127話「終末の夜」ではマルコの死の真相をジャンが知るという、大きく丁寧な伏線回収が起こりました。
126話ではコニーの回収があり、怒涛な伏線回収が続いている展開となっていますが、同時に回収されていない伏線に伏線を重ねているような描写もありました。
マガトの「…ガビ」場面です。
ジャンに蹴られたガビを気にかけ思わず手を差し出し引っ込めたマガトですが、いったいこれは何を意味しているのでしょうか?
これまでにも同じ括りになるような描写はありましたが、マガトにはガビに「いちユミルの民」以外の気持ちがあるのか?
としたら、そこにはいったいどのような意味が?
まさかの血縁関係も!?
検証してみましょう!
◆127話!マガトの「…ガビ」場面を検証!
最新話127話にて、マガト元帥が珍しく逡巡する場面が登場しました。
ぶちギレたジャンに蹴られそうになったライナーをかばったガビが、脇腹を蹴られ負傷してしまいます。
そのガビに手を差し出し、そんな自分に驚き逡巡した後に手を降ろす、という描写が登場したのです。
いつもキッパリとした言動をしているマガト元帥としては、珍しい描写ではないでしょうか?
一見すると「悪魔の末裔を心配する自分に驚き、手を差し出すべきではないと判断し手を降ろす描写」であると読めます。
最近でこそエルディア人を差別する言動が見られなくなって来ましたが、マガト元帥にも他のマーレ人と同じようにユミルの民を差別する気持ちは残っているでしょう。
今回127話でも島の悪魔との軋轢からジャンと言いあっていました。
そこからも「ガビに対して心配するなんて」と思って手を下げたのかなと察せられますよね。
ただ、差別意識を持ったマガト元帥ですが、他のマーレ人と比べたら間違いなくエルディア人よりな人物と言えるでしょう。
23巻93話では、列車の中で騒いでいるエルディア人達を「今宵だけは目を瞑ろう」と許しています。
例えばこの時に「黙らせましょう」と進言しているコスロと比べても、エルディア人よりなマガトの姿勢が見て取れますよね。
次に24巻95話では、始祖奪還作戦を決行させるライベルアニ、マルセルに「始祖と共に帰ってこい」と心配そうに告げるマガトが登場しています。
これ、「全員…帰ってこい」という言い方から、間違いなく彼らを心配して言っていますよね。
こちらからもマガトのエルディア人よりな姿勢、特に戦士候補生達に対して特別な感情を持っている事が読み取れます。
次に、パラディ側に拘束されていたファルコが帰って来た事を確認したマガトは、真っ先に「怪我は!?」とファルコの肩を抱き心配します。
さらに29巻117話では、同じようにパラディ側から戻ったガビを思わず抱きしめるマガトが登場しています。
これ、ファルコはもちろんですが、ガビに対してはかなり心配していたのだろうと察せられますよね!
というか、ちょっと特別な気持ちが入っているようにも感じますよ。
こうやって見ると、今回127話のマガトの描写にもこれらと繋がる特別な意味が含まれているように感じますよね。
エルディア人よりなところもですが、特にガビに対しての反応には何か隠された意味が含まれているように察せられます。
これについて、フォロワーさんからいくつかのコメントをいただいております。
まずは、巴里の恋人さんのコメントを見てみましょう!
年齢差を考えればガビくらいの歳の孫がいても良さそうな気はしますが、ライナーの両親と同じパターンでガビのお母さんと禁断のロマンスがあったのではと妄想を膨らませています。
111話でガビがカヤにマーレとエルディア人の恋愛はダメと言っているのは、母親からライナーのお母さんみたいな事を言い聞かせられていたのかも。
この先、元帥が退場する場面があるとすれば、ガビとの関係が回収されるかもしれませんね。
ガビに対する特別な描写は、ガビがマガトの娘だからではないか、という考察ですね。
この考察はTwitterでもチラホラと見かけています。
マガトはガビに期待していたのかなと思いました。「この子なら自分(達)を救ってくれる」的な。プラス娘を思う父親みたいな気持ちもあったのかも。 https://t.co/EG7o33Hu5c
— はるさとまま (@harusatomama) March 11, 2020
ライナーとガビはイトコ関係ですし、マーレ人とのハーフという展開は、ガビとライナーを重ねる意味でもありそうですよね。
二度目の投稿さんからも同じような考察をいただいています。
血縁関係ならマガトもエルディア?となりますが、今回のイェレナに対する発言でクソ野郎マーレ人確定。
う??ん。。
まさか、マガトがガビの実の父!?
