別冊マガジン12月号にて、アニが女型の巨人として登場する前日の物語アニ外伝「Wall Sina,Goodbye」の第4話が発表されました!
今回アニは、とうとうカーリー・ストラットマンを見付けます!
それでは、内容を見てみましょう!
◆「LOST GIRLS」第4話「コデロイン」のあらすじ内容!
アニがウォルドの事務所に殴りこみ、大勢の男達を前にいつもの構えをしています!
ならず者ども、覚悟せよ。
ならず者1
「憲兵だとぉ…?」
「生きて返さねぇぞ!!コラァ!!!」
オオオオオ!と男たちがアニに襲いかかります!
ならず者1がナイフでアニの顔に刺しに行きます!
それをアニは躱しながら左手で顎を掴み、蹴りと合わせて倒します!
もう一人の男が、長物でアニを殴りに行きます!
次々とアニは男たちをノシていきます!
「どこに落としたぁ!!?」
「つーか何で生きてんだよ!ふざけんな!!チクショウが!!」
パニックになりながらも、ルーは銃の弾を探しているようです。
ぐわああ…ぶへぇ、と男たちは次々と倒されていきます!
ルー
「ぐっ…!」
「クソ…!!サッサと入れ!!」
ガチガチっとルーは銃の弾倉に弾を入れています。
弾を入れたルーは、撃鉄を上げます!
ルー
「今度はちゃんと…!!」
パアンとルーはアニに向け銃を発射します!
瓶が銃の弾に辺りパリィンと空中で割れます!
割れた瓶の破片がルーに向かって飛んで行きます!
ルー
「だぁ!!クソッ!!イテテテテッ…!!!」
ルーは破片を避けるために腕をかざし目を瞑り、目を守ります。
ルー
「チッ!!ふざけやがって!!」
ルーが目を開けた時には、アニは後ろに回っています!
ルー
「あがっ!?」
あまりの衝撃に思わず銃を落とすルー。
倒れたルーの股間を容赦なく踏みつけるアニ!
これは痛い!!
ルー
「ぎやあぁあぁあああ!!」
アニ
「私はココに来なかった」
ルー
「ヒッ…!?」
取り上げた銃をルーの口に入れながら、口止めアニ
アニ
「そもそもアンタにもウォルドにも会わなかった」
ルー
「あが……!!」
奪った銃の銃口をルーの口にねじ込むアニ!
アニ
「分かった?」
ルー
「んんんんんー!!!」
アニ
「バンッ」
ルー
「―― ― ッ!!!」
失神するルー(笑)
ルーに取られた指輪を取り返すアニ
これが目的だったようですね。
「終ったの?」
ギイイイと後ろの扉が開き誰かが入ってきます。
アニ
「!! アナタは…」
アニとカーリーは、酒場ピット・リドーズに移動します。
ただ、客席ではなく2階の一室を借りて話をしています。
カーリー
「……そう ウェイン…死んじゃったんだ」
アニ
「………その様子だと あらかた知っていたという感じですね」
カーリー
「ウェインが死んだこと以外はね」
アニ
「あなたの秘密とは何だったんですか?」
カーリー
「…まだ牢獄で暮らす予定はないんだけどなぁ」
「アナタが何をやっていようが逮捕はしません」
「ただ 興味があるだけですよ」
カーリー
「…」
店員は2階が気になっているようです。
第2話で登場したゴロツキ1が店員に話しかけます。
ゴロツキ1
「オイッ カーリーが来たってマジか!?」
「どこよっ」と店員に訊きます。
店員
「ええ 今二階で例の憲兵さんと話しています。
ゴロツキ1
「アイツ やっぱりカーリーを捕まえに来たんじゃねぇだろな」
店員
「……いえ そんな感じではありませんでしたね」
「ただ…」
「カーリーのツケでお酒が飲めるのは今日が最後だと思うので 今後はちゃんと払ってくださいね」
ゴロツキたち
「え」
アニ
「コデロインの生成…?」
「アレは アナタが作ったと?」
カーリー
「そうよ」
アニは以前調べたカーリーの素性を思い出し、コデロインの生成がカーリーに拠るものだったという話を信じます。
カーリー
「鎮痛剤と化学知識があれば 案外簡単なのよ」
アニ
「鎮痛剤…」
カーリー
「ローゼの西区-憲兵団管轄のカラスナ畑 そこでカラスナの液汁からモールフィン(鎮痛剤)を抽出し精製しているの」
「そこから色んな人達を通して 憲兵団に納品される一部を買い付けるのよ」
「兵士には必要でもアナタ達 憲兵さんには ほとんど不要でしょ?」
「で 後は合法的なもので生成できるわ」
アニ
「…」
確かに傷の痛みを抑える鎮痛剤モールフィンは、調査兵団のように実際戦いをする兵士には必要ですが、「戦う機会のない憲兵さん」には不要でしょう(笑)
アニの沈黙と目線に疑いを感じたカーリー(笑)
アニ
「いえ…」
信じていない疑いの目でジーと見つめるアニ(笑)
カーリー
「いい?まず…モールフィンとアネモアを七対三で混ぜるの……」
疑っているアニに怒涛の専門用語で説明するカーリー(笑)
案外負けず嫌いの性格のようです(笑)
速攻で「分かりました 信じます」というアニ(笑)
アニ
「それをウェインと売っていたんですね?」
「これからおもしろいトコなのに…」と話を止められた事に不服そうにも、答えるカーリー(笑)
カーリー
「ウェインは 何人かいる売人の一人よ」
ストラットマンの顔を思い出すアニ
彼が麻薬コデロインの元締めだったようです!
