調査兵団に入ることを決めたリヴァイですが、第2話にてその真意が明らかになります!
そして、リヴァイを調査兵団に入れると決めたエルヴィンの真意も!
リヴァイ考察には欠かせない「悔いなき選択」第2話は、どのような内容となっているのでしょうか?
見て行きましょう!
◆「悔いなき選択」第2話「一矢」あらすじ&内容!
リヴァイ、ファーラン、イザベルが馬車にて地下街から調査兵団に移動する場面から始まります。
イザベルは馬車の窓から、初めて見る地上の街並みを夢中で眺めています。
リヴァイが馬車の中で座り、日差しを浴びている描写から、場面は数週間前のザックレー総統、エルヴィン、キースの場面に移ります。
場所は兵団総司令部となっており、キース団長が「納得できません」とザックレー総統に訴えています。
エルヴィンが考案した長距離索敵陣形を採用した壁外調査の申請をキース団長が提案していたのですが、ザックレー総統に却下されたようです。
ザックレー総統は、この長距離索敵陣形を評価しているのですが、議会でロヴォフという議員が壁外調査廃止を強く訴えており、どうやら5日後の議会で壁外調査自体が廃止になる模様です。
兵団司令本部からの帰りの馬車で、ロヴォフ議員が壁外調査廃止を訴える目的が自らの私腹を肥やすためであると、エルヴィンはキースに話します。
それを踏まえ、エルヴィンは自分に任せてくれとキース団長に頼みます。
エルヴィンは、ここで壁外調査を廃止させることは絶対にあってはならないと、自らの決心をキース団長に語り、キースはエルヴィンに全てを任せます。
5日後、ロヴォフ議員は意見を変え、壁外調査の申請が議会を通ります。
その報告をザックレー総統から受けた際に、エルヴィンは地下街でのリヴァイ達を拘束する作戦を憲兵団に話を通して貰えたことを確認します。
この時に、リヴァイの立体機動装置の腕前をエルヴィンがかなり買っていることが窺えます。
場面は現在に戻り、地下街から調査兵団本部に到着したリヴァイ達に移ります。
ファーランがリヴァイに調査兵団に入った目的を尋ねると、リヴァイはエルヴィンを殺すためだと答えます。
その答えに、ファーランはエルヴィンを殺すことは自分の計画をダメにする、自分を信じろとリヴァイに言います。
このファーランの言葉を受け、場面はリヴァイの回想シーンに移ります。
地下街のアジトでファーランはリヴァイに「調査兵団に入ったら―」という計画を話しています。
その時にボロボロになったイザベルが帰宅し、理由は「下の階層の奴ら」に酷い事をされたからのようです。
夜、リヴァイは刃物を持ち帰宅し、「下の階層の奴ら」を殺して来たようです。
場面は、そのような地下街の毎日を思い出しているリヴァイに移ります。
調査兵団本部の屋上で夜空を眺めており、そこにファーランとイザベルが酒を持参して合流します。
そこで、リヴァイはファーランに「今はエルヴィンを殺さない」と告げ、ファーランの計画に乗ることを伝えます。
最後に集合した調査兵の前に、リヴァイ、ファーラン、イザベルが立っており、キース団長が「全員注目!」と告げて終わります。
◆第2話の考察ポイント!
第2話の考察ポイントは、このようになっています。
それでは、見て行きましょう!
◆第2話のポイント考察!
これまでにも別の記事にて書いて来ましたが、キース団長がエルヴィンの長距離索敵陣形をザックレー総統に推している場面は、本編71話の場面とは食い違っていますよね。
本編ではキースが団長の間には、長距離索敵陣形は採用されておらず、ましてや長距離索敵陣形をザックレー総統に推すという場面はありえません。
これは本編とスピンオフ作品との間での、完全な食い違いでしょう。
順番としては「悔い無き選択」第2話の方が先に発表されており、第71話でエルヴィンの長距離索敵陣形を却下するキース団長の場面の方が後に発表されています。
ここから想像出来るのは、もともとはエルヴィンを認めているキース団長を設定していたのですが、第71話でのキース団長の過去を描くに当たり、改変されたのでしょう。
ただ、「悔いなき選択」は本当に素晴らしい作品だと思っていますので、この食い違いはかなり残念ですね(・_・;)
そして、エルヴィンがキースに強く壁外調査の必要性を説く場面が登場しました。
キースはこのエルヴィンの話を聞いて、「純粋に人類を思って」と感じています。
しかし、エルヴィンが調査兵団に入団した本当に理由は「父親の仮説の証明」であり完全なる「私情」だと第80話「名もなき兵士」にて明らかになっています。
つまり、このエルヴィンの語りは、第76話でエルヴィンが回想していた「仲間を騙し、自分を騙し」という意味の場面でしょうか?
ここも一歩間違うと、食い違いの場面となりそうですね(・_・;)
そして、次は今回の中で最も大きな食い違いになるか、とんでもない伏線となるかという意味深な場面といえるでしょう。
リヴァイが調査兵団本部の屋上にて、星空を見上げる場面でファーランは「リヴァイが元々いたところとどっちが綺麗なんだ?」とリヴァイに聞き、リヴァイは「こんな風に見上げるのは久しぶりだ」という場面です。
つまり、このセリフ通りだと、リヴァイは地上で暮らした経験があるということになります。
「悔いなき選択」第1話の記事でも考察していますが、本編ではリヴァイは地下街で生まれ、ケニーの手により、地下街にて育った事が明らかになっています。
そして、この「悔いなき選択」の時代まで、地下街で育ち暮らしてきたのだと考えられてきました。
もしそうだとするならば、今回の「リヴァイが元々いたところ」というファーランのセリフは食い違いとなりますよね。
そうではなく、このファーランのセリフとリヴァイの「こんな風に見上げるのは久しぶりだ」というセリフが正しいのであれば、ケニーと別れた後リヴァイは、地上で暮らしていた時期があったことになります。
となると、これはリヴァイ考察には外せない大きな伏線となりそうです!
