進撃の巨人

【進撃の巨人】ネタバレ105話考察!ミカサ号泣を検証!涙からサシャとの友情展開を予想!

105話にてサシャ死亡という展開となりましたが、その場面で驚いたのはミカサの涙でした。

アルミンの号泣はまだしも、ミカサが号泣するというのはかなり珍しい場面ですよね!

これまでのミカサで、一番の号泣場面ではないでしょうか?

しかしミカサにとって、サシャとはそこまでの存在だったのでしょうか?

もしかしたらこの号泣場面は、これから登場するパラディ島の3年間にて何かがあったという伏線なのではないでしょうか?

検証してみましょう!

◆ミカサとサシャの関係を検証!

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「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

サシャが死亡した際、ミカサは号泣していますが、二人はそれほど仲が良い関係だったのでしょうか?

ミカサのキャラから「号泣」というのは、よっぽどの深い間柄だったのかなと思われます。

訓練兵団時代、調査兵団時代の二人の関係を思い返すとあまり親しいようには感じられませんよね?

ミカサはやはりエレンにべったりであり、あとはアルミンと関わっている事が多かったように感じます。

サシャに関しては、訓練兵団時代はユミル、クリスタと近かったですし、調査兵団時代はコニーやジャンと絡んでいる事が多かったように感じます。

実際に、号泣するほどミカサはサシャと仲が良かったのでしょうか?

二人の関係を順番に見返してみましょう!

まず訓練兵団時代にてミカサとサシャの場面でパッ思い出すのは「サシャが放屁した音です」の場面ですよね!(笑)
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「進撃の巨人」第17話「武力幻想」より

この後サシャはミカサに抗議をします。

そんなサシャの口にパンを入れ、ミカサはサシャを黙らせます(笑)
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「進撃の巨人」第17話「武力幻想」より

満足げなサシャ(笑)

パンで満足するサシャの場面にはもともと伏線があり、前話16話でミカサからパンがもらえると思ったサシャがもらえず無表情になるという場面がありました。
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「進撃の巨人」第16話「必要」より

17話でミカサからパンをもらえて満足なサシャは、この時にもらえなかったパンをもらえて満足、みたいな意味も込められていますよね(笑)

ただ、ミカサとサシャの仲が特別良い、というようには感じられはしませんが!(笑)

訓練兵団を卒業し、解散式の後のトロスト区奪還作戦編を見て行きましょう!

時系列では先ほどの場面よりも後になりますが、作品中では二人が関わり合う初めての場面となります。

第9話での本部で補給するガスを手に入れる場面にて、サシャはミカサに助けられています。
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「進撃の巨人」第9話「心臓の鼓動が聞こえる」より

この時のミカサはサシャから見れば命の恩人となりますよね!

ただ、「すぐに立つ」と言っているミカサにとっては、当たり前の事をしただけ的な感じですが(笑)

これもミカサ側から見てサシャと<特別仲が良い事を表してはいないように見えますね!

次は女型の巨人編を見て行きましょう!
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「進撃の巨人」第27話「エルヴィン・スミス」より

巨大樹の森で巨人が入ってこないように見張っている場面で、ミカサとサシャは近いところで見張りをしており、会話をしています。

この時は、狩猟民族サシャがミカサにアドバイスを送っていますね(笑)

同期らしい会話ですが、この場面も特別仲が良いという感じではないです。

次にミカサとサシャが絡む場面が登場するのは、王政編となります。
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「進撃の巨人」第51話「リヴァイ班」より

パンを盗もうとしたサシャを104期が皆で糾弾する場面です。

会話は無いですが、ミカサはサシャを鋭い目で睨んでいますね(笑)

この場面は特別仲が良いという訳ではないけれど、ミカサも他の皆と同じでサシャと同期という関係を築いている感じを見受けられますよね!

次にミカサとサシャが絡むのは、リーブスから目を離したミカサを、サシャが弓でフォローする場面です。
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「進撃の巨人」第54話「反撃の場所」より

この場面からも、二人が特別親しいとか親しくないとかは窺えませんね。

どちらかというとガスの補給時にミカサに助けられたサシャの場面と対になっており、逆になってサシャがミカサを助けた場面という意味なのかなとも感じます。

ここからも二人の関係の親しさは分かりませんね!

