とうとう2期終盤へと向かっていく回となる第35話となりました。
そして予告にて登場した少女ユミルも気になるところであり、どのような内容となるのか要注目な回ですよね!
前回ではマルコ捕食の場面がアニメオリジナルで挿入されるという展開がありましたが、今回はどうなのでしょうか?
すると、前回のマルコ捕食場面とは比べ物にならないくらいのアニメオリジナル展開が挿入されていました!
それではアニメ35話を見て行きましょう!
◆「進撃の巨人」2期第10話(35話)「子供達」あらすじ&内容!

ハンジの補佐であるモブリットが数人の調査兵を引き連れ、コニーの故郷であるラガコ村を訪れます。
やはり巨人が徹底的に村を破壊しているのに対し、人が流した血が一滴もない事に疑問を抱きます。
そしてコニーの家で寝そべっている巨人のところへ到着します。

モブリットはコニーの両親の肖像画を手にし、寝そべっている巨人の顔と比べます。

そして、コニーの母と巨人の顔が酷似していることを確認します!
モブリットは「なんてことだ…」と、驚愕の表情を浮かべながら、つぶやきます。
完全にアニメオリジナルとなっていますね!
モブリット大活躍です!\(^o^)/
場面は巨大樹の森のライナー、ベルトルト、エレン、ユミルに移ります。

調査兵団が放つ信煙弾を確認し、近くまで追ってきている事を察するライナーとベルトルトは、出発することを決めます。
その際、ベルトルトはライナーが戦士であることを確認し、その上でマルセルを捕食したユミルを信用するのかと問います。
ライナーは、ユミルがクリスタを助けたいという立場は明白であり、信用できるとし、クリスタを連れて行くのはエレンが自分たちが求める「座標」で無かった場合、次に探すと時に役立つはずだとベルトルトに説明します。
そしてライナーは故郷に帰ったらアニに気持ちを伝えろとベルトルトに言います。
慌てるベルトルトに、「先の短い殺人鬼同士だろ?」「こんなの俺達以外に誰が理解し合えるっていうんだ」とライナーは諭します。

そしてライナーは、いきなり殴りかかり、抵抗するエレンを絞め落とします。

その際、隣でベルトルトはユミルに人間に戻る時に捕食した人間を覚えているか聞きますが、ユミルは覚えていないと答え、60年くらい壁外でさまよっていたことを話します。
この辺りは基本、原作通りですね。
場面はエレン達を追っているエルヴィン率いる調査兵団に移ります。

信煙弾を打ちながら進んでいますが、進路方向からも信煙弾が打ち上げられ、エルヴィンは巨人に囲まれたことに気付きます。
迂回路を部下から提案されますが、時間が無い事から「このまま押し通る!」とエルヴィンは巨人との戦闘を覚悟し、突き進みます!
巨大樹の森では、絞め落としたエレンを背負ったライナーとユミルを背負ったベルトルトが立体機動にて移動しています。

なぜ夜まで待たないのか、と言いながらユミルは背後にて打ち上がる信煙弾を確認し、調査兵団が追ってきている事を察します。
ユミルは追ってきている調査兵団に、クリスタがいることを確信し、ライナーにクリスタを攫うのは今だと進言します。

しかしライナーはあの中からクリスタを見付け攫うことは不可能であり、次の機会を待てと進言を却下します。
その答えを聞いたユミルは、それではもう二度と自分はクリスタに会えないのでは、とゴネます。
そのやり取りを聞いていたベルトルトは、「無理だ」と言い、自分たちだけ逃げられるかどうかも分からない状況であることを説明し、ユミルを諭します。
そしてライナーから「必ずクリスタを助ける。」「それがクリスタの為なんだ」と言う言葉を聞き、ユミルは「分かった」と答えます。

しかし、そう答えながら「まただよ クリスタ」「ここまで来て、また自分にウソをつかなきゃならねぇのか…」とユミルは思い、回想シーンに移ります。
大人の男性二人が、立っている子供達の中から少女を一人選び、連れ去ります。

連れ去られながら、新しい名前を付けられる事を伝えられる少女ユミル。

それに対し「初めて自分にウソを付いた」とユミルは思い返しています。
少女ユミルは玉座のようなイスに座らされ「このユミル様こそ、真に王の血を引く存在」とユミルを連れ去ってきた男に、多くの人々に紹介されます。

その人々から拍手をされ、「ユミル様」と崇められるユミル。
ユミルは「人々から必要とされる事が大事であり、悪い気分じゃなかった」と思い返しています。

そこに、ライフルを持った憲兵らしき男たちが入ってきます。
人々は全て捕らえられます。

そこでユミルは、自分を連れて来た男に「この娘が自分は王の血をひく存在だ言ったんだ!」と、憲兵に言われます。

ライフルの銃口を向けられ、「そうなのか?」と問われるユミル。
ユミルは「ちが…」と言いかけますが、「そうだ」「私がユミル。王家の血をひく存在だ」と言い切ります!

