123話ではエレンの目的が明らかとなり、世界中を平らにすると宣言して終わりました。
そのため考察が地鳴らしが成功するのか、というところに焦点が集まりがちですが、別のポイントからの考察も外すことはできません。
特に「エレンが泣いていた場面」は考察必須ではないでしょうか?
さらに、「何かあったの?」というミカサの質問に「まだ」というエレンの答えは違和感を覚えますよね。
この答えの意味と涙の理由とは何なのか?
それは「地鳴らし」と関係があるのか?
検証してみましょう!
◆エレンが泣いていた場面を検証!
一人でアズマビト家を抜け出したエレンを探し、ミカサが見つけた場所はスリをしたくせ毛少年が住む「難民テント」の前でした。
その時のエレンは涙を流しており、ミカサが見つけた後には袖で拭う仕草も見せていました。
エレンがくせ毛少年のテントを見て泣いていた事を察したミカサは、エレンに「…何があったの?」と質問します。
その質問にエレンは「…まだ何も」と答えます。
その後、エレンからくせ毛少年が戦争で居場所を失った境遇であると説明されます。
さて、ここからどのような意味が考察できるでしょうか?
二度目の投稿さんから、面白い考察をいただいております。
なぜ中東系家族を気にしたのか?
子供がリヴァイから財布をすった後にエレンが見つめていました。
これはグリシャ経由で見た未来にこの子供がいたからではないでしょうか。
それはグリシャが言った「あんな恐ろしい事」であり、超大型が次々と中東系家族やあの子供を踏み潰して行くシーンだったのでは?
だからこそ、首チョンパ直後の記憶の断片に大きく描かれた。
だからエレンは涙したのだと。
「気にかけてくれる」は言い換えれば、「守ろうとしてくれる」。
マーレに渡った直後のこの時期はまだアッカーマンの宿主特性(が本当なら)は知らなかったはず。
とすれば、エレンのあの表情と「お前のなんだ?」は俺は守られるに値する存在なのか?
という自己否定なのでは?と思いました。
国際討論会で、腹をくくるまでは迷っていた。
人類の仲間でいたかった。
ライナーに言った「お前と同じ」。「仕方なかった」につながるのでは?
と思った次第です。
スゴい考察ですよね!
エレンが涙したのはグリシャが進撃で見た「未来のエレンの記憶」で「地鳴らしでくせ毛少年を踏み潰す場面を見たから」であろうという考察は、ありえそうです。
なのでミカサからの「何があったの?」という質問に「まだ何も」と答えたのは「今後彼と何かがある」という意味であり、つまりは「地鳴らしで踏み潰すという事がある」、という答えだと分かりますね。
それはグリシャの「あんな恐ろしい事」の回収としてもも繋がりますし!
いや、これは正解な考察ではないでしょうか?
素晴らしい考察ですよ!
二度目の投稿さん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
ただ気になるのは、120話のフラッシュバックの時の場面が回収されていないことですね。
白い袖の人物が少年の肩に手をかける場面は、今回123話には登場していないです。
しかもくせ毛の少年の服装は今回と同じですが、顔に怪我をしていますよね。
これは何を意味するのでしょうか?
目線的には、エレンが手をかけていると言う事に見えますが…
今一度くせ毛の少年を検証してみましょう!
◆フラッシュバックのくせ毛少年を今一度検証!
120話考察!フラッシュバックの謎を検証!では「フラッシュバックの描写はエレン側の記憶である」「くせ毛の少年は戦鎚の巨人からの記憶か、もしくはロッド・レイスかレイス家関係者」と予想しました。
今回123話でくせ毛の少年が登場したことにより、「戦鎚の巨人の記憶、レイス家関係者ではない」ことは間違いないでしょう。
ただひとつ「エレンの記憶」であることは間違いないですよね!
となると、123話で登場していない以上、120話フラッシュバックのこのコマは「今後のエレンの展開で登場する記憶」となります。
今後、またエレンは少年と出会うのでしょう。
いったいどのような展開で出会うのでしょうか?
まず、少年は顔に怪我をしていますね。
これはおそらくエレンの地鳴らしによるものかな、と考えられます。
現在行われている地鳴らしがマーレまで進攻し、彼の難民テントをも襲うのでしょう。
しかし、踏み潰される前に彼はエレンと再び出会うのだろうと考えられます。
さらに、少年の両肩に手がかけられています。
両肩に手をかけているので、「何かをお願いしている、託している」ように見えますね。
そして、この肩にかけている手は「エレンの手」なのでしょう。
袖が白色でエレンの服ではない、という考察は良く分かりますが、エレンの記憶である以上「エレンの手」だと考えるのが妥当だと感じられます。
現在のエレンはエレノサウルス状態ですが、今後人間に戻るのでしょう。
そしてマーレにいるくせ毛の少年に出会うのでしょう。
そして彼に何かを託す。
いったい何を託すのでしょうか?
管理人アースは、エレンと彼が出会った最初の場面が気になっています。
感謝の涙を見せながらリヴァイ兵長の財布を掲げ逃げていく彼を、エレンはズッと見つめていました。
もしかしたら、ですが彼の「敏捷性」に目を付けたのではないでしょうか?
