175話「仙台結界(コロニー)②」。
前回では、東京結界よりも苛烈を極めたと言われていた「仙台結界」の戦いが開幕しました。
乙骨1人で向かった仙台結界。
これまで各々の縄張りを作り、拮抗した戦場だったのですが、その拮抗が破られました。
破ったのは「乙骨憂太」。
「五条悟」を師に持ち、百鬼夜行後、三か月で特級術師へと返り咲いた、五条悟に次ぐ現代の異能と称された人物です。
そんな乙骨が倒したのが、91点獲得しており、戦況が拮抗する原因となった術師。
「ドルゥヴ・ラクダワラ」でした。
この術師は二度目の受肉を果たし、この仙台結界の死滅回遊に参加していたのです。
倭国大乱にて単独での列島制圧を成し遂げた宿老。
と説明されていたので、相当昔の術師だったのですね。
自立型の二種の式神を操り、その式神の軌跡を自らの領域とする術式を得意とします。
術師が動かずとも陣地が広がって行くため、ドルゥヴ・ラクダワラ自身は細身のただのおじいさんといった印象でした。
そこを突いたのでしょう、乙骨はドルゥヴ・ラクダワラの本体を探し出し、倒す事に成功したのです。
個人的にもっとドルゥヴ・ラクダワラと乙骨の戦いが見たかったです・・・。
ドルゥヴ・ラクダワラの式神もどんな能力で姿をだったのでしょうか・・・?
単独で列島を制圧した事、そしてこの死滅回遊でも91点獲得している点を踏まえると、相当な実力の持ち主だと考えられます!
ドルゥヴ・ラクダワラの死を機に、一気に動き出す戦況。
まず、最初に動き出したのは「特級呪霊」に登録されてた呪霊でした。
呪霊は「人の畏れ」から生まれる存在。
火山や地震などの天災への畏れから生まれたのが「漏瑚」でしたね!
そんな感じで、乙骨の前に現れたのが「ゴキブリ」への畏れから生まれた「ゴキブリ呪霊」。
その名を「黒沐死」と言う呪霊でした。
ドルゥヴ・ラクダワラの式神との相性が悪かったため、式神が倒されるまで冬眠していたのです。
ですが、ドルゥヴ・ラクダワラが倒された事で導入条件を満たし、冬眠解除。
乙骨の前に現れたのでした。
死滅回遊に巻き込まれた市民たちを捕食しようとした所を乙骨によって阻まれます。
冬眠解除後の「極度の飢餓状態」にあった黒沐死は食事を邪魔された事に怒り、真っ先に乙骨を喰う事を決定しました。
そんな黒沐死を他所に、乙骨は「あれもプレイヤー?」とコガネに問いかけ、呪霊のプレイヤーもいるんだ・・・と逆に感心しています。
結界内では物資の数が有限な以上、結界の出入りの制限を無くす必要があります。
かと言って黒沐死のような、無差別で人間を襲う輩を結界外に出さないためには排除結界間での連絡は必須となってきますよね。
この”結界の出入り“と”排除結界間での連絡手段の確立“。
そして、伏黒との約束の2つのルールの追加を考えると400点が必要となってきます。
この400点を1人で稼ぐことを決めた乙骨は、黒沐死を前に刀を構えるのでした!
乙骨vs黒沐死の激闘が始まります!!
呪術廻戦175話ネタバレ考察|あらすじ
呪術廻戦175話ネタバレ考察|乙骨vs黒沐死
前回の続きから始まった175話。
先に動いたのは、極度の飢餓状態での食事を邪魔された黒沐死の方でした。
詳細は判明していませんが、「生と死が交雑する魔剣」と説明された”爛生刀“を振りかざします。
ですがその刀は乙骨に届くことなく、乙骨によって腕を斬られてしまいました。
乙骨はその斬り落とした腕を再生を警戒してか刀で串刺しにし、腕の動きを封じました。
そして、そのまま「ドンッ」と虎杖までとは言いませんが、特級呪霊にも引けを取らない体術を披露します。
その勢いで黒沐死は水切りの要領で跳ねていきますが、羽根を広げて乙骨の来れない空中戦に運んでいきます。
ゴキブリの呪霊なので当然飛行能力も備えているのですね!
