125話で最も印象深かったエピソードは、アニの生い立ちでしょう。
まさかの「血が繋がっていなかったエピソード」には、驚いた人がほとんどだったと察します。
しかしその後の話で、結局は実の父娘だったようにも読めました。
結局二人の関係は、どちらなのでしょうか?
そして明らかになった二人のエピソードから、今後どのような展開が生まれるのか?
検証してみましょう!
◆アニとアニ父の関係を検証!
125話コメントで最も多かったひとつ。
「アニとアニ父の血統は繋がっている?」
管理人アースは「繋がっている」と読んだのですが、どうでしょう?
フォロワーのみなさんは、どう読みましたか?#進撃の巨人125話— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) January 9, 2020
125話を読んで管理人アースは、自分の利益のためにアニを鍛えていたアニ父が心変わりしたのは「アニが本当の娘だと知ったから」という裏エピソードを妄想し、二人は実の父娘だったのだろうと予想しました。
浮気した母から生まれたアニがエルディア人だったのだから父はエルディア人なのだろうし、「外国から来たエルディア人の血を持つ男」であり「私と同じような理由で収容所に」というアニ父の話は、まさにアニの本当の父親だと言う意味を表しているように感じました。
しかしここで蒸したレモンさんからコメントをいただきました。
血は繋がらないけれど、分かりやすく愛情を注いだ、注がれた訳ではないけれど
実は親子としての情が湧いていて…
というのをお互いに自覚する場面だと解釈したのですが
これはもしかしたら違うのかもしれない、と感じツイートで投票をしてみました。
すると、7割以上の方が「血は繋がっていない」、と読んでいる事が分かりした。
そこからもう一度キチンと読み直すと「私を…自分の娘だと思っていた」というアニの説明から、アニ父は血が繋がっていない義父なのだろうと察せられました。
こちらはコメントから知ったのですが、公式ガイドブック「Answers」のスクールカーストifイラスト設定で「義理の父と折り合いがつかず絶賛反抗期中」という設定が「アニ父が義父であるという伏線ではないか?」という考察をいただきました。

今回の展開からたしかに伏線のように読めますよね!
ここから、アニとアニ父には血の繋がりがないと受け取れますよ。
すると同時に謎に感じられるのが、なぜ急に心変わりし、アニ父が父親になったのかです。
始祖奪還作戦に向かう朝、急にアニ父が心変わりした理由が「実は本当の娘だった」ではないのならば、何なのでしょうか?
これには普通の東洋人。さんから非常に納得できるコメントをいただきました。
これについてあくまで推測ですが…アニパパ自身も家庭を知らずに育ったので、父親としての振る舞いもわからなかった。 父になる気持ちも初めは毛頭無かった。 でも赤ん坊の時から10年、アニちゃんを一人で育てた間に「お父さん」に「なっていた」。 もう二度と会えないかも、そうなって初めて自分の罪深さと過ちに気付いたのでは。
これ、けっこう真に迫った考察ではないかなと感じます。
「男は…私の父親だった」というアニのセリフも、「なっていた」という表現に合致するように感じます。
何より始祖奪還作戦当日に急に心変わりした理由として「もう二度と会えないかもという気持ちが働いたからでは」という予想は当たっていそうですよね!
かなり納得できる予想ですよ!
蒸したレモンさん
普通の東洋人。さん!
そしてツイートで投票してくれたみなさん!
ありがとうございます!
管理人アースも「アニ父は血が繋がっていない」と考え直しました!
ではここから、アニとアニ父に血が繋がっていないという新たに確定した設定も含め、今回明らかになったアニの過去から今後の展開を予想してみましょう!
◆125話で明らかとなったアニの過去からの展開予想!

126話以降の展開で、おそらくアニはコニーと邂逅するだろうと126話あらすじ!の展開予想部分でも予想しています。
現在のコニーは母を取り戻すためにファルコを犠牲にしようとしています。
ここでヒッチ辺りがそれに反対するのでしょうが、そこでアニが「母親を取り戻そうとするあんたの気持ちは分かる」「私も父親に会うためだったらそれくらいの事やるから…」くらい言い、背中を押すのではないでしょうか?
同時に「憲兵に行くべきか調査兵団に行くべきかも自分で決められなかったあんたが…成長したね。コニー」と懐かしい話を盛り込んでく来てくれたら最高ですが(笑)
つまり、今回の義父エピソードはコニーの母親を取り戻す展開と交錯させるために登場したのではないか、と管理人アースは考えます。
血が繋がらない関係だったから異常な厳しさで格闘技を教えられ、そのためアニは異常な強さを身に付けられたと考えられます。
さらに血の繋がりが無い父を持つアニだからこそ、本当の母親を助けようとするコニーに対し強く理解を示す事ができる、という展開が生まれるのではと感じられるのです。
これまでの設定と、これから起こる展開を考えて今回のタイミングでこの設定を明らかにしたのでしょう。
それ以外でも125話「夕焼け」あらすじ感想考察!のポイント考察でも触れましたが、94話で虫を踏み潰していたアニの描写が「父から愛情を受けていない」「命に価値を感じられないアニ」という意味であったとの描写もあり、回収もされました。
そして驚いたのが、父親がまともに歩けない体になるまでアニが痛めつけ、それを父親が喜ぶというエピソードが登場しました。
これはスピンオフ作品「LostGIRLS」第4話に登場していたエピソードでした。

まさかの本編での回収が登場しましたね!
いや、99話で初登場したアニ父が杖を持っていたので、このエピソードは活かされるのだろうと予想していましたが…ここまで大きくコマを割きキチンと描写され回収されるとは…
かなり感動しました。
本当に物語が終盤に迫ってきているのでアニ関係の伏線をまとめて回収しているようにも感じられますが、同時に諫山先生がスピンオフ作品への感謝の気持ちを表されているのかな、とも感じました。
そして→ 7巻第30話「敗者達」で登場した泣いている女型の巨人の意味も今回のエピソードで変わってきますよね。
アニが泣いていたのはエレンを奪えなかったから、というよりも「父親の元へ帰れなくなったから」だったのでしょう。
この辺りはアニが泣いていた理由を検証!でも考察していましたので、見てみてください!
このようにこれまで仕掛けられていたアニの伏線が今回125話でほとんど回収された訳ですが、未だ残っているのは第17話でのアニ父が抱いていた現実離れした理想と再会展開でしょう。

この辺りはアニ・レオンハートの経歴プロフィールまとめ!にて触れているので見てみてください!
この回収もいつか登場するのか?
今後の展開では、この辺りも要注意ですね!
→ 最新話から最終回までの結末から伏線・考察を全網羅!
→ 125話考察!煽りの「あの兵士」とは?Wミーニングから展開予想!
→ 124話考察!リヴァイ生存確定!完全復活を予想!
→ 125話「夕焼け」あらすじ感想考察!