だってあのリヴァイ兵長の財布を盗んだんですよ?
これ、普通の人間ではないですよね?
もしかしたら、エレンは彼にアッカーマン以上の何かを感じたのかもしれません。
その彼に「地鳴らしを止めてくれ」みたいな願いを託したとか…
いや、ちょっと書きながら「これは無いよな」と思えてきました(笑)
ただ、くせ毛の少年の特徴といえば「兵長から財布を抜いたスリ能力=敏捷性」なので…
もうひとつ、この場面は「全てが終わった後」なのかもしれないと感じています。
「地鳴らし」が終わり全てが平らになり、エレンの言う「自由な世界」が訪れた場面なのかなと。
パラディ島ではなくマーレにいるはずの彼が生き残っている時点で「全ては平らになっていない」と察せられますが。
世界は自由になり、戦争で居場所を失くし差別されていた彼に「自由になれたんだ」「これからは自分の国に帰ればいい」みたいな言葉をエレンがかけているのかなと。
そんな場面なのかな、と妄想しました。
いや、こっちの予想のが良いですよね!
やっぱり地鳴らしは起こったけれど、彼が生き残っている以上世界中を平らにした訳ではなくどこかで止まり、その上で「世界が自由になる」という伏線がフラッシュバックにあったのかもですね!
と考えると、今回エレンが彼を見て泣いていたのは「もうすぐお前は自由になり元の場所に帰れるからな」という意味の涙だったと考えられますよね!
そして「まだ何も」は、彼を自由にするための「地鳴らし」をまだ起こしていない、という意味なのかも。
全て繋がりますよね!
今回の考察で「くせ毛の少年のフラッシュバックは地鳴らし後の記憶であり、彼が生き残り自由になる伏線」であり「エレンが泣いていたのは、これから彼が自由になれると知っていたから」だと予想できました!
だったら良いなぁ…という予想であり希望ですが(笑)
ただ「地鳴らしで踏み潰されるのを知っていて、エレンは泣いていた」という展開もありますよね。
どちらの展開が来るのか…
どちらの展開が来るにしろ、くせ毛の少年、絶対また再登場しますよね!
その時、エレンの涙の理由が分かるかなと!
楽しみです!\(^o^)/
→ 123話「島の悪魔」あらすじ感想考察!
→ 123話考察!地鳴らしはループ布石か最後の風景を踏まえ検証!
→ 最新話から最終回までの結末から伏線・考察を全網羅!
→ 124話あらすじ!
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二度目の投稿さんの考察すごいですねぇ
これは私もあたりかなとおもいます!
エレノサウルス
ナイスネーミングですね!
特徴をしっかり捉えてますよ!
今度から使わせていただきますm(_ _)m
はじめてエレンゲリオンという名前を聞いた時と同じ感動を覚えましたよ(おぉ〜ぴったりなものがあったな…みたいな)
そのエレノサウルスの件ですが、やはりあの大きさといい超超大型巨人を考えてしまいますね。
超超大型巨人の最強の巨人の回収となるのでしょうか。
骨格だけなのは依然、始祖ユミル巨人の見た目について考察したように、始祖ユミルがエレンと共同で巨人体を発しているためかなと思います。
これはもう少し考察したいことなんですが、ベルトルトの超大型巨人が熱風攻撃で骨格が消耗しなかったのもそうですし、巨人の脊髄液も始祖ユミル巨人、エレノサウルス…巨人の骨格と肉体、これらは区別して考える必要があるのではないか?と思いました。
現段階の私の考察ですが、骨格の発生はあのハルキゲニアに由来し、肉体の発生は始祖ユミルが道の世界に行きはじめて現れているのではと考えています。
>骨格の発生はあのハルキゲニアに由来し
そうですね。
骨だけなのか始祖ユミルがコネコネしていないからかもですよね。
管理人アース
くせ毛がマーレと他国との間の戦争で追われた難民だとすると、エレンが地鳴らしを決意した一つの原因かもしれませんね。
つまりピクシスが言ったように自分が世界の敵になることで戦争がなくなるかも知れないと考えた説。
その場合はもちろん踏み潰す地均しではなく脅しの地鳴らし。
>自分が世界の敵になることで戦争がなくなるかも知れないと考えた説。
その場合はもちろん踏み潰す地均しではなく脅しの地鳴らし。
この場合は海を渡るくらいで終わる展開ですかね。
エレンの脅し、という可能性も頭に入れておかなきゃですね。
管理人アース
アース様お疲れ様です。
エレンを座標に導いたのがユミルだとすると、それも「継承者の記憶」が導いた事になるのだろうか?とフと思いました。そうするとユミルがエレンの記憶を継承するなんて事があり得るのか?そうではなく単に座標の影響?まさか「ユミル」という名はフリッツが適当につけた名で、本当の名はエレンだったって事は無いのだろうか。
>本当の名はエレンだったって事は無いのだろうか。
エレン・フリッツ…
どうしても男性名のイメージなので違和感ありますよね(・_・;)
「ユミルが導いた」のか、始祖ユミルのが発言する展開を見たいですね。
管理人アース
あと、中東の男の子に人間だった自分の最後の思いを伝えているじゃないかと。
例えば「ミカサお前を愛してる」と。
これ、泣けますね!
