「進撃の巨人」のスピンオフ作品「Before the fall」の主人公キュクロにはどのような伏線と役割があるのでしょうか?
検証してみましょう!
◆「Before the fall」主人公キュクロの伏線!
キュクロは巨人の嘔吐物から生まれたために「巨人の子」と呼ばれ、忌み嫌われながら育ち、見世物小屋で売られイグシオン家で飼われ育ちました。
豪商イノセンシオ家の家長ダリオは長男シャビィを将来憲兵団のトップにするために「巨人の子」であるキュクロを叩きのめさせ自信を植え付けさせるために買ったのです。
キュクロは食事もロクに与えられず、両手を鎖でつながれて、常に腹を空かしている状態でした。
しかし何年も虐待されているような生活を送っていたために鍛えられ、しなやかな身体に成長し、強い体に育ちました。
そして非常に魅力的なキャラクターとなっています!
このような設定は本編「進撃の巨人」のリヴァイ兵長の設定を思い出します。
リヴァイ兵長は娼館で働いている母クシェルと母の客との間に出来た子でした。
父は明らかになっておらず、娼館で働いている母は病気をもらい、そこで亡くなりました。
亡くなったクシェルを兄ケニーが訪れ、リヴァイを見つけた時には少年と呼んでも良い年になっていましたが痩せ細り、母の亡骸と同じ部屋で佇んでいました。
ケニーに名を聞かれたリヴァイは「ただのリヴァイ」と答え、アッカーマンという姓を知りませんでした。
これはアッカーマン一族が王政府から迫害を受けていたのが原因で母が教えなかったのだと思われますが、アッカーマン一族であることや客との間に生まれたというリヴァイは、キュクロの忌み嫌われた「巨人の子」という出生と似た設定です。
なおかつ母が亡くなってからケニーに発見されるまでどれほどの日にちが経過していたのか分かりませんが、食事を与えられず、かなり痩せ細っていました。
その後ケニーに手ほどきを受け、現在のような強いリヴァイになりました。
忌み嫌われた出生、食事を与えられず痩せ細り、その後強くなるという設定はキュクロとリヴァイとで共通しており、魅力的なキャラクターという所も同じです!
小説版「Before the fall」ではキュクロは調査兵団に入団し、歴史上初めて立体起動装置を使い巨人を倒した男になります。
リヴァイの大先輩ということになりますね!
キュクロと同じような設定のリヴァイにも華々しい未来が待っているのでしょうか?
キュクロの設定はリヴァイ兵長の伏線になっているように感じる管理人アースでした。
◆キュクロの役割を検証!
巨人の嘔吐物から生まれた「巨人の子」キュクロは立体起動装置と黒金竹で出来たブレードで歴史上初めて巨人を倒した男です。
「巨人の子」という設定は、おそらくキュクロが壁外にいる巨人に興味を持たせ、会いに行かせるための設定だと思われます。
作中では「巨人との因縁を切るために巨人に会い、殺す」というキュクロが描かれています。
つまり巨人の子という設定は「巨人を倒すきっかけ」を作る設定であり、役割ではありません。
キュクロの役割は「進撃の巨人」の作中で当たり前のように使われている立体起動装置がどれほどの時間と努力があって使えるようになったのかを示すことにあります。
「Before the fall」は立体起動装置の誕生の歴史が描かれています。
その中でもキュクロは立体起動装置を使用して最初に巨人を倒す男となっており、立体起動装置というアイテムに厚みを与え、ひいては「進撃の巨人」の魅力に厚みを与える役割を与えられています。
そしてキュクロの存在を知った後に「進撃の巨人」を読むと、物語の魅力がさらに厚みが増し、より面白く感じるように感じられます。
キュクロは本編「進撃の巨人」には登場していませんが、作品の魅力を支える役割を担った魅力あるキャラクターの一人となっています!
→ 【シャルルとクリスタの比較と伏線を検証!】
→ 【進撃の巨人Before the fallのネタバレ考察!】
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コミックでは幸せになりました。
あの状況で、知的発育に支障がなかったのが
不思議です。言葉は知的発育を伸ばす鍵とも言われてます。シャルルに愛を言葉を知識を
与えられて、キュクロは段々喋るのが
上手になって。
悲惨な結末想像してたけど
お約束かもしれないけど
一応ハッピーエンドで良いですよね。
誤字の報告です。本編リヴァイを思い出す〜の一文にあるアッカーマンがアッカーンになっております。
個人的に面白い誤字でしたが、報告させていただきます。