雨宿りの情景 vol.01、vol.05を追加しました!
伏線考察と、オススメショート・ストーリーにそれぞれ追加していますので、見てみてください!
「進撃の巨人」21巻限定版には、20巻に続き、auスマートパスで掲載されている、ショートストーリーが付属されています!
「進撃の巨人」ファンで、このショートストーリーが気にならない人はいないでしょう!
ここでは、このショートストーリーの中で「本編に伏線として反映されるかもしれない」ショートストーリーを選び、紹介しよています!
ショートストーリーには、どのような伏線が仕掛けられているのでしょうか?
検証してみましょう!
「綴られた文字vol.23 クリスタの絵本が登場!」を追加しました!
◆auスマートパス ショートストーリーから伏線と思える話をピックアップ!
それでは120以上あるショートストーリーから、管理人アースの偏見に基づき、伏線が含まれているのではないかと思われるショートストーリーを紹介します!
眠りと夢の話 vol.03 ベルトルトの夢の話
寝相の悪いベルトルトの夢の話が登場します。
夢の中で、ベルトルトは鳥になります。
壁の遥か上空を自由に飛び、ベルトルトはどこまでも遠くまで飛べて行けるような自由を感じます。
しかし、壁の上に【誰か】が登場します。
【誰か】は人間であり、武器を持っています。
「お前にそんな自由を謳歌する資格はない」と人間は憎しみを込めて言い、弓を放ちます。
矢は、鳥になり飛んでいたベルトルトの胸を貫き、苦しみ悶えながら、真っ逆さまに墜落します。
この後ベルトルトは起き、うなされていたベルトルトにライナーが「大丈夫か」と声をかけ、ベルトルトは「平気だよ…普通の夢だ」と話は終わります。
意味深な夢ですよね?
ベルトルトを撃ち落とした【人間】とは誰か?
「資格はない」とはどういう意味なのか?
いつか本編に反映されるかもですね!
眠りと夢の話 vol.05 アルミンが見た壁外調査の記録
この話の中で、アルミンは休み時間に、壁が壊される前の壁外調査の記録を読みます。
しかし、その中の地形記録には「炎の水」とか「氷の大地」を見たという記録が無かったとアルミンは言います。
つまり、これまでの調査兵団壁外調査で、アルミンの祖父が持っていた壁外の本の書かれていた、「炎の水」「氷の大地」を発見したことが無いということですね。
おそらくは「砂の雪原」も「海」も発見されていないのでしょう。
これは、本編では登場していない事実です。
この話から、おそらく本編の調査兵団も海を見たことが無い、と予想できます。
綴られた文字 vol.03 ニックが司祭になり知った真実
このショートストーリーは、ニックが司祭になり、いかにウォール教にとって都合の良い説教を市民にしているのか、という話となっています。
その話の中で、ニックが礼拝をする際に、壁を模した三つの輪を作らせ、信者が互いに腕を組んで並び、立つようにさせる場面が登場します。
その際のニックの心情描写で「かつてニックがウォール教に入信し、ついには司祭にまで登りつめたときに知ってしまった、壁の真実と照らし合わせると、それはおぞましいものにも感じられた。」とあります。
「壁の真実」とは「壁が巨人で出来ている」という事実でしょう。
これと照らし合わせるとおぞましいということは、「壁の中の巨人も隣同士の巨人と腕を組みながら並んでいる」ということになりますね!
これは考察では存在する説でしたが、実際に腕を組んでいるのかどうかは、本編では明らかになっていません。
これは、本編に反映しそうな話ですよね!
綴られた文字 vol.07 サシャが父に出した手紙
サシャが父に手紙を書くというストーリーとなっています。
時期はシガンシナ区決戦に出発する前であり、その作戦から戻ってこれる保証もないため、父に手紙を書くという内容となっていました。
その中で、現在のサシャの父に関する情報が説明されており、「現在も忙しく近隣の人々に有事の際の乗馬方法を教えたり、強い馬を兵団向けに訓練して出荷したりしているらしい。」とありました。
サシャには父と共にスパイ説が存在し、現在でもその可能性が全くなくなった訳では無いのですが、この話が本編でも反映されるのであれば、サシャの父親のスパイ説は無いということになりそうです!
綴られた文字 vol.11「ユミルの始末書」より
訓練兵団時代のユミルが、行軍訓練中に近隣の畑を踏み荒らし、教官室で始末書を書いている場面から始まります。
口が悪いユミルですが、たいていの訓練をそつなくこなしている実力者だと知っている周りは、驚きます。
不思議に思ったマルコやコニーが、行軍訓練のルートを調べ直し、その時の状況を復習します。
すると、アルミンが「その時ユミルの班の班長だったクリスタが、畑で農作業に使っていた馬が倒れて、困っていた人を助けて表彰されていた」と思い出し話します。
その話を聞いたジャンやライナーが、クリスタの優しい人柄を褒める中、エレンは「時間制限のあるこの訓練で、クリスタは人助けをしていたのに、なんであいつの班は制限時間に間に合ったんだ?」と疑問を口にします。
そこからアルミンが、答えにたどり着きます。
踏み荒らした畑は、行軍訓練の近道でもあった事から「ユミルはひとりで暴走したふりをして、班員がそれを追いかけることで、スピードを上げた」のでは、と答えを導き出します。
自分の事しか考えていないようなユミルが、自分の評価を下げてでもクリスタの評価を上げるような真似をする事に、ジャン達は信じられないと言いますが、二人は仲がいいからな、と誰かが言い、終わります。
作中の104期生達はユミルが行ったクリスタへのフォローは意味が分からないかもしれませんが、読者である我々には意味が分かりますよね!