管理人アース
酒飲んで騒いで疲れて雑魚寝した仲間との楽しかった時間も今夜で終わりが来たのが先に分かったから、エレンは泣いていたのではないでしょうか。悪魔になったエレンはもう元には戻らないでしょうね。
はじめまして、いつも楽しみに拝見しています。
フラッシュバック時のくせ毛の男の子、やはり気になります。
肩に手をかけてるのは、やはりエレンだと思います。マーレ潜入後、行方不明になったエレン、つまり片足負傷兵として個人行動をとっていた時のエレンだと思います。腕章をつけていた時の服装の手ではないでしょうか。
エレンはグリシャの記憶により、あの難民キャンプが地ならしによって踏み潰されるところを見たのかもしれません。
なんとか彼らを救いたくて、いつか来るであろう地ならしのために逃げてくれ、今のうちに避難してくれと懇願していたのではと考えます。
その懇願している時のエレンの記憶がフラッシュバックにうつったのでは?
くせ毛の男の子は、生きるためにスリをし続けるしか方法がなく、調査兵団と遭遇した後もスリを続けていたのでは?そして、あの時のように、ばれて、ユミルの難民と虐げられて顔に傷を負った時に、エレンと再会。そんな感じを思っています。
でも、エレンに逃げろと言われたにもかかわらず、難民達はどこにも行き場がなく逃げることができず、結局地ならしにまきこまれてしまう…それをエレンは知っているので涙し、ミカサには「まだ…」と。
想像すると悲しくなります…。
はじめまして、いつも楽しみに拝見しています。
フラッシュバック時のくせ毛の男の子、やはり気になります。
肩に手をかけてるのは、やはりエレンだと思います。マーレ潜入後、行方不明になったエレン、つまり片足負傷兵として個人行動をとっていた時のエレンだと思います。腕章をつけていた時の服装の手ではないでしょうか。
エレンはグリシャの記憶により、あの難民キャンプが地ならしによって踏み潰されるところを見たのかもしれません。
なんとか彼らを救いたくて、いつか来るであろう地ならしのために逃げてくれ、今のうちに避難してくれと懇願していたのではと考えます。
その懇願している時のエレンの記憶がフラッシュバックにうつったのでは?
くせ毛の男の子は、生きるためにスリをし続けるしか方法がなく、調査兵団と遭遇した後もスリを続けていたのでは?そして、あの時のように、ばれて、ユミルの難民と虐げられて顔に傷を負った時に、エレンと再会。そんな感じを思っています。
でも、エレンに逃げろと言われたにもかかわらず、難民達はどこにも行き場がなく逃げることができず、結局地ならしにまきこまれてしまう…それをエレンは知っているので涙し、ミカサには「まだ…」と。
想像すると悲しくなります。
>いつか来るであろう地ならしのために逃げてくれ、今のうちに避難してくれと懇願していたのではと
地鳴らし前の記憶、という展開もありそうですね。
面白い考察をありがとうございます!
管理人アース
アース様、お疲れ様です。
ヒイズル国ですが、少々無理があるかもしれませんが「弓射ずる国(ひいずるこく)」→「弓射る国(ゆみいる国)」→「ゆみる国」のような解釈はできませんかね。これで例の紋章が弓がモチーフだったら完璧なんですが剣のように見えるので・・。
>「弓射る国(ゆみいる国)」→「ゆみる国」のような解釈は
面白いですね!
苦しいかもですが、でもヒィズルとパラディ島の関係で明らかになっていないことはありそうですよね。
管理人アース
私は女子ミカサ推しですが
でも今この時になってエレンに共感します 何にと言われると困るのですが 私は途中まではリヴィ兵長には話しているのかな?と思っていたのですが回想シーンでそれはなくエレン一人でやったことだと分かり 24巻でエレンが”自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ その地獄の先にある何かを見ている それは希望かもしれないし さらなる地獄かもしれない それはわからない 進み続けた者にしか…わからない”にその決意が今さらながら符に落ちるのですが でもエレンの見ている先の景色とは何だろうと エレンも分からないのかもと感じます 今だからこそ エレンを信じてあげたいし エレンを進撃の巨人の呪縛の中から解き救いだすのはミカサとその愛情だと 兵長の退場はそのためだったのかと そして最後に二人を助けるのがアルミンで その声が “エレン~”であって欲しいと妄想する私です
グリシャの恐ろしい景色は断定出来ませんが エルディア収容区での惨状 (グリシャの故郷なので)マーレまで地鳴らしするかは私も予測出来ません出来ればそのさきの景色はまだ誰にも分からないのでは エレンに分かる景色は すべてに壁のない世界なのではないだろうかと
本編の主題とはずれてしまいましたが トルコ風の少年は地鳴らしの後にも先にも 負傷者エレン時ともすべてが終わった後ともとれるので もう少し情報が欲しいところです
>負傷者エレン時ともすべてが終わった後ともとれるので
実はスラバ要塞時にも会っていた、という展開は考えていなかったですよ(・_・;)
たしかにですね。
面白い考察をありがとうございます!