それにしても、後ろ姿が描かれましたが、脚とかが何だか気持ち悪いです・・・。
呪術廻戦175話ネタバレ考察|圧倒的実力を見せる乙骨
黒沐死の独壇場に持ち込まれたと思いましたが、乙骨は橋の上に上がっており、ガードレールの一部を取り外して待ち構えます。
黒沐死も乙骨の裏をつきたかったのでしょう。
水切りの要領飛ばされたのとは逆の方向、乙骨がいた方向から飛んで出たのです。
ですが、それも想定内。
黒沐死が乙骨の姿を確認するよりも先に、乙骨によって投げられたガードレールがクリーンヒットしてしまいます。
間髪入れず距離を詰める乙骨。
そして、黒沐死に向かって刀を振り下ろすのでした。
呪術廻戦175話ネタバレ考察|黒沐死の術式
一刀両断されたと思った黒沐死。
黒沐死は乙骨の一撃を辛うじて防いでいたのです。
一撃を防ぎ、乙骨に弾かれた黒沐死は身体から黒い影を広げます。
液体の様にも見える黒い物体。
恐らく「ゴキブリ」でしょうね・・・。
黒沐死に距離を取られた事で、小休止と言わんばかりに索敵範囲を広げる乙骨。
その事で、誰か分からないハイランカー2人によってこの戦闘を見られている事を察知します。
黒沐死を倒した後の戦闘が不利になる事を懸念して「リカ」を使わずに戦い抜く事を決めた乙骨。
その小休止の間に黒沐死は斬り落とされた腕を再生させ、”爛生刀”も手に取ります。
「ズズズ・・・」と音を立てながら黒沐死が乗っているゴキブリの中から出できたのは「昆虫の様な羽根や目をした何か」。
黒沐死は術式を発動し、本格的に乙骨との戦闘を始めます。
どういった能力なのか分からない状態で、動けずにいる乙骨。
そんな乙骨の周りに「ドパッ」とゴキブリの大群を放ちます。
乙骨の周りに円を描く様に放たれたゴキブリ。
何かの攻撃を防ごうと乙骨は足元に刀を突き刺し、呪力の渦を作ります。
その余波によって潰れたゴキブリたちがバチャバチャと落ちていく中、先程出した黒沐死の術式が乙骨の背後を取りました。
呪術廻戦175話ネタバレ考察|”爛生刀”の能力
それも承知の乙骨は、すかさず黒沐死の術式を攻撃します。
あまりの手応えの無さに驚く乙骨。
しかも何かの液体が飛び散るではありませんか!
思わぬ反撃に飛び散った液体が目に入ってしまう乙骨。
その一瞬の隙を狙って黒沐死は乙骨に”爛生刀”を振りかざします。
あまり見えていないのにも関わらず、黒沐死の一撃を防ぐ乙骨。
ですが、“爛生刀”の刃の部分の穴から何かが発射され、乙骨の左肩に着弾します。
攻撃を受けてしまい、一旦距離を置こうとする乙骨。
ですが、黒沐死の術式はすでに乙骨を捉えていました。
着弾した肩から飛び出して来たのは、気持ち悪い昆虫の呪霊。
乙骨の肩を喰い破って「ブチブチ」音を鳴らしながら出てきました。
その虫を対処する乙骨。
黒沐死はまたもその一瞬の隙を見逃す事なく、今度は乙骨に直接”爛生刀”を当てるのでした。
その光景に、戦闘を観戦していた2人も「乙骨の敗北が確定した」と確信したでしょう。
呪術廻戦175話ネタバレ考察|衝撃のラスト
力なく項垂れる乙骨を黒沐死は「ギチギチ」と口を開け、捕食しようと詰め寄ります。
その時、「ギョロ」っと乙骨の目が動き、黒沐死を捉えたかと思うとそのまま頭をキャッチ。
突然の出来事で対応しきれなかった黒沐死は為す術なく乙骨に捕まってしまいます。
そして、ここから衝撃の展開。
なんと乙骨は黒沐死を「喰った」のです!
黒沐死の口元に噛みつき、そのまま身体を引きちぎります。
その光景に驚きを隠せない観戦者たち。
そんな衝撃的な最後でコガネから黒沐死を撃破した報告が入り、確実に黒沐死を倒したのでした。
そんな黒沐死との激闘を繰り広げた乙骨に観戦者の1人、「烏鷺享子」は術式で囁き、自らの術式を展開するのでした。
実際に近ずいていないと思われるので、「術式範囲」が広いのでしょうね!
そして、「空」を操る術式と言われていた術式により、時空が歪んでしまっていました。
激闘の末の連戦!
乙骨は、はたして次の戦いにも勝利する事ができるのでしょうか!?
呪術廻戦175話ネタバレ考察|感想まとめ
今回は、「呪術廻戦」第175話のあらすじをまとめて紹介しました!
個人的にあまり嫌いな登場人物はいないのですが、今回の黒沐死はあまり好きになれそうにありません・・・。
「リカ」を使う事なく、特級呪霊に勝利した乙骨。
ですが、相当なダメージを受けてしまった印象ですね・・・!
反転術式も使えるようなので浅い傷は治せると思いますが、今回の傷はそう簡単に治りそうもありません。
しかも、これを機にと仕掛けてきた「烏鷺享子」。
「空」を操る術式とあったのですが、いったいどんな術式なのでしょうか?
乙骨はダメージそのまま連戦を強いられている状況です。
いくら強いとは言えど厳しい展開になるのではないでしょうか!
次週も期待しましょう!
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