進撃の巨人

【進撃の巨人】131話登場ライナーからエレンの心情を考察!再会展開も予想!

130話で明らかとなったエレンの心情ですが、現在展開している地鳴らし決行に至るまでに、かなり揺れ動いていた事が分かりました。

特にラムジーを助けるまで一人街を彷徨いながら「オレが殺すんだ…」辺りは、たまんなかったですよね!

そして助けた後の「オレも同じだったよライナー…」「半端なクソ野郎だ」は、エレンの心情を見事に表していると感じます。

ただ、エレンとライナーのどこが具体的に同じだったのか?

エレンとライナーのどこが半端なクソ野郎と、エレンは感じたのか?

二人が同じであれば、これから先の二人の展開はどう予想できるのか?

検証してみましょう!

◆131話登場ライナーからエレンの気持ちを今一度考察!

「進撃の巨人」第131話「地鳴らし」より

131話でライナーを思い出すエレンの心情とは?

131話でエレンの揺れる心情が描かれている場面で、エレンは「オレも同じだったよライナー」と、ライナーを連想する描写が登場しました。

この時の描写は、10巻42話のライナーですよね!

「進撃の巨人」42話「戦士」より

131話で「半端なクソ野郎だ」と自分を卑下するエレンの表現も、10巻のライナーから引用していると思われるので、間違いないでしょう。

エレンはこれから自分が地鳴らしを起こし、大陸の人々全てを殺す未来を知っています。

それでも目の前のラムジーを助けてしまう自分と、殺すべき壁内人類なのに仲間として認識してしまうライナーを重ね「半端野郎」と評したのでしょう。

たしかに10巻までのライナーと131話エレンの心情は、全く同じでしょう!

「進撃の巨人」裏の主人公はライナーか考察!では、エレンとライナーは表裏一体だと考察していましたが、まさに今この考察は当たっていたなと感じています。

そしてエレンとライナーの「同じ」と言えば、25巻での二人の会話ですよね。

25巻99話と100話で、エレンは「お前と同じだよ」を何度も連呼していました。

今読み返すと、その意味がさらに分かるような気がします。

131話を踏まえ、25巻でのライナーとエレンの会話を見直してみましょう!

131話を踏まえ25巻エレライの会話を今一度検証!

「進撃の巨人」第99話「疾しき影」より

99話で、ヴィリーのパラディ島脅威論を聞いたエレン。

ライナーに、島に来て壁を壊した理由が「世界を救おうとしたんだろ」と尋ねます。

さらに100話で踏み込んで尋ね、ライナーから「世界を救うことが目的だった」と聞き出すと「仕方ないよな」と頷きます。

「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

この辺りのエレンの言葉を読み返すと「そのままの意味だったんだな」と感じますよね。

本気でライナーの立場に立ち「仕方がなかったよな」と認め、許しているのだと感じます。

そして「ずっと苦しかっただろ?」とズバリ聞きます。

ここは131話を踏まえて読むと、完全に自分を重ねているのが分かりますよね。

仲間と自分の為に地鳴らしを起こす事に苦しでいる自分がこれだけ苦しんでいるのだから、世界を救うために壁を壊したライナーの苦しみは計り知れないだろうと。

しかしそれを聞いたライナーは「違う」と否定し、「自分が英雄になりたかったからだ」と言い「自分の為だった」と涙ながらに説明します。

それを踏まえエレンは、それまでにも何度もリフレインしていた「やっぱりオレは…お前と同じだ」と言いライナーと握手をします。

「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

ここも131話を読み返すと、意味が変わって読めますよね。

ライナーが壁を壊したのは「世界を救うため」という大義がありながらも保身と「英雄になりたい、尊敬されたい」という自分の欲もあった、と独白しています。

エレンの中にも「島の仲間の為に地鳴らしを起こしているれど、実は自分が欲している自由のため」という気持ちがあるはずです。

ライナーは、世界の為という大義と自分の欲のために島を蹂躙した。

エレンは、島の為という大義と自分の欲のために世界を蹂躙した。

まさに表裏一体であり、「同じ」ですよね!

少なくとも、この時エレンはそのようにライナーを見ていたのでしょう。

131話を踏まえて読み返すと、100話時点での読み方とだいぶ変わりますよね!

エレンは本気でライナーと自分を重ね、寄り添ったのだろうと感じます。

ライナー側としては、裁いて欲しかったのかもですが…(・_・;)

さらにエレンは泣きながら「俺を殺してくれ…消えたい」と言うライナーに、地鳴らし達成後の自分を見ていたのではないか、とイメージします。

この時のライナーとの会話はエレンにとって、現在でも残っている地鳴らし後の自分のイメージでしょう。

おそらく回収される伏線場面とも考えられます。

◆エレンとライナーの再会展開を予想!

「進撃の巨人」第104話「勝者」より

巴里の恋人さんからコメントをいただいております。

104話で「今はライナーを殺せやしないだろう」の場面も、ライナーとなにかが起きる事を未来の記憶で見ていている可能性があります。
とても重要な場面だと思うので、この伏線は近々回収されるかもしれませんね。

26巻104話での、エレンのセリフですね。

もちろんそのままの意味で「もう力が残っていないのでライナーを倒せない」という意味にも取れますが、エレンが未来を知っていると分かっている今読み返すと「またライナーと対峙する未来を知っている」事を踏まえてのセリフにも受け取れます。

「またライナーと会うからここでは倒せない」という意味にも感じますよね!

巴里の恋人さん!

素晴らしい考察をありがとうございます!

Twitterともども、今回の記事ではかなりお世話になっております(*^^*)

いつもお世話になっておりますがm(_ _)m

さて、この巴里さんのコメントから131話以降の展開でエレンとライナーが再び会うだろうと予想できました。

さらにエレンの中には、地鳴らしを起こした後の自分を25巻のライナーと重ねていると察せられます。

ここから、どのような再会展開が予想できるでしょうか?

管理人アースは、ライナーとエレンが再会する場面は「座標」だとイメージしています。

この辺りはアルミンが座標で少年エレンに会った意味とは?でも予想しているので、見てみてください!

おそらくエレン・ストッパーズが、座標でエレンと対峙する展開が来るでしょう。

これが、ほぼ最終展開だとイメージしています。

そこでエレンはライナーを見ながら言うのではないでしょうか?

エレン
「苦しい。苦しいさ。みんなの為にやった地鳴らしだけど自分のためでもあった。やるしかなかった」
「お前なら分かってくれるだろ?ライナー」
「この地鳴らしが終わったら…殺してくれ。殺して欲しい」

まさに、25巻のライナーのリフレイン展開がこれからの展開で来るような気がしますよ!

今回の考察で131話のライナー描写から、このように予想できました!

  • 25巻のエレンとライナーの会話は、自分とライナーをそのまま重ねていた
  • エレンとライナーの再会場面で25巻のリフレイン展開が登場する
  • エレンとライナーの再会展開が登場し、このような展開が登場するのか?

    要チェックですね!\(^o^)/

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