進撃の巨人

【進撃の巨人】始祖ユミルをラムジーが死に際に見た理由を検証!記憶ツアーのジークと同じ現象か?【131話】

130話で地鳴らし巨人に踏み潰されるラムジーの展開は、残酷な描写が多い進撃の巨人の中でもトップクラスにショッキングな展開だったと言えるでしょう。

第2話で母カルラが捕食されるシーンもかなりトラウマになりましたが、今回の展開でも特に心が折れた読者が多かったのではと察せられます。

「無垢による捕食よりも残酷なんじゃないか?踏み潰されるって…」と読み感じた管理人アースですが、まさに諫山先生の狙いがそこだったのではないでしょうか?

今さら捕食シーンを描いても、読者にショックは与えられない。

なら別の描写で…

そんな諫山先生の狙いを、今回のラムジー死亡シーンで感じた管理人アースでした。

さてその死亡シーンでは、不思議な描写がありました。

ラムジーが死亡する瞬間、ぼんやりと浮かぶ始祖ユミルが描写されていたのです。

これはラムジーが始祖ユミルを見た、という意味の描写だと思うのですが、なぜこんなことが起こるのでしょうか?

始祖ユミルは、約二千年前に死亡しています。

現実に現れる訳がありません。

いったい、これはどういう意味なのでしょうか?

何かの伏線だとは思うのですが…

検証してみましょう!

◆ラムジーが見た始祖ユミルの意味を検証!

「進撃の巨人」第131話「地鳴らし」より

「道」に繋がって見た可能性を検証!

始祖ユミルは現在どこにいるのでしょうか?

おそらくエレンにあすなろ抱きされたまま、ジークと一緒に座標近くの「道」にいると思われます。

「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

となると、やはり地鳴らしが起こっているリアルなマーレに現れた訳ではない、と予想できます。

いや、エレンの言葉で解放された始祖ユミルが覚醒し単独行動を取った、という可能性はあるかもですね。

しかしそれでもこのぼんやりとした描写から、始祖ユミルはリアルに現れていない、と考えて良いでしょう。

となると、ラムジーが「道」で繋がって始祖ユミルを偶然見た、という意味でしょうか?

しかしラムジーはユミルの民ではないでしょうから、それは無いでしょう。

もし万が一ユミルの民血統だったとしても、他の人がそのよう体験をした描写がこれまで一切ありません。

なので、この可能性は低いと考えられますね。

始祖ユミルが自分の意志で現れたのか?

コメントでも多かった意見なのですが、始祖ユミルが自分でラムジーの最後を見届けに来た、という展開はどうでしょうか?

ありそうな気もしますね。

自分に感情を呼び戻すキッカケを与えたエレンが涙を流し謝罪をした相手であるラムジーに興味を持ち、最後を見届けに来たという可能性は十分にあると思います。

これはリアルな存在としてではなく、遠隔で見ているイメージです。

そして始祖ユミルが自分の力でラムジーのような少年が一方的に蹂躙される様を見て、後に何かを感じるという伏線なのかもしれません。

エレンに解放され呪縛から解放された始祖ユミルに人の感情が戻り、新たな展開を生む伏線である可能性はあるかな、と個人的に感じています。

◆始祖ユミルの記憶ツアーという伏線では?

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「進撃の巨人」第120話「刹那」より

これは「122話からの展開全てが始祖ユミルの記憶ツアーでは」という、ど田舎ちゃん並のとんでも考察だな、と感じている予想です(笑)

ど田舎ちゃんは進撃のぶっとんだ考察をされているYoutuberさんで、この考察をコメントで見た時に真っ先に連想しました(笑)

まずは、「122話からの展開が始祖ユミルの記憶ツアーでは」というユミル・イェーガーさんの考察の元となったコメントを見てみましょう。

ラムジーが見たユミルは未来の記憶ツアー中のユミル。
グリシャが見た記憶ツアー中のジークと同じです。
現在の時間軸は122話の座標。
エレンがユミルをハグして、そこにジークも触れている状態。
123話以降は、まだ起こっていない。
たぶん、122話のラスト、エレン巨人化からが、未来の記憶ツアー。

第一話から既に始祖ユミルちゃんとの「未来記憶ツアー」が始まっていた。
時間軸の「今(現在)」は122話。
だから1話が「二千年後の君へ」で、122話が「二千年前の君から」
845年と854年に登場なのかと思いきや、実は「今」二つのタイトルが対となって登場していた。
始点と終点は、合っていた。

かなりぶっ飛んでいますよね(笑)

原文はまだまだ長く、もっと深堀りされています。

131話考察!スリ少年ラムジーとエレン展開を時系列にまとめ検証!のコメント欄で確認できますので、興味のある方はぜひ(*^^*)

記憶ツアーとは、120話121話でエレンとジークがグリシャの記憶を旅した兄弟ツアーの事です。
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「進撃の巨人」第120話「刹那」より

記憶ツアーについては、こちらで考察しています。

この時はグリシャの記憶の中をエレンとジークが巡ったという展開でしたが、途中でグリシャがジークを視認するという展開が登場しました。

この時のグリシャには、ジークはぼんやりと見えていたと思われます。

それこそ、130話ラムジーの始祖ユミルのように。

「進撃の巨人」第131話「地鳴らし」より

もしこれが記憶ツアー中の始祖ユミルなのであれば、現在の展開が「全てエレンの記憶をツアーしている始祖ユミルが見た展開」という事になります。

もしくは、「始祖ユミルがかつて体験した記憶ツアー」とか。

この辺りは様々考えられますが、とりあえずは「ラムジーが見たのは記憶ツアー中の始祖ユミル」とだけ押さえておきましょう。

となると、現在の展開は「エレンか始祖ユミルの記憶の中」ということになり、「リアルではない」ということになります。

始祖ユミルちゃんのVR展開、ということになります。

では、いつからでしょうか?

122話で始祖ユミルが目覚めたところからでしょう。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

つまり、そこからの壁から地鳴らし巨人が登場し、エレン・ストッパーズが誕生しイェーガー派と戦う展開も全て記憶ツアーの中でのことであり、リアルは122話で止まっているという事になります。

つまりまだエレンと地鳴らしは起こっておらず、エレンの頭が吹っ飛んだ状態で止まっているということですね。

いや~、この展開が来たらスゴいですね!

でもたしかにこのぼんやりと描写されている始祖ユミルは、記憶ツアーっぽくも見えますが…

そして全ては記憶の中の展開だった、となればかなり救われますよね!

でも、この展開はかなり可能性は低いように感じますよ。

かなりぶっ飛んだ予想なので(笑)

ユミル・イェーガーさん!

素晴らしい考察をありがとうございます!

ちなみに管理人アースは、この記憶ツアー予想から「122話以降は、エレンが始祖の能力を使って始祖ユミルに見せていた改ざんされた記憶」とか無いかな、と妄想したりもしました。

「世界を滅ぼしたいよな?だけどやったらこうなる。だから巨人の力は無くそう」みたいな方向で話を進める展開にならないかな、とか。

これもかなりぶっ飛んでますし「じゃあ今までの展開何だったんだ?」ともなりかねないので、妄想で止めました(笑)

管理人アースとしては「エレンが謝罪していたラムジーを始祖ユミルが見に来た」というイメージが一番シックリ来るように感じます。

大穴でエレンの記憶ツアー展開もあるかな、とも思っていますが。

さてさて、130話始祖ユミル登場にはどのような伏線が仕掛けられているのか?

かなり強く要チェックですよ!\(^o^)/

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