ヒストリア・レイス

進撃の巨人ネタバレ41話考察!「ヒストリア」の伏線ポイントまとめ!

ユミルが巨人化し、ウトガルド城攻防戦も終盤となった41話にも伏線があるのでしょうか?

検証してみましょう!

◆第41話「ヒストリア」の見どころ!

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「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

巨人化したユミルが巨人を次々と倒します!

ユミルはそれほど大きい巨人ではないですが、スピードが速く、ウトガルド城の塔を利用して動きまわり、群がってくる巨人に捕まる前に倒していきます!

しかし、これまでの長時間の巨人との攻防戦で塔は崩れてきており、傾いてきています。

塔の上にいるクリスタを見て、これ以上塔を損傷させると危ないと判断してユミルは塔から手を離し、巨人に捕まってしまいます。
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「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

自分たちに気を遣い巨人に食われそうなユミルにクリスタは「自分のために生きろよ!こんな塔を守って死ぬくらいなら、もうこんなもんぶっ壊せ!!!」とユミルに激昂します!
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「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

するとユミルは巨人に塔のレンガをぶつけ、本当に塔の強度を気にせずに戦い、巨人から逃れます!

そのため、塔は倒れますがクリスタ達はユミルの頭に捕まり助かります。
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「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

巨人たちは崩れた塔の下敷きになり全滅したかに見えましたが、また復活し、ユミルを襲います!

ユミルのピンチにミカサ達調査兵団が到着し、ユミルは助かります!
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「進撃の巨人」41話「ヒストリア」より

助かったユミルにクリスタが「私の名前はヒストリアって言うの」と告げ、終わります。
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「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

◆第41話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!

第41話の伏線ポイントはこのようになっています。

  • 「ユミルの目的は何なんだ?」というベルトルト
  • 巨人化しようとしているベルトルト
  • ヒストリアという名前
  • それではそれぞれ見て行きましょう!

    ◆ポイントから見る伏線考察!

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    「進撃の巨人」第40話「ユミル」より

    ユミルが巨人化したことにクリスタもコニ―も驚いていますが、最も驚いているのはライナーとベルトルトでしょう。

    この時、巨人化したユミルを見て仲間であるマルセルを捕食した巨人であることには前回で気付いています。

    彼らにとって、次に問題になるのは「ユミルは敵なのか?目的は何なのか?」です。
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    「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

    ライナーもベルトルトもユミルが巨人化出来る理由は分かっています。

    しかし、ユミルがどのような人物であるのかは分かりません。

    そのためベルトルトは「なぜエレンみたいに正体を明かし兵団に貢献しないのか?それができなかったからなのか?」と言っています。
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    「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

    最もな疑問ですね。

    ユミルがなぜ兵団に自分の正体を打ち明けなかったのか?は「なぜ訓練兵団に入団したのか」と同じ理由であると思われます。

    クリスタを守るためでしょう。

    もっと言うとクリスタの傍にいたかったからではないでしょうか?

    兵団に自分の巨人化能力を打ち明ければ、クリスタと同じ兵団にはいられなくなるでしょうし、クリスタの傍にもいられなくなります。

    それはユミルにとって何のメリットもない事でしょう

    おそらくユミルにとっては壁内人類の存亡よりもクリスタの傍にいられること、クリスタさえ無事でおり、自分が傍にいられれば良かったのではないでしょうか?

    そう考えれば今回のクリスタのピンチまで正体を見せずにおり、今回のピンチで巨人化して正体を見せたユミルの行動は納得できます。

    しかし、この時点でのベルトルトは突然の未知の巨人が現れ、ユミルの事が不気味であり謎だったでしょう。

    初読ではベルトルトの言葉は、コニ―のように「どっちなのか?(敵なのか味方なのか)」という意味で読みますが、実際は「壁内人類の敵である自分たちにとってどういう存在なのか?」と言う意味で言ったのでしょう。

    口数が少なく、壁内人類の敵であるベルトルトが思わず漏らした「本音」であると思われます。

    その後、ユミルが塔のレンガを使い巨人を攻撃したため塔が崩れ落ちそうになり、塔の上にいるヒストリア、ライナー達がピンチになります!

