104期の中でもっとも名前が明らかになるのが遅かったユミル。
その名前には非常に重要な意味が込められている事と、マーレ編に入ってから分かっています。
始祖ユミルちゃんの名前を関した104期ユミルは、既に死亡しています。
彼女の出番は、もう無いのでしょうか?
その辺りも含め、ユミルのプロフィール記事を更新しました。
これまでのユミルを見直し、今後の再登場は無いのか検証しました。
さらに始祖ユミルちゃんとの関係は?
見てみましょう!\(^o^)/
◆ユミルとは?

ユミルのプロフィールです!
| 項目 | 内容 |
| 名前 | ユミル |
| 身長 | 172cm |
| 体重 | 63kg |
| 誕生日 | 2月17日 |
| 出身地 | 謎 |
| 所属 | 第104期訓練兵団→調査兵団 |
| 目的 | ヒストリアを守ること |
| ユミルの由来 | 謎ですが「イルゼの手帳」から、何かしら意味があるようです |
公式ガイドブックデータ

格闘術:7
行動力:10
好き嫌い:10
協調性:2
頭脳戦:7
(「公式ガイドブック抗」より)
キース教官の分析
高い身体能力を持っている少女で、本来ならば第104期訓練兵団の中でも10番以内に入れるはず。彼女にやる気がないのか、自分のポテンシャルを生かし切れていないのが歯がゆい。何とも惜しまれる素材である。
評価B?
公式ガイドブックデータより
行動力10というのはエレンと同等で、最高値です。
ユミルの行動力10は驚きですね!
これは何を意味しているのでしょうか?
キース教官が言うユミルのポテンシャルを表しているのでしょうか?
キース教官の分析はヒストリアに10番以内を譲ったという伏線に繋がっていますね。
協調性2は肯けます!(笑)
◆管理人アースによるユミルのオススメ名場面!

ユミルの名場面と言えば第40話「ユミル」でしょう!
名シーンを見てみましょう!
40話の名場面!

ユミルはコニーからナイフを受け取り、朝日をバックにヒストリアと対峙します。
ユミル
「クリスタ…お前の生き方に口出しする権利は私には無い」
「だからこれはただの…私の願望なんだがな」
「お前…胸張って生きろよ」

クリスタ
「え…」
そう言うと、突然ユミルダッシュし、巨人の群れに飛び込みます!

ユミル
“クリスタ…私もだ 自分なんて生まれてこなければ良かったと思ってた”
“ただ存在するだけで世界に憎まれたんだ”
“私は…大勢の人の幸せのために 死んであげた”
“…でも その時に心から願ったことがある”

“もし 生まれ変わることができたなら…今度は自分のためだけに生きたいと…”
“そう…強く願った”
ナイフで手に傷を付けたユミルは巨人化し、巨人たちを次々と倒しクリスタ達を助けます!
クリスタを助けるために巨人の群れに飛び込んでいく、熱いシーンですね!
同時にユミル考察では欠かせない伏線のシーンにもなっています!
まさに名場面と言えるでしょう!
第66話の名場面!
16巻66話。
父ロッドから巨人化注射を促されながらも、ヒストリアは逡巡しています。
壁内の未来、父の願い。
全てはヒストリアが巨人化することにより、叶います。
何より、父が望んでいる娘でありたいと思っているヒストリア。
そしてロッドの手により巨人化注射が強く腕に刺さり、巨人化することを受け入れようと覚悟します。
しかしヒストリアの脳裏には、ユミルの言葉がよぎります。
ユミル
「クリスタ…お前の生き方に口出しする権利は私にない」
「だからこれはただの…私の願望なんだがな」
ヒストリアは巨人化注射を床に叩きつけ、ついでに激昂する父ロッドも叩きつけます。
この場面はヒストリアの名場面、と捉えている方がほとんどでしょう。
たしかにその通りで、ヒストリアの熱い最高な名場面となっています。
ただ先程にも見た通りで、40話では俯瞰目線で描かれており、「胸張って生きろよ」は非常に小さなひとコマだけな描写となっています。
同じ場面でもこの66話ではヒストリアの目線で描かれており、非常に大きく見開きで描かれています。
これはユミルの言葉と願望が叶ったという意味であり、ヒストリアの中でユミルの存在がどれだけ大きいかが表現されているのかなと!
たしかにヒストリア名場面と言える一場面ですが、同時にユミルの願望が届き叶い生きたという意味で、ユミルの名場面として取り上げさせてもらいました!
ユミルとヒストリアの関係は、最高ですよね!\(^o^)/
◆ユミルの考察・伏線まとめ!