次にミカサとサシャが会話をするのは、王政編クライマックスとなる第67話となっています。
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「進撃の巨人」第67話「オルブド区外壁」より

この場面はサシャ・スパイ説でも考察していた場面なので印象に残っていますが、改めて見返すと、ミカサがサシャの異常に気付くという意味でも考察すべき場面ですよね。

そして自分から声をかけるミカサというのも珍しいですよ!

この場面からはミカサとサシャが親しい間柄なのではと感じられますよね!

少なくとも、ミカサが自分から気遣って声を掛けるくらいの親しさを持っているのだな、と感じられます!

そして次は今回の考察にはあまり関係ないですが、意識を失っているサシャがミカサを殴りつけるという場面が72話で登場しています。
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「進撃の巨人」第72話「奪還作戦の夜」より

これはミカサとサシャの関係考察にはあまり意味がないですよね(笑)

その後のシガンシナ区決戦では、ミカサとサシャは共に戦いますが、ほとんど会話はしていません。

ただ、ここでサシャがミカサから聞いたであろう言葉を言っているのは、サシャがミカサから一定の影響を受けているのだなとは感じますよね!
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「進撃の巨人」第82話「勇者」より

そしてその後、ミカサとサシャが会話をする場面は登場していません。

上記以外では、ウソ予告での絡みくらいでしょうか?(笑)
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「進撃の巨人」15巻巻末より

もちろんこれは「ウソ」なので考察材料にはなりませんが!(笑)

さて、これまでに登場したミカサとサシャの会話や絡みを通して見てきましたが、どうでしょうか?

サシャは死亡してミカサが号泣するほどの深い関係を持った相手だったでしょうか?

常にクールなミカサが号泣するほどの関係ではないように、管理人アースには感じられますが…

では逆に、今度はこれまでにミカサが泣いた場面を見てみましょう!

◆ミカサの涙場面を検証!

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「進撃の巨人」第2話「その日」より

ミカサの涙が最初に登場したのは、第2話にてエレン母カルラを助けようと必死になっている場面でした。

実の母ではないですが、両親を亡くしたミカサにとって実の母のような存在であったカルラを助けられない、見捨てなければいけないという絶望からの涙だと思われます。

その次にミカサの涙が確認できたのは時系列的には前となりますが、第6話でエレンに「戦え!」と言われナイフを握り立ち上がったミカサですが、涙ながらに「できない」と涙を流していました。
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「進撃の巨人」第6話「少女が見た世界」より

この時はまだリミッター解除前のミカサで、年齢相応な少女の涙という感じですよね!

そしてその後、エレンにマフラーを巻いてもらった場面で「帰る」と答えながら涙を流しています。
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「進撃の巨人」第6話「少女が見た世界」

帰る場所をエレンに与えてもらえた場面ですね!

まさに「生き方を教えてくれた」的な、喜びの涙かなと思われます。

そしてこの場面を思い出し、第7話では一度は生きる事を諦めていたミカサが再び立ち上がり巨人に立ち向かっていく場面で、ミカサは涙を流しています。
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「進撃の巨人」第7話「小さな刃」より

これはエレンの事を失った悲しみ、エレンを失くしたまま生きていく事の決心など、いろいろな感情が混じった涙かなと感じられます。

そして第9話では、死亡したと思っていたエレンが巨人のうなじから出てきて、心臓の鼓動を確認し生きていた事を知った場面です。
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「進撃の巨人」第9話「心臓の鼓動が聞こえる」より

ここではクールなミカサが「うわあああん」と少女らしく泣いている場面が登場しています。

まさに号泣でした!

