「進撃の巨人」スピンオフ作品である、コミカライズ「Before the fall」は、どのような作品なのでしょうか?
「進撃の巨人」ファンでも、内容を知らない方はけっこういるのではと思われます。
そのような方も内容を知っている方も一緒に、コミカライズ「Before the fall」の第1話から内容を考察し、本編「進撃の巨人」に反映されるような伏線があるのか検証したいと思います!
それでは第1話の内容を見てみましょう!
◆「Before the fall」第1話「巨人の子」あらすじ&内容!
素晴らしい青空に、何か黒い物体が見えます。
黒い物体は人の頭で、空から頭が降って来ているようです!
その人の頭は、地面に叩きつけられます。
降ってきたのが人の頭だと認識した人々は驚き、一人の女性が「ヒース…」とつぶやき、発狂したように叫び、場面は変わります。
ゴオオオンと鐘が鳴っています。
街は破壊され、ボロボロになっています。
その惨状を目の当たりにし、調査兵であるソルム・ヒューメとカルロ・ピケールは「これが…地獄か…!!」と呆然と立ち尽くし絶望し俯いています。
壁に守られて30年、平和に暮らしていた人々に、再び巨人の恐怖が植え付けられたとカルロは認識し、なぜこのように街が地獄と化したのかが、この後の回想シーンにより明らかになります。
ここで「進撃の巨人」の世界よりも70年以上前の話だと分かりますね!
「私達の願いはただひとつ 門の即時解放―それだけなのです!」
妊婦の女性を中心に、黒装束の人々がシガンシナ区の外門の前を陣取り、騒いでいます。
彼らは巨人信奉者であり、巨人を崇める彼らは門を開けろと叫んでいます。
妊婦の女性はエレナと呼ばれ、冒頭で「ヒース!」と降ってきた頭に向かって叫んでいた女性のようです。
どうやら「ヒース」とは、調査兵団の班長であり、この女性はヒースの妻のようです。
巨人を倒し自由を求めている調査兵団の班長の妻が、巨人信奉者となるというのは何とも皮肉な話ですよね。
愛する夫を亡くし、その心の隙間につけ込むのが巨人信奉者のやり方のようです。
開門を望む巨人信奉者を取り押さえるのは駐屯兵団の役目ですが、王政府の役人を人質にしているため、手が出せないようです。
大きな斧を手にした黒装束の巨人信奉者は、役人を拘束し「開門を!開門を!」と騒いでいます。
その時、「ゴオオオオン」と「解放の鐘(リバティ・ベル)」と呼ばれる、門にある鐘が鳴ります!
同時に黒装束の巨人信奉者が大きな斧で役人の首をはねます!!
すると、それが合図だったかのように外門が開き始めます!
ゴゴゴゴゴゴゴ…
すると、ズシン、ズシンと大きな音が聞こえ始めます。
巨人の足音…
一体の巨人が門から入ってきます!
そこから地獄は始まります!
街の人々は次々とその巨人に捕食され、街は破壊されます!
そして回想シーンは終わり、ソルムとカルロの二人の会話に戻ります。
ソルムは、「あの巨人はどうなった?」と聞き、カルロは「勇敢な民間人が壁の外に誘導し、門を閉めたと噂を聞いた」と言います。
その後、二人は「疫病対策」のためにも、まず遺体の搬出をと動き出します。
そこで巨人が吐き出した遺体の塊の中にエレナを見つけます。
絶命していますが、巨人に飲み込まれ、すぐに吐き出されたようで着衣もそのままの状態です。
今回の事件の首謀者の絶命に、カルロとソルムは「最悪の結末だ」と言いながらも遺体の回収をしようとします。
すると、その中から音が聞こえます。
妊婦であった絶命したエレナが出産し、子どもが誕生したのです!
その赤ん坊を確認し、恐怖を感じている表情をしながらソルムとカルロは「巨人の子…」とつぶやき終わります。
13年後―
少年が腕を拘束され、檻に入れられている描写があり、終わります。
◆「Before the fall」第1話の考察ポイント!
第1話の考察ポイントは、このようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆第1話のポイント考察!
管理人アースは小説版「Before the fall」が大好きです!
兵士でもない職人であるアンヘルが巨人に向かっていく様は、本編「進撃の巨人」に通じる熱さがあり、いっぽうで本編には無い魅力を感じます。
まずこのコミカライズ版は、主人公がキュクロになっているため、アンヘルが活躍した小説版1巻が飛ばされています。
これにはちょっとガッカリしましたが、これはやむを得ないことでしょう。
しかし、それを置いても冒頭が把握しにくい展開になっていると思います。
まず、冒頭の頭が落ちてくる場面ですが、この場面は、ある壁外調査が終わった後の場面で、かなり日数が前の話です。
そして、その後にシガンシナ区が破壊されており、回想シーンでこの理由が分かります。
これは分かりにくいですよね(・_・;)
作中での街の住民による会話で、説明は挿入されていますが、分かりにくいです。
ちなみに小説版では、調査兵の首が大量に投げ込まれます。
まさに地獄絵図のような展開となっています!
