ケニーはリヴァイの伯父であり、切り裂きケニーという大量憲兵殺しであり、対人立体機動部隊の隊長となっています。
リヴァイがアッカーマン一族の末裔だと判明するキッカケを作った重要なキャラクターですが、その役割よりも、読者を惹きつける魅力的なキャラクターとしての印象が残っている登場人物となっています！
その魅力は一体どこから生まれているのでしょうか？
プロフィールから、王政編を駆け抜けたケニーの魅力に迫ってみましょう！
◆ケニー・アッカーマンとは？
ケニー・アッカーマンのプロフィールです！
| 項目 | 内容 |
| 名前 | ケニー・アッカーマン |
| 身長 | 190cm |
| 体重 | 120kg |
| 誕生日 | 2月4日 |
| 年齢 | 50代~60代前半？ |
| 所属 | 中央第一憲兵団 対人立体機動部隊隊長 |
| 目的 | 世界を盤上ごとひっくり返すこと |
| ケニーの由来 | 英名Kennethの愛称 |
| アッカーマンの由来 | ドイツ語のacker : 畑・耕地という意味とmann : 人・男という意味からと言われている。 |
ケニーの出身地については、第65話での祖父との会話のシーンにて、「この辺を嗅ぎまわっていた連中なら」と家の近くにいた憲兵をケニーが殺したと窺える場面から、壁内の中心部の方なのかなとは感じますが、具体的に分かりませんね。
年齢はリヴァイが30代前半辺りのはずですから、伯父に当たるケニーはおおよそ50代辺りでしょう。
そして、女部下トウラテ・カーフェンの「やっと死んだんですか」というセリフから、けっこう年増なのだろうと感じますので、50代~60代前半としました（笑）
アッカーマン姓の由来についての考察は【アッカーマン一族の謎とは？】行っています！
良かったら見てみてください！
◆管理人アースによるケニーのオススメ名場面！
ケニーは名場面と言えば第69話「友人」でしょう！
見てみましょう！
第69話の名場面！
ケニーは壁内の真の王ウーリを殺そうと襲いますが、巨人の力により返り討ちに合います。
その後、ケニーはウーリに降り、ウーリの為に働くことになります。
二人は友人になり、ケニーもウーリを「友人」であると認めるようになります。
そのため、ケニーは段々と、ウーリ（初代王）の気持ちを理解したいと思うようになります。
初代王が愛だの平和だのと言っていられる気持ちを理解したいと思ったケニーは、それがレイス家の巨人の力にあると思い、それを欲するようになります。
それを手に入れれば初代王が見ていた景色が見られると信じていたのです。
そのため対人制圧部隊を創設し、巨人の力を狙いますが、失敗に終わります。
しかし、ケニーは死に際に言います。
「今なら奴のやったこと…わかる気がする…」
「みんな…何かの奴隷だった…あいつでさえも…」
ケニーはレイス家の巨人の力を手に入れることは叶いませんでしたが、最後にウーリと対等な景色が見られたと感じられる言葉となっています！
ケニーの夢は「世界を盤上ごとひっくり返すこと」であり、その「大いなる夢」を叶えるために対人制圧部隊を設立しました。
しかし、この名場面のような見方をすると「友人」と認めたウーリ（初代王）と同じ景色を見たくなり「世界を盤上ごとひっくり返す夢」を抱いたのではないかとも考えられます。
ケニーのような大量殺人鬼であり乱暴なキャラクターが最後に最も求めていたものが、友人と同じ景色を見ることであったと分かる、何とも味のある名場面となっています！
この辺りにケニーの魅力と一端がかいま見えますね！
◆ケニーとミカサの関係を画像から考察！
ケニーと言えばアッカーマン一族です。
リヴァイもミカサもアッカーマン一族ですが、管理人アースがアッカーマン一族と言うと真っ先に思い出すのはケニーですね。
それはアッカーマン家という血族を大切に思っていたのが、ケニーだけだったからでしょう。
そんなケニーにアッカーマン一族の末裔であるミカサと出会うシーンを想像（妄想）したのは、管理人アースだけでは無いと思います。
ミカサはケニーの言う分家の末裔になると思いますが、ケニーとミカサはどのような関係なのでしょう？
