105話「凶弾」にてガビに撃たれ死亡したサシャ。
独特な話方、そのキャラクターで強い人気を誇っていたサシャでしたが、最後は呆気なく死亡してしまいました。
しかし、死亡後にも「エレンが笑った」事やカヤとガビの関係にも強い影響を残し、今でもサシャは物語に影響を与え続けています。
そんなサシャを今一度振り返るために、経歴プロフィール記事を見直してみました。
最新話128話時点から見ると、サシャとはいったいどんな意味を持ったキャラクターだったのか?
死亡時に隠されていた意味とは?
担当声優さんは?
今一度見直してみましょう!(*^^*)
◆サシャ・ブラウスとは?

サシャ・ブラウスのプロフィールです!
| 項目 | 内容 |
| 名前 | サシャ・ブラウス |
| 身長 | 168cm |
| 体重 | 55kg |
| 誕生日 | 7月26日 |
| 年齢 | 16才➾20才 |
| 出身地 | ウォール・ローゼ南区ダウパー村 |
| 所属 | 第104期訓練兵団→調査兵団 |
| 訓練成績 | 9位 |
| 目的 | 旨いものを食べること |
| サシャの由来 | ロシア語の女性名です。コメディリリーフにしたいとの思いから、コメディアンのサシャ・バロン・コーエンを元にしているようです。 |
| ブラウスの由来 | ドイツ姓です。 |
公式ガイドブックデータ

格闘術:6
行動力:3
食欲:10
協調性:6
頭脳戦:5
(「公式ガイドブック抗」より)
キース教官の分析
目を離すと何をしでかすか分からない危うい部分が目につく。
それゆえに組織として動く集団での作戦行動には不向き。
勘の良さと、素早い身のこなしには目を見張るものがあるのだが…。
私にも理解できん。
評価 B+
公式ガイドブックデータより
食欲10とは何とも言えないデーターです!(笑)
しかし、驚いたのが頭脳戦5のデーターですね。
コニーはもちろん、エレンよりも上です!
たまに見せる狩猟民族の経験による鋭い判断力の為のでしょうか?
たしかに、この経験に助けられる場面は多々ありました!
これに基づいての「頭脳戦5」なのかもしれませんね!
◆管理人アースによるサシャ・ブラウスのオススメ名場面!

サシャの名場面といえば第15話「個々」と第36話「ただいま」です!
見てみましょう!
第15話の名場面!

キース教官が一人一人に通過儀礼を行っている中、もぐもぐとサシャはイモを食べています!(笑)

信じられない物を見たようにキース教官は「貴様は何をやっている」と問いますが、サシャは気付かないかのようにイモを食べ続けます(笑)
キレるキース!(笑)

さすがに自分が言われていると気付き、敬礼をして答えるサシャ!

キースはサシャに持っているイモを問い、盗んだと認めても責められている意味が分かっていないサシャは無敵です!(笑)

そして何かに気付き、舌打ちしながらイモを割ります。

サシャは「半分どうぞ」と言い2割ほどのイモをキース教官に渡し、受け取ったキースは意味が分からないという表情をします!(笑)
「しょうがないなヤツだな…」という表情でため息を吐くサシャ(爆)

この後サシャはキースに死ぬ寸前まで走らされます(笑)
このシーンの前に間違った敬礼をしたコニーが教官に怒られているシーンでコニーがおバカキャラなのだなと読者は判断しているはずです。
その直後に、コニー以上のおバカキャラが登場した!と衝撃を受ける名場面と言えます!(笑)
強面なキース教官がおバカなサシャに、真面目に振り回されるシーンは何度見ても笑えますね(笑)
最後のサシャのため息シーンは、何とも言えない味のあるオチとなっています!(爆)
第36話の名場面!

久しぶりの帰郷に、昔、父親から他者と向き合うことに臆病な所があると言われた事を思い出します。

それはサシャの言葉遣いが方言ではなく不自然なくらいの丁寧な所にも表れていますね!
サシャにとっては、他者と「自分の故郷の言葉」で話す事は怖いのでしょう。
村に向かう途中で人を襲っている巨人に出会い、助けようとしますが出来ず、子供だけを助けます。

二人で走って逃げることは無理だと判断し、子供だけを逃がそうと決断し、逃げない子どもに「走らんかい!!」とハッパをかけます!!


その言葉に反応し、子どもはダッシュで逃げます!
サシャは巨人の両目を潰し、子どもが逃げる時間を稼ぐという作戦を取り、最後の一本は確実に目を潰すために自分の命を懸け、直接目を潰します!

何とか巨人を足止めし、自分も命からがら助かり、その後父親と子どもと合流し、父に「ただいま」と言い終わります。


自分の命を懸け、巨人の直接目を潰しに行くシーンはもの凄く熱いですよね!
そして、助かる事を諦めた子どもに「抗い」の精神を思い出させ、サシャの他者と関わる怖さが、子どもを助けるために払拭されていることが分かる「走らんかい!!」の一コマは最高ですね!
この一コマで、36話で伝えたい事が全て集約されているのではないでしょうか?
この場面を名シーンと言わず、どのシーンを名シーンと言えば良いのか?と思ってしまうくらいの一コマだと管理人アースは感じます!!
◆サシャ・ブラウスの考察・伏線まとめ!

サシャの伏線と言えば「サシャスパイ説」でしょう。
【進撃の巨人サシャスパイ説を考察!サシャの正体は王政側の人間?】にて考察していますが、まだこの説は生きていると言えます。
そして、サシャには王政側だけでなく、ライベルたち故郷組との繋がりを匂わせるシーンも度々ありました。

まだまだ、サシャにはスパイ疑惑が残っています。
突然獣の巨人側に寝返る可能性もあると思います!
そういう意味での、今後のサシャの動向にも注目ですね!
ただ、シガンシナ区決戦を終えた今となっては、さすがに裏切るという展開は厳しいでしょう!(笑)
これからは、シガンシナ区決戦を生き残った調査兵幹部としてのサシャを見たいですね!
◆サシャ・ブラウスの実力・強さはどれくらい?

サシャは確かにおバカキャラです。
しかし、キース教官の分析のように「作戦行動には不向き」というような事はありません。
中央憲兵との闘いでも、その弓矢の腕を見せ、活躍していましたし、リーブス商会を拘束させる時にも、ミカサのピンチを助けていました。
このように、サシャは立派にリヴァイ班の一員として見事に戦い抜いてきました!
決してずば抜けた戦闘力を持っている訳ではありませんが、今後も野生的な聴力や、勘で乗り切って行くのではないでしょうか?
戦い以外でも、コニーとともに、今後もおバカキャラを発揮してもらいたいです!\(^o^)/
◆105話にてサシャ死亡!

105話にてとうとうサシャが死亡するという展開となりました!
最後の最後まで「ご飯はまだですか?」「肉」とつぶやき、徹底した食いしん坊ぶりを見せての退場となりました(´;ω;`)
もともと「サシャが死亡する」という伏線は張られていましたが、かなりキツイ展開でしたね。
サシャが死亡するという伏線については105話考察!サシャ死亡!哀悼を込め伏線を検証!にて検証していますので、見てみてください!
この記事を書いた後にも、サシャ死亡についてこのような事にも気付き、Tweetしています。
36話でサシャが死亡する予定だった物語は、おそらく少女を助けて死亡という展開だったのでしょう。
それが今回サシャが死亡した展開が、撃たずに見逃したガビという少女に撃たれてとは…それも自分が撃った門兵の遺品ライフルで…
怖いくらい計算されているような展開
9巻読み返してビビった(;´Д`) pic.twitter.com/oi1cTd01Bz— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年5月19日
この死亡展開は、諫山先生の予定通りだったのでしょう!
もともとサシャが36話で死亡する予定だったことは進撃の巨人9巻ネタバレ考察まとめ!でも取り上げて考察していますが、そこから見れば逆に「諫山先生はサシャをここまで延命させキャラを活かした」と考えるべきなのかもしれませんね!
大正解な選択だったのは、間違いないですが!(*^^*)
106話以降に登場するであろう、パラディ島の3年間でサシャに出会えるのを楽しみにしています!
そして今後起こるであろう、サシャロスによる104期の成長ぶりを感じ、サシャの存在を確認したいです!
105話で死亡退場してしまいましたが、サシャは当初の予定を超えて大活躍をしたキャラでした!
サシャ!お疲れさまでした!(´;ω;`)
◆サシャの最後の言葉「肉」に込められた想いを検証!

105話で死亡退場したサシャですが、その最後のセリフを見直してみましょう。
撃たれ倒れたサシャに「オイ!サシャ!」「しっかりしろ!」と、コニー・ジャンが叫び声をかけます。
虚ろな表情で返答が無いサシャに一瞬ダメそうな感じになりますが、「うるさいなぁ…」「ご飯は…まだ…ですか?」とジャンとコニーの顔を見て答えます。
そして、最後に「肉…」と答えそのまま帰らぬ人となります。
今見直しても目頭が熱くなる場面ですが、この時にサシャがつぶやいた言葉は「全てサシャらしいセリフ」ですよね。
「うるさいなぁ」は、シガンシナ区決戦時でのリヴァイ兵長の名場面を全て台無しにする「う…うるさい」を思い起こさせます(笑)
「ご飯はまだですか?」は、その直前にジャンに「とりあえずご飯はまだですか?」と言っており「いつものサシャ」を想起させます。
さらに最後の「肉」は、まさにサシャの代名詞とも言えるセリフですよね。

「うるさいなぁ」」「ご飯まだですか」「肉」というサシャ最後の言葉は、全てがいつも通りなサシャのセリフだと分かります。
撃たれ血を流し倒れているのに、「痛い」とか「気を失う」という描写ではなく、普通のセリフを言わせているのって、何か意味がありそうですよね。
これは、目の前で同期が撃たれたジャンとコニーの緊迫感ある表情、動きとの対比をさせる為に「いつも通りなサシャ」なセリフを言わせたのだろう、とは思います。
ただいっぽうで、この時のサシャは「普通の女の子だった」という意味を表しているようにも感じます。
サシャが撃たれたのは「マーレ強襲」に参加したからです。
戦場へ行き人を殺し、その報いでの死亡であることは間違いないでしょう。
サシャ父の言葉を借りれば「森を彷徨ったから」なのでしょう。
しかしサシャ自身は「普通のどこにでもいる女の子だった」のも事実で、それは最後の言葉からも分かりますよね。
サシャを撃ったガビもそうです。

ガビがサシャを撃ったのも「森を彷徨っているから」でしょう。
しかしいっぽうでファルコに告白されれば顔を赤くし、カヤとも友達になりたいという気持ちを持った「普通の女の子」です。
サシャもガビも、根本は普通の女の子なんですよね。
サシャの最後のセリフ「肉」には「サシャも普通の女の子なんだよ」という諫山先生の想いが込められているのではないかなと。
そんな風にも読める場面だな、と感じました。
◆サシャ声優 小林ゆうさんを紹介!

| 項目 | 内容 |
| 名前 | 小林ゆう(こばやし ゆう) |
| ニックネーム | ゆうちゃん、画伯 |
| 生年月日 | 1982年2月5日 |
| 血液型 | o型 |
| 身長 | 168cm |
| 年齢 | 38才 |
| 出身 | 東京都 |
| 所属 | ホーリーピーク |
サシャ担当声優の小林ゆうさんは、超有名な声優さんですよね。
本当に数々のキャラクターを担当してますし、何より画伯としても有名です(笑)
◎小林ゆうですなう。モデル業のファッションのお仕事で嬉しいご報告が出来そうですなう。ツイッターさんを始めて半年が過ぎ、フォロワー様が10万人を超えましたなう。記念と感謝の気持ちを込めてアイコンの自画像を新しく描かせて頂きましたなう。 pic.twitter.com/3riFM66YLS
— 小林ゆう_公式 (@holy_kobayashi) 2013年11月6日
サシャ担当声優 小林ゆうさんについてはサシャ声優小林ゆうさんを紹介!にて紹介記事をアップしていますので、見てみてください。
◆サシャに残された伏線?「方言」とは?

109話にて、サシャ父の方言がマーレ南方の訛りであると分かっています。
つまりはサシャの方言はマーレ南方の方言である、と言うことですよね。
この辺りの考察は109話考察!サシャ父の「訛り」を検証!ブラウス家マーレ人説はある?にてまとめてありますので、見てみてください!
ここではサシャがマーレ人だった可能性について考察していますが、何かしらの伏線である事は間違いないでしょう。
ちなみにサシャの方言については、9巻第36話にて既に言及されています。

「走らんかい!」名場面で有名な36話ですが、マーレ南方訛りという伏線も仕掛けられていたの事にもなりますよね。
これ、回収されたらかなりのロングパスであり、かなりな伏線回収ですよね!
既に死亡退場してしまっているサシャですが、まだ彼女には回収されるべき伏線が残っていると考えられそうです。
◆サシャとガビの関係を考察!

サシャはガビに撃ち殺されています。
そこから、サシャとガビは「殺した者」「殺された者」という被害者と加害者の関係と言えるでしょう。
この二人と大きな縁を持っているのが、カヤです。
彼女から二人の関係を見てみましょう。
カヤから見れば「命の恩人であるお姉さん」と「その恩人を殺した仇」という二人になります。
ただ、124話でナイル巨人から助けられたカヤがガビにサシャを重ねていることから、二人には違う意味があるようにも感じますよね。
命の恩人を殺した仇を命の恩人に重ねる意味とは、どのようなものなのでしょうか?
答えは124話でニコロが言っている言葉にありそうに感じます。

カヤの中にもガビの中にも悪魔はいる。
誰の中にも悪魔がいて、誰かの仇になるしなり得るのでだろうと。
ガビはカヤから見れば、仇でした。
でもガビから見たら、サシャは門番のおじさんを殺した仇でした。
カヤだってガビを殺したいと言っており、もし殺していたらファルコやマガト、ライナーの仇になっていたでしょう。
それがサシャ父が言った「森の中を彷徨っている状態」であり、それから脱するには「森から出ようとし続ける」ほか、無いのでしょう。
サシャとガビとはカヤから見た恩人と仇でしょうが、ナイル巨人から助けてもらっている時点でガビも恩人になっています。
なのでこの時サシャと重ねているのでしょうが、いっぽうで同じ人、同じ人間という意味を持っているのだろうと察せられます。

「仇も恩人も同じなのだよ」と。
ちょっと飛んだ読み取り方になっているかもですが、そんなメッセージが込められているのではと感じました。
サシャとガビの関係は、かなり深いですよね!
「マーレ南方訛り」も含め、サシャは退場してしまいましたがガビを追いかけ彼女の中にサシャを見ていかなきゃな、とサシャ考察をして感じました!
進撃が続くかぎり、サシャは永遠ですよ!\(^o^)/
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