ユミルは「みんなが助かるなら」と思い「またウソを付いた」と思い返します。
しかし、そうはならず捕らえられて、多くの人々から石を投げつけられ、ユミルは皆と一緒に血だらけになります、

そして防波堤の上から落とされ、巨人となります。

その際に「これは自分にウソを付いていた罰だ」と認識したと思い返すユミル
そして、巨人化したユミルは長い時間をかけ、土に埋もれていきます。
そこから出てきたユミル巨人が、マルセルを捕食します!

そこにはアニもいます!

そして、人間に戻ったユミルは目覚めます。

「再び目を覚ますとそこには自由があり、運命というものがあるなら、そのあまりの気まぐれさに笑うしかなかった」と思い返し夜空を見上げ笑うユミル

そこから壁内にて泥棒をし、生き延びていくユミルの描写

「もうウソをつくのは終わりだ、自分に正直に生きようと誓った」と思い返すユミル
そして訓練兵団に入団し、「自分にウソをつき、必死に何かを言い聞かせようとしている」クリスタに出会うユミルの描写

そこでユミルが「ごめんなクリスタ。もう一度だけ自分に正直にならせてくれ」と思いながら、場面は巨大樹の森にて調査兵団から逃げているライナー、ベルトルトの場面に戻ります。

「この地形なら私が一番強い」とユミルは言い、ベルトルトの目をかくし、地面に落とそうとします。
そしてクリスタを連れて行かないならエレンを連れて調査兵団へ行くとライナーを脅します!
それではクリスタを助けられないぞと言うライナーに、それでもクリスタに会いたいんだ!と叫ぶユミル!

場面は巨大樹の森に到着したエルヴィン達に移ります。

巨大樹の森の中で発光を確認し、間に合ったことを察するエルヴィン
散開し、エレンを奪還することが目的であることを指示します!
104期生達は、巨大樹の森の中を立体機動にて移動し、エレンを探します。
そこでユミル巨人と会うコニー!

コニーは皆に、ユミルが巨人化した姿だと説明します。
エレンはどこだ?ライナー達は?というコニーの質問を無視するユミル巨人
頭に来たコニーは、ユミル巨人の頭を踏みつけます(笑)

そこへクリスタが登場し、「良かった」とクリスタが言った瞬間、ユミル巨人はクリスタを捕食し、そのまま逃走します!

それを見て「嘘…」とつぶやくサシャ。

ユミルがライナー側に付いた事を、そこで察する104期生達!
慌ててユミルを追います!
しかし、巨大樹の森を抜けたところでライナーが待っており、鎧の巨人となりそのまま走って逃げます!

それを確認し止まっているアルミン達104期生に「馬を使って追うぞ!」と指示するハンネス!
「エレンは俺の命にかえても…!」とエレンを追うハンネスが言い、終わります。

◆現在公開可能な情報!
第35話の現在公開可能な情報は、このようになっています!
ユミルの故郷

しかしそこが
この壁内の領域でないことは確かである。
ユミルの故郷が壁の向こう側であり、海の向こう側であることがアニメで明らかになるのはいつ頃なのでしょうか…(・_・;)
◆「進撃の巨人」2期第10話(35話)「子供達」の感想!

今回はユミルの回想シーンに尽きるでしょう!
これは、原作を読んでいる人にはたまらないシーンだったのではないでしょうか?
予告で少女ユミルが映っていたので、おそらくこの原作89話「会議」にて登場したユミルの手紙の場面が登場するとは思っていましたが、まさかここまで詳細に登場するとは予想以上でした!
「王家の血を引く存在だ!」と言い切るユミルの場面は、原作以上の情報を示してくれましたよね!

驚きました!
そしてこの回想シーンが入ることにより、ユミルがクリスタの事をなぜあそこまで気にかけていたのかが、今まで以上に理解できたような気がします。
ユミルは、自分にウソを付いている事が罪だと感じていたようです。
そしてクリスタにも「自分にウソをつき、必死に何かを言い聞かせようとしている」と感じていたのですね。
ここにユミルは共感したのでしょう!
これは本当に素晴らしいアニメオリジナルだと感じました!
情報だけでなく、ユミルの気持ちが分かりやすく感じられ、かなり原作を補完していますよね!
そして美しい映像、美しい音楽…(;´Д`)
たまらなく素晴らしいアニメ35話でした!
それでは考察に移りましょう!
◆アニメ2期第10話の考察ポイント!
アニオリ及び、改変場面はこのようになっていました!
それでは、それぞれ見ていきましょう!
◆ポイント考察!