管理人アースも今のエレンには腑に落ちる事が多いですが、それでもミカサとアルミンには相談して欲しかったという気持ちは残っています。
管理人アース
あっ。。取り上げていただき、ありがとうございます。直感的な感想でしたが。。
団長が書かれたようにフラッシュバックのシーンと頬の傷からして、エレンとの再会がありますね。そこが抜けてました。
そして少年は驚いたような唖然とした顔をしています。
再会時期は始祖巨人を解いた後。
これら状況を考えると、
少年の家族を巻き添えにしてマーレを踏み潰す地鳴らしが行われ、一旦休止。(休止のきっかけは何かしらあるはずですが。。)
そして再会。
再会の時にエレンは涙するのではないでしょうか。
それはかつて自分が巨人に蹂躙された経験があるにもかかわらず、同じ事を自分が行なった事への贖罪。
そして、その事を少年に伝えるエレン。
そして少年が発する「仕方なかったんですよね」
に涙したという可能性もあるかなと。
ミカサに見せた弱々しい表情から擁護団体の発言。さらにヴィリータイバーの演説を経てエレンは決断する。
正にエレンにとって無関係な人々を巻き添えにする地鳴らし発動は仕方ない状況だったが、自分への言い訳でもある。それを少年に言われる事で、吹っ切れて地鳴らし停止を思うか。徹底した駆逐を思うか。。
トルコ帽の少年がマーレ語を話せる事が前提の妄想です。
団長 記事更新お疲れ様です。
「…まだ何も」
レベリオ襲撃か 地ならしか そのあとの光景か
どの未来を指しての事か計りかねますが、エレンの涙には これまでのコト これからのコト 様々な苦悩と切なさが詰まっているのだと思います。
残念な気持ちと 歯がゆい気持ちがある点が2つ。
ひとつは
誰がみても もう話し合いや交渉は無理 というほどの場面が描かれていない事。
この時点ではダイバー家への相談、他国への交渉など危険を冒してでも打てる手だてはあったはず。氷瀑石など資源の分配や 巨人化液による人体再生医療への研究などの提案もできたはず。それら全てがダメだった と描いてほしかった。
もうひとつは
エレンが誰にも相談できなかった理由が説明されてないこと。
エレンの行動の是非はともかく、エレンが誰にも言わず一人で背負い込んじゃったんだろうなぁ では済まされないくらい多くの人の命がかかる問題なので 理解と納得が出来ないままです。
なんとも納まりのつかない切ない気持ちが残ったままです。。。
>エレンが誰にも相談できなかった理由が説明されてないこと。
ここが管理人アースもズッと引っかかっています。
エルヴィン団長も、大きな決断をする際に大事なものを切り捨てる選択をしていました。
しかし、それでも幹部クラスには事前に相談していましたし、その上で女型の巨人を一時的には拘束しました。
団長においてのリヴァイやハンジ、ミケの存在は、エレンにとってはアルミンやミカサ、そしてハンジやリヴァイ兵長にならないのかなと。
この辺りは、まだ解決できないですよね。
まだ明らかになっていない事情があるのかも、ですね。
管理人アース
ユミル・イェーガーさん:
こんにちは。
理解と納得ができかねている、という点、全く同意いたします。
悔いなき選択と言えるには、可能な限り手立てを尽くしてみるとか、デッドラインが迫っているとか、それが危険を伴うが避けようがないものだ、という理解と納得が要るところでしょう。
・・・
エレンが(残念ながら)常軌を逸してしまったようなので、(なぜそう観るかは稿を改めて明確に示しますが)
次回から主役はヒストリアに交替です(*^^*)
それはさておき、
壁外の諸国の多くの人達が、パラディ島のユミルの民(エルディア国民)を殲滅したがっているのか? と言えば、相当に疑問。
古くから確執と対立があったマーレはともかく、地球の裏側の諸国や諸国民にとっては、無関係の無関心に等しいでしょう。(現実の我々の世界で、例えば中東で揉めていて、あの国の国民は殲滅しようとか、まずは思いもしないでしょうから。無関心も一長一短だが、短所だけではない)
エレンは粗忽(そこつ)者なのかな(^^;;
論法としておかしい。
「ある人達」が、エルディア人を絶滅させたがっているとして、「全ての人達」がそうだとはならないから。
ミカサがトイレに行っているところを俺は見たことがないから、ミカサはトイレに行かない、と決めつけるようなもの(*^^*)
命題 「(全ての)壁外人は、敵である」
これが正しい/真であるとすると、対偶を取っても正しい。
対偶命題 「敵でないものは、壁外人でない」
つまり、
「味方は壁内人である」となって、辻褄が合う。
《問》 壁外人は、全て敵である。言い換えれば、壁外人の全てがエルディア人(ユミルの民)を絶滅したがっている、というエレンの前提は正しいのだろうか?
ーーーーーーーーーーーー
井筒孝庵さん
いつも返信ありがとうございます!
ミカサはお風呂にも入らない
ってなりますね(笑)
見たコトないから…
それとも
ミカサのトイレ見た?
「…まだ何も」
かな(笑)
癖毛少年はアッカーマン一族でしょうか。
エレンがミカサを罵倒したように、本当の自由を手にした者には宿主なんてものはいないはずでは。この癖毛少年はスリなどで生活するいわば[一匹狼]のような暮らしをしています。(家族?もいますが。)そういう人って大抵[人を信じる]より、[自分の力を信じる]人だと思うんです。つまり[宿主]がいないってことです。
もしこの癖毛少年が物語の重要人物なのだとしたら[宿主ルール]から解き放たれている存在として、エレンは大切にするかもですね。
その安否を気にして泣いていたのですかね?