これも、切迫詰まった今、こんな回収はないですよねぇ。
とするとガビが訓練生になる前、幼少の頃に出会いがあったのか。
幼少時は優しく戦いに向かなかったガビを家族の為と言いつつ、パラディ島討伐の先鋒として洗脳したのがマガトだったのか。。。
いずれにしても、ガビの身代わりになって退場する事を示唆するようなワンシーンですね。
父娘関係ではなくとも、何かしらの特別な関係があったのではという考察は面白いですね。
ガビとマガトには血縁か、そうでなくても何か特別な関係があるように察せられますよね!
巴里の恋人さん!
二度目の投稿さん!
はるさとママさん!
面白い考察をありがとうございます!
管理人アースは、父娘関係という回収はけっこう難しいかなと感じています。
23巻91話でマガトはガビに単独で装甲列車に立ち向かう事を許しています。
もし父娘関係だったらここで許可を出さなかったのでは、と思われますよ。
となると血縁関係ではなく、単純にエルディア人よりなだけなのか?
それともマガトには別の何かがあるのか?
別の角度から考察してみましょう!
◆マガト元帥が手を下げた理由とは?
マガトがガビに向け手を差し出し、下げた理由とは何なのか?
桃二郎さんはこの場面からまた違った意味を読み取られ、コメントしてくれています。
これ、面白いですよね!
たしかにガビは間違いなく変わりました。
サシャ父が言っていた「森」を抜け、争いを止めようとしています。
そんなガビを見て、これまでガビ達に強いてきた自分の罪を感じて手を下げたのではないか、という考察には「なるほど」と納得させられます。
ogachiさんも、同じような考察をされています。
今回は、各々の登場人物が「己の罪」というものを整理する回です。
その流れで言うと、おそらくマガトも気づいてしまったのだと思います。
今ガビを泣かしているのは、元はと言えば自分ら大人のせいだと。
自分たちが歪んだ何かを正さなかったから、今子供たちが苦しんでいるのだと。
そんな自分の罪に気づいてしまい、ガビに手を差し伸べられなかったのです。
そんな資格が自分にあるのか、と。
私はそう読み取りました。
「そんな資格が自分にあるのか、と。」という言葉は泣けてきますね。
マガト元帥の心情が察せられますし、そんな感情に襲われているように見えますよ。
桃二郎さん!
ogachiさん!
素晴らしい読み方をありがとうございます!
これ、先ほどの桃二郎さんの考察と同じで、たしかに納得できると感じます。
ただ、この考察ですと今回のマガトの手に関しては説明が付きますが、これまでのエルディア人よりなマガトの言動には説明が付きませんよね。
もし今回の手の描写がこれまでの自分の罪に気付き手を下げたのだとしたら、これまでのエルディアよりなマガトは何だったのか?
マガトは軍人です。
そしてもともと、マーレ人徴兵制度復活を提言していました。
この時のヴィリーの会話からも、エルディア人に対する差別意識がありながらもマーレ人にも批判的であり、もともと他のマーレ人よりもエルディア人よりな見方をしているのではと察せられます。
これはエルディア人に特別な感情があるというよりも、マーレ人軍人として達したマガトの気持ちであるように感じます。
もしかしたら、数多くの戦士候補生を見てきてそのようなエルディア人よりな感情が生まれていたのかもしれませんね。
ここから、もともとマガトにはエルディア人よりな気持ちが存在し、さらに悪魔の末裔と罵っていた相手に頭を下げ故郷の為に懇願するガビを見てマガトの心で何かが動いたのでしょう。
それは桃二郎さんやogachさんが考察された「罪」かもしれません。
管理人アースは、ガビが自分にできなかった事を目の前で行う事を見て、立場が変わったという事を表現しているのかなと感じました。
手を差し出す前に、マガトはハンジの言葉に反応しています。
これはハンジ達が自分たちの楽園を捨てて自分たちを滅ぼそうとしていた相手を助ける、と説明したことに対し、その事実に改めて気付かされたのだろうと管理人アースは読みました。
本当なら、自分が頭を下げてハンジ達に頼まなければいけない立場なのではないかと。
自分がジャンに、頭を下げて頼まなければいけないのでは、と。
その直後、ガビが蹴られながらそれをやってのけるのを目の前で見て、マガトの心情は…
その心情の表れが「…ガビ」と言いながら手を下ろしたマガトの描写に描かれているのかなと感じました。
あくまで管理人アースの見方ですので、あしからずです!