…ただ、これまでの考察からすると、食い違いの可能性が高そうですが!(-_-;)
そして、調査兵団に入ったリヴァイが、当初はエルヴィンを殺すつもりだったことが明らかとなりました!
本編ではエルヴィンに全幅の信頼を置いているリヴァイとしては、これは衝撃的な事実ですよね!
このような事実が描かれるのは、スピンオフ作品ならではの魅力だと感じます!
ここからどのように本編でのエルヴィンとリヴァイの関係になっていくのか…
楽しみです!\(^o^)/
いっぽう物語は、リヴァイ達が調査兵団に入り、皆に紹介されるという場面で終わりました。
リヴァイ達は、調査兵団に上手く馴染めるのでしょうか(・_・;)
第3話が、気になります!(^^)
→ 悔いなき選択ネタバレ3話「変革の…」感想考察!
→ 悔いなき選択ネタバレ1話「自由の翼」感想考察!
→ 進撃の巨人悔いなき選択のネタバレ考察まとめ!

ワンピース、キングダム、呪術廻戦などのアニメやマンガを楽しむならU-NEXTがおすすめです!
今だけ31日間の無料トライアルがあるので、ワンピース、キングダム、呪術廻戦などが見放題です!
初回特典でU-NEXTで「600ポイント」が無料でもらえるので、漫画1冊無料で見ることができますよ!
U-NEXTは解約もワンクリックでできるので、安心して無料トライアルを楽しめます⭐️
\無料キャンペーンあり/
31日間無料トライアル
こちらからこんにちはー。
悔いなき選択と本編における長距離索敵陣形の矛盾ですが、苦し紛れの言い逃れができることに気が付きました。
まず「悔いなき選択」は、リヴァイが調査兵団に入団したタイミング=844年です。これが大事なポイントです。
さて、本編71話傍観者を見てみましょう。
まず、キースは、グリシャがカルラと結婚する前に団長になりました。おそらく833~4年頃でしょうか。
その後、エルヴィンがキースに対して長距離索敵陣形を提案しますが「自分が団長になったらやってみろ」と拒否します。
その後で、キースが赤ん坊のエレンを抱くカルラと会話します。エレンが生まれたのは835~6年ですね。
ここでお気づきでしょうか。
長距離索敵陣形の提案を本編でキースが拒否した834年頃から、「悔いなき選択」にてキース団長エルヴィン分隊長のもと長距離索敵陣形が初めて調査兵団で実行に移される844年まで、おおよそ10年もの月日が流れているのです!!
844年といえば、キースがエルヴィンに生きたまま団長を引き継ぐ前年。キースの頭の中にエルヴィンへの団長交代が頭によぎり始めていてもおかしくはありませんし、一度否定した考えを改めて、エルヴィンの提案を受け入れていてもおかしくありませんよね。
そもそも71話「傍観者」の描かれ方から、キースは、カルラとの会話からそんなに離れていないタイミングでエルヴィンに団長を引き継いだと錯覚させてしまうのですが、第1話でも描かれているとおりキースはその後エレンが大きくなるまで=10年ほど調査兵団団長を務めあげているのです。10年以上調査兵団団長を務めるってよく考えるととんでもない長さですねw。
と、ここまで、悔いなき選択と本編のあいだの致命的なミスと言われてきた長距離索敵陣形について精一杯擁護してきましたが、「20m級の巨人」などほかにもミスがあるので、キースのもとで長距離索敵陣形が採択されたという悔いなき選択の描写はあくまでもミスだと思います。
71話「傍観者」で、長距離索敵陣形の否定と採択までに10年近いギャップを設けたのが意図的なものだったのかはよく分かりませんが、意図的だったら凄いですね。
面白いですね!
こうやって考えるとキースっていくつなんだって思えますね(笑)
またよろしくです!
管理人アース
アース分隊長、こんばんは。
スピンオフ作品を作るにあたり、どの程度諫山先生と話がなされているのでしょうね?
LOSTGIRLSは世界観や設定での原作とのリンクはほぼ完璧でしたし
before the fallも決定的な食い違いはさほどないかなと思いますが
悔いなきは割と食い違いが多いですよね。
(私も悔いなきは好きなのですが!)
悔いなきは、進撃の考察をしている皆さんのように深く考察してはいけないのかもしれません。(笑)
個人的にこの作品を読んで一番驚いたのは、イザベルとファーランの存在でした。
兵長は何となく、ケニーと別れた後、天涯孤独で生きていたようなイメージだったので。
兵長の寝室掃除係さん!
コメントありがとうございます!
LOSTGirlsの原作である小説は瀬古浩司が手掛けています。
瀬古浩司はアニメ「進撃の巨人」で多くの脚本を書かれている方なので、これが大きいのではないでしょうか?
コミカライズでも別冊マガジンに掲載されていますしね。
完成度は間違いなくずば抜けていると感じます。
もちろん、作品として「悔いなき選択」は素晴らしいですが!
ただ、やはり本編との食い違いが、ある程度確認はされますよね。
>一番驚いたのは、イザベルとファーランの存在でした。
そうですね。
管理人アースも登場と同時に「現在の調査兵団にはいないのだから…最後には…(・_・;)」と思いながら読んだ記憶があります(-_-;)
しかし、いっぽうで彼らの存在がリヴァイの兄貴的な部分を育てたのかなとも感じましたね。
またよろしくです!
管理人アース