125話では再登場したリヴァイ兵長とハンジに注目が集まっていますが、この人物も無視できないでしょう。
フロックの活躍は、とんでもないものでしたよね!
ここでは125話でのフロックを見返し、特に最後にウソをついた理由を考察してみたいと思います。
なぜフロックはウソをついたのか?
そこにはフロックがウソをつかざるを得ない理由があったのか?
さらにそこから展開を予想していくと、ハンジ団長復活に関係があると予想できました!
見て行きましょう!!
◆125話のフロックを検証!
これまででもっとも大きいものではないでしょうか?
まさかここまでのキャラに成長するとは思わなかったですよね!
そんなフロックに対し、このような質問をいただきました。
質問いいですか?ミカサがフロックに兵長とハンジさんについて聞いた場面でフロックはジークに殺されたと答えましたが、フロックは兵長が殺されたと思うのは分かるんですがハンジは100%ジークには殺されてません。なのでフロックはまだなんか企んでるのではないでしょうか?そこ考察して欲しいです!
— かつまし (@b9qC7SpD7BX6jKG) January 11, 2020
フロックがウソをついている理由は何なのか?
何を企んでいるのか考察して欲しい、という内容ですね。
これ、125話のフロックを見返しながら考察してみましょう!
まずフロックは、「10ヶ月前 エレンから今回の計画を聞いた!!」という説明で、ジャンや義勇兵の主要キャラから自分のペースに引き込みましたよね。
10ヶ月前と言うのは、フロックがイェレナとの密会を手引きした際の事を指しているのでしょう。
この時にイェレナとエレンを引き合わせながら、同時にエレンからはジークの力を利用して始祖の力を掌握する計画を聞いていたという事になりそうです。
この辺りの説明はウソではないのかな、と感じました。
そして義勇兵を銃で一人殺し、「でも…誇りに死ぬことはない」「いいじゃないか 屈したって…」「こんな死に方するよりも」「生きてた方が…」と、悲しげな表情でつぶやきます。
これは獣の巨人の石つぶてに身を投じた事を思い出しながら語っているのかな、と感じました。
「誇りの為に死ぬよりも生きてた方が良い」という考え方は、あの死地から生き残った彼の結論なのだろうと察しましたよ。
リアルなフロックの気持ちでしょう。
そしてフロックは続けて「俺はエレンの代弁者だ」と、ジャンに語り続けます。
ここから完全にジャンを飲み込もう、降られようしているのが感じられました。
「もうお前の役目は終わった」「後はこっちに任せろ」と、同期のよしみを見せながらジャンを落とそうとしているように見えます。
フロックとしては島の中の覇権が欲しいのでしょうし、そこにジャンが邪魔なのは間違いありません。
そしてミカサから聞かれた「リヴァイ兵長とハンジ団長はどうしたの?」という質問に「ジークに殺された」という答えは、ジャンから完全に拠り所を奪う言葉となったでしょう。
ここからフロックのジャンに対する言葉というのは、ジャンから戦う理由を奪う事が目的なのではと感じられます。
つまり、「エレンから任されてる」「もう終わったから好きなように生きればいい」と言われればジャンが自らフロックに反抗する理由は無くなります。
さらにハンジやリヴァイ兵長という上官がいないとなれば、ジャンが指示を仰ぐ上官はいないことになり、本当に戦う理由は無くなるでしょう。
ここから、フロックが「ハンジ団長は殺された」とウソをついたのは、「ジャンをリタイアさせるため」と考えられますよね。
エレンに反発してでも自分の意志を貫こう、と立ち上がらない限りは、ジャンはリタイアすることになるでしょう。
いっぽうのフロックとしてはエレンから計画を聞いた立場にあるため、島の覇権を取り制圧する動きをさらに取るでしょう。
ここまでの考察でフロックが島の覇権を取るために、ジャンとミカサにハンジ団長とリヴァイ兵長は殺された、とウソをついたと分かりました。
ここからさらに126話以降のフロックの役割と展開を予想してみましょう!
◆フロックの今後の役割と展開を予想!