原作では現在アニメで展開している「エレン争奪戦」が終わった直後の51話にて、ハンジとコニーでラガコ村に調査に行くという展開でした。
しかしアニメでは、ハンジではなく、モブリットが行くというアニメオリジナル展開となっていました!
展開の順番も改変されており、これは驚きのアニメ改変でしたね!
なぜこのようにしたのかは分かりかねますが、全国のモブリットファンには嬉しい改変でしょう!(笑)
そして今回の大注目となったユミルの回想シーンにて、ユミルの少女時代が明らかになりました。

原作では第89話にて、「ユミルの手紙」の内容として登場する場面なのですが、アニメオリジナルにて今回登場しました。

ちなみに現在のアニメの展開は原作47話なので、かなりの前倒しの展開ですよね?(笑)
ただ、これでアニメでも登場している「イルゼの手帳」での「ユミル様」という伏線の意味が、アニメでも回収されることになりましたね!
さらに、今回のユミルの回想シーンでは「王家の血を引く者」という具体的なセリフも登場し、原作では分からなかったこの時のセリフが確定されました!

これは原作ファンにも、たまらないアニメオリジナル場面となりましたよね!
そして原作ファンにもたまらない場面繋がりで、マルセル捕食場面でアニが登場しました。

これは、845年のシガンシナ区陥落時に女型の巨人が登場していない事から、アニが当初ともに行動していなかったのでは?という考察からの「アニ壁内人類説」を覆す場面となっていました。
ちなみに現在最新話93話でも、ライナーによるマーレに戦士候補生時代の回想シーンにアニが登場している事から、この時代からアニが壁内ではなくライナー、ベルトルト、マルセルと共に行動していることが分かっています。

これも原作と連動したアニの少女時代を裏付ける場面となっており、原作ファンにはまさにタイムリーなアニメオリジナル場面となっています!
そしてキャンプを張っているような描写があることから、どうやら壁を目指して移動している途中でユミル巨人に襲われていたのだろうと察せられます。

こうなって来ると、なぜマルセルを始めライナー達は巨人化して戦わなかったのか?
何故人間に戻ったユミルをさらわなかったのか、が気になるところです(・_・;)
そして回想シーンが終わり、ユミル巨人が登場し、クリスタを捕食した場面にはアニメオリジナルでサシャが登場していました。

原作では登場していなかったサシャが、今回のエレン奪還作戦に参加しているという改変となっていますね!
このクリスタがユミル巨人に捕食された時に、それを見たサシャは「嘘…」とつぶやいています。
これは他の104期生が感じた「味方であると思っていたユミルがクリスタを」という意味での驚きではなく、サシャは「仲が良かったクリスタをユミルが…」という意味での「嘘」というつぶやきに感じますよね!
訓練兵団時代のサシャは、ユミルに利用されていた部分もありましたが、クリスタとユミルとは仲が良く、よく一緒にいました。
そんなサシャがクリスタを捕食するユミルを直で見たらどうだったんだろうと、たまに妄想していた管理人アースとしては、この「嘘…」というサシャの場面がたまらなく、グッと来ました!
この後のサシャのエレン奪還作戦での動きは、要注目ですよね!
そして最後の考察ですが、この女性がイルゼ・イーターではというコメントをいくつかいただきました。

たしかに似ていますし、巨人化しているので可能性は高いですね!

しかし、イルゼ・イーターが女性とは!!!(笑)
本当にいろいろ楽しませてくれるアニメ35話でした(笑)
今回のアニメ35話は、前回以上に原作ファンにはたまらない、非常に満足させられた回となっていました!
この時につぶやいた「どんだけ」は「とんでもなく」でも足りないくらいの楽しませ方でした!(笑)
今回の77話も驚いたけど、予告のこれは…
来週は原作89話登場!?(;・∀・)
どんだけ楽しませてくれるんだ?アニメ2期は(笑) pic.twitter.com/jDNWNwH5XW— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2017年5月28日
次回のアニメ36話も、むちゃくちゃ楽しみですよね!\(^o^)/
それでは、1年前に行っていた展開予想の答え合わせをしてみましょう!
◆「進撃の巨人」2期第10話(35話)あらすじ予想!

