進撃の巨人34巻は8ページ増量!
創刊以来初めて進撃の巨人が掲載されていない別冊マガジンで、とんでもなく嬉しい情報が発表されました。
進撃ロスに苦しむ本誌ファンには、これ以上ない情報ではないでしょうか?
しかも諫山先生の口から飛び出した情報なので、期待しかないですよね!
さて、気になるのは「どんな8ページが追加されるのか」です。
本誌ではカットされたラスト1ページ。
さらに残り7ページには、どのような内容が追加されるのか?
エレンとリヴァイの「あの邂逅シーン伏線」が回収される可能性も!?
予想し、さらに自己検証。
追加ページの解説。
そこから「槍からかばわなかった始祖ユミル描写」を考察しています。
見て行きましょう!
進撃の巨人34巻8ページ増追加シーンを予想!
#進撃の妄想考察 番外編
最終巻8ページ加筆!予想❶
アルミン同様に座標に一瞬呼ばれるハンジとリヴァイ。おそらくエレンは2人と接触している🧐
エレンが2人に謝罪?座標呼び出しのあとリヴァイの顔には包帯が…エレンが巻いてあげた?
そして6月号のカラー連載がこの回
126話 矜恃 なのも怪しい pic.twitter.com/qAdI7ofSdI— ミケミケ(⚠️本誌)進撃考察 (@MIKE16451127) May 8, 2021
昨日、ミケミケさんのTwitterを読み「なるほど!」と膝を打ちました。
「これはあり得る!」
そして思い出した「外れた伏線回収予想」。
⇛進撃の巨人126話考察!リヴァイ兵長の傷包帯から座標でエレンと会話を予想!
126話で突然包帯が巻かれていたリヴァイを見て「座標でエレンに巻いてもらったのでは」と予想していたのですが、そのような描写は最後まで登場せず…
ジャンやコニー・ライナー達とは会話したという描写があったのに、リヴァイ兵長には無く…
予想は完全に外れた、と思っていました。
間違いなく外した、と。
しかしミケミケさんのTwitterを読み「34巻増ページで登場するのでは」と、再び期待を持ちましたよ!
ミケミケさん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
ミケミケさんの予想通り、増8ページの中でリヴァイと会話し包帯をエレンが巻くシーンが登場すると期待しています。
「34巻の8ページ増」の内容については、こちらで考察しています。
さらに後でも考察しますので、見てみてください!
ちなみにアースは、「104期との会話」「ミカサの頬の傷」の回収もあるのでは、と予想します!
104期との会話のカット
冒頭で、アルミンに会いに行っているエレンのシーンが登場した139話。
さらに104期同期に会いに行っていたというエピソードが、それぞれのキャラの口から確定されました。
しかし「会っている描写」は、全く登場していません。
そこから、「一コマづつくらい」の会っているコマが登場するのでは、とイメージしますよ!
リヴァイ兵長との邂逅シーンは、1ページ以上はあるのでは、とイメージしています。
⇛104期邂逅シーンの補完はありませんでしたね。
これは読者それぞれの妄想で補完してください、という諫山先生からのメッセージを受け取った気がします(笑)
ミカサの頬の傷回収
138話にて、ミカサの頭痛からエレンとの4年間if世界が登場しました。
ここからミカサの頭痛は「現実逃避ではないか」とか「エレンの記憶改ざんに対する抵抗なのでは」など、色々な考察が登場しました。
確定はできませんし読者それぞれの答えがある描写となっていますが、「少なくとも回収はされた」と考えられます。
しかし、「ミカサの頬の傷は全く回収がされていない」ように見えます。
ここから、カットされたシーンにもしかしたらそれらしい描写があり、それが34巻の増8ページに登場するのではないかなと。
「845年」と共に、むちゃ期待しています(*^^*)
⇛ミカサの頬の傷も845の回収もありませんでした。
845はできたら欲しかったです(泣)
泣いているハンジさんも登場か?
「泣いているハンジが34巻で回収」と和銀さんのコメントから。
これ、むちゃ来そう!