カーリー
「人を雇いお客役をやらせマルレーンキャリッジの馬車で王都へ運ぶ」
「認可を受けた営業用馬車なら検問を超える際 お客のチェックをされても積み荷のチェックまではされないからね」
「ウェインも持ってたでしょ?営業用馬車の許可証」
アニ
「……」
アニ
「しかし、コデロインは 王都から流れて来た新手の薬物という話でした」
カーリー
「でしょうね 何があろうとこの街では売らない」
「それがパパに出した条件だったからね」
フーっとタバコを吐きながら説明をするカーリー
カーリー
「それさえ守ってくれれば パパが必要な分だけキチンと作る それが二人のルールだった」
アニ
「でもストラットマンさんはルールを破り」
カーリー
「この街でも売り始めた」
カーリー
「王都では主に富裕層の人たちが顧客だったわ あの人達は遊び方を心得ている 無茶な買い方はしない」
「でも この街の人たちは違う」
アニ
「あなたが酒場でコデロインを見て怒った理由がわかりましたよ」
カーリー
「……すぐにパパを問い詰めたわよ パパはなんとか私を説得しようとしてたけど…」
アニ
「それで家出を… それからどうしたんです?」
カーリー
「しばらくウェインのところにね 二人で街を出るつもりだったの」
「でもウェインは…そんな気なかったみたいね」
「すぐに二人の男が現れて…後のことはアナタも知ってるでしょ?」
アニ
「…しかしなぜウェインはそんなこと…」
カーリー
「お金が欲しかったのよ 彼は私と知らない街で貧乏な暮らしをするつもりはなかった…そういうこと」
アニ
“カーリーがいなくなれば 父親を巻き込めなくなる だから逃げられないようカーリーをウォルドの事務所に閉じ込めた…”
全てが繋がったようですね!
カーリー
「でもアナタの話だとルーって男にも裏切られたのね 欲でもかいたのかしら かわいそうなウェイン」
フー…っとタバコをふかしながら自分を裏切った男をかわいそうというカーリー。
心中察せられます(―_―;)
カーリー
「ねぇ…憲兵さん」
アニ
「アナタが家に帰ってくれないと私は非常に困ったことになるんですけどね」
カーリー
「それについては申し訳ないと思うわ」
やがて諦めたようにため息をつくアニ
アニ
「なぜ コデロインなんてものを作ったんです?」
カーリー
「パパは…全てを失った それを 取り戻そうとしていたのよ」
アニはこっそりとウォール・ローゼの通行許可証を盗っているようです。
管理が甘いですね(―_―;)
今しがた エリオット・G・ストラットマンという御仁が貴殿を訪ねて来られた
以下の用件を伝えてくれとのことだった
マルレーン商会の所属するウェイン・アイズナーという男が娘について教えてくれた
二人男が 娘を探し回っているとのことだった
ウェイン・アイズナーは そのことを知ってしまい 二人に狙われているとのことだ
彼に会って話を聞いて欲しい
ウェイン・アイズナーの住所は南アーヘン通り二二五番地三〇二号”
マジメで馬鹿丁寧な文章がマルロらしいですね(笑)
アニ
“メモが記された時間はウェイン宅の家捜しをする少し前…”
カーリーは自分がウェインに裏切られたと判断したようですが、ウェインはカーリーを守ろうと父親に相談していたようですね。
住所が正しいことが、ウェインの相談が父親に対する罠ではないことを証明しています。
ただ、少し遅かった、ということでしょう。
これは、ウェインが裏切った訳ではなく、ウォルドとルーの二人組がカーリーを単純に狙っていたということを示しています。
ウェインは本気でカーリーの事を大事に想っていたのですね!
ゴロツキ2
「おっしゃあっ カーリー!!今度は俺とおどろーぜ!!」
ゴロツキ3
「チビはすみっこでチビチビ飲んでろよ」
「んだとぉコラァ!!」「やんのか?」とピット・リドーズの日常風景を思わせる場面が描かれています。
カーリーは「んー…どうしよっかなあ」と迷っていると店の店員が呼びます。
店員が指差した先にはアニがいます。
カーリー
「あー ごめん 今日は疲れちゃったからもう帰るわね」
ゴロツキ3
「おうっ また明日な」
ゴロツキ2は一緒に踊りたかったのか「えっ」とショックを受けています(笑)
カワイイな(笑)
カーリー
「中に入ってくればいいのに」
アニ
「酔っぱらい連中が いい気しないでしょう」
カーリー
「あー 彼らアナタの悪口言ってたよ フフ」
店員
「カーリー」
店の裏口から荷物を持った店員が出て来ます。
アニ
“お金…?”
店員
「ほとんど残ってないよ」
カーリー
「そうみたいね」
カーリーは店員からリュックを受け取って店員の頬にチュ…っとキスをします。
ちょっと驚いた顔の店員
カーリー
「さようなら」
カーリー
「彼…昔馴染みでね」
「稼いだお金の大半は彼に預けていたの」
アニ
「そのお金で酔っぱらいにお酒を出していたと?」
「なぜ…そんなに彼らを優しくするんです?」
カーリー
「わからないわ わからないけど…」
「一度失ったものは二度と取り戻すことはできないということを」
黙って聞くアニ
カーリー
「ねぇ アナタは…父親に反抗したことってある?」
アニ
「…一度だけ…」
カーリー
「まぁ…そりゃあ普通あるよね」
「それってどんな…」
とカーリーが訊きかけた時、アニのお腹が“ぐぅぎゅるるる”と鳴り出します!(笑)
アニ
“――…なっ!!??”
“クッ!!”
お腹を抑えますが、お腹の音は止みません(笑)
“はっ!!”っとアニはカーリーを見ます!
アニと目が合うカーリー(笑)
アニ
「え?」
カーリー
「すぐ戻るから」
手を振りながらどこかへ行くカーリー
アニは黙って「ふう」と言いながら腰掛け、待ちます。
そして先ほどカーリーに答えた「父に逆らった」事を思い出します。
アニ
“一度だけ 父に逆らったことがあった”
“来る日も来る日も繰り返される訓練に 私はうんざりした”
アニ父
「何やってるアニ…!! 続けるんだ!!」
疲れ果てている幼いアニ
アニ
「…だ…」
「もう…やだ…」
アニ
“腹の底からウンザリした”
ギリっと歯をくいしばるアニ
いきなりゴッ!!っと父の左膝を蹴ります!!
アニ
“転がった父を蹴り続けた”
“何度も 何度も”
アニ
“それ以来 父は 足を引きずって歩くようになった”
“父は 私がそれだけの攻撃力を得たことを喜び”
“さらに厳しい訓練を課した”
アニ
“そして私は…二度と父に逆らわなかった”
アニ父スゴイですね!
ある意味狂っています!