間違いなくユミルは班長だったクリスタの為に一肌脱いだのでしょう。
さらに、この行動は第37話「南西へ」にてクリスタがユミルに問うた「私の実力が今期の10番内に見合うはずがない」「どうやったかわからないけど…」の疑問の答えの一つではないのかなと考えられますよね?
つまり、このショートストーリーは、第37話のクリスタのセリフの伏線回収にもなっているのではと考えられます。
現在最新話83話に登場したヒストリア宛のユミルの手紙の内容に登場する可能性もありますが、「クリスタが10番内に入れるために行ったユミルの行動」のひとつがこのショートストーリーである可能性がありますよね!
素晴らしい本編の伏線回収となっている、ショートストーリーでした!
リヴァイ インタビュー前編 苗字を持たない存在の理由!
ショート・ストーリーとは別ですが、auスマートパスには主要人物のインタビュー記事も公開されています。
その中で、リヴァイもインタビューをされており、本編では聞けれないような話をしています。
今回のリヴァイのインタビュー前編では、ウォール・マリア奪還作戦出陣前のリヴァイが、自らの出自、アッカーマン家についてのインタビューをされています。
記者は、王政編でリヴァイと戦った酒場で戦った中央憲兵がリヴァイと同じアッカーマン姓だったことに触れ、リヴァイから情報を引き出そうとします。
リヴァイはそれを拒みますが、記者は「少しだけでも…」と言い寄ります。
そこでリヴァイは「……ペンを持てなくなりたいか? 安心しろ、俺が作戦に出掛けたあとになったらまた文字を書けるよう、上手に折ってやる」と、いかにもリヴァイらしい切り返し方を見せています!
面白く読めるインタビュー記事となっています!
そんな中、記者がリヴァイ自身について、「迫害された歴史を持つアッカーマン姓だから、姓を隠していたのか」と質問する場面があり、それについてリヴァイは「姓を知らなかっただけで、地下街の出で、貧困層には姓を持たない者も多い」と答えています。
これって、何気に重要な情報ではないでしょうか?
本編に登場し、未だ姓が明らかになっていないキャラクターは数多く存在します。
そのような登場人物が、もしかしたらリヴァイと同じ地下街出身者である可能性が出てきました!
これは、要チェックですね!
綴られた文字 vol.12「マルロが見つけたハンネスの巡回記録」
ウォール・マリア奪還作戦出陣前に、マルロは5年前に失われたマリア領の記録を調べていました。
山積みになった書籍の中から、ある駐屯兵の記録を目にします。
その記録には、シガンシナ区で起きた様々な記録が記されており、20年前に起きた流行病も記録されていました。
そこで、腕の良い医者が抗体を開発し、自分の妻と街の住民が救われ、その医者が街の英雄となり腕を買われ、上の街の診療に行くようになったとも記されています。
その後、その医者に子どもが生まれとも記されており、記録している兵士がハンネスであり、医者がグリシャであり、子どもがエレンであることが読者に分かるようになっています。
その後、超大型巨人の襲撃の記録に移り、【いつか人類が反撃する日のため、覚えている限りの、巨人の進路と道路の損害を記す】と内容が、マルロが探していた記録になり、終わります。
現在では死亡しているハンネスが残した記録が、同じく現在死亡しているマルロが見つけ、後のウォール・マリア奪還作戦にて活かされるという話になっていますが、この中で別の理由で面白い話が登場しています。
グリシャ夫妻にエレンが生まれ、それを調査兵団の知人に報せるために、ハンネスは夫妻から手紙を受け取ります。
しかし、【該当の兵士は受け取ろうとしなかった。以前は仲が良かったはずだが……?】となっており、その兵士は手紙を受け取らなかったようです。
これ、キースですよね!
第71話「傍観者」でもカルラがキースに「やっぱり便りは届いていなかったんですね」というシーンがありました!
この便りを届けるように頼まれていたのはハンネスだったようです!
このような細かい補完がされているauスマートパス@ショート・ストーリーは、素晴らしいですよね!
こういう話、大好きです!(^^)
綴られた文字 vol.13「モブリットの新たなる名言登場!」
調査兵団第4分隊の日常的な日々が描かれています。
この日はハンジを中心とし、3m級の巨人の人体実験が行われており、ハンジはいつものように暴走し、切開した巨人の頭に自分の頭を突っ込もうとしているようでした。
これを止めるのはいつものようにモブリットであり、そんな様子が描かれています。
ここでの見どころは、モブリットがいかにハンジを助けていたのかという場面です。
暴走するハンジに、そろそろ眠らないと限界ですと言い、「1時間半以上の睡眠をとってください。でなければ、せっかくの対象を、誤って自分で壊してしまいますよ」と忠言し、ハンジを眠らせます。
さらに時間になったら起こすのもモブリットの役目であり、本当にモブリットの献身さが描かれています。
そんな話の中で、モブリットファンとしては見逃せない場面がありました!
