125話最後の煽り文句。
「生者は死なない あの兵士に 意味を与えるまで」
コミックスでは削除されてしまう煽り文句ですが、今回は非常に見逃せない一文となっていました。
「死なない生者」とは誰なのか?
そして「あの兵士」とは誰なのか?
やはりこれは第80話でのエルヴィンの演説にかけてあるのか?
としたら、そこから考えられる展開とは?
予想してみましょう!
◆125話煽り文句を考察!
125話で注目された煽り文句。
「生者は死なない あの兵士に 意味を与えるまで」
ここでの「あの兵士」とは誰を指しているのでしょうか?
エルヴィン?
アルミン?
それとも…
フォロワーさん達の意見、教えて下さい!#進撃の巨人125話— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) January 9, 2020
「あの兵士」とは誰を指しているのか?
読後、非常に気になりツイートで意見を聞いたのですが、6割以上の方が「エルヴィン」だと読んだようです。
煽り文句が書かれていたのがリヴァイ兵長が生きていたと分かる再登場のコマでもあった事から、「生者」はリヴァイ兵長だとほとんどの方が読んだでしょう。
つまり6割以上の方が「リヴァイ兵長は死なない エルヴィン団長の死に 意味を与えるまで」と読まれたのだろうと分かります。
これは125話考察!生きてたリヴァイが復活する可能性を考察!でも考察していたのですが、やはりほとんどの人もそう読まれたのだろうと、Twitter投票の結果からも分かりました。
ただ、対抗馬の「アルミン」以上に「上記以外の誰か」が選ばれているのが気になります。
2割上の人が「上記以外」を選ばれていますよね。
それは誰なのでしょうか?
ツリーを見ていくと「複数いるのでは」という考察が目立ちました。
ひとつ、sukekiyoさんの返信を見てみましょう。
これは非常に興味深い読み方ですよね。
今回の煽り文句が第80話エルヴィンの演説から来ている事は、間違いないでしょう。
この時の「あの兵士」とは、それまでに死んでいった全ての兵士を指しています。
そこから考えればエルヴィンだけではなく、これまでに死んでいった兵士たち全員を指すのではと読めますよね!
例えば前回124話で死亡したピクシス司令やナイル・ドーク師団長とか…(´;ω;`)
たしかにエルヴィンだけではなく、これまでに去っていった兵士全てを指しているようにも読めます。
しかし気になるのは複数形ではないことです。
もしこれまでに死亡した全ての兵士を指すのであれば「あの兵士達に 意味を与えるまで」になるのでは、と思いますよね。
ただ、エルヴィンの演説でも「兵士達」ではなく「兵士」と表現されています。
なので「あの兵士」でも不自然ではないのかなとも、感じました。
さらに、リヴァイ兵長を指しているのだろうと疑わなかった「生者」について、二度目の投稿さんが面白いコメントしてくれています。
そうなると、約束したリヴァイ、生き返ってしまったアルミン、生き延びてエルヴィンを助けようとしたフロックを始め、今生きている兵士それぞれの行動がエルヴィンの死に意味を与えるのだという事を示しているのかもです。
これも面白いですね!
先ほどのsukekiyoさんの考察と合わせて考えると
「生き残った兵士はこれまでに死んでいった兵士に意味を与えるまで死なない」
と読めます。
これもこれで非常に意味深に感じられますよ!
先ほどのsukekiyoさんの「今回キースがスルマ達にかけた台詞もここに繋がるように思えました」という意味が、この読み方だと非常にシックリ来ます。
sukekiyoさん!
二度目の投稿さん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
管理人アースはこの読み方もできるし、やはり最初のリヴァイ兵長がエルヴィンの死に意味を与えるという読み方もできる、と感じています。
もっと言うといわゆるWミーニングで、どちらの意味の展開も起こるのではと!
それではそれぞれの展開を予想してみましょう!
◆煽り文句のWミーニング展開を予想!
まず「リヴァイ兵長は死なない エルヴィン団長の死に 意味を与えるまで」と読んだらどのような展開が予想できるでしょうか?
これは125話考察!生きてたリヴァイが復活する可能性を考察!でも予想しましたが「リヴァイ兵長は獣の巨人を倒すまで死なない」という意味となり「リヴァイ兵長が獣の巨人を倒す展開が登場する」と予想しました。
さらにもっと言うと「リヴァイ兵長は獣の巨人を倒して死亡する」とも読めますよね(・_・;)
この辺りはあまり考えたくないですが、リヴァイ兵長がジークを倒して本願を達成し死亡退場する、という幕引きも十分に考えられます。
そしてもうひとつ「生き残った兵士はこれまでに死んでいった兵士に意味を与えるまで死なない」という読み方をしたらどのような展開が予想できるでしょうか?