コミカライズ版ではヒース班長の頭だけに改変されていますが、これは妻であるエレナが発狂する展開に説得力を持たせるためなのかなと思っています。
そして、巨人信奉者の登場です。
巨人信奉者は、本編「進撃の巨人」に登場するウォール教の元となっている存在のようです。
しかし、ウォール教は「壁を傷つけるな」という教えでしたが「開門しろ」と言いませんでした。
数十年経て、変わったのかもですね。
この巨人信奉者により開門され、その為巨人が一体 壁内に侵入し、街は蹂躙されます。
その巨人が、どのように街から追い出したのかがここでは描かれおらず、「勇敢な民間人が巨人を壁の外に誘導した」とだけ語られます。
この勇敢な民間人こそアンヘルであり、その詳細は小説版1巻に描かれています。
コミカライズ版は現在9巻まで公開されていますが、未だこの場面は登場していません。
いつかコミカライズ版でも、アンヘルの大活躍が見たいですよ!
さて、主人公キュクロの誕生が描かれた第1話でした!
最後に少年となったキュクロが登場していましたね!
第2話はどのような展開となるのでしょうか?
楽しみです!
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私はこの世界で気に留めているのが、カルディナがナラカという壁外に存在する街を知っていた件ですね。
そして猿と言うキーワードが存在しながら、立体起動装置が扱われていなかったこの時代の調査兵団。
私の憶測では、この時の壁内で童話として壁外の世界が綴られた書があって、カルディナのような名誉のある名家なら手に入るのかなと解釈しました。
この時代では然程壁外の世界での情報の取締りは緩く、政府管轄に所属する人達や貴族は知れていたのでは無いかと考えていました。
猿のキーワードを使ったのも、立体起動術=猿と例えられた例が無かった為に取締りが緩かった。
でも立体起動装置が出回り始めてから、有るであろう壁外調査の資料で立体起動装置の様子を”猿の様だ”と例えて提出した為に、政府は壁外に関する資料を取締りを強化した要因の一つだと予想しています。
だから壁外のナラカの存在や、立体起動装置が出回る変わりに壁外に関する童話や言い伝えなどを抹消したのだと至りました。
立体起動装置が無い時代から、外の世界を多少知っていても巨人の脅威で抑止されていた時代です。
立体起動装置が出回ると同時に政府は中央憲兵を創立し巨人信仰宗教の根絶。
調査兵団の目的は壁外調査ではなく、対巨人組織に移転して、11代目団長やキースのような人材を組織に入れて、組織の目的を変えていき現在があると見ています。
また私はこの時の調査兵団団長は不在と見ています。
立体起動装置が無かった為に入れ替わりが激しくて、団長も日に日に変わっては兵団の内の士気が下がるばかりか、兵団の統率が取れないと思います。
ですので、立体起動装置の復旧するまでの間は、しばらくの間は団長は不在で、長く携わって且つみんなから信用されている人間が選ばれていたんだと思います。だから何人か変わりの人間をストックしている状況だと思います。
現在の団長の指示で全てが決まる調査兵団よりも、信用のみで動く昔の調査兵団の方が団結力のある組織だったのかもしれません。
今ある調査兵団が歳の差関係無く接することが多いのは、昔のように追い込まれてきた調査兵団の名残なのかもしれません。
生き残れなかった兵士さん!
コメントありがとうございます!
>壁外の世界での情報の取締りは緩く
これ、そう思いますよ。
小説版ではゼノフォンが「お壁さまと巨人信奉者の根っこは同じ」と言っています。
これは、壁が巨人で出来ていることを知らなければ言えない言葉ではないかなと。
となると、この頃の壁内人類は、その事実を知っていたのかなと。
現在よりも、壁の歴史についての統制も緩かったのではと感じますね。
>信用のみで動く昔の調査兵団の方が団結力のある組織
ホルヘの頃の調査兵団を見ると、そう感じますね。
エルヴィンとは違った、トップとして魅力のある人物ですよね!
そして、このような目的意識、団結力のある調査兵団も素晴らしいです!
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
この作品も揃えてますが、不思議と巨人さん達が美し過ぎて⁉怖くない、というか不気味さが薄い。
そして、キュクロに感情移入しにくいですね。遠く部外者で話を眺めているような?
ねこねこさん!
コメントありがとうございます!
>不思議と巨人さん達が美し過ぎて⁉
諫山巨人に慣れすぎているのもありますよね!
たしかに「キレイな」巨人です(笑)
>キュクロに感情移入しにくい
これ、分かります!
ちょっと出来すぎていますし、人間性が理解し難いですね。
小説版の方が、分かりやすいですよ。
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース