「『地鳴らし編』までのエレンを見直し考察!」を追加しました!
「進撃の巨人」の主人公エレン・イェーガーのキャラクター紹介と考察をします!
エレンとはどのようなキャラクターなのでしょうか?
そしてその実力は!?
詳しく見てみましょう!
進撃の巨人主人公エレン・イェーガーとは?

主人公エレン・イェーガーのプロフィールです!
| 項目 | 内容 |
| 名前 | エレン・イェーガー |
| 身長 | 170cm➾183cm |
| 体重 | 63kg➾? |
| 誕生日 | 3月30日 |
| 年齢 | 15才➾19才 |
| 出身地 | シガンシナ区 |
| 所属 | 第104期訓練兵団→調査兵団 |
| 訓練成績 | 5位 |
| 目的 | 巨人の駆逐→世界からの自由 |
| “エレン”の由来 | ファーストネームの”エレン”はトルコでよく付けられる名前とされている。女性名に聞こえる響きであり、その違和感から覚えやすいだろうと考え「エレン」としたらしい。 | “イェガー”の由来 | ラストネームの”イェガー”はドイツ語(又はスペイン語)で”狩人”を意味する。 |
公式ガイドブックデータ

格闘術:9
行動力:10
熱さ:10
協調性:5
頭脳戦:3
(「公式ガイドブック抗」より)
キース教官の分析
熱くなると我を忘れるのは致命的。
対人格闘術や立体機動装置の扱いには目を見張るものがあるとはいえ、ヤツの問題は性格だ。熱くなると周りが見えなくなる典型的な直情型で、感情を制御する術を学ばない限り、兵士として大成することはない!!
評価A
公式ガイドブックより
「熱さ」と「行動力」が突出していますね!
頭脳戦は弱そうです(笑)
キース教官の評価はAとなっていますが、分析は辛辣です。
そのまま受け取ると、ただの直情バカですが(笑)
もしかしたら、グリシャとカルラの息子としての私情が入った分析かもしれませんね(・_・;)
◆管理人アースによるエレン・イェーガーのオススメ名場面!

主人公エレン・イェーガーの名場面と言えば、第6話「少女が見た世界」と第14話「原初的欲求」でしょう。
では、それぞれ見て行きましょう!
第6話の名場面|エレンがミカサを覚醒させたシーン

「戦え!」とエレンはミカサを攫った強盗に襲われ、首を締められながらもミカサに言います。
「勝てなきゃ死ぬ…」「…勝てば生きる…」

「戦わなければ勝てない…」

この言葉でミカサのリミッターは解除され、強盗を倒し、エレンは助かります。
ミカサを目覚めさせたエレンの魂の名場面となっています!
第14話の名場面|人類が初めて巨人に勝利

巨人化したエレンは大岩を運び、トロスト区に開けられた穴を塞ぎます!
そこまでのシーンが非常に熱くなっています!
“どれだけ世界が残酷でも関係ない”

“戦え!!”

“戦え!!”

“戦え!!”

人類が初めて巨人に勝った瞬間を描いた、熱い名場面となっています!
◆エレン・イェーガーの考察・伏線まとめ!

主人公エレン・イェーガーの伏線を検証してみましょう!
エレンが9才にて見せた異常な凶暴性

名場面でも紹介した第6話「少女が見た世界」でエレンが見せた凶暴性は、かなり異常ではないでしょうか?
しかも9才でためらいなくナイフで何度も刺し、人を殺すという行為は、相手が強盗とは言えかなり凄まじい気性だと思います。
その後に父グリシャに言った「有害な獣を駆除した!!」「たまたま人と格好が似てただけだ!!」という言葉も異常ですね。

とても普通の9才子どもとは思えません。
この凶暴性にエレンの何かしらの伏線あるのではないかと感じられます。
エレンの血統

エレンの父グリシャの出自は未だ謎となっています。
ただ、第63話「鎖」でグリシャが巨人化能力者であり、レイス家が真の王家であったこと、第71話「傍観者」で明らかになったグリシャが壁外いた事などから壁外出身者であり、壁外の血統である可能性が強いと管理人アースは考えています。
これらの伏線はそのままエレンが壁外血統者である伏線となります。
これらが、これから進んで行く物語の展開の中で重要な伏線となるでしょう!
エレンの血統の謎はそのまま物語の大きな伏線になっていると管理人アースは考えています!
【追記】
シガンシナ区決戦編が終わった今、エレンの血統が特別であるという展開は無さそうな展開となっています。
この辺りは、今後の展開に要注目です。
エレンの自由を求める心!

