133話「罪人達」にて、突然登場したエレンと104期の会話。
読者待望のエレンと104期達の会話は嬉しく、唐突な展開ながらもある意味予想通りな展開でした。
しかしイメージと違っていたのは、エレンが少年だったところです。
たしかに131話で同じ様にアルミンが座標で会った時も少年だったのであり得る展開ですが、まさかずっと少年のままの容姿になっているとは…
ちょっと驚きましたよね。
しかし、104期と会話をしているエレンの声は、間違いなく青年エレンだったはずです。
話ししているエレンの言葉・内容は、青年エレンでした。
ではなぜ、容姿は少年なのでしょうか?
そして始祖ユミルちゃんと共に、黒く虚ろな暗い目をしているエレンの意味とは?
少年な容姿と共に、何を表しているのでしょうか?
検証してみましょう!
◆エレンが少年で暗い目な理由を考察!

突然登場したエレンと104期との再会展開。
驚きましたし嬉しかった展開ですが、そこにいたのは暗い目をした少年な容姿のエレンでした。
なぜ少年になり暗く虚ろな目になっているのでしょうか?
ここには皆さんも注目されており、コメントでも数多くの考察をいただいています。
kayokoさんからは
座標のエレンは子ども姿ですがユミルちゃんと2人して奴隷の眼になっていて気になるところです。奴隷の眼のユミルは戦えないはずなのに…。
と、始祖ユミルちゃんも暗い奴隷時代の目に戻っている事にも注目された考察をいただいています。
30巻122話で暗かった始祖ユミルちゃんの目に意志が宿っていたので、そこからなぜ戻っているのかも注目されていますね。
たしかにエレンと共に暗くなっている始祖ユミルちゃんの目は、気になるところですよ!
ドベの泣き虫ちゃんちゃんは、エレンが少年な理由を正面から考察されています。
座標でのエレンは子供だったことから、自由を求め進撃する部分のエレンが強く、大人の理性的道徳的な部分のエレンはライナーの言う通りつらくて止めてほしがっているのかな
これ、素晴らしいですよね!
131話でアルミンを座標に呼んだ少年エレンの感じは、まさに真っ直ぐ自由を求めているエレンが出ていましたね。
そのようなエレンの意志が容姿に反映され少年になっているのでは、という見方は面白いですよ!
あやりんさんからは
始祖ユミルと並んでいた子どもエレンの目が光を失っていることに、初めはエレンも何かに操られているのかなと考えたのですが、仲間のために自分が悪者になるに当たって、自分自身の良心を殺して悪役に徹するために、自由を奪われた憤りを抱えていた子どもの頃の自分を発露させている。
仲間と敵対するのは俺の本心じゃない。
人々を虐殺する事そのものもオレの本心じゃない。
から、目が虚ろになっているのかな。と思いました。
自由を求め自ら進んだ結果とは言え、本心とは違うところで発生する大量の犠牲者。
それに対する罪悪感により目が黒く虚ろになり少年になっているのでは、という考察ですね。
これはありそうです!
さらに次列三・伝達さんからは
道エレンが奴隷化始祖ユミルちゃんと同じ姿だったのは、「コネコネする為にはエルディア王家の奴隷化だけ」のルールだった場合では無いかと思っています。
奴隷化する為には同等の始祖ユミルちゃんでは権限が無く、やはり王家のジークが鍵では無いでしょうか。
兵長を治す→エレノザウルスを倒す→ジーク開放の流れをエレンがジークに上手く話せば、ジークも「ジーク…エレンを…止めてくれ」と言われたグリシャとの約束も達成出来ます。
兵長等の会話はエレンしか聞けないのも一考。
でもエレンの本意は、奴隷化→兵長治療→ジーク打倒→エレンと始祖ユミルちゃんの道専有では無いのかと思っています。
これはリヴァイの指が治ったのはエレンがコネコネしたからでは、という予想からの派生考察になりますね。
リヴァイの指を治す為にエレンは奴隷化し暗い目をしていた…
これも突拍子も無いような考察に感じますが、もしリヴァイの指がエレンのコネコネで治ったという展開が来たらあるかもしれない予想ですよね!
