『「ミカサ@ループ説」とユミルの民「道」の関係は?』を追加更新しました!
ミカサのエレンへの執着が「恋心」なのか「家族としての思い」なのか?
この疑問は「進撃の巨人」読者なら誰もが気になることでしょう。
ここでこの疑問を検証してみましょう!!
◆ミカサはエレンが好きなのか?

エレンから離れることを極端に嫌がるミカサ。
最近の連載では、そのような場面が見られなくなっていますが、今まで物語の端々で見られるシーンでした。
例えば第4話ではエレンとは別々の班でしたが「私のところに来て」とミカサは言っています。
エレンに諌められた結果「私が冷静じゃなかった…」と収まりましたが、冷静ではなくなるほどエレンと離れることを嫌がっています。
第29話で女型の巨人に喰われ連れ去られるエレンを見て、明らかに冷静さを失いながら女型の巨人を攻撃し「どこにいたってその女殺して…体中かっさばいてその汚い所から出してあげるから」「ごめんねエレンもう少しだけ待ってて」と、その言動からエレンを連れ去られることに我を忘れている様が確認できます。
この「エレンから離れたくない」ミカサの感情は「恋心」からなのでしょうか?
ミカサに、エレンとの関係を突っ込んで話をしたシーンから確認してみましょう。
◆ミカサはエレンとの関係をどのように認識しているのか?

第13話でエレンを見捨てずに守る決断をしたイアン班長から「恋人を守るためだからな」と言われミカサは顔を赤らめ下を向きながら「…家族です」と答えています。
これは照れて恋人と言えず「家族です」と答えているのでしょうか?
第30話で女型の巨人からエレンを救ったリヴァイ兵長からエレンのことを「お前の大切な友人だろ?」と言われミカサは小さな声でブツブツと「ちがう」「私は」と答えています。
この「ちがう」は、友人ではなく「家族」と言っているのか、それとも「恋人だ」と言っているのかは確認できません。
ただ、ミカサは幼い時に両親を目の前で殺され「家族」を失うことに極度のトラウマを持っているようです。
本人も第3話にて、エレンに「何よりもうこれ以上家族を失いたくない」と言っています。
ですので「恋心」からではなく「家族」としてエレンと離れることを「極端に嫌がっている」のかもしれません。
しかし、ミカサに「恋心」があるからではないか?と思わせる場面もいくつか確認できます。
第9話にて死んだと思っていたエレンが生きていることを確認し、抱きしめ大泣きするシーンがあります。
これは「家族」に対して言うよりも「恋人」に対する泣き方のように見えます。
そして、第32話「慈悲」にてエレンが巨人化できないのがアニに対する迷いから来る事を見逃さず「あなたの班員を殺したのはあの女でしょ?」と恐ろしく怖い顔で言い「…それとも何か…特別な感情が妨げになってるの?」と言っています。
これは明らかに、アニに対して嫉妬しているように見えます。
ちなみにこれはCMですから参考にはならないですが「進撃の巨人展」CM第四弾「ミカサ編」でミカサがエレンに進撃の巨人展に誰と行ったのか訊き「わたしの知っている人?サシャ?ユミル?クリスタ?」「アニ?」と、アニを最後に持ってくる所がこの嫉妬を裏付けているようで笑えました。

第45話ではライナー達にエレンを連れ去られたことを聞いて、涙を流しながら「…私はただそばにいるだけでいいのに」「…それだけなのに…」と呟いている様も「恋心」から来ているように思えます。
第50話ではエレンを再会できたのですが巨人に襲われ絶体絶命のピンチで「マフラーを巻いてくれてありがとう」と、まるで「最期の愛の告白」をするかのようにエレンに告げています。
これはやはり、自覚しているかしていないかは別として、エレンの事が好きなのだろうと決定しても良いシーンのように思えます。
◆ミカサ「ループ説」から見るエレンへの想い

このミカサの愛情、執着から「進撃の巨人」には「ループ説」が根強くあります。
それはミカサがエレンのために時間を巻き戻しやり直させているのではないか?という説で、それだけミカサのエレンへの想いが強く描かれているという証明でしょう。
ミカサのエレンへの想いは、やはり「家族」ではなく「恋心」ではないのでしょうか?
そして物語の完結ではミカサが巨人駆逐に失敗したエレンに「もう一度いってらっしゃい」と第1話のシーンに戻るのではないかないでしょうか?
時間と空間さえも超えるミカサの想い…という完結のような気がします。
それくらいの執着がミカサにはあるように感じます。
◆「ミカサ@ループ説」とユミルの民「道」の関係は?