エレンが主人公たる理由は、最終的にここだと管理人アースは考えています。
第1話でエレンがハンネスに言った「まるで家畜じゃないか…」というセリフや、第14話でアルミンの「壁から一歩外に出ればそこは地獄の世界なのに どうしてエレンは外の世界に行きたいと思ったの?」という問いにエレンは「オレが!!この世に生まれたからだ!!」と答えがエレンの根本的なアイデンティティーではないかと考えています。
なぜエレンが主人公なのか?
その答えがこの物語の最も重要なテーマとなっていると思います。
それがエレンの自由を求める心であり、同時に絶対的強者にも、立ちふさがる大きな壁にも屈しない心であると管理人アースは考えています!

このエレンの心がこの物語の最も重要な伏線であると管理人アースは考察します!
◆エレン・イェーガーの実力・強さはどれくらい?

エレンの強さはどれくらいでしょう?
公式ガイドブックで格闘術は9であり、これはミカサ、アニの10、リヴァイの11、ミケの10よりも劣っています。
巨人化したエレンゲリオンの強さもアニの女型の巨人との2度の戦いでは敵いませんでした。
決して、最強ではありませんね。
獣の巨人>女型の巨人>エレンゲリオン>鎧の巨人と言ったくらいの位置づけでしょうか?
ただ、エレンには第25話でリヴァイに「本物の化物」と言わせた誰にも服従させられない強さがあります。

この精神的強さは、エレンが最強であると管理人アースは考えています!
◆「マーレ編」エレンを考察!

23巻より4年が経過し、15才から19才となったエレンはプロフィールでも追加していますが、身長が170cmから183cmに伸びています。
これは【進撃の巨人】諫山先生日田サイン会まとめ!にて記載してますが、サイン会で語られた諫山先生のコメントから明らかとなっています。
伸びている13という数字ももちろん意味があるのでしょうが、いっぽうで身長とともにエレンの容姿の変化も気になるところです。
エレンの身長と髪が伸びた
長髪に髭面となったエレンは、本当に変わりましたよね!
エレン以上に身長が伸びているようにも見えるコニー、長髪アゴ髭となったジャン、大人っぽくなったサシャにも4年経過して容姿に大きな変化が見えますが、それ以上にエレンの容姿の変化は大きいように見えます。
そして、変わったのは容姿だけではありません。
エレンは容姿以上に思想が変化はクルーガーの記憶?
102話にて「民間への被害は最小限に」と叫ぶジャン、ガビを撃たなかったサシャ、ライトを付け忘れそうになったコニーには、4年前からの「らしさ」が窺えます。
しかし民間人への被害が発生する事が分かっていながら巨人化し、ヴィリーを襲ったエレンには、他の104期生には垣間見えた「らしさ」が一切見られないですよね!
これまでのエレンの経験から考えたら、この行動はとても考えられない事です。

