「進撃の巨人」106話で描かれた“パラディ島の3年間”。アニ再登場など見どころが多く、懐かしい104期の描写も登場しました。
その中でも注目はオニャンコポンの「港」の場面。笑えて伏線っぽく、いろんな意味で秀逸な展開です。
さらにスルーしがちなサシャの「オニャンポコン」発言には、作者・諫山先生の狙いが隠れているようにも感じます。
このサシャの「オニャンポコン」発言を考察してみましょう!
◆サシャの「オニャンポコン」発言を考察!
オニャンコポンならぬ「オニャンポコン」は気付かなかったですよ!サイトのフォロワさん達は素晴らしいです!\(^o^)/
これが誤植なのかサシャの素なのか…(・_・;)
どちらとも判断できかねるサシャのキャラよ…(笑) pic.twitter.com/3b1qb14Qh1— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年6月9日
6月9日時点で管理人アースは見落としていたサシャの「オニャンポコン発言」ですが、フォロワさんのコメントから気付き、このようなツイートをしました。
最初は誤植の可能性も疑っていましたが、この場面を見直し誤植ではないと確定しました。
サシャの「オニャンポコン」ですが、同じコマでハンジがキチンと「オニャンコポン」と言っているので、やはりサシャのは誤植ではなく「素で言っている」かなと!
サシャらしいですよね(*^^*) pic.twitter.com/LaRLvSH4QT— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年6月9日
やはりサシャのキャラによる「言い間違い」という事でしょう!
サシャなら素で言い間違える事もありますよね!(笑)
この時の会話の流れもジャン、コニー、サシャのコメディー展開からであり、

サシャも素で言い間違えているのでしょうが、本来なら誰かがツッコむところなのかもですね!(笑)

しかし言われたオニャンコポン自身も、ツッコまずにスルーしています。
普通に肌の色についてのサシャの質問に答え、「神」についての見解を話す展開へと移ります。
このように見て行くと、サシャの言い間違えをスルーしたのには、何か意味があるような気がしてきます。
なぜオニャンコポンも含め誰もツッコまずにスルーする展開となっているのでしょうか?
作者諫山先生には、何か狙いがあったのでしょうか?
見直してみましょう!
◆「オニャンコポン」スルーに見る諫山先生の仕掛けを検証!

サシャの言い間違えは、一語一語キチンとセリフを読まなければ気付かずにスルーしてしまうよう描写と言えます。
実際に初読では、管理人アースも気付かずスルーして読んでいました(;´Д`)
そのような人の方も多かったのではないでしょうか?
そしてSNSやネットで気付き知り、この場面を読み直して気付くという人は多々みえたにではないかと思います。
ここに、作者諫山先生の狙いがあったのではないでしょうか?
つまり「この場面を一語一語丁寧に読み直して欲しい」という諫山先生の気持ちがあったのではと考えられるのです。
この時のサシャの「何で肌が黒いのですか?」というセリフは、かなりデリケートな問題を含んだセリフと言えます。
これをサシャに言わせたのはそのキャラによるところが大きいと察せられますが(笑)、それでも言わせるのには相応の決心が必要だったでしょう。
ただその覚悟が感じられる分、ここからの「いろんな奴がいた方が面白い」「俺たちは皆 求められたから存在する」までの件は最高ですよね!
諫山先生の考え方、見方をサラリとオニャンコポンから見られたように感じましたよ!
本当に素晴らしいセリフです!
106話には「パラディ島の3年間」「アニ再登場」など見どころとなる場面は多く、それらと比べ展開的にはこの「港」の場面は大きな見どころとは言いにくい場面でしょう。

普通に読んでいたら、他の見応えのある場面に喰われ掠んでしまっていたかもしれません。
そのためサシャに「オニャンポコン」と言わせスルーさせ、ネットで「サシャが言い間違えている」と話題になるように持っていき、今一度丁寧に読み直させるように仕掛けたのではないでしょうか?
たしかにこの場面は何度も丁寧に見直すべき、名セリフですよね!

今回のサシャ言い間違え&スルーには、オニャンコポンの名セリフに対する諫山先生の強い気持ちと読者への仕掛けが感じられました!
今一度、106話を丁寧に読み直そうと感じた管理人アースでした!\(^o^)/
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