな伏線がいくつか仕掛けされていました!

この第54話はどのような伏線があるのでしょうか?

検証してみましょう!!

◆第54話「反撃の場所」の見どころ!

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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

ヒストリアが見ている夢の場面から始まります。

幼い頃のヒストリアがフリーダに絵本を読んでもらっています。

文字が読めるようになったのはフリーダのおかげとヒストリアは言っていることから、フリーダがしばしばヒストリアに会いに来ているようです。

ヒストリアを抱きしめるフリーダの表情を見ると、かなりヒストリアを溺愛しているようですね(笑)
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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

別れる際に記憶を消されているヒストリアが描かれ、現実に戻ります。
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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

場面はエレンとヒストリアの身代わりとなり、拉致されたジャンとアルミンが拘束されている建物に移ります。

ミカサとリヴァイの二人でリーブス商会を、あっという間に制圧する所はさすがアッカーマンコンビといったところでしょうか!
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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

そしてその後トロスト区を見渡せる壁の上でリヴァイとリーブス会長との「商談」のシーンとなります。

リヴァイが出した条件を「気に入ったよ」と握手を求めるリーブスと「あんたは頭がいい」と握手をするリヴァイのシーンは漢を感じる場面となっています!
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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

このシーンで第5話での荷物で逃げ道を塞いでいたリーブスのイメージは払拭できたのではないでしょうか?(笑)

最後にサネスを拷問しようとしているハンジとリヴァイ、クーデターを起こすべきだとピクシス司令に語るエルヴィンのシーンが描かれ終わります。
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第55話からの展開をいろいろ想像させる終わり方となっていますね!

◆第54話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!

第54話の伏線ポイントはこのようになっています!

  • ヒストリアの夢
  • それではそれぞれ見て行きましょう!

    ◆ポイントから見る伏線考察!

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    「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

    今回の伏線ポイントはひとつしかありませんが、このひとつはとんでもない伏線となっています!

    まずフリーダとヒストリアが読んでいた絵本についてです。
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    「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

    これは第51話でも登場した絵本で、ヒストリアがクリスタという名前をもらった女の子が登場している絵本です。

    つまりこの絵本の女の子の名前はクリスタというのでしょう。

    この女の子についてフリーダは「いつも他の人を思いやっている優しい子だからね」と說明しています。

    これはまさにクリスタ時代のヒストリアの性格と同じですね!

    クリスタ時代の性格は、この絵本のクリスタがモデルになっているのかもしれません。

    そしてこの絵本の女の子はリンゴを巨人に与えているように見えます。

    リンゴというとやはり「知恵の実」というイメージがあります。

    となると、この絵本のクリスタは巨人に知恵を与えているということになりますね。

    非常に意味深ではないでしょうか?

    ロッド・レイスはヒストリアを生き永らえさせるために、この絵本の女の子からクリスタという名前を与えました。

    その時点でロッド・レイスの子ども達は全てグリシャに殺されており、ヒストリアしか残っていませんでした。

    つまり、ロッド・レイスはヒストリアにクリスタという名前を与えている時には既に、レイス家に伝わる巨人の力をヒストリアに継がせるつもりだったはずです。

    そのレイス家の巨人の力を継がせようとしていたヒストリアにクリスタという巨人に知恵を与える女の子の名前を与えるというのは「レイス家に伝わる巨人の力」には巨人を知性巨人に出来る力があるという意味ではないでしょうか?

    もしかしたら、クリスタという名前はとんでもない伏線になっているのかもしれません!

    そしてフリーダは去り際にヒストリアのおでこに自分のおでこを当て記憶を消しています。
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    「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

    この時の「ピリ」はエレンの叫びの力が発動した50話の「ビリ!」に似ています。
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    「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

    この「ビリ!」でエレンに座標が渡ったとライナーは判断しているので、フリーダの記憶改竄の「ピリ」は座標の力なのでしょうか?
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    「進撃の巨人」第50話「叫び」より

    ただ、記憶改竄とは違いますが、第62話でロッド・レイスとヒストリアはエレンの背中に手を当てエレンにグリシャの記憶を起こさせ、ヒストリアにフリーダの記憶を思い出させています。

    その時にエレンに「ビリ」と衝撃が走っています。
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    「進撃の巨人」第62話「罪」より

    これも50話の「ビリ」と似ていますが、ロッド・レイスとヒストリアはレイス家の血を引いていますが、座標は持っていないはずです。

    つまり、62話の記憶を思い出さす力は座標とは関係ないのでしょう。

    ではフリーダのヒストリアにした記憶消去の能力と共にレイス家に伝わる力なのでしょうか?

    …これはなかなか答えが出ない伏線のようです(―_―;)

    ただ、このフリーダの「ピリ」は座標かレイス家の能力か、どちらかの伏線となっています!

    今回の伏線ポイントはひとつしかありませんでしたが、そのひとつはとんでもない伏線となっていました!

