「イェレナとの密会」「フロックとの会話」「泣いているヒストリア」など、多くの伏線回収が登場した130話の中でも最も大きな伏線回収と言えばこれでしょう。
アッカーマン宿主習性はウソだった!!!
エレンの回想シーンから、ウソが確定しました!
これ、かなり衝撃的な事実ですよね。
となると、112話でなぜエレンはアッカーマンには宿主習性があるとウソをついたのか?
さらに宿主が理由で無いのであれば、ミカサの頭痛の真の理由とは?
検証してみましょう!
◆アッカーマン宿主習性とは?

112話でエレンの口から明かされたアッカーマンの宿主習性。
最新話130話にて、これがウソだったと確定しました。
112話でエレンから明かされたアッカーマン習性や宿主については、以下でまとめ考察していますので見てみてください!
アッカーマンの宿主習性とは
「宿主を認識すると血に組み込まれた習性が発動しリミッター解除される。」
「本来の自分が宿主の護衛を強いられる事に抵抗を覚え頭痛を起こすことがある。」
という設定です。
つまり、これ自体がウソであったということになりますね。
ただ、この宿主設定以外のアッカーマン習性についてもエレンは語っています。
これらについて今回のウソ確定を踏まえ、管理人アースなりに○✗を付けてみました。
◎アッカーマン一族はエルディア帝国が長い歴史の中で弄くり回し偶然できた
◎人の姿のまま 一部巨人の力が引き出せる
✗エルディアの王を守る意図で設計されているため、宿主を認識すると血に組み込まれた習性が発動する
◎リミッター解除されると極限まで身体能力が高められる
◎リミッター解除されると「道」を通じて過去のアッカーマン一族が積み重ねた戦闘経験を得られる
✗リミッター解除されると本来の自分が宿主の護衛を強いられる事に抵抗を覚え頭痛を起こすことがある
こんな感じかなと。
宿主習性以外は、たぶん本当の事を話していると感じました。
ピクシスさんも「ウソと真実は混ぜて言った方が良い」と言っていましたしね(笑)

ちなみに公式ガイドブック「Answers」まとめ!にて「アッカーマン家には君主的存在に仕えることで力を最大限に発揮できる人が多い」とも諫山先生から言及されており、血統ではないけれどこういう人は多いと明らかとなっています。
ミカサやリヴァイ兵長、ケニーを見れば何となく分かるかなと(笑)
さて、ではエレンはなぜこのようなウソをついたのか?
さらに検証してみましょう!
◆エレンがウソをついた理由を検証!