6月9日が本当に楽しみだなぁ(*^^*)#進撃の巨人考察 https://t.co/4cUDVvT0WW— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) May 10, 2021
130話に登場した泣いているハンジ。
この場面がどこのシーンなのかは、未だ明らかとなっていません。
和銀さんの予想コメント通り、この場面が34巻の増ページで「ハンジと座標で会うエレンで回収」されるかもですよね!
ここも期待したいです(*^^*)
⇛「泣いているハンジさん」も回収されませんでしたね。
アースのイメージは「エレンがハンジさんに会いに行った場面」ですが。
これも読者それぞれの妄想で…という感じかもですね(・_・;)
進撃の巨人34巻8ページ増についての諫山先生インタビュー内容


34巻の増8ページについては、別マガ6月号の巻頭カラーページでの諫山先生インタビューで発表されました。
その内容は、こんな感じで語られています。
「もともとのネーム段階では、丘の上の木に向かって3人で走っているシーンが最終ページ」
⇓
「バックさん達との打ち合わせで急遽変更」
⇓
「単行本では8ページ増やせるので別マガ掲載時に描けなかったラストまでやりたい」
このインタビュー通りの内容で34巻が増ページとなるのであれば、最後のシーンは「3人で丘の木に向かって走っているシーン」になりそうですよね。
これ、もしかしたら34巻表紙のシーンが追加で登場するのかもですね!


表紙通り、ジャンやライナー達まで登場するようなシーンが最後だったら…
もう涙腺破壊シーンになることは、間違いなしです(泣)
進撃の巨人34巻8ページ増は「鬼滅の刃」でもあった


鬼滅の刃最終巻23巻でも、ジャンプ掲載時から増ページとなっていました。
こんな内容で、増ページとなっています。
- 炭治郎実家帰宅後のドタバタ劇の追加…8ページ
- 炭治郎の孫のおばあちゃんが語るエピソード追加…6ページ
- エピローグ…8ページ
23巻で追加となった炭治郎実家帰宅後とおばあちゃんが語るシーンは、本編の内容で思いっきり内容に絡んだシーンとなっています。
そのような本編エピソードがトータルで、14ページ増となっていました。
進撃は8ページとなっていますが、量的にもこれが内容に絡んでくる展開になるのは十分にありそうですよね!
となると、本当にエレンのリヴァイ訪問シーンが…
あるかもですよ!
進撃ロスに苦しむ本誌勢の皆様。
6月9日発売まで、まだまだ楽しめそうですよね!
34巻にて明らかとなる8ページ増シーンに、エレンとリヴァイシーンはあるのか?
6月9日発売34巻にて、要チェックですよ!
進撃の巨人単行本34巻コミックス化8ページ追加内容とは(ネタバレ)
「Ending」無事ゲットできました。アースが行ったコンビニには、あと4冊ありました。Beginningは本屋さんに予約してあるし一安心。
さあ、最後の原作の旅を堪能しよう。#進撃の巨人最終巻 pic.twitter.com/XODgx7IHR4— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) June 8, 2021
6月9日に34巻が発売され、8ページ増刷分の内容も判明しました。
うち2ページは「巻末ウソ予告なエンドロール」となっています。
残り6ページは、以下のような内容となっていました。
ミカサと始祖ユミルの邂逅シーン


自らが斬ったエレンの首を大切そうに持ち、パラディ島を去ろうとするミカサ。
アルミンがマーレ兵の説得に成功した場面の後で、ミカサの前に朧(おぼろ)なユミルが現れます。
「あなただったのね…」
「ずっと私の頭の中を覗いていたのは…」
朧な始祖ユミルを真っ直ぐ見つめ、話しかけるミカサ。
あなたの愛は長い悪夢だったと思う。
もう…奪われた命は帰ってこない…
ミカサを悲しげな表情でまっすぐ見つめる始祖ユミル。
それでも…
あなたに生み出された命があるから
私がいる。
始祖ユミルにかばわれず、槍が突き刺さり玉座で絶命しているフリッツ王。
3人の娘を抱き涙を見せている始祖ユミルの描写。
「おやすみなさい」
「ユミル」
目をつむり、消えていく始祖ユミル。
エレン首を持ちパラディ島を後にするミカサの描写。
まとめると、こんな感じです。
- 「二千年後の君」はミカサ
- ミカサの頭痛は始祖ユミルが頭の中を覗いていたから
非常に大きな回収描写となっていました。
これらが2Pの追加ページとなっています。
パラディ島のその後@「歴史は繰り返す」メッセージ
セリフは無く、全て描写のみで描かれています。
本誌では最終場面だったミカサの「マフラーを巻いてくれてありがとう」から4ページ追加され、「パラディ島のその後」が描かれていました。
ジャンとミカサと二人の子供がエレンの墓参りに来ている描写。
丘の木の前にあるエレン墓標に花を供えています。
時が経ち、丘の上の木が大木へと成長。
さらにエレンの墓の周りが都市化しています。
それでも墓は祀られており、墓参りに来ている人々。(年を取ったミカサとジャン家族か?)