これまで強いてきた「罪」を見たのかもしれませんし、もしかしたら「父娘関係」という回収が起こるかもしれませんが、管理人アースは「自分を超え成長したガビに対する心情を表している」と読みました!
伏線に伏線を重ねているとも読めますが、これまでのエルディアよりなマガトがさらに加速する伏線にも感じられますよね!
この回収は二度目の投稿さんの予想の通り、マガト元帥退場で登場するかもですし、最後まで要チェックですよね!
どのように回収されるのか?
要注目ですよ!\(^o^)/
→ 128話あらすじ!
→ 127話!ジャンのミカサ片想い場面をまとめ告白展開予想!
→ 31巻表紙のミカサを考察!ループ場面を検証!
→ ラスボスがジークかループ展開から検証!
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ガビの姿にマガトが自分の罪を感じ入るという皆さんの考察に脱帽です。
そう、それがぴったりと納得させられました。
マガトはすでにエルディア人は「悪魔の末裔」でしかなく、自分こそが「悪魔」であると自覚しています。
だけどマガトの味方はあくまでマーレのエルディア人であり、パラディ人は信頼できない敵でしかなかった。
だけど、その信頼できないパラディ人をガビは信頼しているのです。
同時に、マガトの変化はエレンを止めた後の解決につながるのではないかと思ったのです。
今、マガトはマーレ軍の最高位であるはずです。マガトに対抗する軍人達はヴィリーの作戦で排除されていたはず。
そして、マーレ軍の最終兵器である巨人は全てこの場に集合しています。
であれば、地ならしを止めた後、そのまま混乱するマーレでマガト達が革命を起こして政権を掌握することが可能ではないでしょうか。もちろんパラディ代表104期生やキヨミ様が協力して。
マーレは世界でも強国であったはず。
そのマーレとパラディが同盟をしたら、世界はパラディを滅ぼすためにわざわざマーレと戦争をするでしょうか。
ハンジさんがそこまで考えて共同戦線を持ちかけたならエルヴィン以上の博打打ちだな、と思いますが、ハンジさんはもっと良心的でした。
「敵であろうと、とにかく虐殺はダメ。」
ハンジさんだって大切な人を殺されているし、マーレ人が原因でパラディ人の何割かが虐殺されたことを目の前にみている。忘れているわけじゃない。だけど、それとこれは話が別と割り切れるところが彼女の強さだと思うのです。こんな彼女だからエルヴィンは後を託したんだな、と納得しました。
>虐殺されたことを目の前にみている。忘れているわけじゃない。だけど、それとこれは話が別と割り切れるところが彼女の強さだと思うのです。
たしかにですね。
「二千年前のいざこざ話なんて退屈だ」と言っている彼女自身、大切な人を失い言いたいことはいっぱいあるはずですよね。
ハンジさんは本当に強い人だな、と感じますよ。
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
なるほど、深いですね。
この考察記事を読んでからもう一度この場面を読み返してみましたが、より一層元帥の心情描写が伝わって来ます。
確かに元帥はガビの行動を見て自分の考えが間違いであった事を悟っているように見えます。
なんだか進撃の巨人の正しい読み方を見せつけられた気分です。
ただ、これだと元帥の出る幕はもう無いんじゃないかとさえ思えてしまいます。
イェレナに問い質した始祖の進路の答えもまだ回収されていませんし、最後まで軍人としてのマガトの活躍を見届けたいと思います。
巴里さん、いつもありがとうございます。
今回もコメントを使わせてもらいましたm(_ _)m
その後の考察がかなり長くなってしまいましたが、ひとつの参考にしてもえたらと。
>軍人としてのマガトの活躍を見届けたい
マガトの今後にどのような展開が待っているのかと考えるとジークですかね?