容姿以上に、エレンの中身の変化は大きいように感じられますね!
このエレンの変化は「進撃の巨人」継承者である「クルーガーの影響では無いのか?」などの考察も見られますが、非常に気になるところです!
マーレ編でのエレンの目的は読者にはわからない
この記事を更新している本日3月30日はエレンの誕生日ですが、19才となったエレンがどこへ向かおうとしているのかは、103話現在ではハッキリとは分かりません。
これまでのエレンとは違い、マーレ編のエレンの考えは読者には見えないように描かれています。
19才エレンがいったいどのような考えを元に動いているのか?
そして他の調査兵団とはどのような関係となっているのか?
マーレ編のエレンには、かなり要注意ですよ!\(^o^)/
◆「地鳴らし編」までのエレンを見直し考察!
地ならし編以降のエレン についても考察していきます。
エレンとミカサの関係とは?
今でもたまに見たくなる幼馴染み3人組。
世界を巻き込んだ大きな展開になっても「進撃の巨人」は結局この3人の物語として閉じる事になると思う。#進撃の巨人考察 pic.twitter.com/C5FjaMBJP6— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) April 25, 2020
エレンとミカサの関係は「幼馴染み」と言えます。
2巻で強盗からミカサを助けたエレンとの出会いから同じ家に住む事となり、ここから二人の関係は「家族」とも言えます。
これまでにミカサに対し、エレンとの関係が言及される場面は再三登場しています。
その度にミカサは小さな声で「…家族です」と答えていました。
そんなミカサに31巻では、とうとうエレン自身から言及される場面が登場しました。
この質問に「…家族」と答えたミカサですが、同時に今後違った答えが提示されるであろう、という伏線も見られました。
その答えは、この物語の展開を大きく揺さぶる要素となるであろう、と察せられる描写もありました。
エレンとミカサの関係は「幼馴染み」であり「家族」です。
そしてこれからのエレンとミカサの関係は、進撃の巨人の結末をも左右する伏線になる、とも言えそうです。
エレン黒幕説はあり得る?
「エレン黒幕説」が大きく取り上げられるようになったのは、レイス家襲撃の真相が明らかとなった121話の存在が大きいでしょう。
ここでエレンがグリシャを煽り、レイス家を襲撃させた事は間違いない事実と言えます。
この辺りは121話考察!未来を見る「特性」を検証!でも考察していますので、見てみて下さい!
ここから、「レイス家襲撃」に関してはエレンが黒幕で確定でしょう。
つまり始祖の巨人を自分がゲットし、ジークと接触からの地鳴らし発動については「エレンが黒幕」と考えて間違いないと考えられます。
ただ地鳴らしをせざるを得ないエレンの心情を考えると、「世界が黒幕」とも言えるような気もしますよね。
「進撃の巨人」には様々な視点があり、さまざまな黒幕がいると思えるので!
この辺りは誰目線で読むか、で変わってくるかなと思われます。
そういう意味で「エレンが黒幕」という読み方もアリだと考えられます!
エレンがラスボスな展開はある?
エレンがラスボスな展開はあるのか?
地鳴らしが起こりエレン・ストッパーズが動き出した現在となっては、十分に考えられる展開ですよね。
つまりは自らラスボスとなりエレン・ストッパーズが止め世界を救い、エルディア人が世界から受け入れられる…という展開ですね。
ちょっとコードギアスを連想させられる展開ですが、高い確率で起こり得る展開だと感じます。
ただ管理人アースはそこからもう一転してから完結となるのでは、と考えています。
この辺りは「進撃の巨人」最終巻と最終展開を予想!で予想していますので、見てみて下さい!
エレンの正体って何?
地鳴らしを起こしたエレン。
そんな彼の正体はいったい何なのでしょうか?
上記でも考察していますが、グリシャの血統が特別なものでないことは分かっており、母カルラについても終盤まで来た現在でも特別である描写はありません。
では、エレンとは何なのか?
もっと言うと、エレンの特別性とは何なのでしょうか?
エレンの9歳時での凶暴性や、強く自由を求める心はたしかに異常です。
ただ何となく、管理人アースはエレンの特別性には意味が無いまま終わるような気もしています。
たしかにリヴァイ兵長が言ったように、エレンは普通ではない精神力を持っています。
しかし、そこはエレンの個性のひとつ、という感じで終わるのではないでしょうか?
誰もが自由を求めており、誰もが生まれ時から特別なのでは?という諫山先生のメッセージを込め、エレンに血統や主人公的特別性を乗せないまま終わるような気がするのです。
そうやって見ると、「生まれた時からこうだった」と「俺がこの世に生まれたからだ」という場面も、違う意味が込められているように感じますよね。