「はいっ」っとカーリーからライムエードを渡されます。
カーリー
「ライムエードが好きって聞いたんだけど」
アニは受け取りながらカーリーの目が赤いことに気付きます。
おそらく死んだウェインの事、別れる事になる父の事を考え、泣いていたのでしょう。
カーリー
「お酒の方が良かった?」
アニ
「……いえ」
「そっちの紙袋は?」
カーリー
「ふふふ…」
カーリーは笑いながら紙袋の中にガサッと手を入れます。
反応が無いアニ(笑)
カーリー
「ウッソ!!知らないの!!?」
アニ
「いや 名前くらいは…」
アニはドーナツを食べたことが無いようです(笑)
カーリー
「ここらで一番美味しいの買ったんだからっ ホラッ 食べてみてっ」
「…」とそんなに期待していない感じでパクッとドーナツを食べるアニ
巨人化する時のような表情!?(笑)
カーリー
「上に塗ってある特製パウダーが甘くて美味しいのよね 作り方教えてもらえば良か…」
隣で巨人化しそうなアニに気付かず話し続けるカーリー(笑)
アニ
「もう一つ…」
巨人化しそうな自分を必死で抑えようとしているかのようなアニ(笑)
それに気付きビクッっとするカーリー(笑)
よっぽどドーナツ美味しかったのでしょうね(笑)
無心でドーナツを食べるアニを見ながらカーリーは話し出します。
カーリー
「私しか 知らないの」
「私がいなくなれば パパも終わりね」
アニはゴソっと上着の内ポケットから何かを出します。
アニ
「ウォール・ローゼの通行許可証です 偽造したものですけどね」
カーリー
「…」
アニ
「…なぜ街を出るんですか?コデロインを作らなければいいだけなのでは?」
カーリー
「…今のパパを見ていたら 私は…また コデロインを作ってしまうかもしれない…そうなれば街の人は…」
アニ
「…父親より この街…酔っぱらいを取ったと?」
カーリー
「…それもよくわからないわ ただ私は…」
「この街にはいない方がいい そう思っただけ」
アニ
「わかりました もう止めませんよ」
スッと手を出し握手を求めるカーリー
カーリー
「そろそろ行くわ」
握手をする二人
去って行くカーリーを見送りながら呟くアニ
“まだやることが残ってる”
“それをやらなければ このくだらない世界に さよならできない”
「あの日」につづく終着点を探して。
くだらない街からの弄月に、さよなら。
次号
【追記】
ストラットマンからの手紙のシーンで【ウェインは本気でカーリーの事を大事に想っていたのですね!】と書きましたが、どうやら違いました。
詳しくは第5話にて確認お願いします!
◆「LOSTGIRLS」第4話の感想!
いや~、相変わらずアニはカッコ良かったですね!
今回のアニは「シティーハンター」の主人公 冴羽遼のようなカッコ良さでした!
そして、謎のほとんどが解決し、繋がったのではないでしょうか?
最後にアニは「まだやることが残っている」と言っていますが、父親への報告と後始末だけでしょう。
いっぽう、今回は本編に関わる伏線となるようなシーンがいくつかありました!
最も重要であろうシーンは、アニの回想シーンで父親とのエピソードですね。
かなりヤバイ父親でした(―_―;)
足を蹴られ、ひきずるようにされて喜ぶって…何の目的で、アニにここまでの格闘術を身に付けさせたかったのでしょうか?
しかも対知性巨人用の格闘術を…
本編での伏線回収が待ち遠しいですね(・_・;)
さらにピット・リドーズの看板がキチンと逆さ文字になっていましたね!
第1話でも出ていましたが、今回はハッキリとした読みやすい文字で逆さまで表示されているのが確認できます1
こういう本編の設定をキチンと踏襲している所は、愛読者としてはとても嬉しいです!
おそらく沈んでいく月でしょう。
そして奥に見えるのはウォール・ローゼ領に向かう門でしょう。
ここはストヘス区であり、カーリーはウォール・ローゼの通行許可証を貰っていたので、カラネス区へ向かうはずです。
ということは、方角は東になりますね!
ということは、この月も西から昇り、東に沈んでいることになります!
これも本編の太陽の動きを踏襲していますね!
「進撃の巨人」での太陽が西から昇っている事についての考察は【進撃の巨人ネタバレ考察!太陽が西から昇り東に沈む真相!】で行っているので見てみてください!
次号【Chapter1】最終回とありました!
ということは【Chapter2】があるということでしょう!
では、ミカサ外伝が始まるのでしょうか?
管理人アースはあまりミカサ外伝は好きではないのですが…(・_・;)
来月号のアニ外伝最終回が楽しみです!!
→ 【進撃の巨人LOSTGIRLSネタバレ5話(アニ外伝)の考察まとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ全話まとめ】
→ 【進撃の巨人LOSTGIRLSネタバレ3話(アニ外伝)の考察まとめ!】
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