ピークと共にジークと再会した時に、何かイベントがあるように感じますよ。
軍人としてマガトがジークにどのような言葉をかけるのか?
クサヴァーさんが絡んでくるのか?
見届けなきゃですね(*^^*)
管理人アース
記事更新お疲れ様です!
団長の
>ここまで強いてきた「罪」を見た
に1票!!
次列三・伝達さんの
>各キャラの内情を知ってしまうと誰も憎めません
に1票!!
ツクシさんの
>マガトとエレンの対比考察
に1票!!
井筒さんの
>ガビの成長ぶりが凄い
に1票!!
17期卒現役調査兵さんの
>134話で終了説
に1票!!
いやぁ~皆さん素晴らしい考察です!
このサイトでは諌山マジックの種明かしが見れます。
幸せです。。。。
>17期卒現役調査兵さんの
>134話で終了説
に1票!!
同感ですが具体的に話数を提示されると「ドキッ!」としてしまいますよ(;´Д`)
10月終了かぁ…
キリではないのですが、アニメの1クールが終わる12月という展開が盛り上がるように感じます。
この辺りも来そうな気がしますね。
管理人アース
もう一つ今話の内容も踏まえて最終話の話数予想もさせてください。
まず私は最終話の条件を2つあげさせてください。
①最終話数は切りのいい数字または意味のある数字
②単行本とピッタリで終わる
この2条件を満たすもののうち今年中に終わる最終話数説は134話説と130話説です。
134話説は
①121話(10周年)+13話
②33巻ピッタリ終了
130話説は
①13×10話
②32巻ピッタリ終了
こんな感じです。個人的な予想としては127話時点でエレン阻止に向けて具体的に動き出していたら130話説も濃厚かなと考えていましたが、今話を見る限り134話説が強いかなと言う感じですね。
つまり残り7話ですね。今から7話前というと120話「刹那」ですね。この間には座標での一悶着から地鳴らし発動、104期団結までありますから物語をひと段落させるだけの余裕はあるのではないかと。
最終話の問題として最後のシーンとされる「お前は自由だ」へどう持っていくのかがあげられます。多くの読者は最後のシーンは「いってらっしゃいエレン」で終わってループと考えていたので、ここへの持っていきかたがわかりません。
私の現在の予想では、物語は133話に「いってらしゃいエレン」で一度終わり、残り1話はループ後特に123話の回想あたりからのイフが登場し「お前は自由だ」で終わるのではと思います。123話の回想時点に行くまでは120話のような写真で要所要所写すのでは?と考えています。
そうすると実質残り6話となります。1話でマガトたちの団結、2話で東洋(ここで845なども回収か?)、1話でその他伏線回収、2話でエレンを止めるまでを描けばいけるのではないかと。
始祖ユミルの話も1話で回収されましたし、キツキツに思えますが、結構余裕があるように思います。
136話までには確実に終わりそうですね。
>134話説は
①121話(10周年)+13話
②33巻ピッタリ終了
残り7話…本誌だと10月終了ということになりますよね。
まさにアニメが始まる月というにも意味深ですね。
もしかしたら本当にそうなるかもですよ!
管理人アース
おはようございます!