ユミルの民に届くエレンの声は、意外と世界中多くの人に届くのかも知れませんね。そこまでユミルの血は広がっていたと。
ユミルの民の血はそれそのものが恐ろしいものなのではなく、そこに巨人化させる細工(例えば脊髄液を注射で注入とか)しない限りはなにも害のない人間です。
大型巨人は地表を踏み鳴らしながら、巨人化を企んできた真の悪を包囲しながら、それを閉じ込めた状態で再び壁化するのではないでしょうか。
つまりパラディ島の人々含め、多くの人たちが壁の外で自由を得て、壁の外を牛耳っていた悪が壁に閉じ込められる。この悪が巨人学会の黒幕だったり。
でもこれってエレンが泣いた理由がないですね(^^;
ちょっとした違和感というか「この島の外にある全ての地表」ってのが気になりますね。ヒィズルにしても単に密約関係を秘してなのかもう不要でそう言ったのか?まあそれは置いても「この島の外」って言いまわしが少しくどいような気もして、何か言葉のままに解釈したら”この島に来い”と言ってる??
>言葉のままに解釈したら”この島に来い”と言ってる??
なるほどですね。
A-11さんは村上春樹先生のスピーチを取り上げ
「エレンが「そこにある命をこの世から駆逐するまで」と宣言した「そこにある命」とは、魂をもった人々の生命ではなく、村上先生のいうところの、魂がないまま生命だけ得てしまった、人にあらざる存在なのかも」
と考察されていました。
また別記事で考察したいですよ!
管理人アース
クセ毛少年のエピソードは悲しくも心温まりました。
古い空き缶詰や取手の壊れたコップなど、立派とは言えない持てなしでしたが、率先して受け入れ飲んだエレンは素敵でした。
テントの人々は明らかに貧しく、行き場を無くした難民ですよね。そんな彼らと調査兵団のメンバーは不思議と心を強く通わすことができた。
進撃ファンとしてはなんとなくその気持ちが理解できる気がしました。
よく考えてみたら調査兵団ってはぐれものが多いし、しかし偏見や差別をしない集団なんですよね、だからカッコいい。
クセ毛の少年は祖父らしき人物と仲良い様子が見て取れます。
両親らしき人物も描かれていますが、仲良さそうではないですね。実の両親は死んでいるのかも?
直感ですが、彼は多くの調査兵団メンバーと同じく家族関係に問題を抱えている設定の可能性が高いとおもいました。
ですので将来の兵団入り、もしくはエレンの次期継承者の可能性があるかな、と思いました。
(後者に関しては、エレンが最後の継承者、というアースさんの考察とは異なってしまいますが 汗)
考察とは関係ない話をダラダラとしてしまいました。
難民キャンプのシーン、久しぶりに人間的な感じがしてとても好きでした。
また次の考察も楽しみにしています^_^
>難民キャンプのシーン、久しぶりに人間的な感じがしてとても好きでした
同感ですよ。
「お前らに巨人を継承させるつもりはない」「お前らが大切だから長生きして欲しいから」とは違った、良いエピソードでしたよね!
ただくせ毛少年はユミルの民ではないのでは、と勝手に思っているので巨人継承はないと管理人アースは判断しています。
管理人アース
こんばんは。
もしも、他人(ひと)の痛みを察して涙するということであれば、とても自然な健全な心の働きだと思いますが、
であれば、なおのこと、フル地鳴らし/マジ地鳴らしなんてやめてしまえばいいと思う。
・・・
トルコ帽の少年には、フラッシュバックにあるくらいなので、そこには象徴的ななにがしかの意味があると思いますが、
終盤にきての新たな登場人物に、俄(にわか)に重要なポジション/役割が与えられるというのは、物語の作りとしては、原則的に考えにくいところだと思います。
・・・
フル地鳴らし/マジ地鳴らしが、侵攻してきている世界連合軍の撃破までを射程に置くのであれば、正当防衛の範疇に十分ありますが、
それを大きく踏み越えて、無差別的な殲滅に至るとなると、
大量殺戮が広く民間に及んだ時点で、物語として、物語の破壊を含めてバッドエンドに終わるだろうと予め申し上げておきましょう。
実際に相手方を軍事的に物理的に踏み潰さなくとも、
人口稠密な居住区の破壊に及ぶと、大量の難民がまず発生するでしょう。
巨人群による物理的な圧死の類いは、紛争/戦闘地域の現象の一部であって、
発生した難民/避難民の多くが見舞われるのは、ライフラインの寸断/破壊による必要物質(食料・医療)の絶対的な不足、疾病・飢餓・衰弱による死であり、
真っ先にそれに直面するのは、時代状況的に人口構成の4割を占める15歳未満の子供と、加えるに2割を占める老人。平たく非戦闘員でしょう。
エレンの頭の中がいったいどうなっているか知りませんが、未来を覗ける能力などなくとも、幾ばくかの常識と知識、僅かばかりの想像力があれば察せられようというもの。
だいたいからして、パラディ島という地理的区分によって、敵味方を識別しようという発想からしてアウトでしょう、