ケニーの年齢はプロフィール考察でも書きましたが、60才前くらいでしょう。
ケニーの画像から見てもそれくらいかと思います。
ミカサの父親は30代でしょう。
となると、リヴァイの年齢と重なる位でしょうか？
ここで考えられるのは、ミカサの父親とリヴァイが従兄弟くらいなのかということですね。
ただそれですと、ケニーの兄弟がミカサの父親となってしまいます。
ケニーがミカサの両親の家の事を「分家」とは呼ばずに「兄もしくは弟の〇〇の息子は」のように呼ぶと思います。
ケニーが「分家」と呼んでいることから、もう少し遠い関係であり、ケニーの叔父辺りが、ミカサの父親の祖父くらいではないかと思われます。
つまり、ケニーの従兄弟がミカサの祖父となりますね。
この場合、ミカサとケニーの関係をどのように呼べば良いのか分かりませんが、要は「親戚」ですね（笑）
しかし、ケニーとミカサとの会話シーンは見てみたかったですね！
ケニーのあの調子でミカサに何かを捲し立てて、それをクールに無視するミカサを見てみたかったです！（笑）
第2期アニメでケニーとミカサが出会うアニメオリジナルがあったら最高ですよね！
それを期待しつつ、アニメでのケニーの登場を心待ちにしている管理人アースです！＼(^o^)／
（注）ここまでは2016年作成記事です。
ケニーの名言を紹介！
ケニーは非常に饒舌な人物であり、数々の名言を残しています。
その中でもやはりケニーの人生を見事に表わしている名言が
「寿命が尽きるまで息してろって？」「それが生きていると言えるのか？」
ですよね。
ロッドは「お前は自由だ」「他の生きがいを探して長生きしろ」と言われたケニーの返答ですが、まさにケニーの生き様を表しています。
常に何かを求め動き続けたケニーの人生を表す、彼らしい名言だなと感じますよ！
ケニー死亡シーンを検証！最後の意味とは？
ケニのー死亡シーンまとめ！
ケニーは69話にて、リヴァイに看取られ死亡退場しています。
重傷を負っているケニーですが、手には巨人化注射を持っています。
それを使用すれば助かるのですが、注射をし助かろうとしません。
そしてその注射を託すように、リヴァイの胸に当て渡します。
そのまま絶命するケニー。
アッカーマン一族の迫害を止め、自らの夢に生きたケニーの最後はリヴァイに看取られる形で幕を閉じています。
ケニーが死亡する69話の詳細な内容は69話の考察！「友人」のあらすじ感想まとめ！にてまとめてあります。
ケニー死亡最後の意味とは？
王政編で登場し王政編と共に幕を閉じたケニーですが、その死にはどのような意味があったのでしょうか？
「死亡シーンまとめ！」でも述べていますが、ケニーの最後はまさに次をリヴァイに託すようにして終わっています。
具体的にリヴァイに託した物は、巨人化注射です。
この時に託された巨人化注射は21巻84話でエルヴィンとアルミンのどちらに打つかで大きくもめ、最終的にリヴァイがアルミンに使用することを決め、エルヴィンは死亡します。
結果、アルミンが超大型巨人を継承し、現在の128話に至ります。
ここから、ケニーが死亡時の最後にリヴァイに託した注射は、その後の物語にものすごく大きく影響しています。
もちろんこの時のケニー死亡の意味というのはリヴァイ自身をはじめ、様々なところに影響を及ぼしていますが物語全体の展開においても大きな意味を持っています。
特にこの注射がリヴァイに託された場面は、エルヴィンかアルミンを選ぶ展開でもリヴァイは思い出しており、アルミンを選ぶキッカケにもなっています。
このように見返すと「とんでもない意味を持ったシーンだったんだな」と、今更ながら感じますよね！
ケニー死亡の意味を検証！でもケニー死亡の意味について考察しています。
ケニーの正体とは？
ケニーの正体とは何なのでしょうか？
彼は何者だったのか？
いつもフザケているようなケニーなので、彼の本音を聞ける場面は多くありません。
そんな彼の本音だろうと感じられた場面は、65話「夢と呪い」に登場していました。
ケニー祖父から「アッカーマン一族とレイス王家の関係」を聞いたケニーはうっすらと笑顔を浮かべ「その方が面白い」とつぶやきます。
そこからケニーはレイス王家を調べウーリまで辿り着きますが、その強さとウーリの人柄に触れ降る事になります。
