ジーク・イェーガー

【進撃の巨人】ネタバレ123話考察!倒れているジークの残された役割を検証!

123話にてエレンの目的が地鳴らしであると明らかとなり、一気に物語が動き出す展開となりましたが、その中で影が薄くなっているのがジークです。

9巻初登場時から常に物語の黒幕、ラスボスとして君臨して来たジークですが、123話では全く活躍する場面が無くなってしまいました。

ジークの役割は終わったのでしょうか?

もう、このままジークはフェードアウトしていくのでしょうか?

今後のジークの展開と、彼に残された役割を検証してみましょう!

◆ジークの役割を検証!

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管理人アースは記事を書き始めた頃からずっと「ジークはラスボスだ」と唱えてきました。

しかし今回123話の展開をそのまま受け止めれば、エレンのラスボスは「世界」という事になりそうですよね。

厳密に言うと123話考察!エレンの「命」を検証!で考察していますが、「国」「国境」「システム」なのかもしれませんが。

どちらにしろ、ラスボスはジークではなかったという事になりそうです。

では、ジークとはどのようなポジションの存在だったのでしょうか?

結果、ラスボスではなかったですが、「エレンが超えなければならない存在」だと管理人アースは捉えています。

エレンから見れば、ジークはエレンが持っていなかった「情報」「知識」「経験」を、全て兼ね揃えている存在でした。

その上でジークは「エルディア安楽死計画」を生み出し、エレンに提案しています。

主人公であるエレンは、これを否定しなければいけません。

否定した上で、それを超える代替案を出さなければならない立場にあります。

代替案がジークの安楽死計画を超えていなければならない以上、エレンは「情報」「知識」「経験」をジークと同等には持っていないと説得力にかけます。

やはり同じ土俵に立った上での代替案でなければ、説得力に欠けますよね。

そういう意味で、ジークはやはりエレンが成長し、超えていかなければならない「ボスキャラ」だったのだろう、と管理人アースは捉えています。

そして別の角度から見れば、ジークは読者の誰もが現実の世界でぶつかる大きな「壁」だったのかな、とも感じられます。

例えば「血統」でもそうですよね。

「進撃の巨人」において「血統」は非常に大きな意味を持つファクターとなっており、特にジークは「王家血統」を引いている事から、物語においても最重要人物とも言える立場でした。

さらに「9つの巨人」継承者でもあり、「王家血統の巨人継承者」という作品上でも他に並ぶ者はいない「最高上位」なポジションを得ていました。

血統において選ばれた存在であるジークを超える事は、現実世界ではまず不可能なことでしょう。

このような存在は、現実世界にも存在します。

血統でも能力でも適わない相手…

それを血統では全く一般人であるエレンが超えるというのはまず不可能な事ですし、現実世界にもある厳しい現実です。

しかし、エレンは超えましたよね!

123話で王家血統のみの命令を聞く始祖ユミルが、エレンに力を貸したことは確定しました。

これはエレンが王家血統を超えたという展開と見て、間違いないでしょう。

どのようにして超えたのか、というと「歴代の進撃の巨人継承者の想いとエレンの強い意志」で超えたと捉えるべきかなと。

「想いと意志」「血統(壁)」を超える…

これがジークを通して諫山先生が描きたかった事のひとつではないのかな、と感じました!

そしてジークは、エレンにとってずっと行方不明であり、物語でもキーマンとなっていた父グリシャの異母兄となっています。

エレンにとってグリシャは「自分に巨人の力を与え、世界の謎を解く鍵を与えた存在」です。

まさに「子」から見た時の「超えられない父」という存在となっていました。

その鍵を使い、秘密の地下室が明らかになった時に「ジークが異母兄」であると分かり、「王家血統者」という存在だと判明しました。

この時から管理人アースから見ると、エレンから見たジークは実際の父グリシャの代わりとしての「超えなければいけない父的存在」のように見えました。

それがジークの役割であり、ポジションだったのかなと。

つまりジークは「血統」「父」という現実にも存在する「超えるのは難しいけれど、どこかで超えなければいけない存在」だったのでしょう。

こう考えると、ジークはやはり「ラスボス」ではないか、と感じてしまいますね。

でも、おそらくは「ラスボス」はこれから「世界」「システム」として諫山先生が登場させるのだろう、と思います。

というか、既にそのように感じている以上、それは登場しているのかもですが。

さて、そんな超えなければいけない存在としての役割を担っているジークですが、エレンに超えられる展開を迎えました。

では、もうジークには役割は残っていないのでしょうか?

123話でメッセージを受け取っているピークの後ろで寝転がっているのがジークであり、寝転んだままで終わるのでしょうか?

これからのジークの展開を予想してみましょう!

◆今後のジークの展開は?

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ここまでは主人公エレンから見たジークの役割を考察してきました。

そのジークの役割は終えただろうと考察できましたが、ジークにはもう役割は残っていないのでしょうか?

管理人アースには、ジークにはまだ役割が残っていると感じます。

パッと思い付くのは「イェレナとリヴァイ兵長」です。

イェレナはジーク信奉者として登場し、「イェーガー編(当サイト呼称)」で大活躍をしました。

エレンにジークの目的を示し、104期生たちにエルディア安楽死計画を伝えるという役割は大きかったですよね!

そんな彼女の引き際にも、ジークは絡んできそうな気がしますよ。

そこにピークが絡む展開も、ありそうな気が…(希望)

そしてさらに最も気になるのがリヴァイ兵長の伏線です。

エルヴィン団長との約束をリヴァイ兵長がズッと胸に秘めているのは、28巻112話での

「…長かった」「エルヴィン…あの時の誓いをようやく果たせそうだ」

という回想でも、明らかとなっています。

となると、リヴァイ兵長が再登場してジークをにトドメを刺す、という展開もありそうですよね!

そう考えると、リヴァイ兵長から見たジークの役割がまた残っている、という事になりそうですよ!

おそらく今現在寝転がっているであろうジークは起き上がり、イェレナと接触するのではないでしょうか?

その後にリヴァイ兵長に倒されるのかなと。

やはり、この辺りのジーク絡みの伏線も回収して欲しいですよね!

今回の考察で「エレンから見たジークの役割は終わっているけれど、イェレナとリヴァイ兵長に対しての役割は残っている」と予想出来ました!

リヴァイ兵長の再登場と共に、ジークとの絡みがあるのか楽しみですよ!(*^^*)

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