誰にでも「生まれた時からこうだった」という個性があり「この世に生まれただけで特別」みたいな意味が込められているような気がします。
つまりエレンの正体は「自由に固執する強い精神力を持った一人の少年」ではないか、と管理人アースは妄想しています。
現在のエレンの状態は?
『進撃の巨人』読み返して思ったこと
ハンジさんたちはエレンを止めようとしてるけど、自分はエレンの行為を一概に否定できない
もし自分がパラディ島民だったらエレンを支持して、反エレン派を非難してしまうと思うから
逆に諸外国民だったら、間違いなくエレンは史上最悪の悪魔に見えてしまう pic.twitter.com/XeZsAUqTen— 美遊兄士郎の実装を待つ者 (@miyu_shirou) April 20, 2020
地鳴らしを起こした現在最新話128話時点でのエレンの状態は、いったいどのようなものなのでしょうか?
エレンの状態が描写されたのは、31巻123話最後の見開きが最後となっています。
この時のエレンはまるで悪魔のような描写となっていました。
地鳴らしを起こし世界中を平らにしようとしているエレンの精神状態を表した描写のように感じますし、地鳴らしを起こし続けているエレンに大きな肉体的負担、精神的負担が強いられている状態を表しているようにも感じます。
エレンは今、地鳴らしを起こしています。
つまり、始祖の巨人の能力を行使しています。
これは30巻122話でエレンの言葉に反応し解放された始祖ユミルの協力を得て、王家血統なしで始祖の巨人の力を行使できているのかなと察しています。
もしくはジークの王家血統を媒介にし、始祖ユミルの協力を得てエレンの願いが叶えられているのかもしれません。
どちらにしてもですが、現在のエレンは始祖の巨人を行使できる最強な状態である可能性が高いと思われます。
現在のエレンは状態は最強ではあるけれど、肉体的精神的負担が大きく伸し掛かっているのでは、と管理人アースは考察しています。
エレンとヒストリア(クリスタ)の関係は?
エレンとヒストリアの関係は104期訓練兵団同期であり、巨人化能力を持ったエレンと王家血統のヒストリア、という関係でもあります。
ヒストリアと接触するということは、巨人であるエレンの力を引き出す事に繋がります。
実際現在のエレンが自分の未来の記憶を見るという「進撃の巨人の能力」を発動したのは、ヒストリアと接触した時でした。
さらにジークと接触した時にもエレンに記憶フラッシュバックが発動しており、この時に泣いているヒストリアという未知な描写も登場しています。
これは未だ回収されていません。
この一コマは、エレンとヒストリアに残された大きな伏線と言えるでしょう。
エレンとヒストリアの関係は同期であり巨人持ちと王家血統という関係ですが、他の同期にはあまり残されていない「伏線を持ちあった関係」とも言えますね。
エレンとリヴァイの関係は?
調査兵団に入団した時のエレンは、同時にリヴァイ班に所属した形となっています。
その後新リヴァイ班になった時も同じような形となっています。
つまりエレンとリヴァイの関係は、初期の頃から「直属の上官と部下」という関係となっています。
さらにリヴァイはエレンを武力で御せられる、唯一の存在でした。
エレンが調査兵団に入団できた理由が、エレンを御せられる唯一の存在がリヴァイだけだったからです。
巨人化能力を持つエレンが暴走した場合殺す事ができるのはリヴァイだけでしたし、それがエレンを預けられたリヴァイの役割でした。
エレンを考察中。
これ、今でも生きている伏線なのかな?#進撃の巨人考察 pic.twitter.com/nbucUXNXM8— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) April 24, 2020
リヴァイは間違いを犯した時のエレンを正す存在。
それはもしかしたら、現在も変わっていないかもしれません。
エレンとリヴァイの関係は初期から現在まで「直属の上官と部下」であり「間違った時に御す者と正される者」ではないか、と考察できます。
エレンとライナーの関係は?
エレンとライナーの関係とは、どのようなものなのでしょうか?
【進撃の巨人104期生をナンバリングから考察!】でも考察していますが、エレンとライナーの関係は「表と裏」と言えるでしょう。
「対」の関係と言っても良いかもしれません。
これはエレンとライナーだけでなく、「ミカサとアニ」「アルミンとベルトルト」もそうなのではないか、と管理人アースは捉えています。
訓練兵団時代ではライナーは優秀であり、同期の中で兄貴のような存在でした。
エレンはそんなライナーに憧れ「俺もあんな風に強くなれたら良いなと思っていた」と語っています。
いっぽうでライナーにとって、エレンは自己実現を確立させてくれる存在であった、と察せられます。
自分を尊敬してくれる存在であり慕ってくれている、と感じさせる存在だったはずです。