その後、自身の夢であった始祖の巨人継承が不可能と分かると、エレンとヒストリアを戦わせようとします。
これも結局は「楽しいから」という理由からでした。
名言でも紹介したこの時の「寿命が尽きるまで息してろって？」という彼の言葉には、「楽しいから生きる」という彼の信条が垣間見えるように感じます。
ここから彼の正体とは「子どものような大人」とも言えるかな、と管理人アースには感じられました。
もちろん、これは「彼の正体の一部」ですが。
ケニーの正体は何？死亡の意味について検証！でもケニーの正体を考察しており、この時の彼の正体は「優しいおじさん」だと考察しています（笑）
ケニーとリヴァイの関係は？
ケニーとリヴァイは、レイス王政の迫害により衰退したアッカーマン一族の末裔となっています。
アッカーマン本家の末裔であるケニーの妹クシェルの息子がリヴァイです。
つまりケニーとリヴァイの関係は「伯父と甥」という関係になりますね。
ただ死亡したクシェルに代わりリヴァイを引き取り、ケニーは一人で生きられるようになるまで育てています。
そのため二人の関係はただの伯父と甥という関係だけではなく、実際は父親と息子くらいの関係とも言えるでしょう。
二人の関係についてはリヴァイとケニーは伯父と甥の関係の真相！でも考察しています。
ケニーとウーリの関係は？
ケニーとウーリはどのような関係なのでしょうか？
結論から言うと「友人」でしょう。
これは17巻69話で二人が認め合っているので、間違いないでしょう。
ただ、この二人の関係はけっこう深いです。
もともとケニーにとってウーリは「標的」でした。
アッカーマン一族の迫害の歴史を聞いたケニーにとって、レイス王家の筆頭であるウーリはケニーが「面白く生きる」為の標的だったと言えます。
しかし圧倒的な力を持つウーリが自身に頭を下げる姿を見て、「力こそ全て」と考えるケニーの心を揺さぶり降ります。
さらにウーリが語る言葉に慈悲を覚えたケニーはその力を手に入れればそうなれるのかと、ケニーの目的は「始祖の巨人」となります。
この時ケニーの中でウーリは「友人」から「同じ景色を見たい」という「憧れ」の存在へと昇華したと言えるでしょう。
最後まで「始祖の巨人」は手に入れる事はできませんでしたが、ウーリが見ていた景色が見えたようであり「分かる気がする」とケニーは最後に語っています。
ある意味、祖父からアッカーマン一族の歴史を聞いてから一貫して、ウーリは「ケニーの目標」だったと言えるでしょう。
友人であり憧れであり目標。
ケニーとウーリの関係は、非常に深く一言では表せない関係だと考察できます。
ケニーの目的を検証！
ケニーの目的は「面白い」でしょう。
「目標や夢を持ち、人生を楽しむ」というケニーの姿勢は、登場してから一貫していたように感じます。
最終的には「始祖の巨人を継承し世界の盤上をひっくり返す」ことが目的でした。
ただそれはウーリと同じ景色を見るためだったと言えますが…
ケニーの目的は一体何か検証！最終的な夢や目標は何？でもケニーの目的について考察しています。
→ 【リミッター解除の真相について！アッカーマン一族の謎とは？】
→ 【進撃の巨人の東洋の一族の正体は？アッカーマン家と関係も？】
→ 【進撃の巨人のアッカーマン一族の考察まとめ！リヴァイとミカサの関係は？ 】
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団長殿、いつも更新お疲れ様です。
自分の中ではケニーはハンネスさんと並んで、シブくてカッコいいおっさんずと言う認識です。
悪い事も沢山していますが、最後には好きにさせられてしまう諌山先生のキャラ作りは本当に凄いですね。
ケニーの名場面と言えば、あの退場シーンが思い出されます。
自分が気になっているのは兵長がケニーの「お前は何だ？英雄か？」の質問が唐突過ぎて飲み込めていなかった点です。
84話で兵長がケニーの「みんな何か奴隷だった」を回想する場面があったので、この時のケニーの言葉は兵長の心に強く残っていると思います。
この先、兵長にこの言葉の意味を改めて咀嚼する展開があるかもですね。