    レイス家の血筋はヒストリアしか残っていなく、回収はいつになるのかは分かりませんが…(―_―;)

    今後の展開で気を抜かずに、しっかりと回収を確認することにしましょう!

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    POSTED COMMENT

    1. 進撃のロシア より:

      いつも楽しく拝読しています。

      最近KC13巻を読み返していて気が付いたのですが、フリーダがヒストリアに読み聞かせていた絵本の挿絵は86話「あの日」に登場する「大地の悪魔」とユミル・フリッツではないでしょうか? 
      54話の絵本と86話のグリシャの回想では悪魔の描写が異なりますが、リンゴを持つ少女の姿は瓜二つです。悪魔の描写が異なるのは、前者の絵本は王家直伝であるのに対し、グリシャの回想はマーレによって(より悪い方向に)歪曲されたイメージだから・・・とは考えられないでしょうか。

    2. バヅ より:

      このサイトをみて進撃の巨人を読み返している初心者です。アースさんの意見を聞きたかったのでコメントしました!
      ウトガルド城にあったお酒とすごく似ているものが54話で王冠の奥に出てくるのはなんか意味があるのかなと思いました!
      お酒に書かれていた文字が読めなかった調査兵団、ヒストリアがライナーの手当のためになんのためらいもなくそれを全て使い切ってしまっていたこと。王政のみが読める文字などがあり、ヒストリアがそこに書かれていた文字が読めたのではないかと思いました。ナナバが飲めなかったお酒は後々何かに関係してくるから少しとりあげたのではないかと思ったのですがどう思いますか?

      • 管理人アース より:

        バジさん!

        コメントありがとうございます!

        >お酒とすごく似ているものが54話で王冠の奥に出てくるのはなんか意味があるのかなと思いました!
        これはお酒だと思います。
        隣に水割り用のコップらしき物もありますし。
        このお酒の伏線は、今となっては「呑んだくれの偽物王」という事かなと思いますね。
        「王政のみが読める文字」の存在は、無いかなと思いますよ。
        フリッツ王は偽の王ですので。

        >ナナバが飲めなかったお酒は後々何かに関係してくるから
        これは、ユミルが読めてライナーが読めなかった「ニシン」と同じ文字なのではと思われます。
        そして、ウトガルド城は城跡なのに最近まで使用されていた、とあります。
        その後に、獣の巨人の登場。
        ここから、獣の巨人の正体の男であるジーク戦士長が、仮逗留場としてウトガルド城を使用していたのではと考えられます。
        ということは「読めない文字」のニシンの缶詰や酒はジーク戦士長が持ち込んでいたと考えられますね!
        さらには、それが読めたユミル…ユミルとジーク戦士長は、同じ故郷出身なのか?とか…いろいろ考えられますね!

        またコメントください!
        よろしくです!

        管理人アース

    3. ぱとりおっと より:

      今更コメント失礼します。
      物凄くどうでもいいことなんですが…
      リヴァイが
      「オイあいつの《猿ぐつわ》を締め直せ」というセリフがアウトな気がするんですが(笑)

      失礼しました。

      • 管理人アース より:

        ぱとりおっとさん!

        コメントありがとうございます!

        >セリフがアウトな気がするんですが(笑)
        その後にアルミンに対するセリフもヤバイですね!(笑)

        管理人アース

    4. くろめ より:

      本当に連投すみませんすみません…

      もう夢中でサイト読み漁らさせて(変な日本語)いただいてます。

      やはり他の方も、絵本の挿し絵の巨人はユミルに似てると感じておられるんですね!

      少女が手にするリンゴも興味深いです。

      そして私がさらに思うのが、この少女、子供時代のユミルと似ている、という事なんです。

      ユミル、子供時代、で画像検索すると、アニメスタッフが描いたユミルの子供時代の絵が出てきます。

      に、似てませんか?絵本の少女と…。

      アニメスタッフは、アニメ化にあたり、進撃の巨人のほとんどのストーリーを知らされたと聞いていますし、作者から何のラフも設定もなく、ただユミルの子供時代の絵が描かれたとも思えないのです。

      それにフリーダの「この子はいつも人を思いやっている優しい子だから」というセリフが、前世?ではたくさんの人の幸せの為に死んだユミル、そして現世?でも悪人に成りきれず、自分の命を投げ出したユミルを想起させるのです。

      もしそうなら、ユミルの本名はクリスタレンズになりますが…。

      うーん、妄想全開ですみません!

      • 管理人アース より:

        くろめさん!

        コメントありがとうございます!

        >もしそうなら、ユミルの本名はクリスタレンズになりますが…。
        ユミルの本名ですか~。
        面白いですね!
        ただ、ユミルはユミルと名乗っている事にプライドを持っている感じでしたが…
        もしそうなら、あの絵本は「ユミルの物語」という事になりますね!

        またコメントください!
        よろしくです!