モブリットの新たなる名言の登場です!
切開した巨人の頭に、自分の頭を突っこもうとしているハンジを止めるのに、「分隊長! アグレッシブすぎます!」と止めています!(笑)
そしてエスカレートする実験を抑えるのに「分隊長! あなたの手の方が先に焼き切れます!」とツッコんでいます!(爆)
本編では、もう見られないモブリットのツッコミが、ここでまた見られるとは思いませんでした!!(笑)
これからも、見逃せないみauスマートパス@ショートストーリーでした!
綴られた文字 vo1.17 アニ再登場の伏線が登場!
アニ@女型の巨人によるストヘス区急襲が終わり、調査兵団によるクーデター後の話となっています。
アニと同室だったヒッチは、調査兵団からアニの荷物の整理を依頼され、まとめた荷物をハンジに渡します。
その時のヒッチとハンジのやり取りです。
「あの……アニは、目を覚ますんでしょうか」
ハンジ
「よく聞いてくれたね! 彼女がいま身を守っている物質が『硬質化』によるものなら、壁と原理は同じだ。そして、壁の表面が露出したとき、ウォール教の関係者はそれに日光を当ててはならないと言った、つまり、中の巨人は……」
ここでモブリットに止められ、ハンジの話は終わります。
「最後まで話させてあげてよ!モブリット!」と言いたくなりますが、ここまで話が聞ければハンジの言いたいことは分かりますよね?
おそらくアニを覆っている結晶は、「硬質化能力による硬質化物質」なのでしょう。
そうなのであれば、確かにアニは、壁の中の巨人と同じ状態となります。
ということは、光を当てれば目を覚ます、ということになりますよね!
現在は、ユトピア区地下深くに幽閉されているのでしょうが、もしかしたら地上に出し、目を覚まさせる展開があるかもです!
で、今度はアニに向かい、ミカサの「生きてる…」シーンが…(笑)
それは冗談としても、シガンシナ区決戦編にキリが付き、調査兵団がトロスト区に戻ったこのタイミングでこのような話が公開されるとなると、アニ再登場をイヤでも期待してしまいますよね?(^^)
近々アニ再登場があるのではないかと思われる、今回のショートストーリーでした!
綴られた文字vol.23 クリスタの絵本が登場!
ヒストリアの偽名であったクリスタ・レンズという名前は、父ロッド・レイスがヒストリアを助ける為に付けた偽名であり、絵本に登場した女の子の名前であった事が、13巻51話、52話にて明らかになっています。
その絵本は、13巻54話にて登場しており、姉フリーダがクリスタに読ませている場面が登場しています。
クリスタはその絵本に登場している女の子が「いつも他の人を思いやっている優しい子」なので、好きだとフリーダに頷いています。
そして、86話には、この絵本と同じような構図の本が登場しており、現在この絵本はかなり重要なファクターとなっています。
今回のスマパス・ショートストーリーでは、なんと、この絵本の原文の一部が登場しました!
考察材料としては、かなり重要なのではないでしょうか?
まず、フリーダがヒストリアがいる牧場を訪ね、ヒストリアに文字の読み書きを教えるために、絵本を読ませていました。
この絵本は、市販されている子供向けの物語であると紹介されています。
それでは、ここで登場した絵本の原文を紹介しましょう!
ヤサシク タベモノヲ
ワケテ アゲマシタ】
【オンナノコト トモダチハ
オウチデ
【タスケアッテ イツマデモ
シアワセニ クラシマシタ】
【ミナサンモ ケッシテ
ソトニデテハ イケマセン】
【オウチノ ナカニ イレバ
ナニモ コワク ナイノデスカラ】
絵本の最後は、この最後の一文で終わっているようです。
まず、女の子と友達がお家で助け合って幸せに暮らしたというのは、どのような意味なのでしょうか?
この友達とは、巨人の事でしょうか?
気になりますよね!
そして、最後の文は間違いなく壁内人類への教訓として入れられていますよね。
「外に出てはいけません」「お家に中にいれば怖くないですから」とは、壁から出ていはいけないという、壁内の教えの反映だと思われます。
つまり、86話にて登場した本の「大地の悪魔とユミル・フリッツ」の内容に、壁内人類を教育するために、絵本として改変され、市販されていたのではないかと思われます。
もしかしたら、もともとはユミル・フリッツという名前だった少女は、クリスタ・レンズとして改名されて、絵本として市販されたのかもしれませんよね!
ただ、ここでの少女と友達=巨人がいつまでも仲良く暮らしたという内容かもしれない所は、要チェックですよね!
今回登場した絵本の原文は、いつか本編でも登場するのでしょうか?
ヒストリア女王が懐かし気に、フリーダのことを思い出しながら読むシーンにて登場とか…ないですかね?
すごく楽しみです!\(^o^)/
vol.25 巨人への目の攻撃はアルミンの作戦だった!?