キースは再び拘束されます。
大人しく従うキース。
そんな状況にも反発できないジャン。
黙認したまま、フロック達に付き合う形に。
どのようにして良いか分からないミカサはキヨミ様の言葉を思い出し、支部塔を出てヒィズル国の船に向かいます。
支部塔を制圧し、さらに島内をまとめようとするフロック。
主権を握り始めます。
しかし完全には降ろうとしない義勇兵に苛立ち、奴隷のように使おうとするフロック。
オニャンコポンが反発したため、銃を向ける展開に。
これにキレるジャン!
フロックと揉み合い、義勇兵に撃たれそうになります。
ジャン、大ピンチ!
そこに車力の巨人が登場!
ジャンを助ける展開に!
ピーク
「あの時はどーも」
ピークの言葉に、驚くジャン。
さらにはハンジ団長とマガトが登場するのを確認するジャン。
ジャン
「ハンジ団長!生きてたんですか!?」
ハンジ団長の生還に、沸き立つ義勇兵と新兵達。
さらに車力の巨人の力により、一気にイェーガー派は崩れ去ります。
このような展開が起こるのでは、と予想します!
125話でのキース教官のセリフから、フロック達イェーガー派は島内の主権を握る動きとなるでしょう。
しかしそれを阻止する展開として、マガト&ピークとハンジが登場するのかなと。
もちろん、ジャンもそこに加わりオニャンコポンも入るのかなと!
むっちゃ熱い展開となりそうですよね!\(^o^)/
今回の考察でフロックの目的が島内の覇権を握るためであり、今後マガトとピークを連れたハンジが覇権を阻止するために動くと予想しました!
つまり、フロックの活躍はハンジさん復活の当て馬なのかなと(笑)
イェーガー派に一時拘束されたハンジのリベンジ展開が見たいです!(*^^*)
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こんばんわ。
フロックは、兵長にとどめをさそうとしたこん畜生の馬鹿野郎ですが、井筒さんも言われているように、みんな統一した気分だと気持ちが悪いし、一番諫山先生が気持ち悪いと思いそうです。
ヒストリアと謁見する前のヒッチたちとの会話が、あの時限りではなく、フロックの立ち位置を明確に示していたんだとつくづく思いますし、前にも書いたけどフロックは、極わずかに生き残る兵士たちの一人であって欲しいとも思います。
エレンによって、いい人の本性が出ちゃったジャンも、エレンをカッコイイと思わずにただ現実主義のフロックも、もちろん兵長も。
もちろんもちろん今いる全員生き残って欲しいけど。
好き嫌いは出るけれどみんな報われて欲しいなと感じますよ。諌山先生から生まれたキャラはみんな生きていますよね❗(´・∀・)
管理人アース
アース団長、お疲れ様です。
フロックの嘘、確かにそうですよね、会話を読んで物凄い違和感を感じてました。
フロックは生死を確認したところを、逃げられたので、兵長も存命と見るべきですよね。回答するなら、生死は分からないが逃げられた。でも、濁流に飛び込んだので、可能性は低いだろう。くらいになるか、と思いますが、ジークに殺されたのは明らかに違いますね。
当然、この嘘には意図があるわけで、おっしゃるとおり、兵政権の掌握でしょう。軍は上位から下位に向かって制御されており、上官の団長、兵長、ジャンは邪魔です。そして、104期生自体が、彼の上位階級の可能性が高く、取り込むか、離反、脱落させる必要があります。それがジャンへの言葉になったとみます。
そして、掌握した後の行動ですが、残念ながらポンコツフロックでは、権威やカリスマ性に欠けるので、女王ヒストリアの追承認が欲しいところです。ので、既に手を打ってるかもしれません。エレンの後ろ盾があると、ほざいても証明の手立てがなく、言うだけ番長状態ですので、疑心暗鬼になり、カオスを招くの明らかですので。
あとは、団長のおっしゃるハンジ団長の動向だけが、問題ですね。恐らくハンジは、ストップ!エレン派であり、マガトに共闘を嘆願する気がしますが、しかし、それが実現すれば、エルディア人の殲滅作戦が、最終的に起こるし、それがエレンを殺害により、なされれば、巨人の力は消えない気がするので、地獄は続くでしょうね。
ハンジの作戦が気になるところですよね!
