「再登場したライナー、ベルトルトから彼らの目的を再考察!」を追加更新しました!
第29話「鉄槌」にて、女型の巨人であるアニはエレンを奪い去ろうとしました。
リヴァイ兵士長とミカサが奪い返さなければ、どこか(ライナーとベルトルトの故郷?)へ連れて行かれていたでしょう。
女型の巨人アニがエレンをさらおうとしたのは、第22話から始まり一度失敗しながらも第34話に拘束されるまで、実に13話に渡ってエレンを狙っていました。
なぜ、ここまでエレンを連れ去ろうとするのでしょうか?
その目的を考えることは、ライナー、ベルトルト達の目的を考察することに繋がります。
ここで、アニ達がエレンを連れ去ろうとする目的を考察してみましょう。
◆アニ、ライナー、ベルトルトの役割

「超大型巨人」であるベルトルトが壁にある扉を破壊し、アニが巨人を引き連れてくる役割を担っているようです。
もう一人のユミルに食べられたマルセルとライナーが、どんな役割なのかは分かりませんが、対巨人との戦闘も考えられていたのかもしれません。
ライナーの「鎧の巨人」は戦闘力が高く、ユミルの巨人は動きが素早いという特徴がありました。
アニも、対巨人との戦闘を前提にした動きが確認されています。
巨人化したエレンの頭を蹴りで潰し、うなじの部分を食べエレンを口に入れ奪い去るという動きは、もともと巨人化した人間との戦いと、うなじから奪い去る方法を考えていたようにも見えます。
このメンバーは壁内にいる、巨人化出来る人間を連れ去ることを前提に組まれたパーティーのように思えます。
◆アニ、ライナー、ベルトルト達の目的とは?

さきほどの話の通り、3人の目的は「壁内にいる巨人化出来る人間を連れ去る事」です。
それはアルミンが第27話にて「もし彼らが壁の破壊よりも重視する何かがあの時に起こったのだとしたら、それはエレンが巨人になって暴れまわったこと以外には考えにくい…」と話しています。
つまり目的である、「巨人化出来る人間」エレンを見つけたので、壁の破壊を中止したのです。
おそらくもともと、3人は王都にいる王家、もしくはレイス家を目指していたのではないかと思われます。
壁内にいる人間で巨人化出来るのはレイス家の人間だけであり、同時に巨人化出来る人間は「座標」を持っている可能性が高いと思っていたのではないでしょうか?
つまり、3人の目的は「座標」を持っている人間を連れ去るこという事です。
その証拠に、第57話にて、ハンジからライナーがエレンを他の巨人に食べさせようと投げつけてきたと、話ししています。
ハンジの言うとおり、ライナーは巨人化出来る能力と「座標」を、他の巨人に食べさせ移行させようとしていたのだと思われます。
そして、その後に人間になった状態で連れ去るつもりだったのでしょう。
しかし「座標」が発動したエレンに、逆に追い込まれてしまったので失敗してしまいました。
まだ謎が多い3人ですが、けっこう好きです。
これからまた話に戻ってきてくれるのを、楽しみに待っています。
◆再登場したライナー、ベルトルトから彼らの目的を再考察!

ここまでは2年前の3月に書いた記事となっていますが、今読み返しても間違っていない考察だったなと思えます。
現在は90話まで進んでおり、ライナーとベルトルトが再登場し、彼らの目的が「座標奪還」であることは確定しており、アニがエレンを連れ去った目的も間違いないでしょう。
ただ、ライナーとベルトルト、アニがエレン=「座標」を狙う理由をもう一度検証してみましょう。
これまでに進んだ「失われた歴史」の解明から、資源獲得のため、大陸の国マーレが「マーレの戦士」をパラディ島に送り込み、その戦士たちがジーク、ライナー、ベルトルトとなっています。
資源獲得には「始祖の巨人」が邪魔であり、奪還する事が目的となっていると考えられます。
ただ、管理人アースは可能性は低いのですが、違う可能性も残されているなと思っています。
それは、獣の巨人@ジークの存在です。
彼はライナーから「戦士長」と呼ばれており、マーレの7つ巨人のトップのような存在となっていると思われます。
そこからも、ライナーとベルトルトの上官のような立場であり、もともといたマルセル、そしてアニにとってもリーダー的存在だろうと考えられます。
ただ、そのジークが実際マーレの従順な一戦士なのかどうかは確認できていません。
そもそもマーレの資源獲得が目的であるのならば、「始祖の巨人」を奪還しなくてもベルトルトではないですが「壁内人類の全滅」で目的は完了すると思われます。

しかし、あくまで「エレン=座標」を手に入れいることが第一の目的のように感じられます。
そして、ジークの「呪われた歴史に終止符を打つ」という発言も気になります。

そして続く「…もう終わらせよう」という言葉に、マーレの資源獲得が目的ではなくジークが別の目的をもっており、その為に座標を狙っているように感じます。
そのジークの目的に同調し、四足歩行型巨人を始め、ライナー、ベルトルトもジークの個人的な目的のために従っているのではないでしょうか?
これは、もしかしたら「7つの巨人」が誕生した理由に関係しているのかもしれませんが、それは現在でも全く分かりませんね。
「マーレの洗脳」かなとは思っていますが…妄想の域を出ません(笑)
それでは次に、ジークの目的を考察してみましょう!
◆7つの巨人を終わらせることがジークの目的なのか?

ジークの目的が「呪われた歴史に終止符を打つ」であり、その為に「座標を奪還する」のだろうと考察しました。
では、「呪われた歴史」とは何なのでしょうか?
ここからはほとんど妄想となりますが、ジークは7つの巨人と2つの巨人に分かれ、分裂している9つの巨人をまとめようとしているのではないかと考えられます。
現在のエルディア人の悲劇、そして無垢の巨人の生産は、全て9つの巨人の分裂に起因していると考えているのではないでしょうか?
分裂、そして大戦の歴史を「呪われた歴史」と考えているのではないかと予想できます。
そのため、「王家血統である自分が「始祖の巨人」を手に入れ、9つの巨人をまとめ上げる」…そう考えているのかなと、管理人アースは思っています。
その考えにライナー、ベルトルト、四足歩行型巨人は同調し、協力しているのではないでしょうか?
ただ、アニがジークに同調しているのかどうかは、分かりませんね。
アニの目的は父親のためというのがあるようですし、その父親のポジション、目的は分かっていません。
ただ、「父親のためにマーレの戦士となりジークの指示に従っている」のは間違いないでしょう。
アニの真の目的である父親の目的、そしてジークの目的…
明らかになるのが待ち遠しいです!\(^o^)/
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