今月は少し立て込んでいたので考察への参加が遅れてしまいました。
ついにきましたね最新話!まずは感想から言わせていただきます。
進撃の巨人には数々の伝説的な回があります。例えば個人的にはシガンシナ決戦でのエルヴィンの吠える回なんて週一で読み返す勢いです。
そして今回もその伝説的な回入りですよ。確かに地鳴らしの発動回など派手な回ももちろん好きですが、今回はそれとは違う深さがありました。
おそらくは諌山先生は今回の話は物語を書き始めた当初から考えていたのではないでしょうか。というのも今回、物語は正直なところ、大して進展していません。今年中に終わらせることを抱負としている中でこのような回を設けることからも、それだけ大事な回であったことが伺えます。
また、私は進撃の巨人のテーマは”残酷な世界(=森)”であると考えていて、このテーマに対する答えが”ニコロの悟り(=森を抜ける)”であると考えています。そして今回は一部ですがマーレ、パラディにとって森を抜けるために必要な1話だったと感じています。
イェレナはいい仕事をしましたね。
“残酷な世界”とは”弱肉強食の理不尽な世界”で、そこでは弱者は強者に虐げられ生きる自由を含め様々な自由を奪われる。だから弱者は非情な決断を行い、悪魔(アルミン解釈の悪魔)になることで強者になろうとする。その過程でもまた犠牲が生じる。
作中に悪魔には2通りの解釈が存在します。
人の中にいて非情な決断を迫ってくるものをニコロ解釈の悪魔といい。この悪魔はいつでも全ての人の中にいます。誰かを守りたい、自分が助かりたい、褒められたい、恨みを果たしたい、目的を果たしたいなどから相手を殺める決断をしようとするのは、この悪魔のせいです。つまり状況によっては誰でも非情な決断を下しうることを示しています。
そして実際に非情な決断を下した人はもう1つの悪魔、アルミン解釈の悪魔になります。
“.弱肉強食の世界(=森)”では誰の中にもニコロ解釈の悪魔がいるがゆえに、弱者はアルミン解釈の悪魔になる。すると新たな弱者が生まれ、このようにして絶えず弱者が生まれることは絶えずアルミン解釈の悪魔が生まれ、その度に犠牲が生まれることを示しています。だからこそアルミン解釈の悪魔だけは生じない”弱肉強食の世界(=森)”を抜ける必要があるのです。
今回イェレナは、あそこにいるみんなは既にアルミン解釈の悪魔であることを指摘し、上の関係を浮き彫りにしました。少しずつ森を抜ける時が近づいてる気がします。
感想をだらだらと書いたのですが、今回の記事についてはまさに団長の仰る通りだと思います。むしろ私はもっとボンヤリと捉えていたので、記事を読みながら「そうそう、それが言いたかった!」となってしまうほどです。
>森を抜けるために必要な1話だったと
上手い言い回しですしその通りだと感じますよ。
特にマガトがハンジの言葉に止まったりこのマガトの手の描写にはそのような意味も含まれているように感じます。
マガトの森を抜ける予兆、みたいな。
>むしろ私はもっとボンヤリと捉えていたので、記事を読みながら「そうそう、それが言いたかった!」となってしまうほどです。
ありがとうございます!嬉しいですよ!
こちらはこちらで17期卒現役調査兵さんのコメントから「そうそう、イメージしていたことを言葉にしてくれている」と感じていますよ(笑)
コメントから自分の中でぼんやりとしていたイメージが固まり言葉にできるようになるのって、嬉しいですよね。
新たな発見と同じくらい、貴重な事だと思います。
これからもよろしくです!(*^^*)
管理人アース
こんにちは。
ガビの成長ぶりが凄い。
おそらくマガト隊長/元帥からすればガビは導き庇護する対象だったのが、単純にそうではなくなってきていて、
むしろ極限状態にあって大人の枠(既成概念、喩えれば森)をいい意味で踏み越えるというか、旧世代から次世代への世代交代の予兆を感じさせて、
これまでのように接するには、畏れを伴う躊躇(ためら)いが生じたのではないかと観ました。
たかだか3コマに大きな転換が凝縮されているように思えました。
ーーーーーーーーーーーー
>たかだか3コマに大きな転換が凝縮されているように
本当にそうですよね。マガトの手から色々な意味が読み取れるように感じますよ!
管理人アース
いつもお疲れさまです!