まさにライナーが欲していた存在だったでしょう。
しかしライナーの正体が分かった時、この関係は崩れます。
エレンにとって宿敵となり、ライナーにとっては始祖持ちのエレンは宿願となります。
同時にエレンの尊敬の念は憎しみとなり、ライナーが受けていた思慕は殺意となります。
エレンにとっての「憎しみ」は「自由を求める意志」の裏返しであり、ライナーが受ける「殺意」は裏の願望である「死にたい願望」を満たす思いでもあります。
エレンとライナーの関係はまさに対比となっており、一方が片方を照らす光であり影となっていることが分かります。
エレンがライナーに言った「同じだ」という言葉は、二人の関係を非常に言い当てていると言えますよね!
諫山先生のライナーへ向ける愛情はエレンへの違和感であり、エレンにシックリ来ている今、またライナーへの扱いが変わってくるのでは、とも管理人アースは感じています。
エレンが死亡して終わる展開はあるのか?
エレノサウルスについて考察しています。これは未確定要素が多い上に、いろいろな妄想ができ難しい(・_・;)
そもそもあれが完成形なのか?
124話に向けて「ここ注目だよね」くらいの記事になりそう(;´Д`)#shingeki#進撃の巨人 pic.twitter.com/kMBaOJJpsg— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) November 25, 2019
主人公であるエレンが死亡して、物語が終わる事はあるのでしょうか?
「デスノート」でもそうですが、闇落ちした主人公が死亡して終わるという作品は、これまでにも登場しています。
この展開は、十分に「進撃の巨人」でもあり得るでしょう。
主人公エレンがラスボスとなり、エレンストッパーズが倒し英雄となり、エルディア人が救われる。
壁巨人の存在も無くなりパラディ島脅威論は消え、世界からの憎しみも消える。
そんな大団円的なラストもあり得るでしょう。
管理人アースの最終話予想は「進撃の巨人」最終巻と最終展開を予想!にて行っておりますので、見てみて下さい。
ただ、いっぽうでエレンが死亡して終わる展開は十分にあると考えられます。
エレンの進撃の巨人と能力について
エレンの「進撃の巨人」とは、どのような巨人なのでしょうか?
「進撃の巨人」とは「未来の継承者の記憶を覗き見る事ができる能力を持つ巨人」だと121話で明らかとなっています。
ここでグリシャは同時に「歴代の継承者は何者にも従わなかった」「この時のため」と、フリーダに言っています。
ここから「これまでの進撃継承者はエレンの記憶を見てグリシャに始祖の巨人を奪わせるために巨人を継承してきた」と考察できます。
つまりは、エレンが地鳴らしを起こすために生まれ継承されてきた巨人、とも言えます。
もっと言うと「エレンが自由を得るための巨人」とも言えるでしょう。
エレンの次の継承者が登場すればまた違ってくるかもしれませんが、128話時点ではエレンの「進撃の巨人」はエレンが自由を得るための巨人、と考察できます。
エレンの「駆逐してやる」発言は伏線だった?
エレン】くそー駆逐してやる!!
ミカサ】エレンがゲームしながら駆逐してやるって言ってる
お母さん】ほっときなさい…
エレン】くそーなんでだよなんで俺は…
ミカサ】大丈夫エレンは私が守る pic.twitter.com/rQTZYEKQVp— まこと… (@makoti1121) December 6, 2018
第2話に登場したエレンの「駆逐してやる」「一匹残らず」というセリフは「進撃の巨人」における名言であり、現在でも様々なところで使われています。
「進撃の巨人」で最も有名な名文句と言えば、この「駆逐してやる」でしょう!
物語上においても主人公であるエレンが目的を明示する名場面となっていますし、彼の強い決意と物語が進む方向を示す場面でもあり、非常に重要なひとコマと言えます。
ただそれだけではなく、大きな伏線という面も持っていると考えられます。
まず、22巻にて壁内から無垢の巨人は一掃されています。
この時点でエレンの「駆逐してやる」という目的が、ある程度は達成されたと言えます。
しかしその後も無垢の巨人は登場していますし、何より9つの巨人と壁の巨人が存在しています。
ただ壁の巨人は現在絶賛地鳴らし中であり、その後壁の巨人がどうなるのかは分かりません。
さらに9つの巨人も始祖ユミルが登場した時点で、何かしらの展開があるように感じます。
つまり、世界から全ての巨人が消える可能性は、十分にあると予想できます。
そう考えると、「駆逐してやる!」「一匹残らず」というエレンの名言は、作品の最後に向けた最大伏線である、とも考えられますよね!
エレンの「駆逐してやる!」は、物語の方向性を示す重要な一コマであると同時に、物語の大きな伏線であるとも考えられる名言となっています。






