ワノ国編が佳境を迎えている、人気漫画「ワンピース」。
最近主人公モンキー・D・ルフィが食べた“悪魔の実”の正体が判明して大変にぎわっております。
そんな中、重要な役割を持っているのは確実なのですが、未だにそこまで活躍が見られない人物がいます。
その人物の名前は「トニートニー・チョッパー」。
今回はそんな「トニートニー・チョッパー」はどんな人物なのか。
それと、どのような役割を担っているのかを解説しながら考察していきます。
更に、アニメ版の担当声優さんの紹介もしていますので、良ければ最後までご覧ください。
ワンピース考察|トニートニー・チョッパーはどんな人物?
ヒトヒトの実
ルフィ→モデル・ニカ
センゴク→モデル・大仏
チョッパー→モデル・一般人#今週のワンピ pic.twitter.com/W374E0lWOX— TAKAHIRO (@endx227) March 27, 2022
麦わらの一味で初めての「動物(ゾオン)系能力者」として仲間に引き入れられたチョッパー。
性格はとにかく優しく、苦しむ人を放って置けない心の持ち主です。
そのため、人間の命を弄ぶような行為に対しては読者が驚くほどの怒りをあらわにします。
例えば、スリラーバーク編での“ドクトル・ホグバックの死者蘇生”。
パンクハザード編での“シーザー・クラウンの殺戮兵器や子供を使った人体実験”がそうですね。
ワノ国編でも“クイーンのウイルス兵器”に怒りをあらわし、必死で対抗しておりました。
そんな優しいチョッパーをおさらいしていきましょう。
「ヒトヒトの実」を食べたトナカイ
チョッパーは元々トナカイでした。
「ワンピース」の世界では、トナカイは“赤鼻”が普通なのですが、チョッパーは生まれつき“青鼻”。
この青鼻のせいで、親に見捨てられ、群れから追い出されて1人で生きてきたのです。
そして、何も分からずに食べた物の中に“悪魔の実”が入っており、能力を発現してしまったのでした。
その“悪魔の実”が「ヒトヒトの実」。
姿や身体の構造などを「人間に近づける」能力だったのです。
ですが、完全に人間になれるわけではありません。
半獣の「雪男」のような形にしか変形できず、人間からも迫害されてしまいましたね…。
麦わらの一味「船医」
ヒトヒトの実モデル二力が今まで何百年も覚醒しなかったの食った奴ら勝手に死んでいってたから説好きwww pic.twitter.com/OMKv7ZU7nE
— ぱり子 (@sparat1992) October 15, 2022
そんなチョッパーが後に出会うのが「麦わらの一味」。
ルフィは最初見た時に「化け物がいる」と目を輝かせていました。
そして、チョッパーはルフィの“海賊としての信念”や“男としての強さ”の部分に惹かれていき、正式に麦わらの一味へ加入したのです。
もちろん役職は「船医」。
これほど優秀な船医はいませんね!
医者も驚きの“医術”の持ち主
これまであまりスポットが当たってこなかったチョッパーの“医術”の部分。
優れた医者であるミンク族のミヤギも驚いてしまうほどの領域に達しています。
例えば、シーザーが数年間かけて研究して作り上げた毒ガスの治療薬を数時間で作ったこともあります。
また、クイーンのウイルス兵器“氷鬼”についても、すぐさま分析を進め特効薬を作り上げていましたね!
よくよく考えてみれば「シーザーやクイーンより断然チョッパーの方が凄い」ことがわかりますよね。
ワンピース考察|トニートニー・チョッパーの過去
https://twitter.com/sunagimofumofun/status/1474221968333602820
今は明るい性格ですが、チョッパーは実は壮絶な過去を抱えています。
群れからの追放、親同然の人物との別れ、師匠との出会い。
様々な出会いや別れが今のチョッパーをつくったのですね!
ドラム王国で生まれ育つ
ルフィがチョッパーと出会った「ドラム王国」で産まれたチョッパー。
元はただのトナカイでした。
ですが、他のトナカイとは違う部分があったのです。
それは、チョッパーのチャームポイントである”青鼻”。
他のトナカイが”赤鼻”だったのに対し、チョッパーは”青鼻”で産まれてしまったのです。
それが原因でトナカイの群れから追放され、親からも見捨てられてしまいます。
そして、1匹で生きていく中で食べてしまったのが「ヒトヒトの実」だったのですね!