これまで、調査兵団と知性巨人との戦いは何回か行われてきましたが、調査兵団にはかなり厳しい戦いであり、多くの犠牲が伴いました。
その中でも飛び抜けた戦闘力を持つリヴァイは、単身で女型の巨人や獣の巨人と渡り合い、両者ともに相手を戦闘不能に陥れていました。
その戦い方を見てみると、まずリヴァイは目を攻撃し視覚を絶ち、その上で相手の戦闘力を削いでいるように見えます。
第3巻収録特別編「リヴァイ兵士長」では、無知性巨人相手にも行っていますよね!
この戦い方が、vol.25「ベルトルトの答案用紙」のショートストーリーにて、訓練兵団時代のアルミンによって開発された可能性が出てきました!
まず、内容をザックリと見て行きましょう!
上位から答案用紙は返され、ベルトルトはその試験で3番か4番に付けています。
その目の端で、アルミンが教官から呼び出しを受けているのを捉えます。
アルミンは座学においては上位から落ちる事はないので、叱責のために呼び出しを受けたわけではないのは分かります。
そして、今回の試験内容が、『城塞都市で壁が突破されたときという具体的な状況を想定し、ひとつひとつが記述形式になった問題』だったため、アルミンの得意な戦術の革新についての積極性が見られる試験となっています。
となると、呼び出された理由が「実際に使える、新しい作戦を思いついたから」とベルトルトは気付きます。
アルミンが出した答えはこうでした。
【調査兵団の実験から、巨人は人間と似た筋組織や神経網を持っていることがわかっている。そのため白兵戦においても、アンカー射出や砲撃だけでなく、ブレードを直接目に突き刺すなどの戦術も視野に入れる必要がある……】
この答えを知り、ライナーから「ああまで優秀な成績をとられると、俺たちも油断していられんな」と声を掛けられベルトルトが答えます。
そして時は流れ、ベルトルトはこの時の記憶を思い出し、シガンシナ区決戦の場面となり、自分たちの作戦がアルミン達に見破られるだろうか?とライナーと話をし、終わります。
今回のショートストーリーは、このような内容となっていました!
ここで、注目なのはアルミンが出した答案用紙の内容ですよね!
「ブレードを直接目に突き刺すなどの戦術も視野に入れる必要がある……」という内容は、まさにリヴァイ兵長が得意とした戦術ではないでしょうか?
となると、リヴァイ兵長が女型の巨人や獣の巨人に取った作戦は、「アルミンのこの答案から採用して…!」と驚いた管理人アースでした!
そう思い確認したのですが、残念ながら「悔いなき選択」にて反証となる場面が登場していました。
「悔いなき選択」第2巻最終話8話にて、リヴァイが4体の巨人を駆逐する場面です。
最初の巨人に攻撃したリヴァイは、まず両目をブレードにて攻撃しています。
この壁外調査はリヴァイにとってデビューとなる壁外調査であり、おそらく844年の出来事であり、もちろんアルミンは訓練兵団にも入っていません。
となるとリヴァイ兵長は、アルミンからの提案で目を攻撃する作戦を取っている訳ではないということになりそうですね!
それでもアルミンの作戦開発能力が長けている事は間違いがない事実であり、今回のショートストーリーを読み、これからのアルミンの活躍をより期待してしまう管理人アースでした!(^^)
vol.26 ウーリが語る「壁ができる前」と「背負った罪」とは!?
本編「進撃の巨人」の中で、最新話87話時点でも謎となっているひとつが、レイス初代王が「楽園を築こうとする理由」と「壁内人類の罪」でしょう。
今回のauショートストーリーvol.26では、その謎に対し、ウーリが壁内人類に向けての「新年のあいさつ」にて、重要な発言をしています!
これは、「楽園と壁内人類の罪」だけではなく、レイス家が壁内の王としてどのような仕事をしていたのかを窺わせる重要なファクターにもなっています!
では、auショートストーリーvol.26の内容を見てみましょう!
それを見たケニーが「あの老いぼれに読ませる説教文句など、王政の連中にでっち上げさせれば良いだろう」とウーリに言いますが、「……私が、書かなければならないのだ。」と再びペンを取ります。
【新たな年を前に、私は王として皆に語る……】
【私は王として、人類の平穏を祈り、永久の平和のための導きとなることを、この日あらためて誓う。人は弱きものであり、世界は残酷である。こうした世界では、互いに愛し、助けあわねばならない】
【この壁のはじまりの前、果てなき争いがあった。人は財をめぐり、あるいは理の違いから、人間同士の愚かな争いを繰り返していた。そうした争いさえ、すべて巨人によって蹂躙された。はっきり言っておく。もはや、人どうしで争ってはならない。我々の楽園はこの壁の中なのだ】
【この大地にいる我々は、はじめから罪を背負った生き物である。放っておけば互いに奪いあい、殺し合う悲しい生命なのである】
【楽園は、どこにあると言えるものではない。我々が、自らの背負った罪を自覚し、ひたすら慎ましやかに、祈り、暮らすことによって、その日々が楽園になるのである】
【隣の者と憐れみ合い、分かち合うがよい。我々はそのようにして、この地を楽園とする】
このような文が書かれた「新年のあいさつ」を受け取り、ケニーが王都へ持って行き話は終わります。
ここで、考察すべき点は【この壁のはじまりの前、果てなき争いがあった。】と【この大地にいる我々は、はじめから罪を背負った生き物である。】でしょう!