大木となった木の根本にあるエレン墓標に、花を供えています。
天に召されたミカサが花いっぱいの棺桶に入っている描写。
エレンの墓の周りで戦争が起こっている描写。
周りのビルは戦争の被害で破壊され、瓦礫となります。
丘の上の木だけ、ポツンと残っている描写。
年月が過ぎ、丘の上の木の周りにも木が生えてきます。
時が経ち森となり、エレンの墓の木の根本にウロができます。
始祖ユミルが巨人の力を得た際に入り池に落ちた木と、同じ感じに。
そこにやって来る犬を連れた少年。
少年の背よりも大きくなったウロの前に立ち、終わります。
まとめるとこんな感じですね。
- ミカサはジャンと結婚し家族を作った
- ミカサはマフラーを巻いたまま棺桶に入った
- パラディ島で再び戦争が起こる
- エレンの墓の木から巨人の力が再び生まれる?
これ、34巻あらすじ記事でも書いていますがかなり賛否両論ある終わり方だろうと感じました。
「ミカサがジャンと結婚し家族を作った」という事実追加。
これ、ミカサ推しなアースとしても良かったなぁと感じるワンシーンでした。
本誌最終話後の未来のミカサが家族を持ち幸せに暮らしたんだなと。
そしてジャンと一緒にエレンの墓参りに行く…
エレンを愛し続け、最期に斬った過去を受け入れ昇華したというミカサを感じました。
そんなミカサを引っくるめて愛し結婚したジャン。
最っこうな展開ですよ!
そして最期に家族に弔われながら亡くなったという一コマも、良かったなと(泣)
この辺りは賛否両論あるかもですが、良い追加描写だったなと感じました。
ただそこからの「戦争⇛巨人の力再び」という描写は、ちょっと受け入れ難かったです。
「人類は争うという歴史を繰り返す」というメッセージは分かるのですが、最後に「また巨人の力が復活」みたいなイメージで終わるのは「アリガチ」な感じを受けるんですよね。
この辺りも賛否両論あるでしょうが、アース的にはちょっと「?」な感じを受けた最終コマでした。
さて、追加8ページを見てきましたがここで「ミカサと始祖ユミル邂逅シーン」を振り返りたいと思います。
ネット上で「槍が突き刺さるフリッツ王描写の解釈」について、様々な意見を見かけます。
槍フリッツ王について、見て行きましょう!
進撃の巨人34巻追加8ページの槍フリッツ王の意味を検証!
ユミルの加筆部分、フリッツ王に槍が刺さったコマの解釈に困ってるのでみんなの意見を聞きたい。
自分が考えた可能性は①の
ミカサの行動を見て、愛と、その愛に縛られ続けることは必ずしも両立するものでは無いとの認識に至り、呪縛が解けたことのメタファー、ということ。
ご意見お待ちしています— ミュラー(⚠最終話加筆分既読⚠) (@Freiheit_Welt) June 9, 2021
Twitterで、ミュラーさんが槍フリッツ王の描写についてアンケートを取っていました。
34巻追加シーンでの始祖ユミルがフリッツ王をかばわずにいたシーンが何を意味しているのか?というアンケートです。
「解呪」なのか「過去改変」なのか「ユミルの妄想」なのか?
これ、非常に面白いアンケートですよね!
