123話に登場したエレン放送の際に、夜空を見上げるピークの後ろに小さく倒れている人物を管理人アースはジークだと見ていました。
しかしコメントでは「ファルコでは?」と指摘される方を多く見かけ、見直してみると確かにそのようにも見えます。
これ、コメントの指摘の通りファルコなのかも。
そう感じると同時に、疑問も感じました。
ファルコ、この後どうなるんだろう?
おそらく顎の巨人を継承したばかりなので寝ているのでしょうが、起き上がった後ファルコにはどのような展開が待ち受けているのでしょうか?
マーレ側の主人公とも言われている、ファルコに残されている役割とは?
考察していくと、ファルコが地鳴らしを止めるのではとの予想に行き着きました!
見てみましょう!
◆ファルコに残された役割を検証!

123話で小さく寝転がっているのがファルコだとしたら、「巨人化したばかりのファルコはまだ寝ているよ」という諫山先生のメッセージのように感じられますよね。
では今後目を覚ますであろうファルコには、どのような役割が残っているのでしょうか?
23巻から始まったマーレ編ですが、その冒頭はファルコの登場から始まっていました。
この描写から「マーレ編主人公はファルコでは?」と考えている人は多いでしょう。
管理人アースもその一人です。
もっと言うと、マーレに舞台が移った後半からの物語のキーマンはファルコなのでは、と考えています。
理由は、そのキャラにあります。
この辺りはファルコ・グライスの経歴プロフィールまとめ!でもまとめ考察していますので、見てみてください!
そこではファルコのキャラを「戦いを好まない平和主義」「兄が獣の巨人継承予定のコルト」「ガビが好き」の3点でまとめ、これらが回収されると予想し、そこからその後の展開を予想していました。
この予想は、今でも変わっていないです。
「兄が獣の巨人継承予定者コルト」であることから、「エレンとジークの兄弟という関係との対比的関係に意味がある」と指摘し、そこから展開が起こるのではと予想していました。
これは、119話タイトル「兄と弟」でまさに回収されましたね!
ファルコとコルト、マルセルとポルコという兄弟関係は、やはりエレンとジークとの対比関係という意味を持っていたのだと、119話を読んで感じました。
「ガビが好き」も29巻118話で回収されましたよね!
この告白がガビにどのような影響を及ぼすか、告白したファルコにどのような意味を及ぼすのかはまだ描かれていません。
しかし、119話で巨人化するファルコが涙を浮かべながらガビに手を伸ばすシーンを熱くさせる効果は、十分に持っていました。
さらにファルコの想いを知り意識しだした直後に巨人化されたため、涙を浮かべながらライフルを握りエレンを狙うガビの心情を深める効果も持っているな、と感じさせられました。
恋愛描写が非常に少ない進撃としてはかなり珍しいシーンだなと感じましたし、今後の二人の展開にもまだまだ影響を及ぼしそうですよね!
ファルコの「ガビが好き」というキャラクターには、まだまだ役割が残っていそうな気がしますよ!
そして最後の「戦いを好まない平和主義」は、ファルコの最も大きな意味を持っている役割だと管理人アースは感じています。
これは103話で瀕死となったピークをかばい、雷槍を発射しようとしているジャンの前に立ちはだかる場面でも感じました。
非常に印象的な場面でしたし、このような感じのシーンが今後ファルコにもっと大きな舞台で展開するのではないかなと予想できます。
それはどのような展開なのでしょうか?
大きな3つの役割の内、最後に残されたファルコの役割から生まれる展開とは?
予想してみましょう!
◆目覚めたファルコの展開を予想!

エレンによる地鳴らしでパラディ島から世界に進軍する超大型巨人
その地響きによりファルコは目覚めます。
ファルコ
「…ん?」
周りも見回すと、ガビとマガト、ライナーとピークがいます。
ファルコ
「あ、あれ?」
「俺…巨人化を止めてもらうためにジークさんを探していて…」
「それから…どうったんだ?」
記憶を失くしてるファルコ
ガビからジークが叫びファルコが巨人化したこと、コルトが死亡したこと、ポルコを捕食し顎の巨人を継承し人間に戻ったことを伝えます。
あまりの事に言葉を失くすファルコ
ガビは続けます。
ガビ
「私は許せなかった」
「コルトを死なせて、ファルコにガリアードさんを食わせた…ジークが」
「…そしてジークを裏切らせるキッカケを作ったエレン・イェーガーが」
「だから…撃った」
「キチンと命中させた。けれど…」
「そしたら、地鳴らしが起こって…」
そこからは続けられないガビ
ガビ
「カヤが教えてくれたのに!ライナーが教えてくれたのに!悪魔なんていないって!みんな同じだって!」
「でも許せなかった!だから地鳴らしが…」
エレンの地鳴らしは自分が原因で起こったと捉えているガビ
でも、あながちその考えは間違っていないでしょう。
自分を責めるガビを見つめるファルコ
そんなガビの肩を掴みファルコは言います。

ファルコ
「落ち着けガビ。今は感傷的になってる場合じゃない(ミカサ風)」
「さあ、立って」
ガビを立ち上がらせるファルコ
側に立っているマガトに向けて言います。
ファルコ
「マガトさん」
「世界に向けて進軍し始めている超大型巨人の歩みを止めれば世界が救われる」
「違わないですよね?」
マガト
「あ、ああ そうだ(マルコ風)」
「し、しかし今の世界連合軍でも」
「これだけの数の超大型巨人を」
ファルコ
「できます」
言い切るファルコ
何か考えがあるよう。
このような展開が起こるのでは、と予想します!
すみません。途中から大好きな7話のミカサの場面と重ねてしまいました(笑)
要は、ファルコの「ガビが好き」な気持ちと「平和主義」が重なり「地鳴らしを止めるのはファルコでは?」と考えているのです。
「マーレ編」に入ってから諫山先生は「負の連鎖」を描かれています。
歴史は繰り返し、争いから憎しみが生まれ、憎しみが争いを生む。
争いから差別が生まれ差別が憎しみを生み争いを生む。
まさに負の連鎖です。繰り返しです。
それを断ち切るのは「ファルコの平和主義」なのでは、と感じるのです。
まさに「マーレ側の主人公」にはふさわしい展開であり役割かなと!
この展開ならばガビを救うため、争いを止めるため、というファルコのキャラが最大の見せ場で生かされますよね!
今回の考察でファルコに残されている役割は「ガビへの想いと争いを好まない平和主義なキャラからの地鳴らしを止める展開」が予想できました!
この予想、当たるでしょうか?
かすってくれるのなら、ジークの次はファルコに要注目ですよね!\(^o^)/
→ 123話考察!倒れているジークの残された役割を検証!
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