壁ができる前、マーレ側に寝返った7つの巨人にフリッツ王が追い詰められ、壁を作り壁内に籠もったとされています。
もし、【この壁のはじまりの前、果てなき争いがあった。】がこの7つの巨人との戦い、「巨人大戦」を指しているのであれば、その理由は「財をめぐり、あるいは理の違い」という事になりそうですよね!
9つの巨人化能力者との間での「財を巡る争い」&「考え方の違い」から、7つの巨人がフリッツ王から離れ、マーレ側に付き「巨人大戦」が起きたのかもしれませんね!
これは、説得力がありそうな考察だと感じます!
次に【この大地にいる我々は、はじめから罪を背負った生き物である。】ですね。
「この大地」というのは、「壁内」を指していると思われます。
つまりは、「壁内人類は、はじめから罪を背負っている」という意味になりますよね!
これはベルトルトの「悪魔の末裔」に繋がりそうな意味でありながら、マーレの言う「エルディア人=穢れた民族」とは違った意味合いがありそうな気がいます。
その意味は何なのか…
近々明らかになりそうですが、まだこの辺りの謎の考察は難しいですね!
ただ、今回の考察で「ベルトルトの悪魔の末裔発言」と「エルディア人迫害」とは、違う理由があるように感じました!
この謎が明らかになるのが、非常に楽しみになりました!(*^^*)
見逃さないようにしなきゃです!
雨宿りの情景 vol.05 reprise ハンジ&ジャン
荷物を濡らしたくないジャンは、商店街の近くの軒先で雨宿りをしています。
雨はそれほど強くないのですが、霧が立ち込めているようです。
そこへメガネを濡らしたハンジが、ジャンと同じように雨宿りをしに駆けてきます。
数日前に階級が上がったばかりのハンジへ、ジャンは敬礼します。
「雨になるなんて誰も言ってくれないから…お互い振られたね」と言いながら、ジャンの隣に入ります。
ハンジはジャンの荷物にある、一人では食べ切れない量のパンを見て「食欲旺盛な同期への差し入れかい?」と、怪我をしているサシャへの見舞いの品かと予想します。
しかし、同じ袋に本が入っているのを見て「サシャは本は読まない…」と続けます。
その問いにジャンは「アルミンに頼まれました。本は自分の判断で買いました。自腹です。」と答えます。
ジャンは非番であり、アルミンはエレン達に付き添い閉じこもりっきりのようです。
「……まあ、いいか。アルミン本人は別に懲罰中じゃないし」とハンジは引き下がります。
ハンジは規律に厳しくなり、表情も変わったようです。
ジャンは、ハンジの立場を考えればそうなるべきだと思いながら、その急激な変化に違和感を覚えます。
ハンジは、ウォール・マリア最終奪還作戦が終わった後、サシャとコニーが泣いている際に、ジャンは泣いていなかったとジャンに問うと、「次にどうするか、考えることに精一杯で」と答えます。
ハンジはそれを褒め、「今は特に冷静に判断できる人材が貴重だ」と言います。
そこからアルミンの話になり、巨人の力を得たアルミンの事をジャンは『こちら側』に繋ぎ止めてやらないと、と思っていると話します。
その言葉を聞きハンジは「『こちら側』……か。私をそうしてくれる人はいるかな」と言います。
突然の言葉にジャンは言葉を失いますが、ハンジは「なんてね、忘れてくれよ」と笑います。
ジャンは「『こちら側』にいてもらわなければ、俺たちの指揮官がいなくなります」と答え、ハンジは「ハハハ、そうだね。冗談だよ」と笑い、時間を気にし、軒先を出ます。
霧が立ち込めている中に消えていく自由の翼は、少し重そうに見えます…
ハンジが離れ、話は終わります。
最新話89話に登場したハンジも、少し厳しいように管理人アースには見えました。
やはり、9名となってしまった調査兵団、そしてその団長という立場はかなり厳しいものなのでしょう。
そして、この話に感じるのはモブリットの不在です。
「雨になるなんて誰も言ってくれないから…」「私をそうしてくれる人はいるかな」という言葉には、モブリットを失ったハンジの気持ちが非常に感じられますよね!
管理人アースは、その役目はジャンが担ってくれるのではないかと思っているのですが、どうでしょうか?
リヴァイ兵長も助けてくれるでしょうが、支えとなるかというとまた違うのではと感じられます。
この雨宿りの相手がジャンだったところに、管理人アースはハンジを支える役目をジャンが担ってくれるのではないかと予想します!
そのような伏線を抜きにしても、このショートストーリーは良い話だなと感じている管理人アースでした!
次は、管理人アースが、個人的に気に入ったショートストーリーを紹介します!
◆管理人アースが選ぶ、お勧めショートストーリー!
管理人アースが選ぶオススメのショートストーリーは、アニとユミルの会話です。
内容を紹介します!