        管理人アース

    5. Peanut2 より:

       この回は後々読み返してみて、うーむと頭を抱え込みたくなるような展開でしたね。フリーダがクリスタに加えたのは「記憶の改竄」ではなくて「記憶の消去」ですよね。
       だいぶ話が進んで、ウーリが初対面のケニーに対して行おうとしたのは「ウーリたちの真の姿・その情報を漏洩した議会関係者は誰か、それをはかせる」というものでした。これは強制的な「記憶の再生」ですよね。結果としてアッカーマン家に属するケニーには、記憶操作の術が通用しなかったわけですが。
       「記憶の改竄」「記憶の消去」「記憶の再生」これ全部、カテゴリーが異なります。「他者の記憶を操作できる! はい、おしまい」でいいのかどうか、悩ましいですね。
       もっというならば人間の心理機能は他にも「思考」や「感情」などがあり、これらすべても操作可能なものとして設定されているのでしょうか。「初代王による洗脳」なんてことばを聞くと、「記憶」のみならず精神活動全般が操作されうるものとして描かれているようにも見受けられますから。

      • 管理人アース より:

        Peanut2さん!

        コメントありがとうございます!

        アルミン女性説のコメントから一転、非常に深い考察をありがとうございます!(笑)

        >「他者の記憶を操作できる! はい、おしまい」でいいのかどうか、悩ましいですね。
        そうですよね~。
        >「初代王による洗脳」なんてことばを聞くと、「記憶」のみならず精神活動全般が操作されうるものとして描かれているようにも見受けられますから。
        先ほどの「記憶改竄」と「初代王の洗脳」も同じ能力として考えて良いのか分からないですね。
        初期の頃にグリシャがエレンに自分を捕食させたのは「自分では初代王の洗脳に勝てそうにない。しかし反抗期の塊のようなエレンなら…」と判断して
        グリシャはエレンに自分を捕食させたのだと考えていました。
        もし、グリシャやエレンのように能力を引き継ぐ者だけでなく他者に及ぼす記憶改竄の力もそれくらい強いのならば
        「思考」「感情」もコントロール出来る設定かもしれませんね。
        これらも獣の巨人から明らかになるのでしょうか…
        明かされ方も気になりますね(^^)

        またコメントくださいです!

        管理人アース

    6. 兵長の寝室掃除係 より:

      絵本の中の巨人の姿、目のあたりがユミル巨人に似ていますね。

      ふと、レイス家による人類の記憶改竄はどのタイミングで行われてきたのかなと思いました。
      人類が壁の中に逃げ延び、初代王が偽物の王様を仕立て上げたその時(107年の間に1回)だけでしょうか?
      でもその後、立体起動装置は作られ、調査兵団は壁の外に行き、巨人の秘密に迫ろうとしている。
      特にエルヴィンが団長となってからは、レイス家としては更に危機を感じていたに違いありません。
      いつか自分達の存在に気付くでしょうから。
      その間はウーリが座標保持者であったはずですが
      そこでエルヴィン達の記憶を改竄しなかったのは何故なのでしょうか…?
      初代王の記憶に支配され、平和な世界を望んでいたなら反乱分子は記憶改竄で排除すべきだったと思うのですが…。
      記憶改竄は、壁の中の人類全員に及ぶ範囲なのか、そうでないのかもわかりませんね…。
      アッカーマン一族だけは例外ということしかわからない…。

      連載第1回目でエレンの「長い夢を見ていた気がする」という発言はループ説の元でもありますが、その時点で何らかの記憶改竄が行われたということはないですかね…。
      あの時のエレンは、この回のヒストリアの目覚め方と似ている気がしました。

      • 管理人アース より:

        兵長の寝室掃除係さん!

        コメントありがとうございます!

        記憶改竄を受けないのはアッカーマン一族と東洋の一族、さらに少数血族のいくつかがあるはずです。
        その少数血族のいくつかは貴族や王家の側近となっているはずですよ。

        >記憶改竄は、壁の中の人類全員に及ぶ範囲なのか、そうでないのかもわかりませんね…。
        初代王の力は壁内人類全ての範囲に及んだはずですよ。
        ただ、少数派の血族はその影響を受けないので改竄出来なかったでしょうが…65話より
        ただ、フリーダは経験が足りなく、初代王の力を完全には発揮できなかったようですから
        記憶改竄がどこまで出来たのかは分からないですね。
        ヒストリアの記憶は消していましたが…

        >連載第1回目でエレンの「長い夢を見ていた気がする」という発言はループ説の元でもありますが、その時点で何らかの記憶改竄が行われたということはないですかね…。
        これはどうでしょうか?
        ミカサが一緒にいたので、そのようなことは出来なかったと思いますが…
        「いってらっしゃいエレン」の描写もあるので、これはループの線が強いでしょう!

        >絵本の中の巨人の姿、目のあたりがユミル巨人に似ていますね。
        そうですよね!
        この巨人がユミルの可能性がありますよね!
        ユミル再登場の伏線とも取れますよね!

        またコメントよろしくです!

        管理人アース

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