ただ、今のハンジは以前の雰囲気が戻っているので何か思いついたのかもとも感じますよ!(*^^*)
今後のハンジに期待したいです!
管理人アース
皆さん、考察ありがとうございます。
125話は、まさにフロックとハンジさんの回でしたね。。。私は、彼の事が何か好きになってきてます。。。
ハンジさんの噛ませ犬!!期待しちゃいますね。
井筒さんの考察に納得です。
フロックの発言は、いつも大局を表していて、共感は出来ないがこの意見は正しくもあるという立場だという認識です。
代弁者は、エレンではなく民衆の様な気もしますが。。。
そして先程までと180度、立場が逆転するジャンに焚き付けた「自由」。これはフロックを勧誘したエレンの言葉の引用でしょうか?
私はジャンこそが、読者の代弁者だと思っています。
義勇兵達とのやりとりの中で、傍観者だったと責められた時とは違ったジャンを見せて欲しいです。
生き残ってしまった人の苦悩。。。何かをなさずには終われないという感じと、失うものが無い様に見えて「いいじゃないか。こんな死に方するより生きてた方が」というフロック。
エレンも利用してやろうという感じなんでしょうか?何だか単純にあの時のエルヴィンの言葉や思いに捕らわれている人にも思えます。煽り文句は、彼にもそのまま使えそうです。
アルミンはいずれ「何かを変える事が〜」の意味を背負う日が来ると思いますが、ある意味フロックもまたこの言葉が似合いますね。
ジャンが最も感情移入しやすい読者の代弁者というのは全くの同感ですよ。白夜の時とは違ったジャンが見たいですね❗
これからフロックがどのように描かれるのかも楽しみですよ(*^^*)
管理人アース
アース団長&皆さま
こんばんは🌟
ジャンがマルコの死で自分の役割に目覚めたように
フロックもマルロの死で自分の役割に目覚めたのかなと考えます。
ただエレンは本当の考えを隠していてフロックは勝手な解釈をして暴走してるような気がします。
エレンの本意とは違う解釈をしているフロック、というイメージは同じですよ❗
管理人アース
私も団長の考えに概ね賛成です
しかしフロックが狙ったのはジャンの無力化ではなく、その先にあるハンジ救出阻止の方なのではないかと考えています
フロックがあの場でハンジ逃亡の事実を詳らかに伝えた場合、ジャンとミカサが兵団残党を率いてハンジ捜索へ向かおうとするのは目に見えています
理屈屋のジャンを納得させた上でハンジの救助、捜索に向かわせないようにする為の方便はあの場面のフロックにはないでしょうし、無理やり阻止しようにもミカサを止めるだけの戦力がありませんから、二人をハンジ救出に向かわせない為にはハンジが戦死した事にするのが一番でしょう
これまでのフロックを振り返ると、ジャンら104期の仲間に対しは何もせずただ立っていただけ、と能力を疑問視する旨の発言をした事があり、それ以後もマーレ襲撃時の甘い行動に対し考えをぶつける場面がありました
なので今の自信に満ちたフロックはジャンの事をそこまで高く評価していないと思われます
一方でハンジに対してはイェーガー派として調子づいている最中でも、ハンジよりも上に立っているというような精神的な余裕はあまり感じ取れませんでしたので、ある程度その実力を認め、警戒しているのでは?とも思えます
そしてフロックも馬鹿ではないので、恐らくはリヴァイがまだ生存している可能性についても考えてはいるはずです。もしかしたらハンジ救出よりもさらにその先のリヴァイ復活まで警戒しているのかもしれません
なにせリヴァイは彼にとって今のエレンと同じように巨人を駆逐する力を持った悪魔なので
>その先にあるハンジ救出阻止の方なのではないかと
なるほどですね!
リヴァイ兵長とハンジへの警戒が今回のジャンへのウソに繋がったという考察、同感ですよ!
これからのフロックの動きにそれが表れるかもですね!
管理人アース
「あの兵士に意味を与えるまで」の「あの兵士」が少なからずエルヴィンを指しているんだとすれば、フロックはエルヴィン特攻から奇跡的に生き残った者ですから、ここで目立ってきたのもエレヴィンの存在につながる伏線かな?