ここまでは2年前の3月に書いた記事であり、読み直して感じたのですが、現在の管理人アースの考察の根本を支えている記事だと感じられます。
管理人アースはループ説支持者であり、「進撃の巨人」最終回はミカサがエレンをループさせ終わるか、これまでにエレンをループさせていた事が明らかなりながら、ループが終わり物語も終わるのではないかと考えています。
そのループの原因はミカサのエレンへの想いであり、エレンの最終目的である「巨人の駆逐」が果たせるまでループさせているのであろうと考察しています。
管理人アースはこの記事を書く前、「進撃の巨人」にハマり始めた頃からのループ説支持者ですが、連載当初に比べ、このループ支持者はかなり減ってきていたのではと感じていました。
しかしここ最近、とくにクルーガーが登場しユミルの民の「道」が登場してからこのループ説がネット上で再燃して来ていると感じます。
とくに、89話でのクルーガーの「ミカサやアルミン みんなを救いたいなら」という発言が登場してからは、このループ説が再考察されているサイトがチラホラ見受けられます。

ループ説支持者の管理人アースとしては嬉しい限りな現象ですが、いっぽうで「それとこれまでのミカサ・ループは同じなのか?」という疑念もあります。
ここで、クルーガーの「道」と、ミカサ・ループの関係を考察してみます!
ミカサ・ループと「道」の関係は?
まず、2年前のこの記事でも書いていますが、ミカサ・ループは「ミカサの想いによるエレンのループ」だと管理人アースは考えています。
それはたしかに時間を超えた現象ですが、果たしてユミルの民の「道」は関係あるのでしょうか?
まず、「道」とは「全てのユミルの民に繋がるネットワーク」のような存在であり、「巨人を形成する血肉」や「想いや記憶」もその道を通っていると88話でエレンは語っています。

そして、89話でクルーガーの発言「ミカサやアルミン」は、クルーガーがミカサとアルミンを知っているはずがないので、「道」を通り時空を超えた記憶が道を通り、クルーガーに渡ったのかなと考えられます。
たしかに時空を超えた現象であり、ループとの関連も感じます。
ではミカサ・ループは、「道」と関係があるのでしょうか?
管理人アースは、ミカサ・ループはミカサの血統である「東洋の一族」の能力ではないかと考えています。
つまり、アッカーマン家の能力が「戦闘力の高さ」であるように、東洋の一族には「ループを引き起こす力」だと考えており、ミカサもこの力を発動し、エレンにやり直しをさせているのではと予想しているのです。
しかし、この「道」はユミルの民を繋げているものであり、つまりはエルディア人の能力のようなものでしょう。
それに、東洋の一族の能力が絡むのは、違和感を覚えますよね。
ここから、クルーガーが匂わしている時空を超える「道」とミカサ・ループは関係が無いのではと考えられます。
ただ、可能性は低いかなと思っているのですが、「道」とミカサ・ループを繋ぐ存在があります。
それは「大地の悪魔」です。
大地の悪魔は東洋の一族なのか?

ユミルの民を繋ぐ「道」がどのようにしてできたのかは、90話現在では、全くの謎となっています。
ただ、巨人の力は「大地の悪魔」との契約から生まれた事が、85話にて明らかになっています。
ということはもしかしたら、この契約によって「道」が生まれたという可能性もあるのではと感じられます。
さらにここからは完全に妄想の世界ですが、この大地の悪魔が「東洋の一族」だったらどうでしょうか?
つまり、約2000年前に東洋の一族が、エルディア人の先祖ユミル・フリッツに巨人の力を渡したのです。
そう考えたら、東洋の一族の末裔であるミカサが起こすループのに、「道」が絡む事もありえるかもしれませんね!
もし、大地の悪魔が東洋の一族だったら…道を利用したミカサ・ループという展開があるかもと思えてきます!
この答え合わせができるのは物語の、本当に終盤でしょう。
まだまだ先でしょうが、この答えが分かる時を想像すると、今から楽しみすぎる管理人アースでした!\(^o^)/






