進撃の巨人第5巻収録 特別編「イルゼの手帳」とはどのような内容なのでしょうか?
そこに登場する伏線は、何を意味するのでしょうか?
検証してみましょう!
◆特別編「イルゼの手帳」の見どころ!
100年以上前に人類が巨人に追い詰められたという説明から始まります。
第34回壁外調査中の調査兵団に所属するイルゼ・ラングナーが登場します。

壁外調査中に馬と立体起動装置を失い、絶体絶命の状況にあるようです。

しかし、さすがは調査兵団に所属しているだけあり、心は折れていません。

自分が絶体絶命の状況にある中で、後進のために記録を書いている所も素晴らしいですね!
このような細かいシーンが読者の心を熱くさせます!
希望を捨てずに壁のある方向に走っている所に、巨人と遭遇します!

どうやら奇行種のようであり、すぐにはイルゼを捕食しようとしません。

その後、聞き取りにくそうな声ですが、言葉を話しました!
あまりに理解を超える展開にイルゼは巨人に向かい、激昂します!

怒鳴られた巨人は頬に自傷行為をし、とうとうイルゼを捕食します!

リヴァイがイルゼの手帳を見つけ「これはイルゼの戦果だ」と言い、終わります。

◆特別編「イルゼの手帳」の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆伏線から見るポイント考察!
この「イルゼの手帳」は2011年の週間少年マガジン2,3合併号に出張掲載された作品です。
なので、特別編となっており、これは「リヴァイ兵士長」と同じですね。
このために「イルゼの手帳」は「特別編」となっています!
さて、内容の考察に移りますが、主人公イルゼ・ラングナーは女性であり、顔にそばかすがあるのが特徴となっています。

さらに、森で遭遇した巨人の言葉は「ユミルさま」「ユミルのたみ」「よくぞ」でした。
この巨人は巨人化する前の人間時に「ユミルの民」という一族の一員だったのではないでしょうか?
となると「ユミルの民」の長は「ユミル」でしょうか?
そう考えれば、この巨人が、そばかすがあるイルゼ・ラングナーをユミルと勘違いし、敬意を表すような仕草をした事が繋がります。
つまり、イルゼのそばかすはユミルの容姿と似ているという伏線となっています!
そうだとすると、イルゼを捕食するシーンで、泣きながら捕食しているように見えるのも納得できますね(-_-;)

巨人の「ユミルさま」という言葉はユミルがユミルの民の長だったという伏線となっています!
そして、最も驚く事が、「無知性巨人が言葉を話す事」です。
獣の巨人が言葉を話した場面も驚きましたが、まだ知性巨人なので中の人が話しているのだから分かります。

無知性巨人で話をするというのは、本当に驚きです!
共通して言える事は「強い感情の発露」でしょうか?
となると、無知性巨人には記憶と感情が残っており、強い感情の発露が起きると言葉を話せると言う事になります!
イルゼ・イーターが話をしている場面は無知性巨人には記憶と感情が残っており、強い感情の発露が起きると言葉を話せると言う伏線となっています!
この「イルゼの手帳」は「リヴァイ兵士長」と同じで週刊少年マガジンへの出張掲載作品となっています。
と言う事は「リヴァイ兵士長」で描かれていた「リヴァイの強さ」や「リヴァイの仲間思い」と、同じくらいこの「ユミル様、ユミルの民」や「言葉を話す無知性巨人」の伏線が重要だと言えるでしょう!
ここからさらに考えると、ユミル再登場は間違いないでしょう!
特別編「イルゼの手帳」は今後のユミル再登場の伏線となっています!
【追記】

第89話「会議」にて、ユミルの手紙の内容が明らかとなり、イルゼ・イーターがユミルを崇めるユミルの民であろうと判明しました。
ユミルとともに巨人化する場面が登場し、間違いなくこれがイルゼ・イーターであろうと思われます。
あとは、「無知性巨人でありながら、なぜしゃべれたのか?」という謎が残っていますが、「ユミルの民」「イルゼを崇めた理由」はほぼ解明されたことになります。
詳細は第89話「会議」あらすじ考察と感想!にて詳細が分かりますので見てみてください!
→ 【進撃の巨人用語集まとめ】
→ 【進撃の巨人の巨人の正体をユミルの民から検証!】
→ 【進撃の巨人のユミルは死んだのか検証!ユミル民との関係は?】
→ 【進撃の巨人のユミルの正体は?高貴な身分の真相も!】













