少年ジャンプ2020年48号の内容です
前回993話は、少し本気になったカイドウのかまいたちにより、菊之丞の腕が切り落とされるというショッキングなシーンで終わりました。
今回はその続きからとなります。
果たして菊之丞を始めとする赤鞘たちの運命は?
ルフィたちは無事に屋上までたどり着けるのか?
クイーンの兵器「氷鬼」で戦況はどう変わる?
そしてついにヤマトが戦う時が来た!
まずはあらすじから見ていきましょう!
ワンピースネタバレ|994話「またの名はヤマト」のあらすじ
993話の最後の場面では、菊之丞の左腕が切断されたシーンが衝撃的でしたね。
いったい菊は無事なのか?
994話はその続きから始まります。
ついに人型となり本気のカイドウ
左腕を切り落とされた菊はそのまま地面に倒れ込みます。
すかさずイゾウが傷口を縛り、錦えもんが傷口を焼いて止血します。
立てるか菊之丞
ハァ…ハァ…
無論です
左腕を失ったというのに、弱気な表情一つ見せません。
その様子を見たカイドウが、侍たちに言います。
ウォロロロロ……
そういうとこだ……!!
いつでも覚悟がある…!!!
おれは”侍”が好きだ……
ロジャーも……
白ひげも……!!!
うまくやりやがった……!!!
時世じゃねェがよ……!!
死は人の完成だ……!!!
そうだろ?
終わろうか……!!!
人型となって本気になった様子のカイドウに、侍たちは一歩も引く様子はありません。
ルフィたちの進撃
場面は1Fに移ります。
前回、地下一階で合流したルフィ、サンジ、ジンベエの3名は、順調に一階へと昇っています。
うわァ~~~~”麦わら”とジンベエだ
めちゃくちゃ強ェ!!気をつけろ
そこに真打である、キリンのSMILE「ハムレット」とニワトリのSMILE「フォートリックス」が立ちはだかります。
が、サンジとジンベエによってそれぞれ一撃で退けられました。
まだまだ三人の快進撃は進みます。
全員が狙うは氷鬼の「抗体」
ライブフロアで暴れまわっている氷鬼は敵味方関係なく襲うため、全員がパニックになっています。
その状況を楽しんでいるのはクイーンのみで、チョッパーはその抗体を手に入れようと考えています。
戦闘中に薬作って鬼達に打って回るなんて!!
現実的に不可能だ………!!
ーだけどここには「兎丼」にはいなかった
ウイルスを作った”黒幕”がいる!!!
ウイルスの制作者は必ず同時にその「抗体」も作って持っている!!
それさえ手に入れば薬は大量に増やす事ができる!!
クイーンが抗体を持っているに違いないと睨み、何とかそれを手に入れようと企てています。
どうやら氷鬼は無理やり筋力や凶暴性を増やしているため、一刻も早く元に戻さないと命が削られるようです。
するとクイーンがふと、アプーへ小瓶を渡しました。
おいブラザーアプー!!
この世で唯一の「抗体」だ
奪われたら惨殺の刑だぞお前……!!
さァいよいよ始めるぜ♪
”QUEENプレゼンツ”ゲームライブ
チャンスがなけりゃゲームじゃねェ!!殺し!裏切り!!ルール無用
「氷鬼 in 鬼ゴッコ」ォ~~~!!!
なんと抗体はアプーの手に!!
敵味方関係なく、これを手にした者だけが仲間を元に戻すことができます。
果たしてチョッパーたちは、無事にアプーから抗体を奪うことができるのでしょうか!?
ヤマトvsササキ
場面は変わって、モモの助を守るヤマトとしのぶ。
モモの助をかばって弓矢に撃たれたしのぶは、ヤマトにモモの助を託そうとします。
誰だか知らないけど………!!
味方なら…
モモの助様をどうか……
あなたも助ける!!しのぶさん
ぼくは20年前!!光月おでんの処刑を見てた!!
あなたの言葉で僕は泣いた!!
光月おでんの生き様に泣いた!!!
ササキの部下からの集中砲火を浴びますが、ヤマトが盾となり守ります。
そして煙の中からヤマトが続けます。
モモの助くん!!僕はあの日キミを助けに
九里へ走ったんだ!!
だけどゴメンね!!
カイドウに落とされそうになるキミを見てることしかできなかった!!
あの日僕には力がなかった!!
ヤマトが金棒を一振りすると、ササキの部下の一人が吹き飛ばされました。
モモの助はヤマトの強さと気持ちを知り、ヤマトに話しかけます。
お………おぬし誰だ…
さっきは父の名を語り…!!
またの名を
ヤマト!!!
キミの為に死ねる!!!
994話はここまで!
そして次週は休載………!
ワンピースネタバレ|994話の伏線ポイントと考察
今回の考察ポイントは、このようになっています。
- 「死は人の完成」とは!?
- アプーvsゾロ、チョッパーvsクイーン?
- ヤマトがササキを倒すのか?