仮に、エレンが悪魔の役割を演じて、パラディ島の軍人にエレンを討たせるふりをしたしても、壁外の世界の非戦闘員に大量の死者が発生、対するにパラディ島内居住民が無傷という状況で、
殲滅の対象としていた世界から、パラディ島住民はよく頑張ったの類いの肯定的な評価が得られるだろうか? (得られるわけがない。)
フル地鳴らし/マジ地鳴らしは、深い恨み/怨みを残し、人類側では、ターミネーターであればレジスタンス、スターウォーズであれば反乱軍を組成して、絶滅するまで抵抗し続けるというエンドレスな展開に至るでしょう。
・・・
トルコ帽の少年にもし重要な役割を与えるということであれば、因果応報の原則を用いるのであれば、
地鳴らしの大量殺戮で世界を平らげ皇帝に上り詰めたエレンが、子供を抱いて何事かを語りかけているその時、背後から刺し殺す、かな。← 2000年前の始祖ユミルの死とパラレル
どよーん(´Д`|||)
ーーーーーーーーーーーー
刺されたエレンには巨人の力は無くなっており、口から血を吐きながら少年の肩をつかみ「お前は自由だ」…
う~ん、違和感(・_・;)
管理人アース
アース団長:
こんにちは。
違和感ありありなので、それ(エレンの頓死)はないと思っています(*^^*)
以前に「高機動幻想ガンパレード・マーチ」(2001年、日本ゲーム大賞優秀賞・日本SF大会星雲賞受賞)で自由度の高さをいいことに二股・三股・四股の浮気をしていたら、いきなり主人公が、才気煥発、でもヤンデレ系で惚れた相手にとことん尽くすタイプの女子キャラにいきなり刺されて、バッドエンドした悪夢が未だ醒めやらない。
調査兵団/104期生がエレンを止めて、最後、エレンをとどめを刺すのは、ミカサだと思っています(^^;;
違和感なし( ̄^ ̄) もとい、ご免なさいm(__)m
・・・
別トピックでAー11さんが取り上げた村上春樹エルサレム賞受賞スピーチ(↓)を拝読しましたが、とても興味深かったです。
URL省略。
(出所:書き起こし.com、村上春樹エルサレム賞受賞スピーチ)
最近の映画では、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「ジョーカー」(2019)~コミックスキャラクターのダークヒーロー~の出来映えがあまりによかったこともあり、自分としては、
村上春樹スピーチでのこちら(↓)の箇所がとても印象的でした。
“(前略) しかし、これ(=真実味のあるフィクションを構築すること)を成し遂げるためには、まず、我々自身の中の真実がどこにあるのかをはっきりさせておかねばなりません”
我々自身の中の真実、このようにリアリティさ(の程度に)フィクションの成否の命運がかかっている・・ある種の「社会性」をテーマに据える時の難易度は、かなり高くなります。
注記: SFやミステリーの場合は、相対的に(人間本性に関して)本質的というより技巧的。なおも本質的に捉えようとすると、「ジェノサイド」(2011、高野和明)のような形に。
進撃の巨人と村上春樹ということでは、ごく最近、こうしたインタビュー記事(↓)がちょうど上がってきているのでご紹介しておきます。
URL省略。
(出所:アル、「進撃の巨人、作者・諫山創と村上春樹の共通点とは? 担当編集者に聞く、全人類に届くマンガの作り方」、2019/10/11)
関連トピックを立てるかもしれないということなので、楽しみにしております(*^^*)
ーーーーーーーーーーーー
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
大陸で暮らしている人達の頭にあるのは、学校や親から刷り込まれた「島の悪魔論」であって誰1人としてパラディ島の実態を見ていないんですよね。
これも戦争が生み出した悲劇と言う事になるのかもしれません。
120話のエレンのフラッシュバックで大写しになったくせ毛の少年ですが、自分もこの後再登場があると考えます。
つまりはこの先エレンがマーレもしくは少年の故郷での再会と言う展開があるんでしょうね。
自分はまだこの期に及んでもアルミンと同じで「話し合いで解決出来ないかな」と考える平和主義者です。
海の向こうには悪い人もいれば良い人もいるわけで、その人達まで全てを巻き込んでしまうのはどうかと思います。
エレンが壁の巨人達をマーレに仕向けるならば、ピークちゃんだけでなくアニだって黙っていないハズです。
もうこうなったら誰でもいいからエレンを止めて欲しいです。
自分達さえ自由になれば後はどうなっても構わないと言う考え方は賛同しかねます。
正直なお話、このままお話が終結してしまったら、進撃が名作で終わるか否かの大問題だと思いますよ。
管理人アースは少なくともマリアの壁の巨人を動かし「必要以上の巨人が地鳴らしを起こした」時点で、世界を平らにするようエレンは動くと予想します。
そこからどのように落とし所を付けるのか?
