諫山創先生が第3回野間出版文化賞を受賞!
そんな嬉しいニュースが飛び込んできたのは、「もうすぐアニメ総集編とアニ外伝が観れるなぁ」なんて思っていた11月5日のことでした。
数々の賞を受賞している「進撃の巨人」ですが、諫山創先生が受賞ってところが嬉しいですよね!
でも、そもそも「野間出版文化賞」ってどんな賞なのでしょうか?
その他の受賞者は?
下世話な話だけど、賞金ってもらえるの?
調べてみました!(*^^*)
【進撃の巨人】諫山創先生が第3回野間出版文化賞受賞!
もっともっと評価されて良い作品な気がします。
それでも嬉しい。おめでとうございます。#進撃の巨人 https://t.co/19VacLKGS0— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) November 4, 2021
諫山創先生が第3回野間出版文化賞を受賞したというニュースを知ったアースが一番に感じたのは「もっともっと評価されても良いはず」という気持ちでした。
「進撃の巨人」が過去に講談社漫画賞を受賞しているのは知っていますが、もっともっと世間に知られている賞を受賞し称賛されても良いのでは、と常に感じているからかもしれませんが。
ただ、今回の受賞理由を読んで、その気持に少し溜飲が下がりました。
長編ダークファンタジー『進撃の巨人』は、緻密に計算されたストーリーが世界中の読者の心をつかみ、累計発行部数は1億部を超える。アニメ化、商品化、ゲーム化などの展開も地球規模で、ハリウッド版実写映画化も準備されている。>全世界の漫画文化に与えた影響は計り知れない
そう。
ここですよね。
「全世界の漫画文化に与えた影響は計り知れない」
「進撃の巨人」が人気を博してから進撃のような「人が捕食されるダークファンタジー伏線物」って、かなり増えましたよね。
そして漫画ファンの漫画の読み方も「この描写は後にこんな意味を持つ仕掛けじゃないか?」と、疑いながら読む人も多くなったように感じます(笑)
少なくとも、アースはそうなりました(笑)
この受賞理由は、「進撃の巨人」の素晴らしさや功績をキチンと評価されての評価だな、と感じましたよ。
もっともっと色々なところに取り上げられて、評価されて欲しいです。
野間出版文化賞とは?
そもそも「野間出版文化賞」とは、どのような賞なのでしょうか?
「野間出版文化賞」とは、2019年に講談社創業110周年記念事業の一環として制定された文化賞です。
従来の「出版の枠」にとらわれず、出版にまつわる優れた表現活動を行った個人・団体に贈られる賞となっています。
今回は諫山先生以外にも、YOASOBI、伊集院静先生、角川武蔵野ミュージアム(特別賞)が受賞されています。
これまでの受賞者は、以下のようになっています。
年代 | 受賞者 |
第1回(2019年) | 新海誠、東野圭吾、「なかよし」「りぼん」、白石麻衣・生田絵梨花(特別賞) |
第2回(2020年) | 池井戸潤、吾峠呼世晴、あつまれ どうぶつの森 |
第3回(2021年) | 諫山創、YOASOBI、伊集院静、角川武蔵野ミュージアム(特別賞) |
これまで受賞された方々を見ると、その年の顔となるような人達ばかりですね。
「講談社の賞」というのを差し引いても、今回の諫山先生の受賞はかなり大きな評価なのだろうなと察せられます。
賞金はいくら?
