128話「裏切り者」でのコニーに涙を流す人も多かったのではないでしょうか?
「地鳴らし(当サイト呼称)」編に入りジャンとコニーの活躍には目を見張るものがありますが、今回のコニーはたまらない展開となっていました。
特にサムエルとの対峙展開には「母巨人であれだけツラい思いをしたばかりなのに、まだここまで追い込むの?(泣)」と思わざるを得ない展開でした。
そんな非常にツラいコニーの展開の中に、ひとつ気になる考察ポイントがあります。
サムエルに「裏切り者」呼ばわりされたコニーの「仲間だよ」と返答した後のセリフ「でも…俺はー」です。
結局作中では明らかとならなかった「ー」ですが…
この時、コニーは何と答えようとしたのでしょうか?
もうコニーから答えは登場しないかもですし、答え合わせは無理な考察かもしれませんが…
検証してみましょう!
◆128話!コニーの「俺はー」を検証!

サムエルから「裏切り者」呼ばわりされたコニー。
すぐに「仲間だよ」と否定し「でも」「俺はー」と続け、そのままセリフは途切れます。

この時のコニーは、何と言おうとしたのでしょうか?
これについて、ユミル・イェーガーさんからコメントをいただいています。
コニーの
「でも・・・」「俺はーー」
に続く言葉は何??
アンケート調査お願いします!
これを受けてT、witterで聞いてみました。
128話コニーの「俺はー」の後に続く言葉は何だと思いますか?
サムエルに言おうとして飲み込んだ言葉。記事にしたいので、みなさんのコニーを教えてください🙏#進撃の巨人— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) April 9, 2020
投票形式にしたため、ある程度のセリフをこちらで用意してみました。
管理人アースとしては、やはり126話での「世界を救いに」に答えがあるように感じます。

現在のコニーはエレンの地鳴らしによる虐殺を止め、世界を救うために行動しています。
それが母親との「立派な兵士になる」という約束を果たすことをも意味します。
そこから「仲間だけど」「俺は」「世界を救うために…」と続くように感じられます。
投票結果もかなり割れていますが、40%くらいの方が管理人アースと同じ予想をされているようですね。
それよりも若干少ない「立派な兵士にならなくちゃ」も意味としては同じですが、それよりも「世界を」の方が言いそう、という感じ「世界を救うため」が多くなったのかな、と感じます。
ただ一点忘れてはいけないのは、この言葉をコニーが飲み込んでいることです。

「世界を救うために」という言葉よりも「自分が立派な兵士にならなくちゃいけないから」という言葉の方が、コニーはサムエルに言いにくいですよね。
そう考えると、こちらの言葉の方が「ー」に入るのに適しているかも、と投票を募ってから感じました。
「それ以外」では、ツリーで確認できる多い予想は「だれかがやらなくちゃ」ですね。
あしゅけさんは「誰かがやらなくちゃいけないんだよ!!自分の手を血で染めないと」と、答えを具体的に書いていただいています。
アルミンもベルトルトのシーンが出てきて、38話「誰か」の辺りとシンクロしてますね。エレンを攫って逃げるライナーにしがみ付いて、ベルトルトに自分が投げた言葉を、今度はサムエルに言われて絶句(´;ω;`)「誰かがやらなくちゃいけないんだよ!!自分の手を血で染めないと」でしょうか
— あしゅけ (@ashke66) April 9, 2020
同じ予想がネット上でもいくつか見かけられました。
ベルトルトを「仲間だと思ってたのに!」って責める104期生に対して、「誰かがやらなくちゃいけないんだよ、誰かが自分の手を血で染めないと」って返すベルトルトからの128話コニーきっっっつ
— 雑巾 (@amessu) April 8, 2020
これは49話でのベルトルトの発言からの予想ですよね。

これはここで登場しているベルトルトの描写からも、まさにそのセリフをアルミンが飲み込んでいたと考えることもできますよね!

この言葉は管理人アースは予想できませんでしたが、これはありそうな気がしますよ!
このTwitter投票を提案されたユミル・イェーガーさんも「それ以外」に投票したコメントしてくれています。
Twitterアンケート調査 「それ以外」に投票しました。
言葉にできない というのがコニーの心境でしょうが、あえて活字で表すとしたら
「でも・・俺は・・お前たちを裏切ったりしたいわけじゃないんだ・・ただ・・世界を・・みんなを・・」
という感じでしょうか。
コニーの発砲時の叫びは「ゴメンなーーゴメンなーーー」って聞こえました。
まさに48話「誰か」のベルトルトに掛かってますね。
アルミンとコニーにはあの時のベルトルトの心境が痛いほど流れ込んできてます。
48話の考察記事で、ベルトルトの「頼む・・誰か・・僕らを見つけてくれ」の「誰か」とは? というのがありました。
これは 今回のシーンでベルトルトの心境を解った(見つけた)アルミンとコニーを指していたのかもしれません。
「誰かがやらなくちゃ」から「誰か僕らを見つけてくれ」にかけて「見つけたのがアルミンとコニー」という予想は面白いですよね!

「世界を救うため」「立派な兵士になるため」「誰かがやらなくちゃいけないため」とそれぞれ言葉は違いますが、コニーが言いたかった事はひとつだと捉えられます。
「今自分がしなければいけないこと」が「世界を救うこと」だという、決意表明でしょう。
それが「立派な兵士の証明」でしょうし、それは同期を撃ってでもやらなければいけない、という決意表明だと管理人アースには読めます。
つまりは、エレンを止めるステージに上がるための通過儀礼ではないか、とも言えますね。
さらに考察を進めていきましょう!
◆コニーの展開はエレンを止めるための「通過儀礼」なのか?

もともとアルミンが提案した作戦が失敗してダズ、サムエルを撃たなければいけない展開となったのですが、最初からアルミンは「手を汚さずに正しくあろうとするなんて」と「手を汚す」事を示しています。
失敗はしましたが、アルミン達が手を汚す展開を示しており、今回はコニーがそれを回収したとも読めます。
となるとこの時に描写されているミカサ、ジャン、アルミンにも「手を汚す展開」が登場するのでは、と予想できますよね!
あの時に銃を撃てなかったジャンには、かなりツラい展開が用意されているかも…(・_・;)

アルミンは超大型巨人で大量殺戮を行っていますが、あの時は仲間の命を助けるためでもありました。

「世界の為に仲間を殺す」くらいの展開は、かなり難しいのではと予想できます。
ミカサはまた違った通過儀礼が起こりそうですが、仲間を殺すことを一度ためらっているミカサにも、このようなイベントが用意されているようにも察せられます。

現在、エレンは仲間の為に世界中を殺しています。
エレンと世界のために仲間を殺してでも進む、ということは今のエレンと同じステージに上がるために必要な通過儀礼とも受け取れますよね。
ある意味ライナーと「お前と同じ」側に行く展開とも読めます。
そういう意味でもライナーとエレンを理解するための「手を汚す展開」とも読めますよ!
今回の考察でコニーの「ー」は「世界のために誰かがやらなくちゃいけないんだ」という意味の言葉が入り、ジャン、アルミン、ミカサにも同じような展開が登場するのでは、と予想できました!
これからの104期はこのような視点からも、見逃せないですね!\(^o^)/
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