それでは早速見ていきましょう!
「死は人の完成」とは!?
今回カイドウの口から、新たな表現が出てきましたね。
ー死は人の完成ー
今でこそ忘れられがちですが、思えばカイドウは初登場の時、自殺するためにわざわざ空島から飛び降りるという非常に謎多きキャラでしたね。
おでんの過去編ではそのことには全く触れられず、「キャラ設定を間違えたのか…?」とすら思っていましたが、今回また出てきました。
カイドウがこれほどまでに「死」にこだわるのは、「死が人間の完成」だと考えているからということですね。
うまくやったのは「ロジャー」「白ひげ」
「死が人間を完成させる」という意味でうまくやったのが、ロジャーや白ひげだとカイドウは言っています。
確かにこの二人の死際の一言には、ある意味彼らが生きている時よりも大きな影響を世界に与えたことで、ある意味「死が彼らの人生を完成させた」と言えるような気もします。
ということはカイドウもただ死にたいのではなく、死ぬことによって彼の人生を完成させたい、という思いがあるのかもしれません。
尊敬していたからこそ、おでんを殺した
死ぬことで伝説になった人物といえば、ワの国では「光月おでん」がいます。
最近の話の中でも、カイドウの口からおでんに対する尊敬の念はヒシヒシと伝わってきます。
そしておでんの家臣であった赤鞘達に対しても、強さこそ認めないものの、その心意気を非常に気に入っているようでした。
「死ぬことで人は完成する」という考えのカイドウからすると、尊敬していたからこそおでんを殺した、というふうに考えられます。
そして今回、おでんの家臣として同じように好意的に思っている赤鞘達を前に、彼らを殺すことで彼らの人生を完成させようとしている、と考えられます。
さらには赤鞘達も「おでん様の侍として死なせてくれ」と言っていることから、カイドウの手によって赤鞘達が殺される可能性はあるように思います。
言いながら人の姿に戻ったのには意味がある?
そしてもう一つ気になったのは、カイドウが「死は人の完成だ」というセリフを口にしながら人型に戻ったことです。
ここまでの戦闘を見ている限りカイドウは人型の方が強いように思いますので、単純にその後の赤鞘達との戦いに本気で挑むためとも考えられます。
しかしあえて違った見方をするとすれば、カイドウは人型の状態でしか死ぬことができないのではないでしょうか?
いまだにカイドウは人間なのか龍なのか明らかになっていませんが、龍と言えば不死の生物という伝説もあります。
もともと龍であったカイドウは死ぬことができなかったが、人になることができるようになったため、人型の状態で何とか自分を殺してくれる人物を探している、という見方ができるような気もします。
もともと死ねなかったからこそ死に対してある種の憧れのような感情があるのかもしれません。
アプーvsゾロ、チョッパーvsクイーン?
突如始まった「氷鬼 in 鬼ゴッコ」では、全員がアプーを狙っています。
ルフィサイドではゾロが参加していますので、恐らくこのままいけば最終的にはゾロvsアプーという形になるのではないでしょうか。
もしくは以前にいがみ合っていた、ドレークの存在も気になるところではあります。
そして疫災対策で活躍するであろうチョッパーですが、実力的にはかなうかわかりませんが、思想的にはクイーンを許さないでしょう。
一騎討ちになるのか、あるいは一緒にいるブルックと共闘する形になるのかわかりませんが、クイーンを倒すのはチョッパーになるような気がします。
医者つながりで、ローとの共闘なんかがあっても面白いかもしれませんね!
ヤマトがササキを倒すのか?
ヤマトは誰と戦うのかと思っていましたが、まさかのササキと激突しそうですね。
ヤマトの強さは未知数ですが、不意打ちとはいえウルティを一撃で倒していたことから、ササキに対してもかなり有利に進めることができるのではないかと思います。
とはいえササキ自体がウルティよりも強そうな気もしますし、能力を発揮したササキといい勝負になるのかもしれませんね!
今回はここまで!
また次回のお話を楽しみに待ちましょう!
ワンピース、キングダム、呪術廻戦などのアニメやマンガを楽しむならU-NEXTがおすすめです!
今だけ31日間の無料トライアルがあるので、ワンピース、キングダム、呪術廻戦などが見放題です!
初回特典でU-NEXTで「600ポイント」が無料でもらえるので、漫画1冊無料で見ることができますよ!
U-NEXTは解約もワンクリックでできるので、安心して無料トライアルを楽しめます⭐️
\無料キャンペーンあり/
31日間無料トライアル
団長、ワンピース、キングダム、進撃と お疲れ様です。
「死は人の完成だ」
少年ジャンプでは危ういセリフですね。
死に様=生き様 ってコトなんですかね。
その人の「生き様」が「死」の瞬間に、永遠に、残された人達の心に刻まれる。
エンターテイメントの漫画ではありマスが・・若い読者たちに、正しい解釈を希望いたします。
(進撃のせいで、何が正しいのかは分かりませぬが・・)