エレンが存在しないアッカーマン宿主習性をでっち上げ、ウソをついた理由とは何なのか?
これは、ミカサを自分から突き放すためでしょう!
地鳴らしを起こし世界中から悪魔と罵られるであろう、自分から突き放すためという理由となりそうです。
もう一つは、地鳴らし計画を打ち明ければミカサとアルミンから猛反対される事が目に見えているから、とも考えられますね。
それでも二人には打ち明けて欲しかった、と管理人アースは感じますが(´;ω;`)
さらに派生した考察となりますが、この時にアッカーマン宿主習性をでっち上げてミカサを突き放した事により、ヒストリアの子どもがエレンの子ではないだろう、と感じました。
この時のエレンは、「お前が俺に執着するのはアッカーマン宿主習性からであり、好意ではない」「そんなお前が俺は嫌いだ」と突き放す為にウソをついています。
もしヒストリアの子どもがエレンの子であればそんなウソを言わなくても、そのままを言ってミカサを突き放せたのではないでしょうか?
「ヒストリアとの間に子どもができた」「お前よりヒストリアが好きだ」と。
そう言わず、わざわざアッカーマン習性をでっち上げてまで突き放したということはヒストリアの子はエレンとの子ではないのだろうなと感じました。
同時にやはり、エレンは根っこでミカサが好きなんだなぁ、と感じました。
◆ミカサの頭痛の理由は東洋の一族習性?
- 第2話「その日」にてエレンの母親でミカサの養母であるカルラが巨人に殺された場面
- 第5話「絶望の中で鈍く光る」にて避難出来なかった母子を助けた場面
- 第7話「小さな刃」にてエレンの死を聞いた後にガス切れで落ちた場面
- 第29話「鉄槌」にて女型の巨人にエレンが食べられるのを見た場面
- 第45話「追う者」にてライナー達にエレンが連れ去られた事を聞いた場面
- 第83話「大鉈」にて、アルミンが瀕死の状態になっている所を発見した場面
- 第109話「導く者」にて、ルイーゼの敬礼を見た場面
- 第112話「無知」にて、エレンからアッカーマン一族の習性を説かれている場面
アッカーマン宿主習性がウソであり、「リミッター解除されると本来の自分が宿主の護衛を強いられる事に抵抗を覚え頭痛を起こすことがある」がウソであるならば、ミカサの頭痛の理由はどのような理由から発生するのでしょうか?
上の表から見るに、「気圧の変化」とかではないと思われます(笑)
112話考察!ミカサの頭痛はアッカーマンの抵抗か検証!で考察していますが、ミカサの頭痛はアッカーマン習性ではなく「東洋の一族」から来ていると考えられます。
つまりアズマビト家の習性なのではないかなと。
キッカケは「想い人の命の危険を感じて発動するループ能力の予兆」とか。
ちょっと飛んだ予想になりますが、そのように管理人アースはイメージしています!
今回の考察では、以下のように予想できました。
さてさて残された謎、ミカサの頭痛の回収はいつなのか?
これからのミカサには、今まで以上に要注目ですよ!\(^o^)/
◆アッカーマン誕生秘話は明かされるのか?
アッカーマンの宿主習性がウソだと確定し、ミカサの頭痛もアッカーマン習性ではないだろうと予想できました。
そこで気になるのが「じゃあこれまでのアッカーマン一族のエピソードって、どこまでが本当なの?」というところですよね。
今回明らかにウソだと確定した情報を削除し、これまでに明らかとなっていた情報をまとめてみましょう!
おそらくアッカーマン一族というのは、エルディア帝国時代に巨人について調べている過程で偶然に生まれた一族なのでしょう。
「巨人科学の副産物」と「偶然できた」という説明から、そう察せられます。
ただ、その誕生秘話がこれからの作中で明かされる展開は、難しいかもですね。
「作中に登場したこれらの情報から、読者それぞれでイメージしてね」という流れになるのでは、とイメージします。
それでは逆に、これからのアッカーマン一族の役割を予想してみましょう!
◆アッカーマン一族に残された役割とは?
マーレ大陸に渡りエレンを止めることになるであろう、ミカサとリヴァイ。
彼らアッカーマン一族に残された役割とは、いったい何なのでしょうか?
上記に挙げたアッカーマン一族の性質で、「始祖の巨人でも記憶を改ざんできない」という設定は、今後も重要になってくるのではとイメージできます。
130話でエレンは「耐え難いなら始祖の力で記憶を操作する」と、ヒストリアに発言しています。
未来の記憶を見ているエレンの発言だけに、「これから始祖の力でエレンが記憶を操作する展開が来る」という伏線かもしれませんよね。
そんな展開が来たら、エレンに操作されないストッパーズメンバーは「イェレナ、オニャンコポン、ミカサ、リヴァイ」です。
この中で物語の展開的に重要になって来るのは、間違いなく「ミカサ、リヴァイ」アッカーマンコンビでしょう!
地鳴らしを止められそうになったエレンが記憶操作をし、それでも止められないのがアッカーマン一族であるミカサとリヴァイ、という展開になるかもしれませんよね!
最後の最後までエレンを止めることができそうなのが、アッカーマン一族ということになりそうですよ!
一族誕生秘話が作中で登場することは無いかもですが、役割としては最後の最後までありそうなアッカーマン。
ミカサとリヴァイには、最後まで要注目となりそうですね!\(^o^)/