次にミカサが涙を流し泣いている場面は第45話「追う者」です。
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「進撃の巨人」第45話「追う者」より

これはエレンを失ってしまったという悲しみの涙ですね。

そして第50話の名場面「マフラーを巻いてくれてありがとう」の場面ですね。
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これは死を覚悟したミカサがエレンに最後の感謝を伝える場面での涙です。

そして次にミカサが涙を流した場面は、アルミンが死亡するかもしれないとなった場面です。
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「進撃の巨人」第84話「白夜」より

アルミンが死亡してしまうかもしれないとなった時に、ミカサは悲しみの涙を流しながらリヴァイ兵長に飛びかかり、ハンジの腕を掴み負傷させています。

そしてアルミンが助かった場面では逆に嬉し涙を流しています。
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「進撃の巨人」第84話「白夜」より

そして次にミカサが涙する場面は102話「後の祭り」です。
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「進撃の巨人」第102話「後の祭り」より

これはエレンの取り返しのつかない所業に対する悲しみの涙ですね。

そして最後に今回のサシャが死亡する場面で、ミカサは号泣しています。
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「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

まとめると以下のような場面でミカサは涙を流しています。

  • 第2話 カルラを失う場面
  • 第6話 エレンが殺されそうな場面
  • 第6話 エレンにマフラーを巻いてもらった場面
  • 第7話 エレンを思い出し、生きようと決めた場面
  • 第9話 生きているエレンを確認した場面
  • 第45話 エレンを失った場面
  • 第50話 エレンに感謝を述べる場面
  • 第84話 アルミンが死亡するかもしれない場面
  • 第84話 アルミンが助かった場面
  • 第102話 エレンが取り返しのつかない事をした場面
  • 第105話 サシャが死亡した場面
  • このように見ると、やはり105話でのサシャ死亡場面というのは浮いていますよね!

    第2話での失うかもしれないカルラは、ミカサにとって「家族」と考えて良いでしょう。

    そして84話でのアルミンも、家族ではないですがエレンと共に最も古い友人であり、ミカサはほとんど家族と同じくらい大切な存在として認識していたのではと思われます。

    そして、それ以外でのミカサは、全てエレン絡みで泣いています。

    おそらくミカサが涙するのは、エレンか家族と認識した人を失う場面なのでしょう!

    逆に言うと、第77話でライナーが死亡したと思っているジャン、コニー、サシャ、アルミンが涙を流している場面では、ミカサだけは泣いていませんでした。
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    「進撃の巨人」第77話「彼らが見た世界」より

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    「進撃の巨人」第77話「彼らが見た世界」より

    こうやって見ると、やはりサシャが死亡した場面でミカサが号泣しているのはちょっと異質な感じがしますよね!

    ここまでの考察で、やはりサシャ死亡場面でミカサが号泣しているのは特別な事だと分かりました!

    何か特別な意味がある場面なのかもしれませんよね!

    ミカサはサシャにとってエレン並みに特別な存在なのか?

    さらに考察を進めて行きます!

    ◆パラディ島の3年間でミカサとサシャの関係は変わったのか?

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    「進撃の巨人」第101話「戦鎚」より

    サシャに対しエレンやアルミンのような「家族並の感情」がなぜミカサの中に生まれたかを考えると、やはり未登場である「パラディ島の3年間」を妄想してしまいます。

    ただ、王政編時にはサシャに対し気遣うセリフが登場していますし
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    「進撃の巨人」第67話「オルブド区外壁」より

    シガンシナ区決戦時には、ミカサのセリフを引用するサシャが登場しています。
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    「進撃の巨人」第82話「勇者」より

    ので、シガンシナ区決戦時にはある程度の親しさはあるのでしょうが、やはりミカサが号泣するほどの関係ではなかったように思われます。

    ここから、おそらく106話以降に登場するであろう「パラディ島の3年間」で、ミカサとサシャがこれまで以上に親しくなる展開が登場するのではないでしょうか?

    104期の女性はミカサ、サシャ、ヒストリアの3名となっています。

    ヒストリアは女王として活躍しているでしょうし、少なくともミカサやサシャと日常的に接することは難しいでしょう。

    となると、ミカサに近い女性同期はサシャだけとなります。

    そして、もちろんサシャの死亡フラグだったのだろうと分かっていますが、コニーが「やっぱりお前らは特別だ」とサシャとジャンの肩を抱きながら言う場面の後に、嬉しそうにコニーの腕をさするサシャの場面が気になっています。
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    「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

    この時のサシャの表情が、恋する乙女に見えてしょうがありません。

    もしかしたら、サシャはコニーに惚れていたのではないでしょうか?