Dr.ヒルルクとの出会い
「ヒトヒトの実」を食べて人の形に近ずいたチョッパーは人里へおります。
ですが、その姿は本当のチョッパーでは無く、言うなれば「雪男」。
人間からも排除の対象としてみなされたのでした。
そんな中であったのが、「Dr.ヒルルク」。
また襲われると思ったチョッパーはヒルルクを攻撃します。
ヒルルクはチョッパーに害はないと伝える為に冬島で全裸になっていましたね!
このヒルルクとの出会いを機に、チョッパーは「人間について」、「優しさとは」、「男の信念」を学びました。
ですが、そんな幸せな時間も長くは続きませんでした。
“不治の病”に侵されていたヒルルクは限界を迎えていたのです。
アミウダケ
ワンピース16巻を読んだ。
チョッパーとDr.ヒルルクの話、これチョッパーが仲間になるとこもそうだけど。チョッパーが、想いだけで摘んできた毒キノコのスープを、ヒルルクが飲んでくれるところくっそ泣いたなぁ。
「優しいだけじゃ人は救えないんだ。命を救たきゃ医術と知識を身につけな‼︎」 pic.twitter.com/1j5jQ3JgrV
— kato (@kuromitsu_ka) October 4, 2022
そんなヒルルクを助けようと「万能薬」として伝わっていたキノコを命懸けで取ってきたチョッパー。
なんとそのキノコは「アミウダケ」という猛毒キノコだったのです。
チョッパーの優しさを無下にできないヒルルクは、そのキノコスープを飲んでします。
それが関節的な原因となり、ヒルルクは死んでしまいます。
その時の名言は、今でも確実に上位に入ってきますし、伏線としても有名ですね!
Dr.クレハの下で医術を学ぶ
自分の無知を悔やんだチョッパーは、「自分がどんな病気も治せる万能薬にらなる」と夢を掲げ、腕のいい医者に弟子入りします。
その医者こそが、「Dr.クレハ」。
ヒルルクと仲良くしていた医者でした。
チョッパーはクレハの元で「医術」と「悪魔の実の研究」をしていましたね!
ワンピース考察|トニートニー・チョッパーの能力について
チョッパーの能力は他の動物(ゾオン)系の能力とは一味違います。
チョッパーは医術と共に、「悪魔の実の能力」の研究も行ってきました。
その過程で辿り着いた研究成果で、他の動物系能力者とは違った能力を発現させているのですね!
その詳細を見ていきましょう。
ヒトヒトの実の能力者
これまで何度か話したチョッパーの悪魔の実の能力。
「ヒトヒトの実」と呼ばれる悪魔の実ですね。
ですが、動物系悪魔の実に必ず存在する”モデル”という概念が明かされていません。
なのでウソップも言っていた通り、「ヒトヒトの実は人に変身する」という能力だと思われております。
これまでチョッパーが成し遂げた偉業などを考えると「ただの人に変身する」能力ではないことが伺えますね。
更に、ドラム王国には「万病を治す万能薬が存在する」と言われており、それはキノコだという噂もありました。
それが伏線となっており、チョッパーが食べた「ヒトヒトの実」はキノコの形をしていることが公式ファンブックで判明しております。
ランブルボール
https://twitter.com/next_of_next/status/1404017749605507074
新世界突入前のチョッパーは、「ランブルボール」という丸薬を使って、多段階変身を可能にしていました。
これはチョッパーが独自に研究し、開発した「動物系の変身能力の波長を狂わせる」丸薬です。
この時既に通常の変身形態に加えて4つの変身形態を、見つけ出しております。
更にチョッパーの凄さは新世界で飛躍していました。
新世界突入後のチョッパーの能力はどうなったのでしょう!
驚異の七段変形
以前は「ランブルボール」を使用し、わざと波長を狂わせて多段階変身をしていました。
ですが、現在は「ランブルボール」無しで脅威の七段変身を可能にしているのです。
また、「ランブルボール」を3つ連続で服用してしまうと巨大化してしまい、本物の怪物の姿に変身していました。
自我を失ってしまうこの形態は「モンスター・ポイント」と呼ばれ、使うことは許されていませんでしたね。
ですが、新世界突入後のチョッパーは「ランブルボール」を使用することでこの「モンスター・ポイント」の制御に成功しています。
全てを合わせて全八段変身を可能にしている現在のチョッパーの凄さが分かったと思います!