とか思いました。
この状況で兵長とフロックが再会する展開があったら、どんな会話になるんでしょうか?
とか期待しちゃいます。
>この状況で兵長とフロックが再会する展開があったら、
あると思いますよ。
ここでハンジとジャンの再会を予想していますが、そこにリヴァイ兵長も同行していると思うので…
兵長とフロックの再会は最高ですね(笑)
管理人アース
おはようございます。
フロックの役割についてですが、「進撃の巨人ストーリーガイド」(2019/04)の諫山先生ロングインタビューのp126~p127に記述があるので引用しておきます。
小見出しにあるようにポイントとしては、「読者目線での代弁者のような役割」とのことでした。
もちろん、読者にも様々な目線(視点や価値判断)があるので、読者全員の目線をフロックが代弁できているとはなりませんし、
今回の作中でフロックがエレンの意思決定の重要な一端を担う形でエレンを代弁していても、読者のシンパシーが一概にエレンに重なるともならないでしょう。
が、最大公約数的に、フロックは、読者目線の代弁者の役割という位置付けとのことです。
インタビュー中に、若干の詳細が記されているので、ご参考まで箇条書きで引用/列挙しておくと、(意訳)
・ 生き残ったことで、言いたいことを言えるキャラに成長した。
・ メインキャラがいい人や正しい人に成長していくパターンとは違う。
・ フロックのような存在がないと、みんなが統一した意識を持つようになり、状態として気持ちが悪い。
・ 対立意見を出すからこそ、分かること、気づけることがある。
・ メインのキャラが客観的でなくなってきているところがあるので、読者目線の代弁者のような役割を持たせた。
とのことです。
自分の言葉で更に意訳すると、フロックを通じて客観性・第三者的視点を導入していて、それはメタな視点でもあるので、読者目線と形容しているのだろうと。
・・・
トピックのお題に戻ると、
ハンジはともかく、兵長が落命したというフロックの見解は、状況判断としては妥当ではないかと。この点については意図してジャンを欺こうとしてはいなそうに思えます。
また、フロックの役割の設定が上記のようなものであるなら、フロックは言いにくいことであっても遠慮なく、言ってしまっているように思えます。
それと、話の大筋として、「パラディの生存権」を最優先するという立場を採るなら、フロックの考え方や行動は不合理なものではなく、また、パラディ住民の大多数の利益に適(かな)っているように思われます。作中の設定として、マーレを中心に壁外の世界が、憎悪を煽りながら、パラディを滅ぼしにかかっているので。
作中での義勇兵とイェーガー派の立場は、ほんの数時間前まで、全くの逆でした。が、始祖の力の三つ巴の争奪戦で、結果的にイェーガー派が勝利したことで、支配・被支配の構図が著しいコントラストをなして一挙に反転していて、
フロックの非情さは、変転の無常さとも重なり合って、とても印象的な「対比」を作り出しているとも受け止めました。
ーーーーーーーーーーーー
以前はジャンが読者の代弁的キャラでしたが現在はフロックになっていますね。
それはフロックがやっていることが読者の代弁、という意味ではないですが…他のキャラを生かしている事は間違いないでしょう。
ハンジ団長と再会して「生きていたんだですが!?ハンジさん!」とフロックの前でジャンに叫んで欲しいです(笑)
管理人アース
団長殿、記事更新ありがとうございます。
125話を読んだ後「フロックぅー3日天下だよなぁ…。」と思ってしまいました。(^^;;
フロックの嘘はジャンを落とす為説全面的に賛同します。
元々ジャンとフロックは似たキャラなんですよね。
ジャンはエレンが巨人化出来ると知った後「値踏みさせてくれ。」「お前頼むぞ。」と悲壮な感じでした。
フロックもマリア奪還後の勲章授与の際アルミンに同じ事を言っています。
でも2人のその後はかなり違ったキャラになってしまいました。
ジャンは壁内人類の為、平和の為に戦いを続けてきました。レベリオ襲撃でもなるべく民間人や家屋に被害を出さないように、サシャが撃たれた後でさえガビとファルコを飛行船から放り出す事を否定しています。
対してフロックはあの獣の特攻の際に味合わされた誇り高き死「我々はここで死に次の生者に意味を託す」を強いたエルヴィン始め兵団組織、エルディア人、世界そのものを憎んでいるように見えます。あの特攻で壊れてしまった彼のしたい事は自分を取り巻く全てに対する復讐なのかなと思います。
その為には始祖エレンでさえも利用してやるくらいの狂人的勢い…エレンにはお見通しでしょうが。
それにしても…
兵長とハンジさんが無事だった125話は諌山先生からのお年玉だと思いました。笑
>125話を読んだ後「フロックぅー3日天下だよなぁ…。」と
まさにですね!