    そしてもしかしたら、その気持ちをミカサに相談していたという展開が「パラディ島の3年間」であったのでは…(;´Д`)

    もしそんな展開があったらミカサがどう答えていたのかとか、むっちゃ気になりますが、こんな展開があったらサシャ死亡時にミカサが号泣していてもおかしくはないですよね!
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    「進撃の巨人」第105話「凶弾」より

    今回の考察では、パラディ島の3年間でミカサとサシャの仲がかなり親しくなっていたのではと予想できました!

    そこではコニーに対するサシャのコイバナも登場したのではと妄想もできました!

    さて、106話以降でそんな展開が登場するのか?

    むっちゃくちゃ楽しみです!\(^o^)/

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    POSTED COMMENT

    1. 名無っしー より:

      ミカサとサシャの「関係性」の観点から考察されてありますが、別の観点を思いついたので一つ。
      ループ説前提になりますが、「特定人物の生死によってルートが変わる」という観点はどうでしょうか?
      例えば、
      ・エレンが死ぬ=Dead End
      ・アルミン、サシャが死ぬ=生きたまま果たすべき役割を本ルート(漫画)で果たせなくなりBad Endに近づく。等。
      言い換えると、重要なルート分岐の前後(分岐前は不安、分岐後は安堵)で泣いている。
      などと妄想したり。

    2. ミカサびいき より:

      アースさん、こんにちは。

      ミカサとサシャは描かれていないだけで仲が良かったのでは?
      訓練兵時代だと仲はいいがたくさんいる同期の女子の1人、って感じだったと思いますが、
      今はアニは引きこもってるしユミルはすでに亡く、ヒストリアも女王になって前より気軽に話せる機会が少なくなったんじゃないかなと…。

      この数年の間に連帯感が生まれたと言うか、お互いに同性としては一番気が許せる友人になっていたのではと。
      異性にはできないような話もしつつ仲良くしてたんじゃないかなぁと思います。

      • 管理人アース より:

        その数年が現在最新話106話から、もっと登場してくるかもですね!
        106話でも小出しにされていましたし!\(^o^)/

        管理人アース

    3. 馬来熊 より:

      恋愛描写が少ないこの作品で、読者にもしかしたらと思わせて、かつ浮かないように描くのが「腕をさする」仕草
      マンガでこういうクドくならないふわっとした感情表現を使いこなしてるのを見ると、さすが作家だなぁ… と感じますね

      • 管理人アース より:

        >マンガでこういうクドくならないふわっとした感情表現
        これ、諫山先生独特の技ですよね。
        どちらにも取れる、けど見逃せない描写で、本当に上手い距離感で描かれていますよね!
        小さなコマだけれど、読者としては見逃せないコマとなっていますよ!

        管理人アース

    4. 迎撃の巨人 より:

      死線をくぐり抜けてきた仲間というのもありますがミカサとサシャは田舎出身で境遇が少し似ているところがあるので兵団に入隊してから良い友達だったのではないでしょうか。

      • 管理人アース より:

        >田舎出身で境遇が少し似ているところがある
        このコメントを見てこの場面を思い出しました。
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        「進撃の巨人」第27話「エルヴィン・スミス」より

        もしかしたらお互いの出身について話をしていたのかもしれませんね。
        仲が良かったのかも。

        管理人アース

    5. とも より:

      アース団長こんばんは!

      ミカサの号泣について、私も考察してみました!

      まずエレンが皆の反対を押しきりマーレに単独で行ってしまい、エレン救出を巡って104期の中でも意見が対立し、とりわけエレン命のミカサが孤立してしまっていたのではないでしょうか?