諫山先生の頭の中は全く想像を超えるので、非常に楽しみです(*^^*)
管理人アース
少し前の質問ですけど、サシャが死んだ時にエレンが笑い出したのって、「壁内のみんなを守ると決めたのに死なせてしまった。なんのためにこんなことしてんだ。」っていう守るためにとった行動で死なせてしまったことへの自虐というか皮肉というかそういう自分に笑ったってことですかね
どうなのでしょうね。
ジークの目を意識していたのかなとも感じますが、「壁の皆を守るために行動しているのに最も大切な同期を…」みたい気持ちもあったように感じますね。
非常に興味深い考察ポイントです!
管理人アース
ピエロの正体は、ヴィリー・タイバーが
「ネズミが入り込んでいる」と言った
ことから、タイバー家に雇われた諜報員
とも考えられます。
でも、それだと普通の展開なので、もっと
角度を付けた考察を 上記にコメントした
次第です。
なるほどですね!
管理人アース
どうも また来ちゃいました。
今120話「刹那」を読みかえしていました。
くせ毛の少年の場面がちょっと気になりまして。
彼は誰かに肩を抱かれ何かを訴えかけられています。左腕の長さから大人の人物に見えます。少年の顔、そして腕の角度からすると大人がしゃがんで目線を合わせ、彼に語りかけているようですよね。ここで気になったのが少年の目、その人の目ときっちり合ってない気がします。なんか上を見ているような。嫌な想像しちゃったんですけど、この場面、もう目視できる範囲に巨人がせまっているんじゃないでしょうか?
気のせいかな?
少年がスった財布はサシャのものですね。次ページでサシャ自身も言ってます。
その後少年が去った後、リヴァイ兵長が自分のスーツの中を確認しているので、この時スッたのは兵長の財布ではないでしょうか?
ま、どちらにしろ兵長からスッたのでしょうが。
管理人アース
aaa様。
私も、全くその通りだと思います。
その上で、自分はこの人たちも全て踏み潰すことができるのか。考えたと思います。
少なくとも、この時点では答えは否のはずです。そうでなければ、皆と酒など飲めるはずがありません。
そっと目を背けて一層苦い表情で、その場を見なかったことにするはずです。
その後の「保護団体さん」の発言時のエレンの表情は描かれていないのでわかりませんが、「だったらやっぱり駆逐だ!」と、怒りに燃えて考えを翻したというよりも、「やっぱりな。」くらいに見えますね。
これは…どうとればいいんでしょうかね。
自分が漫画を描く側の人間だったせいで、どうしても視点がそっちに行っちゃうんですが、これくらいの長編になると、縦糸は一つは必ず「主人公の成長」です。
最初は自分の周りしか見えてなかった子供でも、どんどん遠くまで見えるようになる。
そんな「主人公」のエレンが、果たして全世界と自分を天秤にかけて「世界をぶっ潰す」ほうを選ぶのか。それだとエレンの成長はありません。
進撃は、登場人物の言葉だけを信じる漫画ではない。その裏にある「真意」を読み解くことが醍醐味の作品です。
少なくともエレンは真剣に「賭け」には出ていると思いますが、地鳴らしで「世界をぶっ潰す」ことが本当にできるとは思っていない気がします。
私はどうしてもそう思います。
市場のスリ少年がヘーロスになるということでしょうかね(´・ω・`)
可能性はあるかもですよ!
管理人アース
こんにちわ。
エレンが生き残り、少年と再開する。
いいですねー。
つい、大義があるとはいえ、大量虐殺をした後にエレンが生き延びるとは考えられなかったんですけど、世間から遠く離れた場所で、ミカサと二人で生きて行って欲しいです。
服がエレンらしくないのは、名前も過去も捨てたエレンだとしたら理解できます。
今のエレンを討伐するのはミカサだと今は考えていますが、ミカサが兵長がジークを取り出した時みたいに、エレンを切り出せば、オッケーですよね。
となると、ラストネームの男の人は、大人になったエレンとエレンとミカサの子かな。
そうなると一番ですね!
