進撃の巨人

【進撃の巨人】諫山創先生が受賞した第3回野間出版文化賞ってどんな賞?これまでの受賞歴も

アース
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ノーベル漫画賞ができたら進撃が一番に受賞されるはず

諫山創先生が第3回野間出版文化賞を受賞!

そんな嬉しいニュースが飛び込んできたのは、「もうすぐアニメ総集編とアニ外伝が観れるなぁ」なんて思っていた11月5日のことでした。

数々の賞を受賞している「進撃の巨人」ですが、諫山創先生が受賞ってところが嬉しいですよね!

でも、そもそも「野間出版文化賞」ってどんな賞なのでしょうか?

その他の受賞者は?

下世話な話だけど、賞金ってもらえるの?

調べてみました!(*^^*)

【進撃の巨人】諫山創先生が第3回野間出版文化賞受賞!

諫山創先生が第3回野間出版文化賞を受賞したというニュースを知ったアースが一番に感じたのは「もっともっと評価されても良いはず」という気持ちでした。

「進撃の巨人」が過去に講談社漫画賞を受賞しているのは知っていますが、もっともっと世間に知られている賞を受賞し称賛されても良いのでは、と常に感じているからかもしれませんが。

ただ、今回の受賞理由を読んで、その気持に少し溜飲が下がりました。

長編ダークファンタジー『進撃の巨人』は、緻密に計算されたストーリーが世界中の読者の心をつかみ、累計発行部数は1億部を超える。アニメ化、商品化、ゲーム化などの展開も地球規模で、ハリウッド版実写映画化も準備されている。>全世界の漫画文化に与えた影響は計り知れない

そう。

ここですよね。

「全世界の漫画文化に与えた影響は計り知れない」

「進撃の巨人」が人気を博してから進撃のような「人が捕食されるダークファンタジー伏線物」って、かなり増えましたよね。

そして漫画ファンの漫画の読み方も「この描写は後にこんな意味を持つ仕掛けじゃないか?」と、疑いながら読む人も多くなったように感じます(笑)

少なくとも、アースはそうなりました(笑)

この受賞理由は、「進撃の巨人」の素晴らしさや功績をキチンと評価されての評価だな、と感じましたよ。

もっともっと色々なところに取り上げられて、評価されて欲しいです。

野間出版文化賞とは?

そもそも「野間出版文化賞」とは、どのような賞なのでしょうか?

「野間出版文化賞」とは、2019年に講談社創業110周年記念事業の一環として制定された文化賞です。

従来の「出版の枠」にとらわれず、出版にまつわる優れた表現活動を行った個人・団体に贈られる賞となっています。

今回は諫山先生以外にも、YOASOBI、伊集院静先生、角川武蔵野ミュージアム(特別賞)が受賞されています。

これまでの受賞者は、以下のようになっています。

年代受賞者
第1回(2019年)新海誠、東野圭吾、「なかよし」「りぼん」、白石麻衣・生田絵梨花(特別賞)
第2回(2020年)池井戸潤、吾峠呼世晴、あつまれ どうぶつの森
第3回(2021年)諫山創、YOASOBI、伊集院静、角川武蔵野ミュージアム(特別賞)

これまで受賞された方々を見ると、その年の顔となるような人達ばかりですね。

「講談社の賞」というのを差し引いても、今回の諫山先生の受賞はかなり大きな評価なのだろうなと察せられます。

賞金はいくら?

正賞に賞牌、副賞として100万円が贈呈されるとのことです。

おそらく進撃のサウナの一助となるのでは、と想像します(笑)



【進撃の巨人】諫山創先生の受賞歴一覧

年代受賞者
2010年 「オトナファミ」(エンターブレイン)2010 August号「NEXTブレイク漫画ランキングBEST50」第2位
2011年「このマンガがすごい! 2011」オトコ編第1位
2011年全国書店員が選んだおすすめコミック2011第1位
2011年第4回マンガ大賞第7位
2011年第35回講談社漫画賞少年部門受賞
2014年ハーヴェイ賞海外漫画賞
2014年アッティリオ・ミケルッツィ賞MIGLIOR SERIE STRANIERA
2015年第1回SUGOI JAPAN Awardマンガ部門グランプリ

このように見直すと、「進撃の巨人」はこれまでにも色々なところで評価されていたのだな、と感じますね。

注目すべきは、2014年に受賞した「ハーヴェイ賞」ですね。

「ハーヴェイ賞」はアメリカの権威ある賞のひとつで、2017年には「Best Manga部門」という日本の漫画専門の部門設立されています。

それまでは「海外漫画賞」で日本の漫画も受賞しており、日本の作品の受賞歴は以下のようになっています。

  • 1992年「AKIRA」大友克洋先生:作
  • 1993年「AKIRA」大友克洋先生:作
  • 1996年「AKIRA」大友克洋先生:作
  • 1997年「ゴン」田中政志先生:作
  • 2001年「子連れ狼」原作:小池一夫先生、作画:小島剛夕先生
  • 2002年「子連れ狼」原作:小池一夫先生、作画:小島剛夕先生
  • 2003年「子連れ狼」原作:小池一夫先生、作画:小島剛夕先生
  • 2005年「ブッダ」手塚治虫先生:作
  • 2006年「ブッダ」手塚治虫先生:作
  • 2007年「Abandon the Old in Tokyo」辰巳ヨシヒロ先生:作
  • 2014年「進撃の巨人」諫山創先生:作
  • 2018年「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」永田カビ先生:作
  • 2019年「僕のヒーローアカデミア』」堀越耕平先生:作
  • 2020年「とんがり帽子のアトリエ」白浜鴎先生:作
  • 2021年「チェンソーマン」藤本タツキ先生:作

今年は「チェンソーマン」が受賞していますね。

「進撃の巨人」は、ベスト漫画部門が設立される前の「海外漫画賞」で受賞しています。

「AKIRA」「子連れ狼」「ブッダ」に続く受賞。

これらに並ぶ受賞に、アメリカでの評価が感じられますね。

アメリカの人達がどのような作品を好みどのように読んで日本の作品を評価されるのかは分かりませんが、「AKIRA」「僕のヒーローアカデミア」「進撃の巨人」「チェンソーマン」では、共通する何かを評価されたのでは、と察せられますよ。

あくまで個人的な感想ですがm(_ _)m

具体的な評価は分かりませんが、やはり海外の評価が高いという特徴を持つ「進撃の巨人」の海外賞受賞は嬉しいですよね!

2020年に手塚治虫先生、今年2021年には高橋留美子先生がハーヴェイ賞殿堂入りを果たしています。

今後の作品いかんでは、デビュー作で受賞している諫山先生の殿堂入りもあるかもですよね!

今回は諫山創先生の第3回野間出版文化賞受賞から、「進撃の巨人」のこれまでの受賞歴を見てきました。

もっともっと「進撃の巨人」が評価されて欲しいですし、どうしても次回作への期待も高まります。

今後も「進撃の巨人」と「諫山創先生次回作」に注目していきますよ!\(^o^)/

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