アニメ第11話「応える」はアルミンの名場面の回となっていますね!
原作ではアルミンの成長が描かれており、本当に熱い回となっていました!
アニメではどのように描かれているのでしょうか?
そこに改変はあるのでしょうか?
見てみましょう!
◆第10話「応える」の見どころ!

キッツ隊長がエレンたちに榴弾を打ち込む指示を出すシーンから始まり、トロスト区から引き上げたダズがマルコに泣きついているシーンから始まります。
サシャが腹痛を訴え「負傷兵にしてもらって…」のくだりの直後、壁外側トロスト区内で轟音が鳴り、巨人化の蒸気が発生します。
ここで第9話の時系列になることが分かりますね。
巨人化したエレンに守られたミカサとアルミンの場面に移ります。

原作通りの展開となっていますが、エレンゲリオンの骨格の中でアルミンは花が咲いていることを発見します。

「内側だけに花?」と言うアルミンのセリフもあり、アニメオリジナルの伏線となっていますね!
その後、エレンとミカサに付いていけない自分の無力さに葛藤するアルミンが描かれます。

幼い頃にいじめられている自分を助けてくれていた場面を思い出し、いつまでも二人と肩を並べられない現実に打ちのめされます。
そんな二人からアルミンは今後の判断を任され、奮起します!
その後、アルミンは必死にキッツ隊長を説得します!

この場面は本当に熱いですね!
アルミンの成長が本当に丁寧に描かれており、原作の魅力をそのままに描写されています!
この辺りは、原作通りの展開となっていますね。
その後も原作通り、ピクシス司令がカッコ良く登場します!

そしてアルミンの説得により榴弾での攻撃は回避されますが、ここでも花が再登場しています。

展開は原作通りですが、この花の登場は改変ですね。
意味深です!
その後壁の上でピクシス司令とエレン、ミカサ、アルミンとの会話のシーンとなります。

こちらも原作通りですが、原作でピクシス司令は「アルミン訓練兵」「エレン訓練兵」と呼んでいますが、アニメでは「アルレルト訓練兵」「イェーガー訓練兵」と改変されています。
ピクシス司令が「穴を塞げるか」と訊き、返事を言い淀んでいるエレンに「お主はやるのかやらんのか?」と厳しい表情で尋ねるピクシス司令もアニメオリジナルとなっていますね!

そのピクシス司令にエレンが「やります!」と答え終わります!
最後はアニメオリジナルの展開で終わっていますね!
◆原作に相応する回は?
第11話「応える」と第12話「偶像」の冒頭となっています。
◆第10話の現在公開可能な情報!
第10話での現在公開可能な情報はこのようになっています!
酵母①

ウォール・シーナ内でのみ生産される特殊な酵母。酵母を飼い葉や小麦、大豆などの入った倉庫やテントに置くことで腐敗が極端に遅くなることが知られている。
この情報が本編で活かされている場面を管理人アースは知らないですね。
これから活かされることがあるのかもしれません!
酵母②

酵母を置いた貯蔵プラントを各地に展開することで、ウォール・マリア奪還のための補給物資を備蓄するのが、これまでの人類側の戦略であった。
「であった」という事から、トロスト区攻防戦により壁が塞がれたことにより、戦略が変わったというように解釈できますね。
しかし、現在78話でのシガンシナ区決戦はトロスト区から出発しているので、この貯蔵プラントは活かされたのではないかと想像します。
◆原作からの変更点とアニメオリジナル場面ポイント!
第10話のポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントからの考察と感想!

榴弾からミカサとアルミンを守るために巨人化したエレンゲリオンの骨格の中に紫色の花が咲いています。
これは原作には無いシーンでアニメ化での改変となっていますが、これについて作者諫山先生のブログ【現在進行中の黒歴史】にて説明がされています。
アルミンとミカサのいるアバラの内側にある花は
花びらさえ散ってないって意図の演出です
目に見える物理的な力以上の不思議なことが
起こってるように見せたかったからです
【現在進行中の黒歴史】より
不思議な事が起こっているという演出だったのですね!
確かに巨人化した骨格の中にあのように花が綺麗に咲いているのは不思議な光景でした。
そしてアルミンの「内側だけ」というセリフは不思議さをより加速させているように感じましたね!
ただアルミンがこの花について真面目に考えようとしていましたが、ミカサに止められて良かったですね!
あのままアルミンが真面目に考えても「作者の演出だよ」と教えてあげられないですし!(笑)
その後、ピクシス司令と壁の上でエレンたちが話をするシーンでも改変がありました。

まずピクシス司令のエレンとアルミンの呼び方が「イェーガー訓練兵」「アルレルト訓練兵」と改変されています。
確かにピクシス司令とエレン達はこれが初対面ですし、初対面でいきなり「アルミン」「エレン」と名前で呼ばれるのは親しすぎますよね。
この改変を観て「なるほど」と感心しました!
さらに原作でピクシス司令の「穴を塞げるのか」との質問にエレンは「塞いで見せます!」と即答していますが、アニメでは「どうでしょう…」とエレンは言い淀んでいます。

この改変についても作者ブログにて説明がされています。
不自然だし早かったので、エレンが二コマで悩むシーンを
七ページぐらいのネームで新たに描かせていただきました
ちょうど尺が余り気味だったとのことで
【現在進行中の黒歴史】より
尺が余り気味だったことと、エレンの即答が早過ぎるという不自然さを無くす為の改変だったようです!
尺を埋める為であったのかもしれませんが、仕上がりを観ると原作よりこちらの方がピクシス司令の器の大きさ、深みが出ていると感じますよね!
素晴らしい改変だと思います!
ちなみに【進撃の巨人劇場版後編~自由の翼~DVD&Blu-ray】の初回購入特典にてアニメ用原案イラストと追加ネームが見られ、このシーンの追加ネームもあります。
ピクシス司令がスキットルから酒をグビ飲みし、見下ろすシーンが追加されています。

ピクシス司令の質問に言い淀むエレンの追加シーンですね。

「どっちじゃ」と再び表現を変え質問をするピクシス司令の追加シーンですね。

アップのピクシス司令のシーンはアニメでも印象に残るシーンとなっていましたね!
原作者諫山先生のネームを忠実にアニメ化されたのが分かりますね!
今回はアルミンの名場面が登場する回でしたが、あちらこちらにアニメオリジナルシーンが散りばめられていました!
原作通りのアルミンの熱さと、細かい改変によってより魅力的な回となっていましたね!
次回第11話の考察も楽しみです!\(^o^)/
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