アース団長殿
お疲れ様です。
助かるといいですね。踏み潰すといっても、くまなく踏み潰すの難しいでしょうからね。
まあ、長く見積もっても1か月あれば、全陸地を踏み潰せますからね。エベレストが我々の縮尺でいうと300m弱の山ですからね。
あとは、パラディの兵団は「地ならし」阻止もしくは抵抗に動くのでしょうかね。巨人を倒す方策は大陸側にはないですからね。巨人の貫通弾も地上からは無力でしょうし、プロペラ機には搭載できないし、飛行艇は遅すぎで落とされるでしょうしね。せめて、足を破壊できる兵器があれば、倒してからウナジを攻撃できるのですがねえ。結局、立体機動+雷槍もしくはブレードが一番手堅いですよね。それでも全壁から出てきたなら50万体くらいいるので、兵団100名1日一人100体としても、全部倒すには50日以上かかるので、被害を緩和できても、結局、エレンを説得しない限り、コンプリートしそうですよね。さて、どうなるやら。
それと、別のサイトで見ましたが、諌山先生は今年7月のラジオインタビューであと1年ちょっとかかると発言されているようですね。(ということは、世界の歴史や100年前のカールフリッツの経緯も回想されそうですね。)2020年の8月か年明けくらいまでは連載されそうですね。アニメと同時終了パターンかもしれないですね。
>アニメと同時終了パターンかもしれないですね。
アニメはこれまでの量でも1クール放送では厳しいかなと感じます。
なので、2021年3月まで放送するので、連載もそれくらいまで続いて欲しいですね。
管理人アース
くせ毛少年の手癖の悪さに目をつけたのなら収容区潜伏中かその前にもエレンと接触して何かしらの手伝いをしていた可能性もあるかな。
ああいう涙は特定のアレがどうとか言うより様々な物が積み重なっての事だろうなぁと思う。
おつかれさまです。
エレンの涙には自分も感慨を憶えました。
その理由はおそらく自分の未来での行為の犠牲者を見たから。エレンの「すべての自由を、奪われるんだ。」はおそらく彼がこれから奪うの言い換えなのでしょう。なぜあのような回りくどい言い回しなのか。エレンは大量虐殺をする未来を知ってはいるものの、自分がそれを本当に行うのか認め切れていない面があります。だから未来の自分の行為ですら少し他人事のニュアンスも含めて発言してしまうのかもしれませんね。
それが決意にかわったのはやはり討論会で自分たちの現実を知ってからなのでしょうか。
123話での回想はエレンの心の動きが一通り解明されて楽しく読めました。
ちょっと話がもどるのですが、まず壁内人類が海に初めてたどり着いた時、彼が具体的に敵を殺せば自由にと言ったのは未来視で地鳴らしをみたから。(殺すという具体的な言葉には最初ひっかかったのですが、それは未来視の能力が明かされたときに解明しましたね。)ただこの時のエレンはその行為の途方もないことに圧倒されていたのだと思います。
それが後の彼の行動に繋がります。頼まれてもいないのに島の開発を引き受けたり、ヒイズルを通して外交に活路を見出したり、最初地鳴らしに否定的だったり。エレンは未来視に抗うがごとく行動をしていったのだと思います。ただ事態は好転しませんでした。この時のエレンになにか焦りを感じたのは未来視を現実化したくない彼の願いがあったのではないでしょうか?
そしてイェレナの接触に始まるジークの計画やマーレへの潜入にいたるあたりで、エレンは自分の抗いや願望に関わらず、未来の記憶に自分が導かれていくのを理解したのだと思います。その悲惨な未来に彼は涙しながら、それでも絶望と覚悟をもってレベリオ襲撃にいたり、そして今彼は…。
ところでくせ毛の少年の場面(首チョンパからキャッチでの)ですね。誰かに両手で肩を抱かれ何かをいわれているようです。自分も気になっています。材料が少ないので妄想です。
始祖の力を手にしたエレンはその気になればユミルの民の視覚やその他情報を共有できるかもしれません。だとするとだれかユミルの民が少年に何かを訴えかけている瞬間で、それをエレンが自分の視覚としてキャッチしている。以下例えばの話です。
エレンの地鳴らしが大陸にたどり着き、そこにいる民間人は逃げ惑っている。その混乱の中、あるユミルの民とその少年は出会いともに避難するため協力をするが、その一場面でユミルの民は少年になにかを訴える。例えば危険だから逃げろというような。
実はここからまた残酷な妄想ができてしまうのですがあまりの駄長文になるので割愛します。
先ずは、ピエロが怪しいです。
あのリヴァイに気付かれずに 背後に
スッと現れた、これは相当の手練れ
です。
しかも そのタイミングが、ハンジが
「誰も あの島から来た悪魔だとは思わ
ないよ」と言った直後です!
このピエロは 104期生たちの言動を
つぶさに見ていたと思われます。
さらに怪しいのが、その場からすぐに
消えているのです。
そもそも お祭りムードでもなく、他に
仮装した者もいないのに、何故ピエロが
一人いたのか?
そして 船が映る1ページの海沿いの全景、
ここで既にピエロの姿はなく、あの帽子の
少年が登場します。
どうやらピエロの正体は、難民キャンプで
104期生たちをもてなした 白髭の爺さん
ではないか?
エレンとミカサの間に さり気なく現れた、
それはあのピエロみたいではありませんか。
私の推測では、あの爺さんが少年にスリを
命じて、104期生たちをキャンプに誘う
魂胆だった。
あのキャンプ民は、俊敏性など特殊能力を
持つ、もしかするとアッカーマン一族!?
そして 104期生たちが パラディ島から
来たユミルの民だと知り、協力を呼びかける
姿勢だったのではと思います。
そこで エレンの涙ですが、その一族に今後
大きな悲劇が待ち受けている、という事か
とも思います。
「海の向こうの敵を全部殺せば自由になれるのか…?」と考えさせられたエレンとしては、現実の世界がエルディア(ユミルの民)vs世界中なんて単純な構図でなく、マーレをはじめとして「世界」同士でも争い、自由を奪われる人々がいると知ってショックだったのでしょう。
そんな被虐も加虐も壁内と同じように存在する世界を「敵」として一緒くたに平らにする事への絶望や逡巡があったのだと思います。
地ならし後
エレン「お前はこれで自由だ」
男の子「家族はあなたに殺された」
エレン「仕方なかった」
男の子「駆逐してやる!」
エレン「(涙)」
こうならない事を願う・・・
こうなりかねないですよね(・_・;)
たしかに、こうならないことを願うばかりです(・_・;)
管理人アース