「進撃の巨人」は恋愛描写が少ない作品だと言い切れます。
そんな作品だからこそ「好きだ!」という告白が登場すると、「おおお!!!」と衝撃を受ける場面にもなります。
そんな衝撃場面が、最近3つ登場していますよね。
これを当サイトでは、「進撃の3大恋愛発言場面」と捉えています(笑)
- リヴァイとハンジ
- エレンとミカサ
- ファルコとガビ
それぞれの衝撃的な3大恋愛発言を振り返り、さらにそこからの展開を予想したいと思います。
発言だけでも衝撃的な場面ですが伏線としても大きなポイントですので、考察は必須でしょう!
どんな展開が待ち受けている発言なのか?
検証してみましょう!\(^o^)/
◆進撃の巨人の3大恋愛発言場面を紹介!
アースが考える進撃3大恋愛発言。
・ファルコの『お前が好きだ』
・エレンの『オレはお前の何だ』
・ハンジの『二人で暮らそうか』全てが伏線であり回収されると妄想すると…震える(・_・;)#進撃の巨人考察 pic.twitter.com/oXIi65BQ0S
— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) May 3, 2020
当サイトではファルコの「お前が好きだ」、エレンの「オレはお前の何だ」、ハンジの「二人で暮らそうか」を3大恋愛発言と捉えています。
まずはそれぞれ順番に場面を振り返ってみましょう!
118話!ファルコの「お前が好きだ」場面の振り返り
パラディ側に拘束されていたファルコを取り戻し、合流できたガビ。
空き家の中に避難します。
マーレ側からの見方しかできなかったこれまでの自分の行いを、涙を流しながら後悔するガビ。
そんなガビにファルコは自分もエレンに騙されてレベリオの襲撃に加担してしまった、と語ります。
さらにそのまま「お前が好きだ」と告白するファルコ。

そして畳み掛けるように自分が戦士候補生を志願したのは自分と結婚して長生きして欲しかったからだ、と真っ赤になりながら想いを告げます。

突然の愛の告白にとまどうガビ
ジークの脊髄液を摂取しているファルコは、巨人化して告白できなくなってしまうかもしれないから、と涙しながら突然の告白の理由をつぶやきます。
それを聞いたコルトがジークに叫ぶのを止めてもらうように頼もう、と発案し空き家から出ます。
これほど見事な愛の告白は、最新話128話現在までは登場していないですよね!
「あとお前が好きだ」「オレと結婚してずっと幸せでいるために」なんて、ミカサにずっと片想いなジャンでさえも言えていないでしょう(笑)
ここまで見事な「The 愛の告白」は、これからも登場しないのではと思われるくらいです。
素晴らしい愛の告白ですよ!
しかしこの後「顎の巨人」を継承したファルコには、この時の告白した記憶が消えているはずです。
コルトが死亡した事実を教えたであろうガビですが、「私に好きだって言ったんだよ」とは教えていないですよね…
しかし間違いなくこの告白は後の展開に繋がるだろう、と思われます。
123話!エレンの「オレはお前の何だ」場面の振り返り
マーレ国に入国し、一人エレンは皆から離れ外に出ます。
そんなエレンを追いかけ声をかけるミカサ
エレンと二人、しばし無言になります。
そしてこれまで聞いた事すら無かったであろう「どうして俺のこと気にかけてくれるんだ?」と、突然ミカサに問います。
さらに「子供の頃に助けられたからか?」「オレは家族だからか?」と矢継ぎ早にミカサに問うエレン。
あまりに唐突な展開に「…え?」「…え?」と付いていけないミカサ。
愛おしそうな表情でミカサを見つめながら「オレは…」「お前の何だ?」と、決定的な表現でエレンはミカサに尋ねます。

やっと意味を察したのか、真っ赤な表情で震えるミカサ。
「あなたは…家族」と答えます。
そこにスリ少年の家族と104期が合流し、エレンの告白については流れます。
今見直しても「愛の告白」にしか見えない場面ですよね。
ただファルコのように「好きだ」ではなく質問形式になっているので、そこが非常にヤキモキさせられるのですが(・_・;)
これも後に繋がる大きな伏線であることは、間違いないでしょう!
主人公とヒロインの告白場面であることからも、3大恋愛場面の中でも最も大きな伏線であることは間違いない、と思われます。
126話!ハンジの「二人で暮らそうか」場面の振り返り
ジークとイェーガー派から追われ、巨大樹の森に身を隠すハンジ団長とリヴァイ兵長。
雷槍の爆発により重傷を負ったリヴァイを介抱しながら、ハンジは今後の自分たちについて考えます。
重傷のリヴァイと自分だけでは、ジークは止められない。
たとえエレンがジークを裏切ってもイェーガー派が島を統治するのであれば、自分たちのお尋ね者という状態は一生続く。
ハンジは途方にくれます。
暗い表情のハンジ。
眠っているリヴァイをちらりと見て、思わずつぶやきます。