これは現在生き残っている兵士達がパラディ島を世界に認めさせるような展開が登場する、という意味に取れますよね。
死んでいった仲間たちは何のために死んでいったのでしょうか?
何を望んで死んでいったのでしょうか?
管理人アースは「壁内人類の自由と平和のため」だと考えています。
シガンシナ区決戦までに散っていった兵士たち。
最近では巨大樹の森でジークに巨人化されリヴァイ兵長に倒されてしまった部下兵士たちや、ピクシス司令、ナイル・ドークも全ての兵士達が望んでいたのはそこに集約されると思います。
つまり煽り文句からは「生き残った兵士達が壁内人類の自由と平和を得る展開が登場する」と、予想できますよね!
今回の125話煽り文句考察では、二つの読み方と二つの展開を予想できました!
「リヴァイ兵長が獣の巨人を倒して死亡する」
「生き残った兵士達が壁内人類の自由と平和を得る」
さて、両方の展開が登場するのか?
来るなら年内なのでしょうが…
この煽り文句、物語の最後まで要注目ですよ!\(^o^)/
→ 最新話から最終回までの結末から伏線・考察を全網羅!
→ 126話あらすじ!
→ 124話考察!リヴァイ生存確定!完全復活を予想!
→ 125話「夕焼け」あらすじ感想考察!
ワンピース、キングダム、呪術廻戦などのアニメやマンガを楽しむならU-NEXTがおすすめです!
今だけ31日間の無料トライアルがあるので、ワンピース、キングダム、呪術廻戦などが見放題です!
初回特典でU-NEXTで「600ポイント」が無料でもらえるので、漫画1冊無料で見ることができますよ!
U-NEXTは解約もワンクリックでできるので、安心して無料トライアルを楽しめます⭐️
\無料キャンペーンあり/
31日間無料トライアル
こんばんわ。
また大層出遅れてしまいました。
深読み不得意ですので、あの兵士は当然エルヴィンで、生者は、兵長だけでない生き残っているみんなだと思っていました(104期と兵長とハンジさんとフロック)。
エルヴィンの死を無駄にしないというのは、フロック以外の生者の共通の願いだとは思います。
フロックの考え方は基本嫌いだけど、情に流されずに、自分の身辺を大事にして、壮大な空言なんかに惑わされないという一番まともで正当だとも言える感覚の持ち主を仲間外れにするのもどうかと思いますので、少なくとも最終的にごく僅かになるだろう生き残りの兵士の一人になってくれたらいいなと願っています。
もちろん兵長もね。
フロックの気持ちも分からないでもないですよね。彼なりにパラディの事を想っているのも分かりますし。
ただ同僚を巨人にしたのはどうしても引っ掛かります。最後がどうなるのか、見届けたいですね。
管理人アース
連載は終わらない。
全ての伏線に意味を与えるまで。
素晴らしい煽り!\(^o^)/
管理人アース
団長、お久しぶりです☆
明けましておめでとうございます㊗
本年も宜しくお願い致します☆
この記事や今話には関係ないのですが、ずっとROM専してて思ったのが、エレン放送が出来たのなら、逆のユミルの民から情報収集する事も可能ではないでしょうか?
エレン放送は道を通じての一斉送信ですから、逆を辿れば、ピンポイントで受信側にアクセス出来るのでは無いかと思っています。
今のアルミンやミカサの心理描写は、実はエレンが観た視点なのかも。
アルミンやミカサの「あの時」のセリフも、エレンが観た二人の当時の心理状況だったのかと妄想しています。
団長も皆さんも今年一年健康であります様に☆
>逆のユミルの民から情報収集する事も可能ではないでしょうか?
これ、面白いですね!
現在のエレンならばできそうな気がしますよ。
これ、要チェックですね!
管理人アース
アース団長さん、みなさんこんにちは。
私も、「あの兵士」とは、エルヴィン団長含め今までの戦いで亡くなった兵士達一人ひとりを指し示しているのかなと思いました。
戦争による死はすべて「ムダ死に」です。なぜなら人災だからです。
美化してはいけない事を知っていたからジークはシガンシナでの特攻に対して本気で怒り、エルヴィン団長は兵士を煽ってきた重責と罪悪感に押し潰される寸前だった…
今回のヒッチの「その足元も見なよ、、、あんた達の大層な目的のために踏み潰された人々の…」などのセリフも本当に重みがありグッときました。改めて凄い作品だと感じました。
残された生者は、大切な命がこれ以上ムダ死にしない道を選択をしていこう。それが死者に「意味を与える」事だと思うんです。
進撃の世界においては、やはりまずは巨人システムをどうにかしないと。
アルミンは正しいです。
地ならしで世界連合軍は壊滅状態になり島の危険は確実に去るでしょう。が、壁内外関係なく、残された人々による巨人大戦ミニ版が幕を開けるのは時間の問題。別のパワーバランスにシフトするだけです。
巨人システムの元を辿れば、始祖ユミルに寄生したあの巨大ゲジゲジ虫です。
ユミルの民はゲジゲジ君の細胞分裂でもあるわけで。
今のエレンの形態がゲジゲジ君似なのも、「ボク、ゲジゲジが今現実世界におじゃましてます〜」という意味合いなのかも。
その姿に似せるためにエレンの首をもいだとしたら、諌山先生恐ろしすぎますが…
今が討ち取るチャンスなのかもですが、元々水の中にいたから海の中にでも沈めれば人間への寄生をやめてくれるのでしょうか。もうこうなるとSF的な要素が多く、やはり東洋の一族の神秘に頼りたくなってしまいます。結局ミカサに重荷が…(>_<)
いつも刺激的かつ深い考察をありがとうございます!