ハンジ@秀吉が取って返してくるでしょう(笑)
>あの特攻で壊れてしまった彼のしたい事は自分を取り巻く全てに対する復讐なのかなと思います。
そうなのでしょう。
現在の彼の原点はそこにあるように感じますね。
その見方を読者が感じられるような描写が今後登場するのかな、と感じます。
今後のフロックも見逃せないですね!
管理人アース
お忙しい中お返事をありがとうございます😊😊
嬉し!
いえいえ、Twitterも含めいつもありがとうございます!(*^^*)
これからもよろしくです!
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
あのヘタレキャラだったフロックがまさかここまで大化けするとは思っていませんでした。
元々、フロックはイェレナにそそのかされてエレンとの橋渡しを行っただけで、ジークの安楽死計画さえ知らされていないとばかりに・・・。
そんな事もありジークの野望が潰えた時点で彼の役目はほぼ終わった思っていたのですが、ここに来てさらに存在感を増している事に驚いています。
おまけにエレンの目論見まで聞かされていたはびっくりですね。
フロックの口から「エレンの代弁者」と言う言葉が出て来ましたが、これはあながち間違いでもないのではと思っています。
始祖の力を掌握したエレンなら自分に賛同するのなら、これ以上争う必要は無いのだと言う言い分も分かります。
フロックが兵長とハンジさんがジークに殺されたと言ったのは、ジャンを折れさせる為の嘘と言う団長殿の考察には賛成です。
フロックには自分の反対因子になりかねない存在はここで排除しておく必要があるのでしょう。
問題はここからですね。
キースが言っていたようにイェーガー派が壁内を牛耳り、保守勢力(?)と対立する構図は間違いないでしょう。
ジークやイェレナもこのまま黙っているとは思えないし、オニャンコポン達義勇兵の動きも気になります。
フロックがこのままあっさり反対派に討たれて退場とするとは思えませんが、ハンジさんの復活の為の噛ませ犬と言う考察は面白いと思います。
いったい彼にはどんな死に場所が用意されているんでしょうね?
ここまであまり良い印象を抱けていないフロックですが、最後には彼の言い分も分からなくもないと言う場面を作って欲しいです。
>最後には彼の言い分も分からなくもないと言う場面を作って欲しいです。
全くの同感です。
そしてそのような展開になるのかな、と感じますよ。
もともと白夜でエルヴィン団長ではなくアルミンを私情で選んだリヴァイ兵長に反感を持っていたはずです。
さらにそんな兵長と信頼関係のあるメンバーばかりが生き残り、自分だけが入れない。
生き残った9人の中で、22巻からずっと彼だけが浮いていたのではないでしょうか?
そこからエレンが自分にだけ地鳴らし作戦を打ち明けてくれた…
それに沿って動いた彼を責めるのは酷ですよね。
そういう見方がこれからフロック目線で描かれる事もあるかなと、そう感じています。
この辺りも要チェックですね!
管理人アース
アース団長さん、みなさんこんにちは。
フロックの言動まったくと言っていいほどわからなかったのですが、今回の考察でやっと納得できました!
なるほどなぁ、案外フロックは賢いというか抜け目ないというか。
ただの暴走野郎ではなさそうですね。
ヒッチのこと実は始めは嫌いだったんですが、どんどん好感度があがり、今ではとても好きに。フロックのこともいずれ共感できて、好きになれる日がくるのだろうか…
でも、やはり仲間にジーク脊髄入りワインを知ってて飲ませたのはちょっと許せないです。
フロックに諭されてる時、ジャンが隣にきたミカサを見た後、一瞬汗かきながら考えてる風で。今ここでヘタな事したらミカサをも巻き込んで殺されかねないという現状認識が働いているようにも感じました。ジャン、がんばれ!