原作通り、普通の会話をしていたライナーが突然、「昇格の話は後でいい…」と兵士ライナーの言葉を口にします。

原作ではこの時に「昇格は後でいい…」の後に「クリスタは俺に気がある」という話をしています。
この辺りの会話は、アニメオリジナルで何かしらの追加されるのではないかと予想します!
この後、原作通りユミルがライナーの兵士と戦士の間で揺れ、心の分裂、記憶の改ざんの説明があり、原作通りエレンがブチ切れ、そんなエレンをユミルが諌めます。

その後も原作通りユミルから「あの猿は何だ?」と質問があり、ライナーはとぼけるという展開があり、ユミルの「せ―」発言が登場します。
おそらくここまで原作通り展開するでしょうが、できればアニメオリジナルで更なる言葉が欲しいですね!
その後、原作通り調査兵団の接近を知ったライベルはエレンを連れ逃げ切ろうとしますが、ユミルにクリスタを連れて行くことを迫られ、ユミル巨人がクリスタを捕食し、ライナーが鎧の巨人となり逃げる場面で終わります。

予想ここまで!
➾半分以上が実際の34話の展開となっていましたね(・_・;)
そしてライナーの「クリスタは俺に気がある」や「ユミルのせー発言」にはオリジナルは加えられていませんでした。
ただ、最後のユミル巨人がクリスタを捕食し、エレンを連れ去る場面は、予想通り35話の範囲となりますね!
◆相応する原作回とタイトルの予想!
タイトルはアニメ35話「開口」と予想します!
今回は長い間 謎とされていた故郷組の謎の一部が明かされる回であり「開口」というタイトルが相応しいと思います!
予想ここまで!
➾35話タイトルは「子供達」となっています。

これまでタイトル予想は全て当たっていますが、全て1話ずれとなっています(笑)
◆アニメ35話の見どころと要チェックポイント!
アニメ35話のチェックポイントは、このようになっています!
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆アニメ35話全体の見どころ!

この時に「クリスタは俺に気がある」と発言しエレンの怒りを買うシーンがありますが、ここはさらにアニメオリジナルでセリフが追加されるのはないかと予想出来ます!
例えば、クリスタに対するエピソードはそのままとしても、その話に対して怒るエレンに「何…怒ってんだエレン?」「何かマズイこと言ったか?」の後に「まさかエレン…お前もクリスタに気があるのか?」などのさらなる「兵士っぷり」が見られる追加のセリフが登場するのではないかと予想します!
このような展開があれば、それに合わせエレンの怒りもアニメオリジナルで追加されそうですよね!(笑)
予想ここまで!
➾さらなる兵士っぷりのライナーのアニメオリジナルは無かったですね。
完全に原作通りの展開となっていました。

例えば正解が「戦士」や「戦士長」であるなら「せん―」など、もう一文字くらいユミルには言ってもらえないでしょうか?(笑)
このようなアニメ改変があればネット上で大盛り上がりになることは間違いないでしょう!(笑)
予想ここまで!
➾ここも原作通りの展開でしたね。
「せか-」まで言って欲しかった(笑)

もちろん本当の意味で捕食されていないことは分かっていますが、やはりドキッとするようなシーンとして仕上がっているのではないかと期待します!
予想ここまで!
➾これは予想通り35話での展開となりましたが、原作通りの描写でしたね!
ユミル巨人の口も、原作通り「ちゅー」していました(笑)

エレンはライベルが自分の母親を殺し、故郷であるシガンシナ区を滅茶苦茶にし、人類史上最悪の殺人鬼である事を認識していながらもライナーの「もうお前が知る俺らはいねぇんだぞ!?」というこのセリフで、自分が認め、尊敬していたライナーに本当にずっと裏切られていたのだと実感したのだと思います。
この時の「裏切られた感」がアニメ化で見事に表現される事を非常に期待しています!!
今回のアニメ化予想は、ライナーのセリフとユミルのセリフの改変を期待する予想となっていましたね!
そして次回からはとうとうエルヴィン率いる調査兵団とライベルとのエレンを巡る一騎打ちへと投入する回となりますね!
怒涛の激しい戦闘シーンへと一気に入って行きます!
次回のアニメ化予想も楽しみでね!
予想ここまで!
➾エレンがライナーに裏切られたという感じは、アニメではより出ていましたよね!

34話でしたが、これは期待通りのシーンに仕上がっていたのではと!
35話でのエルヴィン達との激突が楽しみです!\(^o^)/
さらにユミルの少女時代が、どこまで語られるのか…

アニメオリジナル場面がかなり楽しみですね!(*^^*)
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