兵長は「英雄」になることが目的なのですかね？
これ、けっこう気になるところですよね！
兵長からのケニー回想シーンが登場するのが楽しみです。
その時に「英雄か！？」の答えが登場すると嬉しいですよ！(*^^*)
管理人アース
「誰もが何かの奴隷だった」
数ある名セリフの中でも心にグサリときたひとつでした。
あわてて自分も何かの奴隷では？と自分自身を振り返ったのを覚えています(笑)
おかげで少しばかり余計な執着心を捨てることが出来ました(笑)
ありがとう ケニー。
「みんな何かの奴隷」は、リアルにも響く名言ですよね。
管理人アース
アース団長 明日が日曜日なので簡単には連投させていただきます 「優しいおじさん」には吹きました💦一通り一度くらいはざっと読んだ気がするのですが 読んでない記事もあったかもで そうですね なんやかんやでリヴァイを育てたのだから 優しいおじさん ですよね(笑) ケニーの みんな何かの奴隷だった 私もケニーくらいの年代なので(ちょっとショックでした)この台詞 身に染みます 歳をとっていろいろないと出てこない台詞なのかと エルヴィンはもう少し若いでしょうが 何かの奴隷にならないように 酔っぱらってないといられないような 理不尽な世界だけど 負けずにケニーのように抗って楽しく生きていたいものですね はっ！
＞みんな何かの奴隷だった
これは深いですよね。「酔っ払ってないとやってられない」にも通じますが人生とはそんな一面もあるかなと感じます。
「望んで生まれてきたのか？」や「生んでくれって頼んだのか？」みたいな幼少期や反抗期に出てきそうな言葉ですが、たしかに生んでくれって頼んだ記憶は誰も持っていないでしょうし、誰もが気付いたら生まれていたはずです。
じゃあ、生まれた瞬間から誰かの指示、命令で生きている事になるかなと。自分の意志で生まれてきた訳でないですから。
そう考えると「誰もが何かの奴隷だった」はそのまま合致する言葉になりますよね。
そこから自由になるには、どうすれば良いのか？
それこそ今エレンがやっている事なのかもしれないなぁ、なんて思ったりもします。
もちろん、エレンも何かの奴隷で酔っ払っている状態かもですが（笑）
ケニーのこの言葉は深いですよね。
「ウーリですら何かの奴隷だった」と気付いた時のケニーの気持ちってどうだったのか？
ホッとしたのかな？
それともがっかりしたのか？
この場面には、本当に妄想が広がります(^^)
管理人アース
ケニーって普通のマンガに出てきたら、ウーリの権力目当てで近づいて、そのうち情が移って… というキャラクターになりそうですが、
本当はウーリへの憧れや敬意がまずあって、始祖の巨人の力にも興味はあったけど、それは「ウーリと同じ景色見たかったから」
この捻り具合が進撃の巨人のキャラクターたちの味わい深いところですね
誰もが何かの奴隷だった、の件もマーレ編のストーリーを知った今あらためてじわりとくるシーンです
＞誰もが何かの奴隷だった、の件もマーレ編のストーリーを知った今あらためてじわりと
これ、数多く登場する進撃のキャラ全てに通じそうですよね。
ガビ、ファルコもマガトもイェレナも…
この言葉をケニーに言わせた諫山先生からケニー愛も感じますよ！
ケニーだからこそ、余計にじわりと来る（泣）
管理人アース
近年は、財界人や政治家のSPに女性が増えているそうです。 一見そうとはわからない為、フォーマルな場所に同伴させても雰囲気を損ねる事なく、近距離で護衛が可能とか。
アッカーマン一族は王側近の武家だそうですが、見た所容姿端麗な子孫が多い！
世が世なら、可憐なヒストリア女王様の側に佇む、見目麗しい黒髪の美少女ミカサと、小さな巨人リヴァイの姿があったかも。 暴漢を一撃のもとに蹴散らし、王室の守護天使などと呼ばれる事でしょう。
でもミカサが本当に守りたいのはエレンだけなのでしょう…。
普通の東洋人。さん！
コメントありがとうございます！
＞でもミカサが本当に守りたいのはエレンだけなのでしょう…。
もしエレンがレイス家の血統ならSPとしてのミカサも大活躍でしょう！（笑）
カルラ・レイス説が正しかったらですが！
またコメントください！
よろしくです！
管理人アース