雨宿りの情景 vol.11 ユミル&アニ・レオンハート
雨降りの対人格闘訓練を上手くサボろうと、ユミルは近くの倉庫に隠れます。
その倉庫には先客がおり、それはアニでした。
ユミルはサボっているアニに、対人格闘訓練がくだらなくてサボるのは良いが、「あの熱血馬鹿の相手はしてやらなくていいのか?」とエレンの事を言い、外を見ると、ミカサを相手にタックルを試みているのが見えます。
アニは「しつこく相手をしてくるから相手をしてやってるだけ」と答えながらも、エレンのタックルのやり方が気に入らなく「あれでは力が伝わらない」などの言葉が口に出ます。
そんなアニを見てユミルは「冷たいフリをするのが下手だ」と言い、いくつかの言葉をはさみ、「クソ真面目で暑苦しいヤツも……弱くて流されるヤツも……どんなヤツも全部ひっくるめて、『人間』だと認めてるんだろ」と言います。
そこへ教官が回ってくるのが分かり、会話は終わります。
この二人の会話は、本編ではあり得ない場面ではないでしょうか?
そういう意味でも貴重な会話であり、さらに二人のキャラクターの活かされ補完がされている、素晴らしいストーリーだと感じました!
20巻限定版に収録されるショートストーリーは、27編との事ですが、この話も収録されていると嬉しいなと思っている管理人アースでした!
ぜひ、皆さんに読んでもらいたいです!\(^o^)/
◆雨宿りの情景 vol.01 reprise エルヴィン&サシャ
本編でもほとんどない、エルヴィンとサシャの会話によるショートストーリーとなっています。
場所はトロスト区、革命後の話です。
エルヴィンが急な雨で空き家の軒先にて雨宿りをしていると、同じように雨宿りをしていたサシャが声をかけてきます。
サシャは調整日だったのですが、トロスト区に馬をおさめる馬商人が来ると知り、父かもしれないと思い来ていたようです。
それを聞いたエルヴィンが馬商人という仕事がありながらも兵士になったサシャに勇気があるな、と言うと、「広い世界を見てこいと言われて…」とサシャは嬉しそうに言います。
その言葉に、エルヴィンは自分の父を思い出します。
エルヴィンは自分も同じように、兵士を志望した理由が父親の影響であるとサシャに語り、自分に「世界の真実についての仮設」を話した事を後悔し、自分の事を呪いながら死んだだろうと語ります。
それを聞いたサシャはキョトンとしながら言います。
「団長のお父さんはきっと、団長みたいに頭のいい人だったのだから、自分の考えを、小さい子に話したら何が起きるかわかっていたのではないでしょうか」と言い、「エレンのお父さんも、小さいエレンに鍵を預けたわけですし……お父さんが子供のことを、全然信用しないってことはないんじゃないかなって。」と、たどたどしく語ります。
この言葉を聞き、部下の前であるエルヴィンは、湧き上がる感情を抑え、話は終わります。
エルヴィンの気持ちを考えると、何とも言えないストーリーですよね!
本編では、もうエルヴィンとサシャが会話をする展開はあり得ないでしょう。
ただ、本当にこのような展開があったのなら、嬉しいなぁと思う管理人アースでした(^^)
→ auスマートパス「ひとコマ劇場」12月優秀作品の発表!
→ 「進撃の巨人 for auスマートパス」の『ひとコマ大喜利』を紹介!
→ 【進撃の巨人ネタバレ全話まとめ】
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普通の東洋人。ですが、たびたびすみません💧
まさか最新話で、第一話のグリシャとエレンの例のシーンが再現されるとは思ってもみませんでしたが、それ以上に「そんなロマンチックなモンじゃ無かったわ」と判明した事が軽く衝撃😦
更に、二度にもわたって、全く同じ場面の印象が根底から覆されたのも、かなりの衝撃でした。
アース様、たぶん最新話が発表されるたびに「進撃の巨人展」のネームの見方が鮮やかに変わりますよ。 結果他の皆さんも、何度足を運ぶ事になるんでしょうか…恐るべし進撃、恐るべし諫山先生😅
>二度にもわたって、全く同じ場面の印象が根底から覆されたのも、かなりの衝撃でした。
同じ場面でも最新話が更新された後に読み返すと違う意味に変わる事は良くあります。
ただ、今回のグリシャの地下室にに関する第1話場面のリフレインはヤバいですね!
>「進撃の巨人展」のネームの見方が鮮やかに変わりますよ
これ、大阪会場では行きたいと思っています。
なかなか都合が付けられなくて行けていないのですが、何とか行くつもりではいますよ!
前回は長島で行ったのですが、あの時の感動は忘れられません(´;ω;`)
管理人アース
世間では「男親は我が子と言えども、お腹を痛めて産んだわけではないから、自分の子である実感が少ない」なんて言わてれますね。 でも、エルヴィンパパはあの教室で、グリシャは内地へ診療に出かける直前で、それぞれの息子さんたちに、確かに自分たちの遺伝子が濃く受け継がれている事を確認したんだと思います。
教室でエルヴィンを見つめるパパの表情は静かでしたが、この世の真実について語り、考えを分かち合える者がそばにいたと知った時に、何を思ったのか…悔みはしなかったか…でもこれはもう、諫山先生にしかわからないですね。
エレンが調査兵団に行きたいと告白した第一話のシーン、あれもエレンの自由への渇望の強さを表すシーンだと思ってましたが、同時に、グリシャがエレンの中に見た自らの姿や、希望や、もしかするとジークの事を思い出していたかもしれないなと…。
同じ場面なのに、初めて読んだときと後では印象が違ってくるという進撃の巨人、あの時のグリシャの穏やかさの裏にあった、苛烈な運命に今となっては、震えます☹️
>…でもこれはもう、諫山先生にしかわからないですね。
これを少しでも確認したくて「進撃の巨人展」にでのネームを見たいなと思っている管理人アースです。
同時に普通の東洋人。さんのエルヴィンパパの気持ちが真実のひとつなのかなとも感じますよ。
同時に管理人アースの中のエルヴィンパパも真実ですし。
「真実はひとつではない」というのも「進撃の巨人」のテーマのひとつ、とも感じています。
>初めて読んだときと後では印象が違ってくるという進撃の巨人
これ、本当にそうですよね!
