進撃の巨人

【進撃の巨人】巨人大戦伏線を考察検証!フリッツ王が島に退いた理由とは?

アース
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けっきょく巨人大戦って何なん?

地鳴らし絶賛進行中な最新話ですが別マガ6月号が休刊となっているため、地鳴らし巨人達はおそらく蒸気を上げながら海の中で沈み待機中でしょう(笑)

地鳴らし巨人たちが止まっている今、最新話を追っている考察好きには少しゆっくりと考察する時間ができています。

ここまでかなり解明されてきた「進撃の巨人」の中でも、残された謎の中で最も大きな「?」と言える145代フリッツ王について考察してみたいと思います。

145代フリッツ王って、なんでパラディ島に籠もったの?

そもそも巨人大戦って、なんで起こったの?

検証してみましょう!

◆145代フリッツ王が島に退いた理由とは?

自由のため、パラディ島の仲間の為にエレンが起こした地鳴らし。

そもそもエレンはなぜ、ここまでの決断を降したのでしょうか?

その大きな理由のひとつに「母カルラの捕食」があるでしょう。

127話でジャンも言っていましたが、そもそも目の前で母カルラが捕食された事がエレンにとって大きな分岐点となっており、現在のエレンを構築した大きな要因となっているのは間違いありません。

では、なぜ母カルラが捕食される事態となったのか?

辿っていくと、全ては145代フリッツ王が島に退いたことから始まったと言っても過言でないでしょう。

「巨人がいなければ」と考えれば始祖ユミルの時代まで遡る事になりますが、そもそも145代フリッツ王が島に籠もる事が無ければこのような事態にはなりませんでした。

では、145代フリッツ王はなぜ島に籠もったのか?

これは、21巻86話でダイナが明らかにしています。
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「進撃の巨人」第86話「あの日」より

「そもそも『巨人大戦』とは145代目の王が『始祖の巨人』を継承したことが始まりですが」
「それまでも八つの巨人に分けた家同士では争いの絶えない時代が永らく続いていました」
「それでも王家が『始祖の巨人』を呈することでエルディアは均衡を保つことができていたのです」
「しかし145代目はその役目を放棄し辺境の島に都を移しました」
「私達の…この惨めな日々は」
「王が争いから目を背けたことから始まったのです」

「巨人大戦」が起こり、145代フリッツ王が島に籠もったのは「争いから目を背けたから」と語っています。

ではなぜ王は争いから目を背けたのか?

これは99話でヴィリーの口から説明があります。
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「進撃の巨人」第99話「疾しき影」より

「正しくは カール・フリッツ145世」
「彼は『始祖の巨人』を継承する以前からエルディア帝国の残虐な歴史を嘆き」
「同族同士の醜い争いに疲れ果て」
「何より虐げられ続けたマーレに心を痛めておられたのです」
「彼は『始祖の巨人』を継承すると同時にタイバー家と結託し」
「エルディア帝国の歴史に自ら終止符を打つべく その身を捧げました」

つまりそれまで虐げてきたマーレに対する罪悪感からエルディア国を捨て、島に逃げ籠もったと語っています。

これまでのエルディア帝国が積み重ねてきた罪に対する罪悪感、さらに争いから目を背けるという、この考え方が巨人大戦を引き起こしたのでしょう。

そこから145代フリッツ王にエルディア国を捨てさせ島に籠もらせ、さらに不戦の契を交わさせたのでしょう。

この考え方は、たしかにフリーダが語った考え方と重なります。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

これが145代フリッツ王の本音なのでしょう。

つまり、この考え方=思想が145代フリッツ王を島に籠もらさせライナー達に壁を壊させることになり、エレン母カラルが捕食されるに陥らせたのです。

しかし、この思想はかなり特殊ですよね。

自己犠牲満載、というか…

こんな考え方、自然に生まれるでしょうか?

ジークみたいな育てられ方をした?

いや、少なくともフリッツ王の血統であり王家に生まれてジークのような育てられ方はしていないでしょう。

では、145代フリッツ王はなぜそんな考え方=思想に染まったのか?

そもそも巴里さんがここを深堀りして欲しいと指摘があったのは、ここではないかと感じます。

ここが深堀りされるべきポイントになりますよね!

フリッツ王がこのような思想に、なぜ染まったのか?

管理人アースは、ここにタイバー家が絡んでいるのではないか、と妄想しています。

さらに予想してみましょう!

◆戦鎚の巨人タイバー家が黒幕か?

145代フリッツ王が「なぜエルディア破滅思想」になったのか?

これは間違いなく、いずれ回収されるであろう謎でしょう。

管理人アースは、ここにタイバー家が絡んでいるとイメージしています。

その理由は、最も得するのがタイバー家だからです。

タイバー家はフリッツ王家が島に籠もった後、マーレを裏で操るポジションを得ています。

さらに、このヴィリーのセリフです。
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「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

ヴィリー自身が戦鎚の巨人継承者ではないことは、現在では確定しています。

となると、当主になった時に知った事実とは、継承した妹か、その先代から聞いたと思われます。

ヴィリーが知ったその事実とは、145代フリッツ王から頼まれてエルディア帝国をマーレに売ったという事実だけでしょうか?

たしかにそれだけでも話は繋がりますが、イマイチ弱いような気もします。

もしかしたら、当時のタイバー家当主が全て画策したのではないでしょうか?

例えば、145代フリッツ王が継承する際にフリッツ家の当主が不在でタイバー家の当主が兼任していたとか。

巨人継承者ではなくヴィリーのようなタイバー家当主が、145代フリッツ王のお目付け役みたいにいたのではないかなと。

そしてある意味、145代フリッツ王をそのような考え方に洗脳したのではないでしょうか?

ちょっと意味が違ってきますが、ジークに対するクサヴァーさんのようなイメージです。
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「進撃の巨人」第114話「唯一の救い」より

そして狙い通り、145代フリッツ王は壁に籠もり不戦の契を交わさせた。

そしてそのまま狙い通り、タイバー家はマーレ大陸の支配者となった…みたいな。

もしかしたら、戦鎚の巨人継承家であるタイバー家は巨人継承家の中でもヒエラルキーが下だったのかもしれません。

イメージでいうと、女型のレオンハート家やフーバー家、ブラウン家より下の階層だったのかなと。

あくまで、例えですが。

そんなタイバー家がのし上がるために、145代フリッツ王を洗脳し島にリタイアさせたのかなと。

まだまだものすごく妄想なのですが、ヴィリーの足元が揺らぐくらいのショックを感じる事実って、これくらいなのかなと。

そしてマーレのトップ、巨人のトップに昇りつめたタイバー家にとって、唯一思い通りにならなかった進撃の巨人を倒すことが長年の宿願になったのかもしれません。
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「進撃の巨人」第101話「戦鎚」より

ちょっと話が逸れましたが、145代フリッツ王を島にリタイアさせたのが裏でタイバー家が絡んでいるというのはあり得ますよね!

今回の考察で、巨人大戦が起こったのは145代フリッツ王が戦いから目を背けたからであり、その裏にはタイバー家が絡んでいたのではと予想できました!

さてさて、この予想が当たっているのか?

145代フリッツ王のさらなる回収展開の登場が楽しみですよ!\(^o^)/

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