マガトのエルディア人に対する態度は差別ではなく区別である、という感じがします
恐らくマガトはエルディア人への差別や偏見の感情を持っていない。あるいはかつては持っていたが身近に接するうちに解消されていったのではないかと思われます
しかし現状マーレの世論が求めるエルディア人の扱い方には決まりがあり、その決まりに従ってマーレという国の社会構造自体が形成されてしまっています
例えば奴隷労働によって成り立つ社会において、いきなり奴隷解放を訴え実行しようものなら、労働力を失い社会全体が立ち行かなくなります。同様にマーレにおいてエルディア人を差別せず、同等に扱おうという発想自体が社会を不安定化させる危険分子となるわけです
軍人であるマガトはその事実をわきまえており、社会あるいは軍隊組織を維持安定させる為の当然の、軍人としての責務として、個人の思想とは無関係に、エルディア人を他のマーレ人と明確に区別しているのだと思います
エルディア人は下、マーレ人は上、という絶対的な社会構造が大前提である。であればエルディア人はマーレ人の命令に忠実でなければならない。なぜならば部下は上官の命令に忠実でなければならないからである
もしこの規律を破れば組織は崩壊する。マガトという人物は社会構造を維持する事に忠実であるが故に、部下(マーレの戦士含む)を大切に思う気持ちはあっても、社会構造を破壊しない範囲でしか接する事が出来ない男である
対してエレンという人物は自分の大切な存在を守る為ならば、社会構造を根底から粉々にする事すら厭わず、己の信念を貫く為に進撃し続ける男である
世界を守り己を律するマガトと、世界を壊し己を貫くエレンという対比が見えてきた気がします
>世界を守り己を律するマガトと、世界を壊し己を貫くエレンという対比が見えてきた
これも面白い見方ですね!
たしかにエレンとマガトの二人は、鏡合わせのような人物像かもですね。
管理アース
>軍人としての責務として、個人の思想とは無関係に、エルディア人を他のマーレ人と明確に区別しているのだと
このイメージですよね。管理アースも同感です。
やはりもともとは持っていたであろう差別意識も戦士候補生と接していく内に薄れていったのかなと妄想しますよね。
この辺りのカミングアウトか回収も期待しちゃいますよ!
それと、以前アニとライナーの比較考察コメントですが、次の127話考察記事で取り上げさせてもらいますねm(_ _)m
よろしくです!
管理アース
ありがとうございます!
取り留めのない文章でまとめるのが大変かと思いますが、よろしくお願いします!
→ 127話考察!ジャンのアニ「私は?」スルーを検証!にてコメント使わせてもらいっています!
よろしくです!
管理人アース
大変、面白い考察でした。皆様、ありがとうございます。
「マーレ軍人」と「エルディア人を個として尊重する人」、ペルソナを使い分けるマガトは、矛盾した思いを既に持ちつつ、飼いならしていたのですね。彼の様な価値観が出来上がっている年長者が森を出る事は出来ないだろうと思っていましたが、既に彼は森を出る事を選択肢として持っている人だったのかもしれませんね。
私はジークにまだ役割が残されているにしても、ボロボロの彼に尊厳を与えるのは誰だろうかと、考えていました。マガトが頭を下げるのかもしれないなと、今回思いました。
>ジークにまだ役割が残されているにしても、ボロボロの彼に尊厳を与えるのは誰だろうかと、考えていました。マガトが頭を下げるのかもしれないなと、
面白いですね!
たしかに間違いなくジークはマーレの被害者ですし、もしかしたらマガトが森を出る役割としてジークが登場するかもですね。
面白いです!
管理アース
こんにちわ。
わたしも最初は、ogachiさんと同じく、自分にガビに手を差し伸べる資格があるのか。と思ったからかと思いました。
そうだったら、マガト元帥は、これからガビたち若い世代を守るために身を賭すのかなと。
でもマガト元帥は、マーレの軍人で、その最高位の人です。
今迄の表現から、ガビたちエルディア人に偏見を抱いている人間ではないと思いますが、エルディア人のために動くのか、マーレを優先させるのかとの判断を下さないといけない局面では、自分を押し殺してもマーレの利益を優先させるのではないのか。
そう感じさせる場面のようにも思えました。
>自分を押し殺してもマーレの利益を優先させるのではないのか。
押し殺している描写が手を降ろす場面、という見方ですね。
仰る通りで、そのようにも見えますよね。
今後のマガトを見て答え合わせしたいですよ!