>巨人システムの元を辿れば、始祖ユミルに寄生したあの巨大ゲジゲジ虫です。
エレンもろとも討伐して終わるのか?
管理人アースもゲジゲジ=ハルキゲニア的生物が元凶であり、エレンは自分が全て背負ってという展開になるのかなぁともイメージしていますが…
この終わり方はちょっと好きではないです(・_・;)
管理人アース
進撃の巨人の登場人物たちが時折発する信念の叫びは作中でとても大切に扱われていますね。 考察の通り主要な人物で生き残った者は何かしらの意味が与えられていると思います。 フロックについても、今の行動は彼の信念の叫びに反していませんね。 「悪魔を再びよみがえらせる。それが俺の使命だったんだ。」 フロックの活躍が続いたので過去から追ってみたら、見事に自分から背中を押して地獄に飛び込んでいます。 以前団長がここで取り上げていたエレンポイント、実は最高ポイント獲得者はフロックなのではないかと思いました。 今は過去の単行本を読み直すのが本当に面白いです。 昨年編集部が10周年記念で28巻までタダで読ませることに踏み切った動機に何となく気づいた気がします。 なので、エレンが信念に従って発した叫びの通り、巨人は一匹残らず駆逐するし、何度でもマフラーを撒くし、世界を救うのはアルミンになるんじゃないかと思います。
>エレンポイント、実は最高ポイント獲得者はフロックなのではないかと思いました。
この見方、面白いですね~。もしかしたらエレンはフロックの事を最高に評価していたのかもしれないですね。ループタイ授与式の前ではフロックに怒っていましたが、それでも納得し、評価はしていたのかもしれないです。
>エレンが信念に従って発した叫びの通り、巨人は一匹残らず駆逐するし、何度でもマフラーを撒くし、世界を救うのはアルミンになるんじゃないかと
仰る通りですね。諫山先生はそのように話を持っていくのかもです。
ものすごく納得ができるコメントをありがとうございます!
大好きな考察、予想です!(*^^*)
管理人アース
熱い考察、皆様ありがとうございます!
煽り文で、こんなにも熱い考察になろうとは!!!
私も、エルヴィンと今まで心臓を捧げて闘った全ての壁内兵士達の事を指していると読んでいました。
エルヴィンが英霊の屍の上に立っている、あのシーンと彼の最期の叫びを思い出しました。
英霊達の死に意味を与える、これは少年エレンが叫んでいた時から、調査兵団の一つのテーマの様にも思えていました。
しかし人と人が愛しい誰かのために。。。奪われた自由の為に。。。、同じような思いを持ちながら、奪い合い、殺し合う今においては、何とも悲しい意味を含んでしまいますね。クルーガーの言葉がそれに応えてくれる様です。
「人を愛せ」「それが出来なければ繰り返すだけだ」とフロックに言ってやりたいですね(;´Д`)
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
自分も「あの兵士」と言う表記から兵長がエルヴィン団長の死に意味を与えると考えていましたが、今回の団長殿の考察を見て目からうろこが落ちた想いです。
兵長が重傷を負いながらも生き残ったのは、壁内人類の存続に心臓を捧げた英霊達の生き様に意味を与える為である。
確かにこう考えた方が自然な流れだし、今後の展開的にもしっくりきます。
兵長のあの日の約束はまだ果たされていませんが、エレンがああなってしまった以上、獣の巨人を倒して退場では済まされませんものね。
そうなると問題はいかにして兵長が完全復活を遂げるかです。
やっぱりここは「東洋の神秘」と言う魔法の言葉にすがるしかないのかなぁ。
>問題はいかにして兵長が完全復活を遂げるか
巨人化しか無いかもですが、ここで「巨人科学の副作用」が作用してくるのか…
気になりますね。
管理人アース
こんにちは。
前出の井筒孝庵さんと蒼雪さんの考察コメントはとても鋭い考察だと共感いたしました。
仮に「あの兵士」がエルヴィンだとして、彼の死に「意味」を与えるとすれば、それはリヴァイが、瀕死もしくはエレンを止める側に回ったジークにとどめを刺すコトではないような気が…。
「約束をはたすまで」ではなく「意味を与えるまで」というところが深すぎますね。
同感です。