さらにセリヌンティウスさんはからの「エレンの目が暗くなっていたのは『2000年前』を経験し『2000年間』を経験したから。 ユミルちゃんが人間として生活していた2000年前の描写はすべての登場人物があの目をしていました。 現実世界とは長い時間の壁に隔てられた住人としてのエレンを表しているのかな??」との考察など、これもかなり突拍子の無い考察をいただいております。
こちらの記事のコメントで読めますので、良かったら。
当サイトの考察常連の方々の考察・予想にしても、本当に様々多岐わたっております。
それだけエレンの暗い目と少年な容姿の意味は、かなり読みづらくイメージが掴みにくいのだと感じます。
皆さんの予想を読んだアースが感じているのは、
- 暗い目は、地鳴らしで大量虐殺をしている自分と104期にウソを言っている自分
- 容姿が少年になっているのは、真っ直ぐ自由を求めていた頃の自分への憧憬
というイメージですね。
暗い目をしているのは、地鳴らしを起こしている事と104期に止めてもらいたいけれど言えない事が関係しているように感じます。
131話で明るい目をしていた少年エレンは、得た自由のみを見ており地鳴らしの惨状は目に入っていないように感じました。
そして、素直にアルミンを呼んでいたりしていました。
改めて見た地鳴らしによる犠牲、自分が起こした現実から目は暗くなっているのかな、と。
さらに104期を前にして「止めてくれ」と言えないエレン、をイメージします。
しかし少年な容姿になっていることは、まだ別に理由がありそうです。
その頃の自分への憧憬、というのもたしかにありそうですが…
さらに考察を進めてみます!
◆少年の容姿は巨人化能力を得る前のエレンに意味があるのか?
アースが気になったのは、少年エレンが地下室の鍵を着けていないことです。
ここから考察してみます!
巨人化能力を得る前のエレンという意味


131話と133話に登場した少年エレンは、グリシャから託された地下室の鍵を持っていませんでした。
ということは、巨人化能力を得る前のエレンということになりそうです。
ここに何か意味が込められていそうな気がします。
これは黒い目に通じるかもですが、地鳴らしは始祖の巨人が無ければ不可能な事です。
そして、少年エレンは始祖の巨人を継承する前のエレンです。
ここに「自分が地鳴らしを起こしていない」という気持ちが表れているとか。
先程の考察通り「真っ直ぐに自由を求めていた頃」を表すと同時に、地鳴らしから目を逸している事を巨人継承前の容姿から表しているのかな、とも感じます。
「いってらっしゃい」回収のためか?
現在のエレンは1巻1話2話時点のタイミングでは、と予想されます。
地下室の鍵を受け取る前と考えると、この時期で間違いないでしょう。
となると、連想されるのが「いってらっしゃい」です。
1巻1話未回収のミカサの「いってらっしゃい」が、ここで回収されるとも考えられますよね!
もっと言うと、「いってらっしゃい」回収の為にエレンの容姿年齢がそこまで逆行しているとか…
エレンがその年齢にまで容姿が逆行され、ミカサの髪が同じ様な長さになったら…
いや、もしかしたらミカサまで容姿が少女になるとか。
なんて展開もあるかもですよね!
「いってらっしゃい」回収展開が起こるかどうかは別として、そのようなエレンが少年にならなければいけない展開が今後登場するのでは、と予想しますよ!
今回の考察で
- 暗い目は求めていた自由を得る代わりに犠牲にした命を目にしたから
- 容姿が少年になっているのは、真っ直ぐ自由を求めていた頃の自分への憧憬
- もしくは「いってらっしゃい」回収等、今後エレンが少年になるべき展開が登場するため
と考察できました!
さて、エレンの容姿が少年で暗い虚ろな目つきをした理由はこの通りなのか?
それとも、全く別な理由があるのか?
絶対意味があり回収される伏線なので、今後のエレンの容姿には特に要注意ですよ!\(^o^)/