ユミルの正体についての考察は【進撃の巨人のユミルの正体は?高貴な身分の真相も!】にて行っていますので、見てみてください!
ユミルという人物は、相手の気持ちを考えずズバズバとストレートに自分の気持ちや考えをぶつける性格です。
アルミンにこんな事を言ったり

ヒストリアにはこんな風に言ったり

コニーからクソ女と言われてもしょうがないでしょう(笑)
しかし、アルミンにキツイ言い方をしたのは、アルミンやコニーに落ち込んでいる場合じゃないぞと言いたかったのだろうし、ヒストリアには自分と重ねて「死ぬな」と言いたかったのではないかと思われます。
この時は、コニーに対し母親が巨人化したという現実を知らせないように気遣っています。

キツイ言い方をするだけで、本当は相手の気持に聡いキャラクターなのだと思われます。
名場面でもユミル自身が回想していますが、ユミルとヒストリアは同じような境遇で育ったようで、存在するだけで憎まれていたようです。
となると、基本的にユミルとヒストリアは同じような性格になるのではないでしょうか?
しかし、表向き真逆のキャラですね(笑)
二人は根っこは同じで、表に出ている性格は逆という鏡のような関係なのでしょう!
おそらく表面化している部分は真逆に表れていますが、根っこはよく似ているのでしょう!
それが分かるのでユミルはヒストリアをほっとけなくて、執着していたのだと思われます。
コニーの気持ちに気遣ったシーンからも「人が傷付く事に敏感」な性格なのではないかとも考えられます。
そう考えると、根っこのユミルはとても優しい性格だったのではないかと感じられます。
ユミルとユミルの民についての最新考察を進撃の巨人の巨人の正体をユミルの民から検証!にて行っています!
見てみてください!
◆ユミルの実力・強さはどれくらい?

巨人化したユミルは、とても素早く巨人の群れでも圧倒的な力を持っていました!
おそらく、巨大樹のシーンでベルトルトに言っていた言葉は本当なのでしょう!
平地ではなく、建物が多くある場所や森の中では、かなりの戦闘力を発揮するのではないかと思われます。
ただ、現在は生死不明なので、その戦闘力の高さが確認出来るかは分かりませんが…
対知性巨人でのユミルを見てみたいですね!
そのためにもユミル再登場を願うばかりです!
ユミル声優の藤田咲さんとは?

| 項目 | 内容 |
| 名前 | 藤田 咲(ふじた さき) |
| ニックネーム | さっきぃ |
| 生年月日 | 1984年10月19日 |
| 血液型 | 他称A型(VOICE CREWより) 自称AB型 |
| 身長 | 153cm |
| 年齢 | 33才 |
| 出身 | 東京都 |
| 所属 | アーツビジョン |
ユミル担当声優の藤田咲さんと言えば、やはり初音ミクの音源ということで有名ですよね。
さらにプリキュアのキュアマカロン役でも有名です。
藤田咲さんについてはユミル声優藤田咲さんのプロフィールまとめ!にてまとめてあります。
ユミルの最後とは?

ユミルの最後は、23巻93話にてポルコから明らかとなっています。
ポルコに記憶が継承されている事、そしてこの時の描写からポルコに捕食された事は確定でしょう。
顎の巨人を継承する為に、ポルコが無垢の巨人化しユミルは捕食したのだと思われます。
12巻50話最後にライナーとベルトルトの手土産になってやる、と告げたユミルはそのままライベルやジークと共にマーレに渡ったのでしょう。
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そしてポルコの記憶の中で生き、128話現在ではファルコに継承された顎の巨人の記憶の中で生きていると思われます。
ユミルとユミルちゃんとの関係を考察!

ユミルに残された最後の情報は、89話に登場した「ユミルの手紙」となっています。
ここにはユミルの半生が描かれており、彼女の生い立ちから無垢の巨人になるまでが描かれています。
名前も無く浮浪児のように生きていた彼女が「ユミル」という名前を与えられ捕まり、楽園送りにされるまでの経緯が分かります。
その生い立ちと122話に登場した始祖ユミルちゃんの生い立ちが非常に似ている、と感じるのは管理人アースだけではないでしょう。

ユミルの手紙には始祖ユミルちゃんを想起させる部分が多々あり、その辺りは122話考察!ユミルに残された3つの伏線と手紙を再検証!にてまとめ、検証しています。
始祖ユミルちゃんと104期ユミルは作中では全く接点は無いですが、二人には非常に重なる部分があります。
もしかしたら「生まれ変わり」的なイメージで、後々どこかで二人が重なり登場する可能性もあるかなと。
ユミルは非常に魅力的なキャラクターですし、どのような形でも良いのでどこかでまた登場して欲しいな、と感じますよね!
胸を張ったユミルにまた会いたいな、と感じる管理人アースでした!(^^)