「マーレ編」以降、特に感じますよ!
管理人アース
『雨宿りの情景・ハンジ&ジャン』のエピソードが二回出てませんか?
普通の東洋人。さん!
ご指摘ありがとうございます!
おすすめショートストーリーの方を「エルヴィン&サシャ」に変更しました!
またよろしくです!
管理人アース
おはようございます。
もうすぐ90話が公開されますね^^
記事で紹介して下さったショートストーリーの中で気になったのはフリーダがクリスタに読み聞かせていた絵本の内容です。
「(中略)オンナノコト トモダチハ オウチデ タスケアッテ イツマデモ シアワセニ クラシマシタ」
本編が現在89話まで公開されている段階で私の脳内で瞬時に思い浮かんだのは、オンナノコ=ヒストリア、トモダチ=巨人(104期ユミル)でした。
ユミルの手紙の最後にあった、「結婚」て、もちろんそのままの意味ではないでしょうが、「助け合っていつまでも幸せに暮らしました」という表現がが生涯を共にする=「結婚」というイメージに繋がります。
この絵本は壁内用に改良された子供向けの本のようですので壁の内側にいれば人類と巨人の力をうまく共存させ少なくとも壁内の人類は仮初にでも幸せに暮らしていけるという意味なのかも分かりませんが、本来の意味はもう少し違った解釈ができそうな気がしています。
もうすこしこの辺りは考える必要がありそうです…。
sukekiyoさん!
コメントありがとうございます!
90話、楽しみですね!
まだ壁内の展開が何話か続くと思われますが、毎月怒涛の伏線回収が続いているので、90話も楽しみですよ!
「結婚」が何を意味しているのか…
まだまだ先になりそうですが、気になりますね!
またよろしくです!
管理人アース
ユミルが好きで、最新作から目が離せません。
素晴らしい考察を展開されているアースさんと異なる意見なのが残念ですが、ユミルは、ユミル・フリッツではないと思います。
ニシンは、ライナーが読めなかったので、マーレ文字、壁内文字以外の文字ではないでしょうか。
また、あの猿は何だ?の発言も第三国の人間のように感じました。猿という動物は知っているが、ジークの事は知らない。
クリスタレンズ物語は、ユミルが基になっており、ユミルとしては自己犠牲のストーリーを苦々しく思っていたところ、ヒストリア(クリスタのキャラを真似ている)に会って、肉親以上の情が湧いたのでは、と推測しています。ヒストリアへの愛情も、一見不思議ですよね。
表面的には性悪でも、情が深くて、ヒストリアやベルトルトを見捨てられないユミル。ユミルは素敵ですね。
ぷのこさん!
コメントありがとうございます!
>第三国の人間のように感じました
面白いですね!
たしかにライナーが読めなかったというのは、引っかかります。
ただ、ニシンの文字はどう見てもマーレ文字だと思うんですよ。
86話ネタバレ考察!パラディ島のモデルから文字を検証!で考察しているので、見てみてください!
よろしくです!
管理人アース
ご返事ありがとうございます。しかも、午前4時に‼︎
マーレ文字の考察、的確ですね。缶詰を製造し、壁内に持ち込めるのだから、マーレですよね。
フリッツ王の目的に疑問が湧いております。
これからも、サイト楽しみにしていますね!
アースさん、こんばんは!
久しぶりにニック司祭の顔を見たら四足歩行の巨人に見えたのですが…
僕だけですか?(笑)
これはもう分かっていることへの説明ですが、興味深い話に、ハンジの眠りと夢の話があります。実験中ハンジが仮眠をとったときですが、巨人が人間であることの裏付け的なことが書かれています。記事にするには古いですが、ハンジの心境が窺える良いストーリーです。テクストやインタビュー等、最新のものは欠かさずチェックしてます❗大喜利にはタキネスという名前で出してます❗(どうぞよろしく)
ごく普通の奇行種さん!
コメントありがとうございます!
>実験中ハンジが仮眠をとったときですが
ありましたね!
これも、裏話としては秀逸な話でした!
>テクストやインタビュー等、最新のものは欠かさずチェックしてます❗
おー!素晴らしいですね!
本編での方向性を踏まえた、いい話がたくさんありますよね!