ワンピース考察|トニートニー・チョッパーの今後の役割
読者の間で有名な“サブタイトル〇人目”の伏線。
例えば、最初に仲間になったゾロが”1人目”でした。
チョッパーはまだこの”〇人目”が出ていません。
これは、一味で本当の役割を果たした時に”〇人目”と出ると言われております。
チョッパーの本当の役割とはいったい何なのでしょうか・・・?
船員の誰かが“不治の病”に罹る
チョッパーの夢である「どんな病気も治す万能薬になる」という点。
そこから考えると。麦わらの一味の誰かが”不治の病“に罹ってしまうという説が浮上します。
加えて、ウソップの「島に上陸したら死んでしまう病」などの嘘。
ウソップのついてきた嘘は本当になるという説は有名なものですよね。
ロジャーも罹っていたように、”不治の病”に罹ってしまった仲間を治す所で、〇人目のサブタイトルが付くのかもしれませんね!
ルフィの“能力の暴走”を食い止める
もう1つのチョッパーの特徴と言えば「悪魔の実の波長の研究」です。
その成果が「ランブルボール」でしたね!
ルフィもチョッパー同様「ヒトヒトの実」の能力者であることが明らかとなっています。
そして、「動物系悪魔の実には”意志”が宿る」とも言われていました。
その”意志”に飲まれた果てがインペルダウンの獄卒獣だと考えます。
そう考えると、ルフィは”ニカ”に飲まれて、ルフィじゃなくなる可能性もあるのでは無いでしょうか?
そこで重要になってくるのが「悪魔の実の波長」。
「悪魔の実の波長を狂わせて、”ニカ”の自我を薄めてルフィを取り戻す」
なんてこともあるかもしれませんね!
ゾロを死の淵から救い出す
続いての可能性は、ワノ国編にてキングとの死闘の後、死にかけているゾロを救うというものです。
ゾロがここで死んでしまい、麦わらの一味に穴を空けることになるとは考え難いですね。
なので、ゾロを死の淵から救いだすのがチョッパーなのでは無いでしょうか?
ですが、このゾロの件に関しては他の説が有力だとかんがえています。
また、これまでスリラーバークでのことなどで幾度となくゾロを救ってきたチョッパー。
今更ゾロを死の淵から救いだした所で、〇人目というサブタイトルが付くでしょうか?
なのでこの3つ目の説は非常に考え難いと思います!
ワンピース考察|トニートニー・チョッパーの担当声優さんを紹介
これまでチョッパーに関しての過去の話やこれからの考察をしてきました。
ここからは、アニメ版ワンピースのチョッパーを担当して下さっている声優さんを紹介しようと思います。
お馴染みのチョッパーの可愛らしい声は誰が担当して下さっているのでしょうか!
担当声優さんは「大谷育江さん」
チョッパーの担当声優さんは「大谷育江さん」です!
「育ちゃん」の愛称で慕われていますよね。
1986年から活動を開始している大ベテランで、数々のキャラクターを担当して下さっています。
もっとも有名なキャラクターは、やはり「ポケットモンスター」の”ピカチュウ“です。
何気なく聞いているピカチュウの声にも、ちゃんとした意味があり、サトシを呼ぶ時は必ず同じ鳴き声で呼びます。
言葉を話せない難しいキャラクターを1997年から現在まで担当されているとなると、どれだけ凄いのかが分かりますよね!
その他に大谷育江さんはどんなキャラクターを演じて来たのでしょうか?
少しですが、紹介していきます!
大谷育江さんが担当されているキャラクター
おジャ魔女どれみ・ハナちゃん
世代にもよると思いますが、誰しもがタイトルは知っていると思われる「おジャ魔女どれみ」。
そのアニメに登場する赤ん坊の「ハナちゃん」の役を演じております。
この役もまともに言葉が話せない赤ちゃんの役なので、相当難しかったでしょうね・・・!
