第22話「敗者達」はこれまでで最も長いアニメオリジナルエピソードが登場します!
その内容は多くの死者が登場する「進撃の巨人」が、いかにひとりひとりの生を大切に描いているのかが窺えるエピソードとなっていました!
どのような内容だったのでしょうか?
見てみましょう!
◆第22話「敗者達」の見どころ!

リヴァイとミカサが女型の巨人を追いながら、エレンを助ける事に目的を絞る会話をしている場面から始まります。
原作通り女型の巨人とリヴァイが戦い、ミカサを助ける為にリヴァイは足を負傷しますが、エレンを救出します!

そして女型の巨人の涙も原作通り登場します!

場面はカラネス区に帰還する調査兵団に移り、ここからはアニメオリジナルになります!

カラネス区ではエルドやオルオ、グンタの家族が帰還を待っているシーンが登場します!
死亡してしまったリヴァイ班のメンバーにも家族がいることがリアルに感じられる場面となっています!
そして帰還途中で、死亡した兵士達の遺体が登場します。

このように遺体を回収しているシーンは初めて見ますね!
ジャンとアルミンが荷馬車に遺体を運びながら会話をするシーンに移ります。

ジャン
「こればっかりは慣れねぇな」
アルミン
「誰だってそうだよ」
ジャン
「仲間がどんなふうに死ぬのか、自分がどう死ぬのか、そんなことばっかり考えちまう」
アルミン
「僕は考えないようにしているんだ。自分の最後なんて想像したらたぶん、戦えなくなるから」
ジャン
「そうだな、おまえの言う通りだ」
この壁外遠征でジャンとアルミンはグッと分かり合えましたよね!
そのままコニーとサシャの会話シーンになります。

コニー
「いつまで生きていられっかな」
サシャ
「とりあえず生き延びたじゃないですか」
コニー
「とりあえずはな」
サシャ
「良かったじゃないですか、生きてるんですから」
コニー
「死んだ奴らの遺体に向かってそう言えるか?」
サシャ
「…」
コニー
「もう、クニには帰れねぇかもしれねぇな…」
コニーは第2期で村に帰れますが!(笑)
おバカコンビがこのようなシリアスな会話をすると、とてもグッと来ますね!(^^)
エルヴィンが部下から、遺体回収があらかた終わったと報告を受けているシーンになります。

回収不能だった遺体を「一部でも無理か」とエルヴィンが問うと「あれならばむしろ、持ち帰らない方が遺族のためかと」と部下は答え、エルヴィンは「行方不明で処理しろ」と沈痛な表情で指示します。
よっぽどひどい状態の遺体だったのでしょう!
そして回収できなかったイヴァンという兵士の遺体を何とか回収したいとエルヴィンに申し出る二人の兵士が登場します。

イヴァンはその兵士たちと同郷で幼なじみということで、情から遺体だけでも親に連れて帰りたいと言います。
エルヴィンに報告していた部下が「近くに巨人がいたから無理だ」と言っても聞きません。
途中からリヴァイも登場しますが「死亡したと確認したのなら遺体があろうが無かろうが変わりない」と言い、エルヴィンも行方不明で処理すると言い切り、そのまま撤退を決定します。
しかし二人はエルヴィンとリヴァイの指示を無視し、無理に遺体を回収し巨人を連れて来てしまいます。

遺体を積んでいる荷馬車は重いため、巨人に追いつかれそうになります!

その為リヴァイは「遺体を捨てろ」と指示し、遺体を捨て、巨人から逃げ切ります!
この遺体を捨てるシーンはたまらないです!(T_T)

巨人を振り切った調査兵団は一時休憩し、壁への方角を確認しています。
遺体を無理に持ち帰ろうとした兵士ディータの元にリヴァイが訪れます。
謝ろうとするディータにリヴァイは制服から切り取った自由の翼の紋章を見せ、「これが奴らの生きた証だ」「イヴァンのものだ」と渡します。

それを見たディータは号泣します!

そのまま馬にて立ち去る兵長、かっこ良すぎ!\(^o^)/
そしてカラネス区へ向かい出発します。
場面はエレンが見ている夢でしょうか?
第1話でのエレンとミカサがシガンシナ区で帰還した調査兵団を見る場面に移ります。

原作第1話では殴っていた街人に殴りかかろうとしますが、殴らずにエレンは震えながら耐えています。

「どうしたのエレン」「エレン!」というミカサの声でエレンは目を覚まします。
ここまでアニメオリジナルエピソードとなっていました!
その後は、原作通りカラネス区に到着して終わります。

◆原作に相応する回は?
原作30話「敗者達」となっています。
◆第22話の現在公開可能な情報!
第22話での現在公開可能な情報はこのようになっています!
調査兵団の馬車①

工業都市特製の複雑なサスペンションが組み込まれた馬車。サスペンションは超硬質スチールで作られており、工業都市以外では複製できない。
荷馬車でエレンは寝ていましたが、やはりサスペンションがしっかりしていないと、とても寝れませんよね!
超硬質スチールのサスペンションなら、硬さもしなり具合も最高でしょう!
調査兵団の馬車②

調査兵団の馬に引かせた場合の巡航速度は時速20km程度であり、悪路でも石畳と変わらない走りを見せることが可能。
悪路でも石畳と変わらない走りってスゴイですね!
さすが調査兵団用に品種改良されているだけありますね!
◆原作からの変更点とアニメオリジナル場面ポイント!
22話のポイントはこのようになっています!
それでは見て行きましょう!
◆ポイントからの考察と感想!

今回は本当に長いオリジナルエピソードとなっていました!
まず、リヴァイ班の家族が登場しましたね!
エルドの恋人は何度見ても美人です!
ちなみにグンタやエルドの家族についてはグンタのプロフィール!、進撃の巨人エルドに彼女か嫁がいる?でも考察しています!
見てみてください!
その後ジャンとアルミン、コニーとサシャの死についての会話が登場し、そして死亡した兵士の遺体が登場し、その後、その遺体の回収をめぐるトラブルが登場します。

これら全てのオリジナルエピソードは全て「死亡した兵士について」というテーマになっていますね!
今回の作戦は女型の巨人の為に失敗し、多くの死者を出しました。
それら一人一人の兵士にも家族があり友人がいたという当たり前の事なのですが、今一度その事実をリアルに重く感じさせるオリジナルエピソードとなっていました!
その為カラネス区に到着した時のペトラの父親に話しかけられるリヴァイの気持ちは、原作以上に察せられました!(T_T)
今回のオリジナルエピソードは「死亡した兵士について」注目させられ、本当に心を揺さぶられました!
簡単に人が死ぬ作品でありながら、一人一人の生と死を丁寧に描いている作品でもありますね!
そして次回からとうとう第1期アニメ最後の舞台、ストヘス区に移りますね!
第1期アニメも終盤へと入ってきました!
次回の考察も楽しみです!
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