リヴァイのインタビューとか好きですし、ボソッと言う感じのミカサが好きです(笑)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
ユミルの始末書に関しての追記を読みました。
本編の「今期の10番内」の件はいつか謎が明らかになるのかな?と気になっていたので、このサイドストーリーの内容はとても興味深いです。
上位10番以内は堅かったユミルとクリスタの順位が逆転したのであれば、クリスタも元々成績は上位の方だったのかも知れませんね。
もしかすると今回の行軍訓練のような出来事がいくつも重なって評価が変わっていった可能性もありますね。
きっとユミルのことなのでなぜ畑を荒らしたのかと教官に問われても本当の事は言わないでしょう。
ユミルって確かに口は悪いかも知れませんが、非常に頭の回転が早く洞察力に優れているなと言動の端々からも感じられます。
それこそコニーも言っていましたがクリスタの為ならいつでも本気なところが彼女の魅力にも繋がっているように思えますね。
83話の手紙の内容も気になりますが、やはりユミルの事ですからクリスタ(ヒストリア)を気遣うような内容が書かれていそうです。
ショートストーリー楽しみですね(^^)
sukekiyoさん!
コメントありがとうございます!
>今回の行軍訓練のような出来事がいくつも重なって
そう思いますね!
今回の話は他の104期生も気付いたユミルのヒストリア推しですが、他にも気付かれなかったような出来事があったのかなと妄想します。
ただ、当のヒストリアが全く気付かなったというのが、ちょっと鈍すぎだぞ!と思いますが(笑)
ショートストーリー楽しみです!
どのような話が選ばれるのか…
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
更新お疲れ様です!
面白くなってきましたね。
ベルトルトの夢には心理構造が絡んでいるのではないかと思います。
夢に出てくる人の大抵は自身の分身であり、死人や異性が出た場合は異なりますが、生存している同性人物ならば、それは自分自身ということです。
この心理構造を利用するならば、ベルトルトは悲しいです。
鳥となり自由を得た夢は、大きな幸運を得る意味をします。
しかし鳥が殺されるのは余裕が無い上に誰かに助けを求めたくても求められずにいる、又不吉な前触れの状態を意味します。
謎の人物……、これも夢の心理構造を利用するなら、ベルトルト自身になりますね。
『お前にそんな自由を謳歌する資格はない』
幸運を得ることが出来るのにそれを許さない自分がいる。
この台詞からはウォールマリア崩壊から来るか”罪悪感”と自身に対する”嫌悪感”なんでしょう。
アニとライナーは戦士になり切れずPTSD状態です。
なのに戦士として割り切れてしまう自分が大嫌いで人一倍謙虚になるのも、ウォールマリア崩壊に関係してるんだと思います。
資格とは恐らくマクロな話ですが、壁の中にいる人類への手助け又は想いに走る行為では無いでしょうか?
以前にもライナーに「自分も巨人になれると自白してエレンの様に壁側の人間に貢献できた筈だ」と壁側にも何かを求めていた可能性もありました。
でもそれを拒否した自分もいる。
それが今回夢に登場した、矢を持つもう1人の戦士ベルトルトなんじゃないかと思いました。
だからウォールマリアを崩壊に導いた戦士ベルトルトとして戦いました。
でも出頭としたジークから見放されて、戦士として価値がなくなってしまったベルトルト……。
あまりにも残酷だと思います。
ここで、ベルトルトは命乞いするか、潔く裁かれるか、喰われるか、、
兵士として力を貸したがるか……。
ジークに見捨てられて、ベルトルトの”戦士生命が絶たれた”83話。
次は”脱落者であるベルトルト”の84話が見れますね、結果がどうなるか楽しみですね!
失礼しました!
生き残れなかった兵士さん!
コメントありがとうございます!
>謎の人物……、これも夢の心理構造を利用するなら、ベルトルト自身になりますね。
なるほど~。
これは面白いですね!
となると、仰るとおり、自分に対しての許せない気持ちから生まれた夢のようですね。
ベルトルトの性格からも、頷ける考察のように感じます。
このショートストーリーから今回83話の展開を考えると悲しくなりますね。
ベルトルト…ちょっと不憫すぎるような…(・_・;)
84話でふっ切れたベルトルトが見られれば良いですが、命乞い展開はキツイですね(-_-;)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
いつも楽しく拝見しています
毎朝通勤列車であーでもないこーでもないと考えては纏められない日々です。
さて、興味深いショートストーリーのアップありがとうございます。
サシャの件ですが、私はずっとサシャの村が
馬を作れ
と王政←でしたか?から言われた件に関して、馬は密偵の隠語だと思っていました。
馬=便利な存在、なくてはならないもの、ということで、密偵。
もちろん本当に馬も作るんですが、実際はという感じに思っています。
そう思ってみてみると、強い馬を兵団に
というのも、強く有能な密偵を送り込むと解釈できそうかなーなんて。
ベルトの夢もきになりますね!妄想したいと思います!
では!
進撃のお母ちゃんさん!
コメントありがとうございます!
>馬を作れ
隠語という考察は面白いですね!
となると、馬の使い方を教えているという現在のサシャ父の近況報告は、密偵に技術を教えているという意味にも取れますね。
>ベルトの夢もきになりますね!
これ気になっていますよ。
「資格がない」というのが、意味深です。
もしベルトルトが壁の中の巨人と関係があるのなら、「本来壁の中にいなければいけないお前に、自由になる資格はない」という意味なのかなとか…
いろいろ妄想しちゃうますよ(笑)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース