122話「二千年前の君から」では大きな謎が多く解明、回収される展開となりました。
特に「二千年」と「始祖ユミル」についてはこれまでも多くの考察をしてきましたが、コメントでは「無垢の巨人の考察もあるのではないか」という声が見られました。
たしかにここ数話、多くの謎が解明されてきていますが無垢の巨人については一切考察をしていませんよね!
122話で明らかになった始祖ユミルのエピソードから、無垢の巨人について考察できるのでしょうか?
できるとしたら、どのような方向から?
検証してみましょう!
◆北欧の戦士さんの無垢の巨人考察を紹介!
まず、北欧の戦士さんの無垢の巨人についての考察を紹介しましょう。
・喋れない
・人喰い
・性の区別がない
等あります。
喋れないのは、ユミル部族が舌を切られていたからであり、
人喰いは三人の少女がユミルを食ったことからであり、
性の区別がないのは、強制的な子作りに対する恐怖からではないでしょうか。
ユミルとその娘達の記憶が特徴に表されている?
すると104期ユミルの終わらない夢とはその4人の記憶でしょうか?
無垢の巨人が海に近づかないのは
ユミルが水に落ちたときの恐怖で
王家に従うのは
ユミルが従っていたのと同義。
なぜ無垢なのか?
それはユミル部族が奴隷となり、何の言葉を発することも、意思を持つことも出来ない無垢な赤子のようだったからでは?
面白い考察ですよね!
たしかに無垢の巨人の特徴は「喋れない」「人食い」「生殖器がない」「海に近付かない」があります。
「喋れない」は始祖ユミルがこれまで一言も発しておらず、それは「舌を切られていたからでは」との北欧の戦士さんの考察は素晴らしいですし、納得できます。
たしかにそのようにも考えられますよね!
いっぽうで、巨人化能力により始祖ユミルの治癒能力が上がっているようなセリフも見受けられています。
ということは、もし舌が切られていたとしても復活しているはずかなと。
さらに、豚を逃した罪で逃げている少女ユミルは片目をくり抜かれているようにも読めました。
でも目は復活していたので、舌も復活していたのではと予想できますよね!
もちろん「道」の始祖ユミルに目があるから「道」に行く前の時点で復活していたとは言い切れませんが、ここがちょっと引っかかるかなと感じます。
どちらかと言うと、始祖ユミルの過酷な半生から「精神的原因から喋られなくなっていた」ようにも察せられますよね。
「人食い」が3人の娘が始祖ユミルを捕食したところから始まっているのではという考察は、コメントでも多く見られました。
これ、たしかにありそうですよね!
「生殖器がない」が「始祖ユミルが強制的な子作りに対する恐怖から」というのも、たしかに無垢の巨人を作っていたのは始祖ユミルなのであるかもです。
「無垢の巨人が海に近づかないのは、ユミルが水に落ちたときの恐怖」という予想も非常に面白いですよ!
無垢の巨人誕生については未だ明らかになっていないので、かなり妄想が膨らまされますよね。
この考察、非常に面白いです!
北欧の戦士さん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
これらを踏まえて、管理人アースも無垢の巨人について考察したいと思います!
さらに進撃しますよ!\(^o^)/
◆無垢の巨人について管理人アースが考察!
これまでにも、無垢の巨人については考察してきていました。
特に上記の二点で考察し、そこで無垢の巨人の特徴についてはこのようにまとめていました。
②生殖器はない
③近くにいる人間を目標として捕食しようとする
④体温が非常に高い
⑤日光を遮断されたり、夜中など日光が無いと活動ができない
⑥見た目よりも軽い
⑦大きさに関係なく、うなじ縦1m横10cmが急所となっている
⑧巨人の脊髄液を摂取すると巨人となる
⑨海には近付けない
⑩大きさは、巨人化注射により調整できる
⑪巨人化できるのはユミルの民のみ
この辺りの条件は、登場初期から変わっていませんよね。
注目したいのは⑩です。
無垢の巨人のサイズはマーレの巨人化注射で調整できることが87話で分かっています。
となると、無垢の巨人の他の特徴も巨人化注射液で調整されているかもしれませんよね!
その可能性があると考えられるのは、⑨の「海に近付けない」です。
これがあるからこそ巨人が海を超えてマーレや世界に進攻できないようになっています。
さらにはエルディア帝国時代の無垢の巨人が水の中からマーレを進攻している描写も登場しています。
もちろん始祖の能力や王家血統で操られての動きなので言い切れませんが、もともと無垢は水にも近付けるのかなと考えられます。
それではその他の特徴を順番に見ていきましょう。
先ほどの北欧の戦士さんの考察から①と②と③は、始祖ユミルの性質から来た由来かなと考えられます。
④は人間の体の性質上からだと巨人化する注射の中身を考察!巨人になれる能力は脊髄液?にて考察しています。
⑤の「日光」と⑦「うなじ縦1m横10cm」は巨人化の元である有機生物の起源「ハルキゲニア的存在」由来な気がしますよね。
⑤はハルキゲニアが木の中にいた事からも植物的性質を持っていると考えられます。
なので、活動するにはハルキゲニアに日光が必要なのかな、と感じられます。
⑥は、巨人の体が土でできているからでしょう。
⑦は、ハルキゲニアのサイズがそうだったのかなと予想できますよね。
⑧の脊髄液摂取から巨人化と⑪のユミルの民だけが巨人になるは、同じ意味を持っているように感じます。
やはりハルキゲニアに寄生された始祖ユミルの体を捕食した人々から全てのユミルの民が生まれているからかな、と。
まとめてみました!
→始祖ユミルから由来
②生殖器はない
→始祖ユミルから由来
③近くにいる人間を目標として捕食しようとする
→始祖ユミルから由来
④体温が非常に高い
→人体の性質からの作用
⑤日光を遮断されたり、夜中など日光が無いと活動ができない
→植物&ハルキゲニア由来
⑥見た目よりも軽い
→巨人の体が土でできているから
⑦大きさに関係なく、うなじ縦1m横10cmが急所となっている
→植物&ハルキゲニア由来
⑧巨人の脊髄液を摂取すると巨人となる
→ハルキゲニア由来
⑨海には近付けない
→マーレの巨人化注射由来
⑩大きさは、巨人化注射により調整できる
→マーレの巨人化注射由来
⑪巨人化できるのはユミルの民のみ
→ハルキゲニア由来
このように考察できました!
あくまで管理人アースの考察上でのことなので、よろしくです!
さてさて、管理人アースにはこのように真相が解登場しているように読めるのですが、どうなのか?
具体的に作品上での説明はあるのか?
今後の展開でも要チェックですね!\(^o^)/
→ 最新話から最終回までの結末から伏線・考察を全網羅!
→ 122話考察!花が何を表すのかアニメも含め検証!
→ 122話考察!ユミルに残された3つの伏線と手紙を再検証!
→ 二千年の意味決定版!物語の最大伏線回収は?
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こんにちは。
無知性巨人が無知性なのは、知性巨人が知性的なのと理由/原因が不可分と思われ、後者(知性巨人)が多分に設定に拠っているので、前者も同様であろうと考えましたが、
別トピックでのお題(エレンの”命”を検証、駆逐する対象とは?)を踏まえ、また、かねてより気になっていたそばかすユミルの発言(第48話「誰か」)を思い起こし、
無知性巨人とは何か?を捉える時の、観点を変えてみました。
・・・
第48話「誰か」での、ヒストリアとそばかすユミルのやり取りはこうでした(↓)。
ヒストリア 「・・!? そりゃ巨人はそんなこと言わないだろうけれど! すごい勢いで食べようとしてくるじゃない!!」
そばかすユミル 「だ・誰にも短所の一つや二つはあるだろ!? そこさえ目をつぶれば割といい奴らなんだよ!!」
割といい奴ら( ̄▽ ̄;)
ここ(↑)がとても気になっていました。
無知性巨人の特徴やその特徴の原因はいろいろ考えられるでしょうが、
《問》 無知性巨人のいいところはいったいどういうところだろう?
と設問した時、別トピックのお題を考えていてふと思い至るところがあって、それは、
《答》 群れの中で一切、《争わない》、というところ。人間とは全く対照的。
無知性巨人と人間という関係で捉えると、ヒストリアが言っている通り、無知性巨人はまさに恐怖の対象となっていい奴らと言える要素はありませんが、
《無知性巨人の社会》という捉え方をしてみると、
無知性巨人は、
1) 同族では争わないない、争わないので殺し合いがない、
2) 殺傷能力は、牙や図体に見られるように、十分に備えているが、同族内では使用されていない、使用しない、(人間・ユミルの民、知性巨人は、同族に該当していない)
つまり、
《種内闘争》がなく、十分な殺傷能力を持っていても、その行使が十分に抑制されている。
言い換えると、《人間における闘争》のアンチテーゼになっている。
・・・
ある意味では無知性巨人は、天然の博愛の平和主義者となるけれど、(注記:ただし種内限定。一方で人間の方は、種内限定もできていない)
人間の側からすると無知性巨人は、全くの《共存不能》な相手。
なぜなら、無知性巨人は、
1) 生存に必要だから補食するのではなく、補食のために補食してくる、(人間の側からすると、殺すこと自体が無知性巨人の目的であるかに見える)、
2)無知性巨人のテリトリー(ニッチェ)に限界がない、つまり、人間との《棲み分け》が利かない、
特に、1)は、通常の自然界の《捕食ー被捕食関係》を全く逸脱しているので、(平たく、満腹になったら止めるというブレーキが働かない)
無知性巨人と人間とは、《どちらかしか生き残れない》、という関係になる。
URL省略。
(「協同現象の数理」、H・ハーケン、1980/04、東海大学出版)
URL省略。
(「攻撃」、K・ローレンツ、1970/05、みすず書房)
・・・
《まとめ》
・ 無知性巨人は種内で争わない。人間とは対照的である。(比喩として、いい奴ら、が成り立ちそうなところ)
・ 無知性巨人は人間と共存できない。
・ 無知性巨人と人間との戦の様相は、人間の行き過ぎた種内闘争の様相に類似している。← 抑制が利かない、或いは効きにくい
・ なお、自然界では、戦いは勝つために行われていて殺すことを意味していない。また、自然界の捕食ー被捕食の関係に善悪はない。
《まとめ・その2》
・ 巨人対策が進んで、無知性巨人の怖さは、物語の初期に比べて低くなってしまっているが、《無知性巨人の意味》が明らかになるのは、終盤のこれからなのかもしれません。
ーーーーーーーーーーーー
多分生殖器がないのはこれからユミルの民が生まれないように悲劇を繰り返さないようにっていう願いがある気がします。
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
確かにここまでお話が佳境を迎えていると言うのに、一向に無垢の巨人の誕生秘話は明かされていませんね。
それどころか、その生態さえも依然謎の部分が多過ぎます。
「無垢の巨人」と言う通称はクルーガーが言っていた言葉ですね。
彼が言っていた「人を感知し追跡し食らう」と言った巨人の特性は、無知性故であり決して煩悩や本人の意思でやっているわけではないのでしょう。
古来からエルディア帝国が無垢の巨人を安価な殺戮兵器として運用していたのも真実なのだと思います。
クルーガーは自分達がこれまでに何の罪もない人達を巨人にしてきた贖罪意識から、敢えてこのような呼び方をしているのではないでしょうか。
気になるのはグロス曹長が言っていた9番と10番です。
単なる偶然の産物なのかもしれませんが、巨人化学学会が自分達に都合の良いように巨人をカスタマイズしているようにもとれます。
月光の巨人と無垢の巨人の生態が異なるように、無垢の巨人は王家の巨人の量産型なのでは妄想してみました。
未だ謎が多い奇行種の件も含めて、物語の中で解明されて欲しいです。
いつもありがとうございます!
なるほど!
ミトコンドリアのように、細胞内寄生して、そのまま遺伝獲得されたのが「ハルキゲニア」
そして、その「ハルキゲニア」の遺伝子暴走をもたらすのが巨人化注射なのですね。
ミトコンドリアは母親由来で遺伝するので、そのイメージなのかもしれません。
であれば、形質獲得は人体捕食する必要はありませんので、生まれた時点で素質はあり、そこに巨人化人体捕食でその刺激因子を取り入れている、ということですね。マーレの巨人研究者はその刺激因子の合成に成功しているのでしょうか。
そうすると、やはり母系の先祖に「ハルキゲニア」因子を持っている人がいれば全員巨人化能力を持っているはずなので、2,000年後の現在、地上人類の多くは因子を持っているのかもしれません。
こんばんわ。
設定もさることながら 無知性をあえて「無垢(仏教用語)」と名付けたことの意味深さを感じます。
考えてみれば、エルディアは 九つの巨人
だけでも 他国を圧倒する力を持っていた
はずです。
なのに、さらに大量殺りく兵器である
無垢の巨人を産み出す必要があったの
でしょうか?
そもそも 始祖ユミルの娘や孫の時代には、
九つの巨人が 親子の間で継承されていた
だけで、無垢の巨人は存在しなかったの
ではないでしょうか?
では、無垢の巨人はいつから登場したのか。
恐らく、民族浄化といわれる時代、一般の
民から 無垢の巨人を発生させ、殺人兵器
として利用する “大きな企み” があったの
ではと感じます。
無垢の巨人を発生させた者こそが、物語の
本当の黒幕であり、巨人学会が そこに絡ん
でいると思うのですが どうでしょうか?
こんにちわ。
無知性巨人って、9つまで増えた知性巨人が、それ以上は増えなくなったので、増やそうとして巨人研究者たちが研究途中に生み出したものじゃないのかしらんと思っているんですが、研究材料の元にしたのは、知性巨人でしょうから、始祖ユミルの怨念みたいな物が反映されていてもおかしくないですよね。
で、無知性にならなかったのが、アッカーマン。
兵長一コマでもいいから出ないかなー。でも一コマ出たら、生死がわかるから、一コマ出演は無いよなー。
やっぱり全編アッカーマンを希望するしかないな。
こんにちは。
気もそぞろ(;´∀`)
トピックの話ではありませんが、進撃の巨人「ネタバレ全記事」の中の「122話ネタバレ考察」のリンクが壊れているとみられるので、よろしくご確認ください(^-^ゞ
(30巻122話「2000年前の君から」の箇所です)
ーーーーーーーーーーーー
無知性巨人が、なぜ無知性なのか?は、諸説出ていましたしそれぞれに仕組みや理由もあるのでしょうが、
《問》 なぜ、知性巨人は九体しかいないのか?
この問いと「異語同義」なのではないでしょうか?
(九体の知性巨人以外、みな無知性巨人なので)
そして、知性巨人が九体に限られることは、神話でのユグドラシルの枝という連想が働くものの、作中で明示されているわけでもなく、
そうなっているということ、つまりは「設定」ということになろうかと思われます。
ーーーーーーーーーーーー
アース団長、お疲れ様です。
いよいよ、発売日ですね。
巨人が見た目より軽いのは、2,3m級はともかくとして、単純に人間と同じ密度では立てないからと考えています。
因みに土の標準的な密度は1.3t/㎥、人の密度は0.98t/㎥で土の方が重くなってしまいます。やはり、理屈に合わないですね。
10m超すような2足歩行の巨体は、恐竜のような体形(アルファベットのAみたいな感じ)や骨格(鳥と同じく骨の中が空洞)でないと立てません。諌山先生は事前にこの辺の物理的な理屈を知っていたからこそ、見た目より軽いという特徴を入れたのだ考えています。ファンタジーでなく申し訳ないですが、先生は結構、科学的根拠などに基づき話を構成していると、私は考えています。
おはようございます。お久しぶりです。
無垢の巨人が海に近付かない理由は、カールフリッツがそう改造したからでは?と思いました。
理由は港の構造です。
港は、
・三重の壁と同時期のモノだとしたら明らかに低すぎる
・硬質化物質で出来た壁を階段状に加工出来るほど高度で強固な技術は作中に描写が無い
・(メタ的に)あれを4層目の壁とする伏線が無い
・硬質化物質の加工
港の壁には階段が付いてますが、これは海側だけで陸側には存在しません。
階段は昇降が目的のものですが、陸側に無いのを見るに「壁を越えて陸側に渡ること」が目的ではないのは明らかです。
以前に別の用途があったものを「楽園送り」に利用していたという線も考えられないわけではないですが、パラディ島へ大量移民する際には邪魔でしかないです。
つまり、港のあの壁はパラディ島への移民後(または移民の際)に建造されたものと考えられます。
移民に際しての建造の場合、その素材は巨人であるはずですが、三重の壁と比較して低すぎるし小さすぎる作りにする目的が見えません。
そして、素材が巨人であり目的が無垢の巨人の拒絶であるなら、三重の壁と同様、それ自体に昇降可能な部分を作るとは考えられません。
つまり、カールフリッツが港の壁を建てたと仮定するなら階段はマーレが後で付けたものとなる筈です。
しかし、「硬質化物質で作るモノの造形」はある程度コントロールできても「硬質化物質を素材にしてそれを加工」したものはないです。
硬質化物質がその形状を変化させた例だと、女型や獣が壁を昇る例、顎が戦槌の本体をくるみ割りする例とありますが、これらは硬質化物質対硬質化物質であることから一般の技術で硬質化物質を加工するのは不可能ではとの説を否定する材料にはなり得ません。
つまり、巨人の硬質化物質で出来た壁に整った階段を設けるのは不可能であると言えます。よって、カールフリッツ(カール以前を含む)が港の小さな壁を建てた可能性は否定できます。
そこから、港の壁は「カールフリッツが籠もった後、マーレが「楽園送り」を目的としマーレの技術で建造した」可能性が非常に高い。
次に「楽園送り」のシステムですが、これが成り立つには
・港の壁近くで無垢の巨人がさまよい続けないこと
が前提です。
でないと港の壁は作れませんからね。
(進撃の巨人連載開始当初おそらく誰もが真っ先に突っ込んだ)「巨人に喰われながら巨人より高い壁を作れる訳がない」からです。
港の建造や楽園送りによる巨人化後の対処は海から離れる性質無しに成り立ちません。
無垢の巨人が海から離れるということは単純に「内陸ほど危険」です。
港町ほど無垢の巨人による襲撃の可能性が低いのなら、エルディア帝国以外にとって海上貿易は最も栄える可能性が高く、内陸部で覇を唱えるエルディア帝国に対しエルディア帝国以外がエルディア帝国に勝ちうるとして活路を見出すのは制海権であり海上貿易となるでしょう。
つまり、エルディア帝国に対抗しうるほどの国力のある国は総じて「海に強い国」であってもおかしくありません。
では、現在海上の勢力図がどうなっているかというと、エルディアに替わり大国となったはずのマーレが他国に押されているのが現状です。
100年間怠けていたから追いこされたというのもあるでしょうが、マーレはエルディア人収容区を港(でアルミンが超大型化する時の爆発が見えるほど)の近くに設けるという愚を犯しています。
無垢の巨人が理由で「内陸ほど危険」なら収容区は内陸部にこそあって然るべきでしょう。
そうしなかった理由は「集めるなら何処でもよかった」からではないでしょうか。
つまり、収容区建設の際は「無垢の巨人が海から離れたがる性質」は知られておらず、知ったとしても「収容区を設けた後」で「移設するリスクが高かった」のではないかと考えます。
これらから、
・パラディ島の港の壁はカールフリッツ以降マーレの手で作られた
そして、
・壁を作るための性質はカールフリッツ以降知られた
と考えられます。
何故世界中で暴れ回っていた巨人の、少し考えれば判るような性質が知られていなかったのか。
それは存在しなかったから。
存在しなかった性質を与える、つまり肉体改造が可能なのは始祖の巨人だけです。
そして、知られたタイミングを考えると与えた人物はカール・フリッツであると考えるのが最も自然であると言えます。
始祖の継承者であるという条件ならカール以降も考えられますが、カール以降には不戦の契りもありますしカール以降が態々そんな性質を付与する目的はないですからね。
以上は「無垢の巨人が海から離れる性質を付与したのはカールフリッツでは?」という「誰がそうしたのか」という考察です。
そんな性質を付与する理由は「パラディ島を攻め滅ぼしてくれる時期を早めるため」ではないかと考えます。
前述したように無垢の巨人が海から離れると「海上貿易が発展します」
造船技術や航海術が発展すれば孤島に討ち入りもしやすくなるでしょう。
無垢の巨人に海から離れる性質が無ければ、マーレは上陸も出来ませんし、上陸出来なければ始祖奪還作戦も立案されませんし、窮地に陥ったマーレはそのまま他国に倒されていたかもしれません。そうなると超大型が壁に穴を開けるのは作中より更に何年後かという話になります。
ここまで来ると未来視の域ですが、カールフリッツにそうアドバイスした人物がいれば不可能ではないです。
つまり当時の進撃の巨人継承者。
巨人の力を無くさず今の歴史を作る為に無垢の巨人へ性質を与えた。
それをしたのは始祖と進撃であり、不戦の契り以前なのでカールは記憶操作し以降に進撃の性質の記憶は引き継がれないようにした。
こんなところですかね
(無茶苦茶だなぁ)
そもそもですが、無垢の巨人が 人を喰う
殺人兵器になってしまうのは何故でしょう?
やはり、九つの巨人を持つ人間を探し求め、
人間に戻りたいという本能が そうさせるの
でしょうか?
そうだとしたら、恐怖の対象だった無垢の
巨人も、悲しい定めに縛られた 哀れな存在
に思えてきます。
3人娘がユミルを捕食した経験がそうさせるのかな、とイメージしたりですが詳細を知りたいですよね。
管理人アース
100年前の巨人戦争でマーレ側についた巨人が、他の巨人から力を奪うための「仕掛け」が関係してるのではと考察してます。
私はフリッツ家=レイス家ではないのではないかと考えています。
フリッツ王家から始祖の力をレイス王家が奪うためにこの「仕掛け」使ったが、それは不戦の契りと関係しているため、キャンセルできないとかどうでしょう?