ハンジ
「いっそ二人でここで暮らそうか」
「ねぇ…」
「リヴァイ…」
ハンジは特別強い人間ではありません。
以前にもニック司祭が殺された時に判断に迷い、リヴァイから指摘される場面がありました。
頭がキレ責任感が強い分、逃げ出したくなる衝動も強くなるでしょう。
今回の描写は、そんな気持ちが思わず言葉として出た、という感じの愛の告白とも言えそうです。
ただ、「リヴァイとここで暮らしても良い」「暮らしたい」という気持ちがゼロだったら、こんな言葉は出ないですよね!
さらにリヴァイ自身にこの言葉が聞かれていたと、この後に判明しています。
その後二人にどのようなやり取りがあったのかは描写されていませんが、これは覚えておかなければいけない伏線であることは間違いありません。
生き残った幹部二人の愛の伏線、と言えるような場面ですね。
◆進撃の3大恋愛発言場面の意味と回収を予想!
ファルコの「お前が好きだ」は未来の希望として描かれ回収される。
エレンの「オレはお前の何だ」はミカサの「違った答え」が登場し回収。
ハンジの「二人で暮らそう」は…本当に暮らして回収?(;´Д`)
諫山神は全てを回収すると信じているけれど…#進撃の巨人考察— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) May 3, 2020
それぞれの愛の告白場面を振り返りましたが、そこからどのような展開に繋がるのでしょうか?
それぞれの恋愛発言にはどのような意味が込められているのか?
順番に見て行きます!\(^o^)/
◆ファルガビ場面の意味と回収を予想!

まずファルコとガビの告白場面には、どのような意味があるのでしょうか?
管理人アースは、二人に「未来」を見ます。
ガビとファルコはマーレとパラディ側の両方を知っています。
両者の立場と考えを理解し、感じています。
そんな二人が結ばれ開かれる未来に、進撃の世界の未来を見るのは管理人アースだけでしょうか?
おそらくですが、二人の未来は進撃の世界の未来が投影されるように描かれるのではとイメージします。
ちょっと強引ですし管理人アースの個人的な見方ですが、ファルコが巨人を継承して告白した事を忘れているであろう状態も、進撃の世界を表しているように感じます。
世界の記憶を忘れていたエレンたちやパラディ島の人たちと、重なるのです。
つまりファルコが告白した事を思い出して無事にガビと結ばれる展開こそが、パラディと世界が平和的解決をし希望ある未来が描かれる展開を投影することになるだろう、と感じるのです。
あくまで管理人アースの見方ですが。
ファルコの告白はパラディ島と世界が結ばれるか、という最後の展開を表しており、ガビとの未来が進撃の世界の未来を表しているように感じますよ!
このまま進んでいくと、二人の恋愛伏線回収はそのまま物語の結末後を示唆する事になるのではないでしょうか?
二人が結ばれる展開であれば希望ある未来が描かれ、結ばれない展開であれば暗いバッドエンドで話が終わるのでは、と管理人アースは予想します。
◆エレミカ場面の意味と回収を予想!

主人公エレンとヒロインミカサの恋愛伏線。
全伏線を完全網羅【全話】の「136話最終話展開予想」部分でも予想していますが、管理人アースはループ展開で最終話を迎えると予想しています。
ループ能力を発動するのはミカサの東洋の一族としての能力だと予想していますが、発動条件として「エレンへの想い」が必須だとイメージしています。
つまりミカサがエレンへの想いを自覚した時に「違った答え」を示し、ループ能力が発動するという展開が見られるのでは、と予想します!
エレンとミカサへの恋愛伏線はループ発動の伏線であり、その展開が近い事を表しているのかなと。
地鳴らしで平らになった世界を前に、ミカサはエレンに違った答えを示します。
「エレンは家族であり好きな人」と。
そこからやり直しループでエレンを救う、という回収展開になるのではと予想します!
◆リヴァハン場面の意味と回収を予想!

リヴァイとハンジの恋愛場面には、どのような意味が込められているのでしょうか?
初期から調査兵団幹部として登場し生き残っているのは、彼ら二人だけです。
世代交代も感じられる調査兵団ですが、まだ二人には使命が残っており、ハンジも127話でそのように感じている描写が登場していました。
そんな彼らが全てを終えた時に普通の幸せを得られるのか?
生き残ったハンジとリヴァイに、普通な幸せが訪れるのか?
そんな問いかけが、この恋愛発言場面に含まれているように感じます。
もちろんこのハンジの「暮らそうか」発言は、使命や責任からの逃げを表しています。
ストレートに、そのままの意味を持っています。
ただ「伏線」であることも間違いないでしょう。
つまり「回収」が登場するはずです。
それはどのように訪れるのか?
全てを終えた二人が結ばれる展開が登場し、回収されるのか?
それとも「やっぱり二人では暮らせないよな?彼らが捧げた心臓がどうなったのかを見届けなければ」と言いながら死地に向かうハンジが登場して回収されるのか?
これは本当に諫山先生のみぞ知る、ですよね!
これまで果たしてきた偉業の報いとして、二人に未来が用意されるか?
これまで犯してき罪の報いして、二人に死地が用意されているのか?
本当に諫山先生次第です。
できたら初期から登場している数少ない幹部組に、感謝の気持ちが感じられるような未来が用意されていると嬉しいのですが…
作品の性質上、残酷な展開も覚悟しておかなければ、とも感じますよね。
今回は3大恋愛発言場面には、三組三様の意味が込めれているように考察できました。
ファルガビの恋愛発言場面には、「物語の未来」が。
エレミカの恋愛発言場面には、「物語の結末」が。
リヴァハンの恋愛発言場面には、「二人への報い」が込められているように考察できました。
それぞれの未来予想図は、作品全体の未来予想図でもあるように見えましたよね!
彼らに待ち受けている結末は、物語の未来と結末そのものでもあるかなと。
絶対に見逃せないですよ!
今回の考察で最終話に向けての楽しみがむっちゃ増えたな、と感じている管理人アースでした!\(^o^)/






