第69話「友人」にて、ヒストリアの戴冠式が行われヒストリア女王が誕生しました。
ヒストリアが女王になることにどのような意味があるのでしょうか?
そして、女王としてのヒストリアの役割とは何なのでしょうか?
検証してみました!
◆ヒストリア女王誕生の意味とは?
ヒストリアを女王に即位させると最初に提案したのは、エルヴィン団長でした。
第55話「痛み」にて、エルヴィン団長はレイス家が真の王家だと報告を受け、王家打倒を実行すると決定したのです。
では、エルヴィン団長がヒストリアを女王にしようしたのは、何のためでしょうか?
一言でいうと「人類の未来をフリッツ王政に任せてはおけない」という結論に達したからです。
第54話から第56話にかけての、エルヴィン団長とピクシス司令の会話にて、その内容が語られています。
王政は、ウォール・マリアに出来た穴を塞ぐことよりも、エレンとヒストリアを奪うことを優先し暴走している、巨人の脅威に晒されている物同士がなぜ争わなければいけないのかを確かめる、と言っています。
この確認で、もし王政の暴走に納得できる答えがあれば全てを失っても良いと言っているエルヴィン団長の覚悟は、凄まじいものでした。
◆ヒストリア女王のこれからの役割とは!?
結局、エルヴィン団長が真の最高権力者であったロッド・レイスに確かめることは出来ませんでしたが、ロッド・レイスは死に、真の王家であるレイス家の血を引くものはヒストリアしかいなくなり、ヒストリアが女王に即位することになりました。
では、これからのヒストリア女王の役割はどのようなものになるのでしょうか?
ヒストリア即位の発案者であるエルヴィン団長の目的は「壁の穴を塞ぐ」です(第56話)。
ですから、ヒストリア女王が無事誕生したので王政の協力のもと、ウォール・マリアの穴を塞ぐために動くものと思われます。
ただ気になるのは超超大型巨人にトドメを刺したヒストリアに第69話で「まさか本当に仕留めてしまうとは…」と評価しているエルヴィン団長の目です。
民衆の求心力を万全にしたヒストリアに対して、警戒しているようにも見えます。
単純に「すげーな、ヒストリアは」と感心しているだけなのかもしれませんが、もしかしたら「裏エルヴィン」が次回から見られるのかもしれません(笑)
そうなるとヒストリア王政とエルヴィン団長の戦いになってしまいますが、おそらくミスリードなのでその可能性は薄いでしょう。
これから当初のエルヴィン団長の目的である「ウォール・マリアの穴を塞ぐ」ために調査兵団は動くでしょう。
ヒストリア女王はそのために、調査兵団に協力することになると思われます。
次回からは、ヒストリア王政のバックアップを得た調査兵団の活躍が見られるでしょう!!
→ 【進撃の巨人69話のネタバレと感想まとめ!ケニーが死亡の真相も】
→ 【ヒストリア死亡の真相は?】
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どうもです、偽りの名前を与えられて日陰の身であったクリスタは、正統なレイス家の血を引く女王ヒストリアとなった…
これは多分、北欧神話内の主立った争いの一つ、アース神族とヴァン神族の戦争が終わりがモチーフなのではなかろうかと。神話では両神族は和睦のしるしにお互い数人ずつ人質を選び交換、ヴァン神族は人質2人と共に母国ヴァナヘイムへ戻り、アース神族は巨人の一族でもあるヴァン神族を快く迎え入れて、地上を支配し始めます。漫画内では、巨人に対する偏見を含んだ恐怖が薄まり、むしろその力を人類のために使おう、更に一人、その力を使えるエレンという存在が味方にいることは希望であると、民衆全体の意識が変わった瞬間でしょう。
物語初期、巨人化能力を持っているというだけで、仲間内からも毛嫌いされたり恐れられたり、変な宗教団体から壁内のお貴族王族あらゆるお偉方から危険視されて、抹殺すべき対象として見られていた頃が嘘のようです…
それこそ、リヴァイ兵長が命を張って守らなければ、彼岸の人になっていたやも…
エレンファンとしましては、かなり悲しい過去です…グスン
また、話を女神ヒストリアことクリスタちゃんに戻しますが、彼女の偽名は”巨人にリンゴを与える女の子”から取られています。北欧神話で有名なリンゴといえば”食べると若返り、寿命を延ばす”「常若のリンゴ」です。これは女神イズン(アース神かヴァン神は不明です)が管理保管していて、神々は定期的にそれを食べて年齢を巻き戻し、半永久的に生きています。北欧神話の神々にとって、必要不可欠なアイテムであり、象徴です。
しかし、少女は”クリスタ”であることをやめ、人々を支える女王”ヒストリア”として生きることを決めました。
つまりは「常若のリンゴ」はもう登場しない>物語の舞台は神々の住まうアースガルドから、種族入り乱れるミッドガルドへ移った、という合図でしょう。当分、戦いやら作戦やら、殺伐とした雰囲気てんこ盛りのストーリー展開が予想されます…