「誓いを果たす」とかではないのが深いです。やはりエルヴィンの演説を引用しているのでしょうが上手すぎな煽りですね。
管理人アース
この台詞と対になるようなのが「皆、死んだ甲斐があったな」ですかね。
ともあれ、エルヴィン団長の死に意味を与えるのが生き残った者だとすれば。実はリヴァイ兵長以外にもアルミンにもその使命がありそうに思います。
兵長にジークの打倒の使命があるのはもちろんですが、アルミンにはこの世界の秘密をすべて解き明かすという使命がありそうな気がするんです。
実際、エルヴィン団長の死に際して、彼が見ていた走馬灯からも、世界の秘密を解きたいという意思が伝わりましたよね。
残っている大きな謎としては、東洋の人たちとアッカーマン一族についてのことが思いつきます。
もしかして、次に解き明かされるのはミカサのことかもしれませんね。
それにしても、彼らの属する組織を『調査兵団』とした設定は本当に秀逸ですよね。防衛隊とかいろいろこの種の設定はありそうなのに、調査兵団。知らなかったら知りに行け。
単に防衛とか言われるまま戦う兵士であるだけの組織では、ここまでドラマが広がったでしょうか?
>『調査兵団』とした設定は本当に秀逸ですよね
エルヴィンの「それが調査兵団だろ?」というセリフを見た時はゾクッとしました。調査兵団というネーミングは初見では違和感を覚えましたが本当に秀逸なネーミングですよね。
諫山先生はどこまで計算しているのだろう?
管理人アース
こんにちは。
兵長の復帰と重ねられての煽りコピーなので、まだまだ兵長に大きな出番があると受け止めました(*^^*)
・・・
一方で、
エルヴィン団長を筆頭に心臓を捧げてきた(名もなき)兵士達の死/犠牲に意味を与えると言った時の、
「意味」の中身が問題になってくるだろうと観ています。
どういうことか? と言えば、
壁内人類(パラディのユミルの民)に自由と平和をもたらす、ということでは、
エレンによる地鳴らしとフロックによる治安統制という組み合わせによってそれがもたらされることは間違いないというか、
壁内人類が直面する問題の最適解になってしまっていて、
言い換えると、兵長に限らず主たる登場人物に役回り/出番はないからです。
ということは、逆に、兵長らに役回り/出番が回ってくるのであるなら、
壁内人類に自由と平和をもたらすということが、直接的な「目的」にならなくなってくる、ということになります。
とはいえ、
壁外を無慈悲に全滅させるのはやり過ぎだ、という感情や論理では、エレンもフロックも止められないと観ます。
なぜなら、壁外も/世界連合政府レベルでは、近代兵器の全面投入でパラディを滅ぼしにかかっているのだから。
(巨人と近代兵器による人類全滅、壁内外共倒れのシナリオが進行中。)
《まとめ》
・ 亡き兵士の死に「意味」を与えるには、同時に生者に「役割」が与えられなければならない。
・・・
生者たる主要な登場人物(兵長、ミカサ、アルミンら)にどういう役割が与えられるのか? については、
おそらく、エレンを止める、ということになってくるのでしょうが、
《問》 なぜ、エレンを止めなければならないのか?
この点(↑)についての、理由や動機/モチベーション、背景については、本編中ではまだ明確になっていません。
《問》 なぜ、エレンを止めなければならないのか?
ここは、「巨人大戦」の謎に大きく関わっくるところだろうと推測しています。
《問》 なぜ、エレンを止めなければならないのか?
全くの想像で言えば、巨人の力を消滅させるということを「最終目的」と捉えた時、単純に始祖ユミルと話し合うではそれは成し遂げられないのでしょう。
ラスボスは始祖ユミルであり、そのユミルはこちらの時空に実体をもたないので、エレンの身体を依り代にこちらに降りてきていて、始祖ユミルを倒す/止めるには、一体化しているエレンを倒す/止めることになるのだろうと。
もともと、パラディの兵士達は、巨人を駆逐することに心臓を捧げてきたとも言えるので、
倒すべき最後の巨人がエレンであるなら、矛盾なくそうすることになるのだろうと。
ジークの安否は不明ですが、
生存していたとして、今度はジークはエレンを止める側なので、
ジークがエレンを止めにかかった時、ジークを積極的に討とうとするのは、イェーガー党のフロックやルイーゼの方だろうと思います。
ーーーーーーーーーーーー