      そしてそんなミカサの唯一の理解者がサシャだった可能性はあると思います。

      エレンを救いたい一心で作戦に前のめりになっていたミカサ。
      しかしエレンは救出できたが、その為に自分を応援してくれたサシャを死なせてしまった。

      もしそんな状況になればさすがのミカサも号泣せずにいられないのではないかと思ったんですが。

      • 管理人アース より:

        >そんなミカサの唯一の理解者がサシャだった
        泣けますね!
        エレンを巡っての対立はあったと思いますし、そこで声をかけたのがサシャというのはありそうですよね!
        106話以降でこの辺りの描写があったら泣けますね!

        管理人アース

    6. 二度目の投稿 より:

      今晩は。団長。
      サシャとミカサの関係性は全く想像できませんが、今回の考察を見て、つくづくサシャは綺麗になったよなぁと(泣)

      • 管理人アース より:

        >つくづくサシャは綺麗になったよなぁと(泣)
        死亡展開を決定してから美しく成長させるのは罪ですよね(泣)
        諫山先生には本当に参りますよ(;´Д`)

        管理人アース

    7. 紅き地と蒼き天を傍観する者 より:

      どうも、紅き地と蒼き天を傍観する者でございます。

      まぁ元も子もないことですが、人が死んで泣いてることを疑問に思うことほど、無粋なことってないと思うんですよね、ハハ(^_^;)

      本題ですが、なんとなく私にはミカサの友達に関する気持ちがわかる気がするのです。

      私にも2人の友人がいまして、うち1人は私に北欧神話関連の情報をくれた男です。エレンら3人ほどではなくとも、それなりに仲が良かったという自信はあります。しかし、今やその2人と会う機会はありません。仲違いをしたわけではなく、進路の問題でしてね。そうなってくると、他の2人は知りませんが、私はひどく孤独感を感じまして、また新たな拠り所を求めたわけです。幸い、私はその2人ほどではなくとも、心を許せる友人がいましたからね。今は新たな友人たちと楽しくしております。

      物理的に距離が空いたのが我々なら、エレンら3人は精神的に距離が空いたのかなって感じです。たまに会釈しても、エレンとアルミンならそれで終わり、ミカサはその状況に孤独感を感じてもおかしくないかと。

      私たちみたいなありきたりな友情でも、私は寂しさを感じたのですから、ミカサの孤独感は相当なものではなかったのかなと。我々読者からでも、今の3人の関係は痛々しいですからね。

      結果、ミカサにとって新たな拠り所となったのがサシャだったのではないかと。サシャは同性であり同期、一番気軽に話しかけられる存在でありましょう。それを失った今、ミカサの心情はいかに………。

      まぁ、よくわからない自己体験を考察材料としてベラベラ述べましたけれど、私の伝えたいこと、ご理解いただけましたでしょうか?

      友達は今はたくさんいますが、誰一人として同じじゃない、変えられない。ゆえに私はまだ、2人の親友との別れを惜しんでいます。ミカサとサシャの関係も、そういう融通の利かない感じだったらなぁと、思っています。

      • 管理人アース より:

        >エレンら3人は精神的に距離が空いたのかなって
        エレンやアルミンとの距離がミカサを孤独にし、それを埋めていたのがサシャなのかもという事ですね。
        なるほどですよ!

        >人が死んで泣いてることを疑問に思うことほど、無粋なことってないと思うんですよね、
        たしかにですね。
        ただこれは「寄生獣」の主人公新一でも同じなのですが、あまりに周りの人々が死亡していくと「人の死くらいでは悲しまなくなる」みたいな描写が登場しています。
        この新一も母親を寄生獣に捕食され死亡しています。
        エレンと重なりますよね!
        そして新一は親友が死亡しても悲しむことができなく、そんな自分を責め苦しむ場面が登場しています。
        現在のエレンも3年前と比べあまりにも落ち着いているのでそんな新一と重なりました。
        話が逸れましたが、これまでのミカサの落ち着きも多くの家族の死がベースにあるだろうし、だからあれくらいクールなんだろうなと。
        そんなミカサの号泣場面だったので、もちろんミカサは友の死を悲しむのは分かりますが、あれくらい取り乱す事に違和感を覚え考察したしだいです。
        またよろしくです!

