進撃の巨人

進撃の巨人ネタバレ考察!特別編「イルゼの手帳」の伏線ポイントまとめ!

進撃の巨人第5巻収録 特別編「イルゼの手帳」とはどのような内容なのでしょうか?

そこに登場する伏線は、何を意味するのでしょうか?

検証してみましょう!

◆特別編「イルゼの手帳」の見どころ!

2015-11-18_030101

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

100年以上前に人類が巨人に追い詰められたという説明から始まります。

第34回壁外調査中の調査兵団に所属するイルゼ・ラングナーが登場します。
2015-11-18_030039

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

壁外調査中に馬と立体起動装置を失い、絶体絶命の状況にあるようです。
2015-11-18_030016

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

しかし、さすがは調査兵団に所属しているだけあり、心は折れていません。
2015-11-18_025954

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

自分が絶体絶命の状況にある中で、後進のために記録を書いている所も素晴らしいですね!

このような細かいシーンが読者の心を熱くさせます!

希望を捨てずに壁のある方向に走っている所に、巨人と遭遇します!
2015-11-18_025919

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

どうやら奇行種のようであり、すぐにはイルゼを捕食しようとしません。
2015-11-18_025851

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

その後、聞き取りにくそうな声ですが、言葉を話しました!

「ユミル様…でしょうか?」
2015-11-18_025753

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

イルゼに向かい敬意を表す仕草までしています。
2015-11-18_025733

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

あまりに理解を超える展開にイルゼは巨人に向かい、激昂します!
2015-11-18_025648

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

怒鳴られた巨人は頬に自傷行為をし、とうとうイルゼを捕食します!
2015-11-18_025551

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

一年後、ハンジとリヴァイが偶然その場を通ります。
2015-11-18_025527

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

リヴァイがイルゼの手帳を見つけ「これはイルゼの戦果だ」と言い、終わります。
2015-11-18_025417

「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

◆特別編「イルゼの手帳」の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!

伏線ポイントはこのようになっています。

  • 特別編の理由
  • イルゼのそばかす
  • 巨人の「ユミルさま」
  • 言葉を話す巨人
  • それではそれぞれ見て行きましょう!

    ◆伏線から見るポイント考察!

    2015-11-18_025919

    「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

    この「イルゼの手帳」は2011年の週間少年マガジン2,3合併号に出張掲載された作品です。

    なので、特別編となっており、これは「リヴァイ兵士長」と同じですね。

    このために「イルゼの手帳」は「特別編」となっています!

    さて、内容の考察に移りますが、主人公イルゼ・ラングナーは女性であり、顔にそばかすがあるのが特徴となっています。
    2015-11-18_030016

    「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

    これは、本編に登場するユミルの特徴と良く似ています。
    2015-05-29_193222

    「進撃の巨人」第40話「ユミル」より

    さらに、森で遭遇した巨人の言葉は「ユミルさま」「ユミルのたみ」「よくぞ」でした。

    明らかにこの言葉は「ユミル様」「ユミルの民」でしょう。
    2015-11-18_025713

    「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

    この巨人は巨人化する前の人間時に「ユミルの民」という一族の一員だったのではないでしょうか?

    となると「ユミルの民」の長は「ユミル」でしょうか?

    そう考えれば、この巨人が、そばかすがあるイルゼ・ラングナーをユミルと勘違いし、敬意を表すような仕草をした事が繋がります。

    つまり、イルゼのそばかすはユミルの容姿と似ているという伏線となっています!

    そうだとすると、イルゼを捕食するシーンで、泣きながら捕食しているように見えるのも納得できますね(-_-;)
    2015-11-18_025551

    「進撃の巨人」特別編「イルゼの手帳」より

    巨人の「ユミルさま」という言葉はユミルがユミルの民の長だったという伏線となっています!

    そして、最も驚く事が、「無知性巨人が言葉を話す事」です。

    獣の巨人が言葉を話した場面も驚きましたが、まだ知性巨人なので中の人が話しているのだから分かります。
    af9f591a

    「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」

    無知性巨人で話をするというのは、本当に驚きです!

    これは、コニ―母巨人が話をしている場面と似ていますね。
    2015-09-10_214031

    「進撃の巨人」第38話「ウトガルド城」より

    共通して言える事は「強い感情の発露」でしょうか?

    となると、無知性巨人には記憶と感情が残っており、強い感情の発露が起きると言葉を話せると言う事になります!

    イルゼ・イーターが話をしている場面は無知性巨人には記憶と感情が残っており、強い感情の発露が起きると言葉を話せると言う伏線となっています!

    この「イルゼの手帳」は「リヴァイ兵士長」と同じで週刊少年マガジンへの出張掲載作品となっています。

    と言う事は「リヴァイ兵士長」で描かれていた「リヴァイの強さ」や「リヴァイの仲間思い」と、同じくらいこの「ユミル様、ユミルの民」や「言葉を話す無知性巨人」の伏線が重要だと言えるでしょう!

    ここからさらに考えると、ユミル再登場は間違いないでしょう!

    特別編「イルゼの手帳」は今後のユミル再登場の伏線となっています!

    【追記】
    2017-01-06_032828

    「進撃の巨人」第89話「会議」より

    第89話「会議」にて、ユミルの手紙の内容が明らかとなり、イルゼ・イーターがユミルを崇めるユミルの民であろうと判明しました。

    ユミルとともに巨人化する場面が登場し、間違いなくこれがイルゼ・イーターであろうと思われます。

    あとは、「無知性巨人でありながら、なぜしゃべれたのか?」という謎が残っていますが、「ユミルの民」「イルゼを崇めた理由」はほぼ解明されたことになります。

    詳細は第89話「会議」あらすじ考察と感想!にて詳細が分かりますので見てみてください!

    【進撃の巨人用語集まとめ】
    【進撃の巨人の巨人の正体をユミルの民から検証!】
    【進撃の巨人のユミルは死んだのか検証!ユミル民との関係は?】
    【進撃の巨人のユミルの正体は?高貴な身分の真相も!】