正賞に賞牌、副賞として100万円が贈呈されるとのことです。
おそらく進撃のサウナの一助となるのでは、と想像します(笑)
【進撃の巨人】諫山創先生の受賞歴一覧
年代 | 受賞者 |
2010年 | 「オトナファミ」(エンターブレイン)2010 August号「NEXTブレイク漫画ランキングBEST50」第2位 |
2011年 | 「このマンガがすごい! 2011」オトコ編第1位 |
2011年 | 全国書店員が選んだおすすめコミック2011第1位 |
2011年 | 第4回マンガ大賞第7位 |
2011年 | 第35回講談社漫画賞少年部門受賞 |
2014年 | ハーヴェイ賞海外漫画賞 |
2014年 | アッティリオ・ミケルッツィ賞MIGLIOR SERIE STRANIERA |
2015年 | 第1回SUGOI JAPAN Awardマンガ部門グランプリ |
このように見直すと、「進撃の巨人」はこれまでにも色々なところで評価されていたのだな、と感じますね。
注目すべきは、2014年に受賞した「ハーヴェイ賞」ですね。
「ハーヴェイ賞」はアメリカの権威ある賞のひとつで、2017年には「Best Manga部門」という日本の漫画専門の部門設立されています。
それまでは「海外漫画賞」で日本の漫画も受賞しており、日本の作品の受賞歴は以下のようになっています。
- 1992年「AKIRA」大友克洋先生:作
- 1993年「AKIRA」大友克洋先生:作
- 1996年「AKIRA」大友克洋先生:作
- 1997年「ゴン」田中政志先生:作
- 2001年「子連れ狼」原作:小池一夫先生、作画:小島剛夕先生
- 2002年「子連れ狼」原作:小池一夫先生、作画:小島剛夕先生
- 2003年「子連れ狼」原作:小池一夫先生、作画:小島剛夕先生
- 2005年「ブッダ」手塚治虫先生:作
- 2006年「ブッダ」手塚治虫先生:作
- 2007年「Abandon the Old in Tokyo」辰巳ヨシヒロ先生:作
- 2014年「進撃の巨人」諫山創先生:作
- 2018年「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」永田カビ先生:作
- 2019年「僕のヒーローアカデミア』」堀越耕平先生:作
- 2020年「とんがり帽子のアトリエ」白浜鴎先生:作
- 2021年「チェンソーマン」藤本タツキ先生:作
今年は「チェンソーマン」が受賞していますね。
「進撃の巨人」は、ベスト漫画部門が設立される前の「海外漫画賞」で受賞しています。
「AKIRA」「子連れ狼」「ブッダ」に続く受賞。
これらに並ぶ受賞に、アメリカでの評価が感じられますね。
アメリカの人達がどのような作品を好みどのように読んで日本の作品を評価されるのかは分かりませんが、「AKIRA」「僕のヒーローアカデミア」「進撃の巨人」「チェンソーマン」では、共通する何かを評価されたのでは、と察せられますよ。
あくまで個人的な感想ですがm(_ _)m
具体的な評価は分かりませんが、やはり海外の評価が高いという特徴を持つ「進撃の巨人」の海外賞受賞は嬉しいですよね!
2020年に手塚治虫先生、今年2021年には高橋留美子先生がハーヴェイ賞殿堂入りを果たしています。
今後の作品いかんでは、デビュー作で受賞している諫山先生の殿堂入りもあるかもですよね!
今回は諫山創先生の第3回野間出版文化賞受賞から、「進撃の巨人」のこれまでの受賞歴を見てきました。
もっともっと「進撃の巨人」が評価されて欲しいですし、どうしても次回作への期待も高まります。
今後も「進撃の巨人」と「諫山創先生次回作」に注目していきますよ!\(^o^)/
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アース団長、お疲れ様です。
諫山先生、野間出版文化賞受賞おめでとうございます!
そして、遅ればせながら、アース調査兵団一同より
進撃の巨人考察大賞 並びに 進撃の巨人考察最優秀功労賞
謹んでアース団長殿に進呈致します!!
ぱちぱちぱちぱちーーーーーー♬
「全世界の漫画文化に与えた影響は計り知れない」
いえいえ、全世界の漫画ファンの人生観に影響を与えました
そして、アース団長は
「全世界の進撃考察者に与えた影響は計り知れない」
ですね!!!
ハリウッド実写版映画がアカデミー賞にノミネートされ
さらなる世界的評価を待ち望んでいます!!
>ハリウッド実写版映画がアカデミー賞にノミネートされ
さらなる世界的評価を
実写映画が原作で伝えようとしていたエレンの気持ちやキャラクターを継承してくれていると良いなぁ、と想いつつ楽しみにしています。
公開が待ち遠しいですね!(^^)
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
まずは遅まきながら諫山先生、野間出版文化賞受賞おめでとうございます!