    そこへユミル巨人が助けに来ますが、何を勘違いしたのか身の危険を感じたベルトルトが巨人化しようとしています!(笑)
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    「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

    これはさり気なくベルトルトが超大型巨人の正体である伏線になっていますね!

    最後にクリスタは本名である「ヒストリア」という名前をユミルに伝えます。
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    「進撃の巨人」第41話「ヒストリア」より

    ユミルという名前が北欧神話の「原初の巨人」と同じ名前であるように、キャラクターの名前に意味を持たせることが多い作者がわざわざ「本名」として明かした、この「ヒストリア」と言う名前にはどのような意味があるのでしょう?

    管理人アースは単純に「ヒストリー」という意味で付けたのだと思っています。

    つまり、最終的にはヒストリアは「世界の失われた記憶」つまり「人類の歴史」を手に入れる役割を持ったキャラクターなのだと考察しています!

    ということはヒストリアは巨人化してエレンの中にある初代王を取り入れるためにエレンを捕食しなければいけないのですが…エレンはヒストリアに捕食されるのでしょうか?(-_-;)

    この辺りはまだまだ先の展開を待たなきゃですね!

    今回も激しい戦闘シーンのある回でしたが、伏線も仕掛けられていました!

    今後のユミルの考察にも欠かせない回となっていますね!

    【進撃の巨人ネタバレ42話の考察!「戦士」の伏線ポイントまとめ!】
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    POSTED COMMENT

    1. Flügel der Freiheit より:

      コニーの「エレンは自分が巨人になれるなんて知らなかったんだろ?」という発言も興味深いと思います。

      『進撃の巨人』の考察をしている人にとっては基本的なことであるかもしれませんが、念のため、このことに関してベルトルトやライナーがどう考えていたかについて確認しておきたいと思います。

      ベルトルトは「正体を明かし兵団に貢献することもできたはずだ…エレンみたいに」と発言していますので、彼は「エレンは、もともと壁内人類の敵として壁内に潜入し、壁を守る兵士を演じてきたのであって、巨人化の能力や世界の謎に関することを知っている」と思い込んでいたのでしょう。

      このことは、ライナーにも当てはまると考えられます。第42話で、ライナーは唐突に、エレンだけに向かって「俺が鎧の巨人でこいつが超大型巨人ってやつだ」と正体を明かしました。さらにライナーは、「エレン…お前が俺達と一緒に来てくれるなら俺達はもう壁を壊したりしなくていいんだ」「わかるだろ?」とも言っています。これは、「世界の謎については当然知っているよね?」と確認しているのだと思われます。

      また、第42話でエレンがライナーたちへの協力を拒絶するまでは、ライナーたちにとって、エレンが自分たちの味方になるかどうかは未知数だったのでしょう。自分たちの正体を明かしたライナーは、エレンが自分たちと敵対することを知り、強制的にエレンを連れ去るという勝負に出たのだと考えられます。

      • 管理人アース より:

        Flügel der Freiheitさん!

        コメントありがとうございます!

        >ベルトルトは「正体を明かし兵団に貢献することもできたはずだ…エレンみたいに」と発言していますので
        このシーンを読んだ時にまず思ったのは、「お前が言うな」です(笑)
        分かってはいるんですが、よくも白々しく言えるもんだなと思いました(笑)

        >これは、「世界の謎については当然知っているよね?」と確認しているのだと思われます。
        面白いですね!
        次の42話考察でも書きますが、この時のライナーのセリフは「精神が不安定だから」だと解釈していました。
        なのでベルトルトもすぐに「な…何を言っているんだライナー」と慌てて止めようとしたのだと思っていました。

        しかし、Flügel der Freiheitさんの解釈も辻褄が合いますね。
        巨人化能力を持っているエレンが世界の謎に関することを知っていると思い込んでいてもおかしくありません!

        このように読み手によって解釈がこれだけ変わる作品も珍しいですよね。
        作者の器の大きさが感じられます!

        またコメントよろしくお願いします!

        管理人アース

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