        管理人アース

    8. あしゅけ より:

      サシャが実はもうお母さんになっていて、
      赤ん坊を島に残して、この作戦に参加しているから…というくらいの重大な理由が無いと、
      アルミンとミカサのあのように狼狽えて泣いている様子には納得出来ない気がします(´・ω・`)

      • 管理人アース より:

        >サシャが実はもうお母さんになっていて、赤ん坊を島に残して
        あしゅけさんの予想の切れ味は時々ゾッとしますね!
        本当に凄い予想ですよ!
        ミカサとは同期という関係だけではなくママ友だったとか(*^^*)
        いや、106話が楽しみですね!
        素晴らしい考察をありがとうございます!

        管理人アース

    9. はるる より:

      アースさんはじめまして。
      いつも楽しく見ています。

      アースさんはそう感じられたのですね。^^
      私はまとめられた検証画像を見て、全部仲良いように思えてしまいました。w
      女同士でパンつっこんだり放屁したと言ったりは、なかなか信頼関係がないとできないので、ミカサの不器用なサシャへの愛を感じました。

      • 管理人アース より:

        >ミカサの不器用なサシャへの愛を感じました。
        たしかに心を許しているという描写にも見えますね!
        描写が無いだけかもですが、マルコが死亡した時も号泣したのかなとか思うと、していないように感じるので…
        たしかに心を許していたと考えれば号泣展開もあったかもですね!

        管理人アース

    10. あざらし より:

      アース団長さん
      はじめましていつも楽しみにしてます

      エレンが回想したサシャの場面ですがかなり前のことですよね?
      全然関係ないと思うんですがもしかしてエレンはドラッグかなにかで洗脳されてるのかなと思いました。

      リヴァイに蹴られたときも痛覚がないように見えたし
      リヴァイの「地下街の糞野郎をたくさん見た」って台詞もあったので。

      もしかしたら記憶の欠如とかあるのかもしれない
      それでもサシャで思い出したのは104期の楽しかった頃で、今の闇落ちしたエレンではもうあの日に戻れないと後悔してるのかなと思うと切ないです。

      なにかとりとめのない文になってしまい失礼しました。

      • 管理人アース より:

        >うあの日に戻れないと後悔してるのかなと
        たまんないですね。
        昔のままで死亡したサシャと、落ちるところまで落ちてしまった感のエレン…
        そんな対比もあるかもですね!

        管理人アース

    11. 恥垢種 より:

      アース団長、お疲れ様です。
      お互いの命を助けあっている。もう、それだけで、特別ではないでしょうか?少なくとも私ならそうです。
      「サシャの放屁です。」でも、お互いがわかっていてこそ言えるのでは?と思いますよ。確かに会話こそ多くないですが(どうみても、お互いに話上手ではないですし)、十分にお互いのこと理解できていたのでは?と思います。もう、同期の女性はヒストリアしかいないし、その辺もあるでしょう。(エレンを連れ去ろうとしたアニは論外)
      あと、コニーの腕をさする仕草は、私も特別な関係性を感じましたよ。

      • 管理人アース より:

        >コニーの腕をさする仕草は、私も特別な関係性を感じましたよ。
        ですよね!
        その気持ちをミカサに打ち明けていたら…と妄想するとたまらないですよ(´;ω;`)

        管理人アース

    12. コンロガス より:

      今回の記事を読んでふと気付いたのですが、サシャの死に際してミカサに「頭痛」が起きていないですね。シガンシナ決戦でサシャが瀕死の重傷を負ったときにも頭痛は起きていないので、まぁ変化なしといえば変化なしですが。

      • 管理人アース より:

        ですね!
        今回は頭痛が起きていないのは、アルミンの時とは違いますよね!
        これも何か意味があるのかもですね!

