172話「東京第一結界⑫」。
伏黒の領域展開に対し、レジィはシン・陰流「簡易領域」の原型である「彌虚葛籠(いやこつづら)」で対抗します。
レジィの「彌虚葛籠」は「簡易領域」と同じ働きをするので“領域内の必中効果を緩和する効果”を発揮しました。
ですが、伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」は、不完全な物なので、“必中効果”はありません。
代わりに、自身の術式を強化させるのに極振りしているのです。
この事から、伏黒の術式による攻撃はレジィに当たります。
その事に気を取られたレジィは伏黒の猛攻に一方的にやられる形になりました。
そんな中、レジィは伏黒の術式の分析を行いながら戦っていたのです。
レジィの分析により、伏黒の影の中には“収納した物の重量が圧し掛かる”事が見破られ、レジィの術式により「乗用車3台」が出されます。
突然乗用車3台分の重量が圧し掛かった伏黒は、その場から動くことが出来ずに万事休すかと思われました。
ですが、そこは「伏黒の領域の中」。
影は下に出来るもの、という固定概念が通用しません。
レジィの頭の上から式神の1つである「満象(ばんしょう)」を出したのです。
大量の水を出し、レジィの術式を封じると共にそのまま「満象」の下敷きにしてしまい、戦況は“我慢比べ”へと移行したのでした。
呪術廻戦172話を見ていきましょう!
呪術廻戦172話ネタバレ考察|あらすじ
呪術廻戦172話ネタバレ考察|重圧に耐える両者
前回レジィの頭上から落とした「満象」は領域内の力か、リアルな重量が再現されていました。
大量の水と「満象」の重圧に耐えながらレジィは「しくったなぁ!!」と現状を惜しみます。
両者危機に陥っているにも関わらず、レジィは相変わらずの分析力で伏黒恵の術式を分析。
「同時に多少水をかけられたがとっておきは無事だ!!」
「一度影の中に入って 内側からとっておきを『再現』!!」
伏黒恵の影の中にわざと入り込み、レジィの言う”とっておき“を出す算段を組み立てますが、レジィは踏みとどまります。
「奴が死んだ後、影の中に一生閉じ込められたら!?」
単純に「影の中」と言っても、伏黒恵が死んだ後出てこれるのか。
呼吸ができるのか。
浮力はあるのか。
抗力はあるのか。
様々な不安要因が見つかりました。
冷静な分析力でレジィは伏黒恵の影の中に入り込むのは、リスクが高すぎる。
そう確信し、影の中には入り込まず、この状態のまま”とっておき”を発動させる事にしました。
レジィがレシートを取り出し、人間とは思えない力で「満象」を持ち上げます。
「『再契象』」
そう宣言する前に、レジィは伏黒恵の中にとりこまれたのでした。
呪術廻戦172話ネタバレ考察|レジィ・スターの”とっておき”
伏黒恵の影の中に入れられたレジィ。
「やはり影の中には酸素がない!!」
影の中でもがくレジィ。
浮力も無く、ただ沈んでいく事しかできないレジィは息が出来ずに意識が遠のいてしまいます。
一方、レジィを取り込んだ伏黒恵は、乗用車3台分、約2.4tの重圧に耐えていました。
普通人間は、5G~6Gの重さで意識を失ってしまいます。
ですが、この時伏黒恵に掛かっているのは約40G。
死んでしまうほどの重圧ですよね。
レジィを影に沈めた伏黒恵は、レジィが気を失うまで領域を解くまいと耐え続けています。
「まだだ!!まだ耐えろ!!」
「アイツが確実に死んでから領域を解く!!」
そうやって考えていると、「ドパッ」とレジィが影から上がってきたのです。
あまりに予想外な展開に目を丸くする伏黒恵。
「ゲホッあー俺が再現したモノは、与えられた命令を実行した後すぐに消滅する」
「沈めた車には命令を与えていない消えてもらっちゃあ困るからねぇ」
「つまり命令する余地が残っていたんだ『俺を連れて上がってこい』と!!」
そう言って説明するレジィ。
伏黒恵の影の中の乗用車1台分を犠牲にして、レジィは影を抜け出す事ができたのでした。
「お前は強い」と伏黒恵の事を認めるレジィ。
「だが俺はもっと強い!!」と言いながらレジィはレシートを取り出します。