NARUTO・木ノ葉丸
https://twitter.com/narucole_jp/status/1476206395473395716
主人公ナルトを慕う「猿飛木ノ葉丸」の役も演じております。
「〜だコレ!」と特徴的な語尾で話す木ノ葉丸もやんちゃな幼少期から仲間を想う立派な忍者に成長しました。
その成長の過程をしっかり演じられるのは、大谷育江さんだからこそだと感じます。
金色のガッシュベル・ガッシュベル
ガッシュ20周年らしいから
コミック1巻読んだんすわまぁ、1話のクライマックスシーンでさっそく泣いたよね
#ガッシュ20周年 pic.twitter.com/G4VEzZQ92M
— あーりす@現役調理師パパ (@NEhKy3suDxwaB4O) September 2, 2021
アニメ版金色のガッシュベルの主人公、「ガッシュ」の役も演じております。
自身の記憶が無いにも関わらず、”魔物の王を決める戦い”へ参加させられ、パートナー清麿と共に戦って行く物語。
頼れる仲間たちやガッシュと清麿の成長、そして熱いバトルシーンなんかは胸が踊りましたね!
物語終盤では、大谷育江さんの体調が優れない時期と重なり、ガッシュの担当声優さんは変更となりました。
原作が終了し、長らく「伝説の漫画」と言われておりますが、最近「金色のガッシュ2」というタイトルで続編が描かれるようですね!
ワンピースにも多数キャラクターが存在
チョッパー以外にもワンピースに登場するキャラクターで担当されている人物がいます。
例えば、2年後シャボンディ諸島で登場した「偽ナミ」や少年時代の「サンジ」などを担当されていますね!
ワンピース考察|トニートニー・チョッパーの“モデル”について
動物(ゾオン)系の能力には“モデル”が存在する
基本的に動物系悪魔の実には”モデル“という概念が存在します。
例えば、”CP-0″のロブ・ルッチは「ネコネコの実 モデル”豹(レオパルド)”」でした。
この様に、「ネコ科」の中でも「豹」に詳しく分けられていることを模しての”モデル”なのです。
「ヒトヒトの実」も例外ではありません。
ですが、チョッパーの食べた「ヒトヒトの実」の”モデル”は明かされていないのです。
ヒトヒトの実は“モデル”が明かされていない
先ほど話した通り、チョッパーが食べた「ヒトヒトの実」の”モデル”は明かされていません。
猫や犬のように、人は分類や種別で分けられないから「ヒトヒトの実」には”モデル”が存在しないのでは。
そう考える人も少なくありませんよね。
ですが、チョッパー以外に「ヒトヒトの実」を食べた人物も存在します。
詳しくは後述しますが「海軍元元帥 センゴク」や「霜月牛丸の相棒狐 牛鬼丸」、「ルフィ」も「ヒトヒトの実」の能力者でした。
これらの人物の能力にはちゃんと”モデル”が存在しているのです。
更に「ヒトヒトの実」にはある共通点があります。
その共通点と共に考察していきましょう!
チョッパーの能力は”幻獣種”!?
「ヒトヒトの実 モデル大仏」を食べた『大仏人間』の能力が「大仏になって衝撃波を出す」なのマジでずっと意味わからん pic.twitter.com/02oAg6gD7M
— Kくん (@kkun414) June 29, 2020
先ほど話した共通点とは。
ずばり、これまで登場した「ヒトヒトの実」には”幻獣種“しか存在しません。
センゴクの”大仏“。
牛鬼丸(霜月牛丸の相棒狐)の”大入道“。
ルフィの”ニカ“と登場しております。
この様にただ「人に変身する」能力ではないことが分かり、「人が食べても何かしらの別物に変身する」ことも分かります。
ということは、チョッパーの能力も”神”や”妖怪”と言った神仏を模した悪魔の実なのでしょう。
例えば、日本の神でいうと「大国主命(おおくにぬしのみこと)」などが医薬の神として有名です。
ギリシャ神話でいうと「アスクレピオス」というアポロンの子にあたる医術の神が存在しますね。
どちらも人型だと考えられているので、「ヒトヒトの実」の”幻獣種”である可能性は大いにあると思います。
ワンピース考察|トニートニー・チョッパーの紹介まとめ
今回は「麦わらの一味の天才船医」”トニートニー・チョッパー”の紹介と能力についての考察を行いました。
長らく麦わらの一味の仲間として活躍しているチョッパーですが、よくよく考えて見ると「謎」が残されていますね。
はたして、チョッパーの伏線はどのような「結末」を迎えるのか、凄く楽しみですね!
必ずチョッパーにスポットが当たる時が来ます。
物語の核心に触れるほどの「謎」な可能性もあります!
皆さんも注目していきましょう。
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