管理アース
団長、新記事考察ありがとうございます☆
皆さんが心配してる様に私も団長のお身体が心配です。
ハンジを心配するモブリットみたいな気持ちです笑
進撃の巨人、諫山先生は本当に登場人物全てに人間性をちゃんと持たせてますよね。
マガトしかり、ロッドしかり、サネスしかり…無論ガビも。
本来であれば憎まれ役で終わっていたどのキャラも、この様に各キャラの内情を知ってしまうと誰も憎めません。
それぞれに正義があり、それぞれが悪にならなければならない残酷な世界だと今一度思い返されます。
侵略や報復、戦争の経過等で多くの遺恨をお互いに抱えてしまっている状況で、ハンジの言う通り、同じ鍋を囲むとは並の作品なら叶いません。
その絶望でも希望に変わるなら、エレンともう一度同期皆で仲の良い場面を見てみたいですね。
コニーが言っていた「じじいになって酒を呑もう」みたいに☆
>皆さんが心配してる様に私も団長のお身体が心配です。
ありがとうございます!体調は大丈夫ですよ。
ただコロナに振り回されて疲れてはいますが(;´Д`)
早く終息して欲しいですよ。
エレンと仲良き104期場面見たいですよね!
もう見られないのか…
ライナーも含め、訓練兵団時代のような彼らをまた見たいですね!
管理アース
面白い考察でした。マガトはエルディア寄りというよりマーレのあり方に否定的といった印象です。
巨人大戦終結の真実を知っているマガトからすればフリッツ王によってもたらされた世界平和をマーレが過剰な軍拡によって世界を再び惨禍に陥れているという思いがあったのではないでしょうか。
結局、利己本位の精神でエルディア人を使い他国を侵略しているマーレもエルディアと変わらないじゃんってことですね。その点、カビのように壁内エルディア人のため行動している利他的な候補生らに対し、国に忠誠を誓った軍人であるマガトがシンパシーを感じるのは必然だと思います。
しかしこのシーンはフラグにも見えます。最後にカビをかばって死にそうな気も……好きなキャラクターなので生き残って欲しいですが(笑)
マガト死亡フラグは嫌ですね(;´Д`)
でもガビかばって死亡展開はありそうにも感じますね(汗)
管理人アース
マガトはエルディア人という大穴予想(妄想?)をしてみました。
イェレナと逆で、エルディアの過去の行いを悼みエルディアを滅ぼそうとするエルディア人なのかと。
ガビと血縁関係にあるか、ガビと血縁関係にある人と深い仲なのかも知れませんね。
これは無いと思いますが、大穴、というところで頭に入れておいた方が良いかもですね。
管理人アース
僕は反対に、ガビやファルコを心配したりするのが本来のマガトなのだけど、立場があるからあえて『ユミルの民を差別する普通のマーレ人』のフリをしなくてはならなかったのかな、と思いました
ダイバーと会う時も普通のマーレ人モードでしたね
なぜそう思ったかというと、戦士たちとマガトとの接し方です
ガビが装甲列車に爆弾を投げ込む時に「隊長が私を愛するあまり」なんて、タブーに触れるかなり攻めすぎな冗談を言ったり
ウドが子供が行っちゃダメなお店をマガトから聞いていたり
今のようになる以前から、マガトはおっかないわりに妙に慕われていそうな所が時々見えてくるんですよね
本来のマガトが慕われる人柄、エルディアよりという考察納得ですよ!
ピークも慕っているように見えますし、それが本当のマガトなのかもですね。
管理人アース
アース団長 おはようございます ご無理はなさってないでしょうか?巨人発生の報が自分の市にもありました
皆様も含まれる人類全てが今回の巨人に勝てます様に願って止みません
ので 今回の考察私ごときが口を出さずともほぼ良い感じで(^_^;)ただマガトさん軍人なので ライナーがファルコに列車移動で話したように本音と建前(この場合危険思想)に簡単に変わるわけには行かない でも本音では差し出す手 悲しいかな彼が森を出られるのは退場の時かも知れませんね😭
それとマガト元帥は他の人が知り得ないマーレの真実を知る人物でそれゆえ戦士候補生達に厳しく優しく接していた気もします
この期に及んでの考察ポイント恐れいりました 確かに( -_・)?となるシーンですよね
団員の皆様に脱帽(アース団長も含め)しました はっ!