「『再契象』」
今度こそ、そう宣言し、レジィは”とっておき”を発動させるのでした。
レジィの”とっておき”とは、「木造2階建ての家」だったのです。
重さにして、約30t。
さっきの乗用車の6倍相当の重量を誇っていました。
「潰れちまえよ!!」と意気込むレジィでしたが、突然水の中に引きずり込まれたのです。
「何が起こった!?俺はまた影の中に落ちたのか!?」
突然の事過ぎて流石のレジィも頭が着いて来ません。
そうなっていたレジィも、瞬時に切り替えここが本物の水の中だと気づいたのです。
「何故!?重い!!俺を締めているのはあのガキか!?」
レジィの背中では、伏黒恵が覆い被さる様にのしかかり、首を締めていました。
「なんて力だ・・・違う!!俺が足した車2台分の重さのせいか!!」
首を締められ、どうする事も出来なくなったレジィ。
「再契象」を解かないと本当に死んでしまうと悟ったレジィは術式を解いてしまうのでした。
呪術廻戦172話ネタバレ考察|純粋などつい合い
「ぶはあっ」と術式を解き、レジィは水の中から顔を覗かせます。
レジィの術式が解けるのと同時に、伏黒恵も領域を解いていました。
「そうか・・・ここは総合体育館!!」
「体育館の下地下1階は温水プール!!!」
「影に逃げ込んでから領域を解き…俺に床を破壊させプールに落としたのか!!」
またまた冷静に状況分析をするレジィ。
「そんだけ濡れちまえば、レシートは使えないな」
そう言って近づいて来るのは、伏黒恵でした。
「さぁ どうかな君こそもう式神も出せないんじゃない?」
ここまで追い詰められると思っていなかったレジィは伏黒恵を睨みながら言いました。
「・・・そうだな分かってんだろ」
両者が満身創痍。
両者が術式の使用が叶わないこの展開で、1つだけ分かっている事があります。
「もうここからは」と口にし、肉弾戦が繰り広げられると思いきや、戦闘経験が豊富なレジィは選択肢を増やします。
「そう思い込んでいると錯覚させ式神で俺の隙を作りにくるであろうコイツを、カウンターで仕留める!!」
その考えを念頭に置き、伏黒恵が仕掛けてくる”シンプルなどつい合い“に身を投じます。
「どの式神を使ってくるのか」を考えながら、激しい戦闘を繰り広げるレジィ。
そんなレジィの蹴りが伏黒恵にヒットします。
「重い!!「満象」の重量に耐えただけはある!!強化術も基礎体術も並じゃねぇ!!」
レジィの蹴りでガードしていた腕が上がり、身体がノーガードになってしまった伏黒恵。
そんな伏黒恵に、レジィは不敵な笑みを浮かべます。
ですがその刹那。
「バツン」
突然、レジィの左肩から左耳が何者かに食いちぎられました。
後ろを振り向くレジィの視線の先には、倒したはずの「玉犬」の姿が。
「玉犬はあの程度で動けなくなるほど、ヤワじゃない」
「待っていたのか・・・犬のカードが俺の想定から完全に消えるまで・・・!!」
レジィの考えから、式神の中で1番攻撃力がある「玉犬」の可能性が消えるのを待っていた伏黒恵。
「・・・呪術師は、嘘ついてなんぼ・・・か」
とその場に倒れてしまうレジィ。
術式や分析力で、伏黒恵を圧倒していたレジィでしたが、「呪術師」としては伏黒恵の方が上手だったみたいですね!
激戦だった伏黒恵vsレジィ・スターの戦いの勝者は「伏黒恵」となりました。
呪術廻戦172話ネタバレ考察|感想まとめ
今回は呪術廻戦第172話のあらすじをまとめて紹介しました。
白熱した戦いを見せた伏黒恵vsレジィ・スター。
「領域展開」や「彌虚葛籠」など、様々な技が出てきて混乱しそうになる戦闘でもありましたね。
これからの戦いはレジィの使った「簡易領域」だったりが重要になってくると思われます。
皆さんも1つ1つ整理しながら、読み進めて行きましょう!
また、虎杖サイドのこれからの展開や、味方になってくれた高羽文彦はどうなったのかなど、楽しみが絶えませんね。
これからどんな展開になっていくのでしょうか?
私は予想がつきません・・・!
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