ユミル

進撃の巨人の黒幕は「せ」発言から紐解いてみた!

89話「会議」にて「ユミルのせー」の回収が行われ、更新しました!

第46話「開口」にて今までで最も物語の謎に迫ったシーンがありました。

ユミルが物語の中心についてまさに「開口」しようとしたのです。エレンが「敵は何だ!?」と問いかけ「せー」とユミルが答えかけたのですが残念ながらライナーによって遮られてしまいました。

ユミルが言いかけた「せー」とは何なのでしょうか?検証してみましょう!

◆「せ」発言は「政府」!?

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「進撃の巨人」第55話「痛み」より

これまで最も可能性が高いと思われていたのが「政府」です。しかし第61話「回答」にて政府は事実上解体されました。

ユミルの答えようとした「敵」には当てはまらないでしょう。本物の王家であるレイス家なら分かりますが、だとしたら「王家」や「レイス家」と言うのではないでしょうか?

◆「せ」発言は「世界」!?

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「政府」ではないと分かった現在で最も可能性が高いのは「世界」ではないでしょうか?この「世界」というのは「壁の外の世界」という意味です。

壁内人類にとっては外界そのものが敵だと言いたかったのではないでしょうか?第46話のエレンとの会話の前にユミルはライナーに「あの猿は何だ?」と問いかけています。おそらく「獣の巨人」は壁外の世界を牛耳っており「壁内人類」にとっての「天敵」と言える存在でしょう。

この話の流れから考えると「世界」というのが自然です。そして第40話にて「ただ存在するだけで世界に憎まれたんだ」とユミルは告白しています。もともとユミルにとっても「世界」そのものが敵だったようです。

このようなユミルの経験からも「世界」と言おうとしていたのではないでしょうか?

◆「せ」発言は「聖職者」!?

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「進撃の巨人」第33話「壁」より

これはウォール教を指します。

未だウォール教は謎が多いですが、壁が巨人で出来ている事を知っており、壁を守り、祈りを捧げている団体だという事は間違いないです。もしかしたら壁の中の巨人たちが「座標の力で強制的に壁にされた」と知っていて祈りを捧げているということでしょうか?もちろん「座標の力で強制的に壁にされた」というのは仮定ですがそう考えるとしっくり来ます。

もしそうであるなら「座標」の存在を知っているということになります。

話は変わりますがスピンオフ作品「Before the fall」ではウォール教の原形と思われる「お壁様」と「巨人信奉者」が登場します。もともと「巨人信奉者」達と「お壁様」は同じ団体だったようであり「根っこは一緒」との事です。

「壁」と「巨人」が同じというのは壁が巨人で出来ていると知っているからでしょう。この事はウォール教はかなり古くから存在していることも示されており、まだまだウォール教には謎が多くありそうです。もしかしたら王政よりもこの世界の真実を掴んであり最後の「黒幕」という可能性もあります。ユミルはそれを知っており「聖職者が敵」と言いたかったのではないでしょうか?

「せー」の答えが分かるのはまだまだ先でしょう。ただ色々考えていると今からこの答えが明かされるシーンが楽しみでたまりません!(^O^)

【追記】
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「進撃の巨人」第89話「会議」より

第89話「会議」にてハンジより「ユミルのせー」が回収され、答えは「世界」でした。

管理人アースの予想で、まさにそのまま挙げている言葉であり、大的中となっています!

約一年半前、2015年4月末に書いた予想記事が的中となり、大満足です(^^)

【ニックの目的は一体何か検証!壁の秘密を知るのは記憶があるから?】
【ウォール教団の目的は一体何?お壁様と巨人信奉の関係から検証!】