団長殿のご指摘の通りで進撃と言う作品が、全世界の漫画文化に与えた影響は計り知れないと思います。
以前にもお話ししたと思いますが、日本で誕生したこの作品を原文で読める事には感謝しかありません。
日本語の独特とも言える微妙な文章の言い回しが、多言語で的確に伝えられるとは思えないからです。
ただ、全世界で1億部超えを果たした作品ですから、海外でも高い評価を受けているのも納得です。
今後、海外も含めて映画や漫画の分野で進撃をリスペクトした作品が登場してくれる事に期待したいです。
>海外でも高い評価を受けている
アースも日本語原文で読める事をもの凄く恵まれていると感じている一人ですが、世界での高い評価からも翻訳されている方がキチンと進撃を理解されている人達ばかりなんだろうな、と感じてもいます。
アニメやスピンオフもそうですが、関わる人々に恵まれてもいる作品なんでしょうね。
みながキッチリと質を落とす事無く作品を広めている。
次の作品もそんな流れになると良いな、と願っていますよ(^^)
管理人アース
こんにちは。一巻から読み直してみて思うのですが、やっぱりアクションシーンの迫力すごいですね。特に巨大樹の森でエレンと女型が闘う所は、線の荒さが逆に躍動感と迫力を際立たせていますし巨人同士の死闘が伝わってきます。諌山先生は画力が低いと言われがち(実際私もそう思いますが)ですが、諌山先生のクセのある絵でなければ進撃はここまで人気作になっていなかったんじゃないか、とさえ思います。
>諌山先生は画力が低いと言われがち
たしかにそうですし、いっぽうであの絵だからここまで人気になったのも事実だとアースも思います。
担当者のバックさん曰く「怨念がこもっている」ような絵は、荒くても激しさが感じられますし。
でも後半にはかなり技術的にも上手くなっていまうし、最終話とかもうたまらなくキレイな鳥とか見ると、もう下手ではないようにも感じます。
最高な作品でした(^^)
管理人アース
失礼致します。コダヌキでございます。
アースさんのTwitterで野間出版文化賞を初めて知りました。
幼少期から親しんでいた漫画やアニメですが、結婚後に接する機会が激減し、平成
の漫画事情に浦島太郎状態で出会ったのが【進撃の巨人】のアニメでした。新しい
時代に身を置くのは何とも刺激的で、脳が若返る思いでした。
原作を読み、これが今の時代の漫画なのかと衝撃を受けました。ダークファンタジ
ーは既出のジャンルですが、凄いのは物語の構成です。昔の漫画とは何かが違うと感
じました。小説(特に海外作品)を読むようにして見る漫画といった印象でした。
連載初期の表情や人体の描写こそ拙くとも、物語の構成、人物の台詞、コマからコ
マの展開、そして見せ場の画面の構図は洋画や海外ドラマを見ているようでした。既
視感はあれど、それを日本の漫画で見たのは初めてでした(二度目は【チェンソーマ
ン】です)。
諫山先生が意識されていたのかは分かりませんが、彼がダークファンタジー漫画の
新しい形式を生み出したのは確かです。評価されて然るべき功績です。
【進撃の巨人】は、本来ならベテランの漫画家さんが扱う題材だったかもしれませ
ん。ですが、そんな大作を新人の諫山先生が想像し、新人の知識と技術で描き切った
事が脅威なのです。精神的な重圧に耐えて耐えて最終回を仕上げた諫山先生の胆力と
プロ根性に賞を送って頂きたいくらいです。
失礼致しました。
>諫山先生が意識されていたのかは分かりませんが、彼がダークファンタジー漫画の
新しい形式を生み出したのは確か
ホントこれですよね!全くの同感です。
もう漫画とかではなくどこかの神話くらいの物語で、それを全くの新人の諫山先生が描いたという事実。
次回作も、どうしてもそのようなレベルを期待しちゃいますよ!
>(二度目は【チェンソーマン】です)。
チェンソーマンも面白いですよね!
良かったらTwitterでまた声かけてくださいm(_ _)m
チェンソーマンでも話が出来たら嬉しいです!
管理人アース