        管理人アース

    13. リヴァイ大好き より:

       おはようございます。
       サシャ死亡時にミカサが号泣したことをアース団長さん以外にも取り上げられた方が何人もいらっしゃって、何の不思議にも思わなかった自分って、読みが浅いよなって思いました。
       確かにミカサは自分を律することと状況判断に長けていて、感情を必要以上に出すことは無いし、泣くべきことかということまでも判断をしていた気がします。
       それは、今までは、側にいたエレンが、自分の感情を素直に出すタイプだったので、それを守る役目のミカサは、感情を押し殺して冷静になっていないとエレンの危険が増すおそれがあったからかと考えています。
       今のエレンは、冷静です。冷静で感情を表にほとんど出しません。自分の役目がわかり、それに向かって進むだけ。そんな印象です。
       ミカサは、そんなエレンを冷静に見れなくなり、感情の律し方に破綻が出てきていて、号泣に繋がったのかなと思いました。

      • 管理人アース より:

        >エレンを冷静に見れなくなり、感情の律し方に破綻が出てきていて、号泣に繋がったのかなと
        面白いですね!
        エレンからの影響でミカサ号泣はあるかもですね!

        管理人アース

    14. HNわすれた より:

       ミカサにとってサシャはそこまでの存在だったのか。
       気の合う友、仲の良い友人、という意味では、これまで、描かれていないように思います。
       しかし、ともにいくつもの死線をくぐってきた、最も信頼のおける仲間たちの一人です。どんな友人たちよりも深い絆があるのではないでしょうか。
       家族を失い、第二の家族となったイェーガー家の父と母も失い、今のミカサにとってともに戦ってきた104期の仲間こそが、帰るべき家、家族になっていたのではないかと思います。
       エレンに言った「帰ってきて」にも繋がるのかなと思います。
       仮にこれがサシャの死でなく、ジャンであっても、コニーであっても、ミカサにとっては本当の家族の一人を失うように悲しい出来事であり、同じように涙するのではないかと思います。

      • 管理人アース より:

        なるほどですね!
        コニーでもジャンでもヒストリアでも、同じように号泣するのかもしれませんね。
        ただ、何となくいつもクールなミカサには合わないように感じたので!

        管理人アース

    15. 住吉夢物語 より:

      団長、 新考察記事有難うございます。

      確かに空白の3年間で、ミカサとサシャが親密になった可能性が高いですね。

      私的には、やはりエレンとアルミン達との対立時にサシャがミカサを優しくフォローしたのではと妄想しています。
      104期生は両者の対立に悩んだと思います。特にミカサはそうです。
      サシャはアルミンやハンジの意見に従うようミカサ達を促したと思います。

      そしてエレンは独断でマーレに潜入してしまった。
      後を追おうとしたミカサをサシャが止め、
      「エレンは大丈夫です。今までもそうだったでしょ。また私達が助けに行けばいいじゃないですか。ミカサの大事な人は私が命を賭けても助けます。」
      ミカサはサシャの言葉で前を向く事が出来たのではないでしょうか。

      「エレンが帰って来たらご飯は抜きです。こんなに心配させたのですから。余ったご飯は二人で山分けです。でもお肉は私にくださいね。」
      この言葉がミカサが聞いた、サシャの最期の言葉だったかもしれません。

      ちょっと妄想が過ぎました。

      • 管理人アース より:

        >エレンとアルミン達との対立時にサシャがミカサを優しくフォローしたのでは
        良いですね~。泣けてきますよ(´;ω;`)
        コイバナ展開よりも、こちらの方が進撃っぽいですね!(*^^*)

        管理人アース

    16. まだ息があって、励ましと
      うれし泣きであるという
      一縷の可能性を信じて
      おります。

    17. 第4住宅 より:

      ミカサとサシャの接点も気になりますが、エレンとサシャの接点はどうでしょうか。エレンはサシャ死亡を聞いて、サシャが肉をくすねたシーンを思い出していますが、このシーンを思い出す必然性はあるのでしょうか。

      • 管理人アース より:

        >このシーンを思い出す必然性はあるのでしょうか。
        最後の言葉が「肉」と聞いて連想したのかなと思われます。
        そしてジャンの「お前が巻き込んだから死んだんだぞ」と言われ、長い付き合いだったという意味を喚起させるあの場面を描写したのかなと。
        この時のエレンの罪悪感というか、取り返しのつかない事をしたという気持ちを表すシーンがこれだったのかもですね。

        管理人アース

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