すみません、今回もただの感想になってしまいました…
いつも想像が膨らむ楽しい考察、ありがとうございます!
>やはり仲間にジーク脊髄入りワインを知ってて飲ませたのはちょっと許せない
全くの同感ですよ!
>フロックに諭されてる時、ジャンが隣にきたミカサを見た後、一瞬汗かきながら考えてる風で。
ここでのジャンの気持ちは、「フロックに何も言い返せない、かっこ悪いところを見せたくない」という感情も含まれているように感じました。
管理人アースには、ですが。
どちらにしても、ジャンには苦しい展開でしたね(・_・;)
管理人アース
自分がエレンの代弁者であると主張するフロックの様子は黙示録に出てくる偽預言者を思わせます。
偽預言者は「地から出てくる」、「子羊のような角を持っている」そして「竜のように話す」のが特徴と言われています。
「地から出てくる」というのは、地獄の世界から這い出てくるのを意味し、
「子羊の角」は、成長する前の小さな瘤のようなもの(フロックのつむじの下には瘤がありそう)、
「竜のように話す」というのは、自分が竜の代弁者であると言葉巧みに大演説をして、聞く者の心を惑わせることを意味します。
ヨハネの黙示録に出てくる竜は悪魔、サタンだと言われています。
フロックは84話「白夜」で、エルヴィンを悪魔だと言っていたし、「唯一巨人を滅ぼすことの出来る悪魔」を甦らせるのが生き残った自分の使命だと思い込んでしまったのだと思います。
義勇兵を率いたイェレナも偽の救世主である第一の獣(ジーク)を崇拝していた偽預言者と考えられます。
わたしはクリスチャンではなく、学生の頃に、学校の前で配っていた新約聖書を読んでいる程度の知識しかないのですが、「進撃の巨人」と併せて考えると、とても興味深いです。
>フロックの様子は黙示録に出てくる偽預言者を思わせます。
面白いですね!
偽であるなら、その後滅んでいくのでしょうね…
フロックもそのようになっていくのか?
見ものですね!
管理人アース
私はクリスチャンですが、そもそも黙示録は夢ですので、キリストの再臨の前に際し万物の繁栄と滅びを比喩する、あくまで特定の対象はないのです。非常に物語的な、ギリシャ神話を好むだけのような、ファンタジーを遊ぶ解釈でしかありません。黙示録は、フロックと関係ないと思われます。
フロック自体は、決して悪いヤツではなかったのだと思います。なにしろ「調査兵団」に志願したのですから。
ただ、他の「英雄」たちとの違いは、
①最初からの調査兵団でないこと
②あの「獣の巨人特攻作戦」に直接突っ込んでいった生き残りであること
です。
あの戦いの目的は「壁内人類の生き残り」のために「敵を倒すこと」でした。
その結果地獄を見たフロックは、生き残った自分への悔いが根底にあり、犠牲になった仲間のために目的を達成することが「使命」になっているのではないでしょうか。
だから、常に「守るべき味方」と「排除すべき敵」を明確にするようになったのかも知れません。
もっと言えば、彼が守りたいのは「生きている壁の人々」よりも「死んでいった仲間の想い」なのかもしれません。
あ、こう考えると最後の煽りは、フロックにも当てはまりますね。
自分たちの敵は「世界中」に広がってしまいましたが、自分が認める「守るべき対象」を守るためには 何でもやる。
そんな決意が見えます。
なお、瀕死の兵長を担いで濁流へのダイブ。普通なら死にますから、あながち完全なウソとも言えない。本当が混じっているからこそ、ウソに説得力があったのかも知れません。
>彼が守りたいのは「生きている壁の人々」よりも「死んでいった仲間の想い」なのかもしれません。
マルロ達の想いが彼を縛っているのかもしれませんね。
>完全なウソとも言えない。本当が混じっているからこそ、ウソに説得力があったのかも知れません。
ピクシス司令(泣)
フロックが今後どのように展開していくのか見届けなきゃですね。
管理人アース