アースも参加し、「解呪」に投票しました。
他でも槍フリッツについて疑問をつぶやいている人は、けっこう見かけます。
あのすみません、加筆されたユミルのところ、なんでフリッツ王に槍刺さっているんですか?本当はユミルに刺さってユミル死んだよね?ユミルは無事で子ども3人と抱き合って泣いているけど、どういうことか教えてください。
— こた@進 撃 の 保 健 室 (@bars_ne) June 9, 2021
それぞれ思いつくままに、考察してみました。
あくまでアースの私的な読み方、捉え方なのでよろしくですm(_ _)m
槍フリッツは始祖ユミルの過去改変描写なのか?
まず、槍フリッツの描写は過去改変なのか?
最終話139話で、エレンの口から「ベルトルトはあの時死ぬべきではなかったから…」と、始祖の力により過去改変が可能である事が示されました。
となると、この描写は「実際にユミルがかばわずフリッツ王は死んだという過去改変した描写では」という読み方もできますよね。
そう、たしかにエレンのセリフから始祖ユミルも過去改変が可能なのでしょう。
しかし、これまで既に描写した過去を改変した展開はありません。
例えば作中で実際にベルトルトがダイナ巨人に捕食された展開があって、それをエレンが過去改変したという描写は無いのです。
ここから、「実際にフリッツをかばわなかったという過去を改変した描写ではない」とアースは捉えます。
では、この描写がパラレル世界という可能性はあるのでしょうか?
槍フリッツはif世界の存在示唆なのか?
リアルな過去改変でなければ、パラレルif世界の描写という事はあるのでしょうか?
パラレルという事は、作中の始祖ユミルは体験していない、経験していない世界ということになりますよね。
となると、この後に始祖ユミルが消えるイメージとはちょっと合わない気がします。
たしかに始祖ユミルも時を超える事が可能でしょうから「時を超えたパラレル世界」を生む事は可能でしょう。
しかしここで描かれるイメージとは、ちょっと違うようにアースは読みます。
槍フリッツは始祖ユミルの妄想なのか?
「妄想」という表現が正しいのか分かりませんが、「気付き」みたいなイメージを持っています。
ただフリッツをかばわず死なせる描写は自体は、始祖ユミルがイメージした妄想なのかなと。
「メタファー」に投票しましたが、こちらも「イエス」とも言えるかもしれません。
槍フリッツは始祖ユミルの解呪メタファーなのか?
アースが投票した「解呪メタファー」。
描写は先程の「始祖ユミルの妄想」であり、表現としては「解呪がメイン」なのではとアースは感じています。
始祖ユミルが巨人を産み続けたのは、フリッツ王の命令、支配によるものです。
ユミルの愛を求める気持ちを利用した支配。
まさにユミルから見れば、「呪い」ですよね。
そこからの脱却が「フリッツ王を助けない」気持ちであり、まさにこの描写でしょう。
となると、「解呪」を表した描写というのが当たっていそうですよね!
フリッツ王を見捨て、3人の娘と生きる。
これが呪いから脱却した始祖ユミルの願いになったのでは、と感じました。
「画自体は始祖ユミルの妄想、イメージであり表現としては解呪を表している」とアースは読みました。
あくまでも、アースのいち意見であり一読み方ですが。
ただ常連の巴里の恋人さんからもこのようなコメントをいただいております。
愛する人だからこそ自分の手で終わらせる事をミカサから学ぶ事で、始祖ユミルは2千年の呪縛から解放されたと勝手に解釈しています
ミュラーさんのアンケートも「解呪」が一番多そうですし、そのように読む人は多そうですし的外れではないかなと!
しかし何度読み返しても素晴らしい追加2ページですよね。
伏線回収があり、深いながら直球なメッセージも感じられます。
本誌掲載時よりも、さらにクオリティが上がった34巻となったように感じられますよ!
最終ページは好みにより分かれるかもですが、本誌派もコミックス派も満足できる最終巻になったかなと。
追加ページまで深く考察し続けられた34巻。
追い続けて本当に良かったな、と久々な深い進撃の考察に充実するアースでした(*^^*)






