進撃の巨人

ウーリの本当の目的は一体何?

69話「友人」で正体が分かったロッド・レイスの弟ウ―リの目的は何だったのか?

検証してみましょう!

◆もともとのウーリの目的を検証!

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「進撃の巨人」第66話「願い」より

ウ―リはフリーダの一代前のレイス家に伝わる「巨人の力」「世界の記憶」の継承者でした。

ウ―リが継承する時には兄ロッド・レイスとどちらが継承するのかを話し合いをし、その際に自らウーリが継承すると望んだようです。

もともと兄ロッドと弟ウ―リはレイス家の「巨人の力」で巨人を駆逐することを望んでいました。

ウーリも継承したらその力を使い巨人を駆逐するつもりだったようです。

ただ、継承したら初代王の思想に洗脳されることも分かっており、そのためウーリは兄ロッドに継承する直前に「祈っていてくれ」と頼んでいます。

しかし、継承した後のウーリは完全に初代王の考え方になっており、レイス家の「巨人の力」を使い巨人を駆逐することはありませんでした。

ここから、もともとのウ―リの目的はエレンと同じ「巨人の駆逐」であったことが分かります。

◆「巨人の力」継承後のウ―リの目的を検証!

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「進撃の巨人」69話「友人」より

レイス家に伝わる最強の「巨人の力」「世界の記憶」を継承したウ―リは「初代王の思想」も継承することになり、それはほとんど洗脳であり「ウーリ=初代王」となったようです。

ウ―リから「初代王の思想」を感じた場面は二点あります。

ひとつ目は69話冒頭でケニーに謝ったシーンです。

襲ってきたケニーを巨人の力で捕獲しながらもケニーがアッカーマン一族の末裔と分かり解放し、土下座をして謝っています。

「どうか許してくれ」「こんな小さな壁の中にさえ楽園を築けなかった愚かな私を…」と言いながら土下座をしていますが、ここに違和感を覚えます。

それはアッカーマン一族に対する迫害の歴史を、その末裔であるケニーに謝るのはウ―リが初代王の思想になっているのですから分かります。

しかし楽園を築けないことをなぜアッカーマン一族の末裔に土下座をして謝るのでしょう?

ここからアッカーマン一族への迫害が「壁の中に楽園を築くために初代王が行った」のだと考察出来ます。

ケニーは、この69話でリヴァイにアッカーマン一族が初代王に従わなかったのは人類の存続を望まなかったからだと言っていますが、初代王がアッカーマン一族を迫害したのは「壁の中に楽園を築くため」だったようです。

こう考えるとウ―リがケニーに土下座するのは納得できます。

ウ―リが初代王のアッカーマン一族を迫害する理由を知っていた可能性は低いので、これはやはり初代王の記憶でしょう。

このシーンからウ―リが完全に「初代王の思想」になっていることも分かりますね。

二つ目はケニーとの会話で出てきた「わずかな人類の黄昏に平和な楽園を築きたかった」と言う考え方が初代王だと感じます。

それは「人類の滅亡」が前提になっているからです。

「巨人の力」を継承する前のウ―リは「巨人を駆逐する」という考え方だったのですから真逆になっています。

この事からウーリの考えが「初代王の思想」だと分かりますね。

そして初代王は「壁の中に楽園を築く」事が目的だったようです。

ただ人類の滅亡を前提にしている理由が分かりませんし、まだまだ初代王が楽園を築くためにいろいろなことが隠されているようです!

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