>彼が森を出られるのは退場の時かも知れませんね
そんな気がしますよね。
そこでピークから「マガト元帥はいつも守ってくれていた」みたいなセリフが登場するような気がしますよ。
むちゃ泣きそうな展開…(;´Д`)
管理人アース
アース団長殿、お疲れ様です。
おっしゃる通り、エルディア人に対し、あまり偏見がないんですよね。そして、戦士や、特に候補生に対する情は並々ならぬものがあります。
ということで、ここは一発大穴として、まさかの、フクロウを引き継ぐ者はどうでしょう。復権派残党で、フクロウから与えられた任務は、傍観者でエルディア人の滅亡を避けることだけを託されている。よって、フクロウが進撃継承後の世界においては、傍観を決め込んでいる。始祖を奪うという割に、砲撃は全てトドメを指すには至らない。ただ、同胞とはいえ、地ならしについては納得できていない。そして、エルディア人が巨人の力を使い、かつてのような、帝国を創るのが本当に良いのか、迷っている。また、ガビ達のような子供をエルディア人のシガラミに巻き込んでしまっていることを、申し訳なく思っている。
まあ、敢えての大穴残党論の根拠ですが、復権派大量粛正の際、グリシャはダイナが王家の者だと、ゲロってるのに最後まで当局は気付かなかった点です。尋問は複数で行っており、フクロウ一人で尋問することは無いハズです。ということは、尋問者はフクロウの仲間と考えるのが、妥当でしょう。まだまだ、当局には残党が紛れ込んでいるんでしょう。マガトがその一人でもおかしくない気がします。ただし、未来視可能な進撃継承者のいない残党派内でも意思統一が取れていないのかもしれませんね。
大穴妄想でした。
マガトが大穴でエルディア復権派協力者、という妄想は面白いですね!
かなりエルディアよりなマガトには、もしかしたらある展開かもですよ。
管理人アース
以前、ジークの幼少期の訓練の場面でマガトがクサヴァーに対して敬語で応えていた場面があるのですが、どんな意味があったのでしょうか?
ありましたね。
管理人アースは「巨人学の研究者としての地位」からそのような言葉遣いになったのかな、と妄想しています。
クサヴァーの正体を検証!にて考察しているので、見てみてください!
管理人アース
マガトといいピークといいライナーといい古くからのマーレサイドからは、原理主義を外れた「グレーゾーン」「清濁併せ呑む」みたいな人材だけがチョイスされてますよね。
恐ろしい作者だ、と改めて思います。
>原理主義を外れた「グレーゾーン」「清濁併せ呑む」みたいな人材だけがチョイス
そう言えばそうですね。マガトもそんな感じがしますよね。
全て計算されていた…ということなのでしょう。
スゴいですよね!
管理人アース
今晩わ。団長!
マガトの心情は色々な角度で読み取る事ができますねぇ。
団長が書かれた様に、ガビにというより戦士候補生全体にという方が正しいようです。
エルディア人とはいえ子供を戦場に駆り出すマーレ軍の所業には内心反対してたのでしょうね。
よく考えたら当たり前の心情ですし、盲信的にエルディア人を悪魔の末裔と決めつけて差別する人達とは一線を隔す存在ですね。
この偏向的な考えからの変化は反エレン団に現れてますよね。
お互い、相手の世界を見てしまった以上、戻れない。
この変化こそがパラディ島を救う方法なのでしょうが。。
フロックも変化するのかいな?。(いや、ないな)(笑)
それでもガビを庇ってマガト退場の予感は残ってます。
名古屋も感染が広がってますので団長もくれぐれも気をつけてくださいね。
>お互い、相手の世界を見てしまった以上、戻れない。
良いですね!
これからマガトの熱い場面が見られるかもです(*^^*)
>名古屋も感染が広がってますので団長もくれぐれも気をつけてくださいね
ありがとうございます。個人のマスクは1ヶ月程度はあるのですが仕事がコロナの影響でいろいろ忙しすぎです(泣)
早く終息して欲しいですよ。
二度目の投稿さんも気を付けてくださいね。
管理人アース