「コメントの花を紹介!」を追加しました!
122話で少女ユミルが兵に追われている場面は、本当に酷く悲しい場面でした。
特にそこで悲惨さを物語っていた描写が「血に濡れた花」でした。
さらにその後の描写で、始祖ユミルが道へ行く場面でも「花」が登場していました。
このところどころに登場する「花」は意味深ですよね!
特にアニメファンの印象に残っているのは、アニメ10話で骸骨エレン巨人の中で咲いていた花でしょう。
これらの花に何か意味があるのか?
そこに122話の始祖ユミルに関係する伏線が存在するのか?
検証してみましょう!
◆進撃の巨人の花について考察!


122話では始祖ユミルの半生が描かれる展開となっていましたが、ところどころに「花」が登場していました。
最初に「豚を逃した」罪で追われる始祖ユミルが逃げる場面で「血で濡れる花」が登場し、二つ目では始祖ユミルが倒れ「道」に行く場面で登場していました。


共通して言えるのは「始祖ユミルが絶望している場面」で登場していしていますよね。
一体何を表しているのでしょうか?
これまでの「進撃の巨人」を振り返っても、「花の登場」は各所で見られました。
「進撃の巨人」で花と言うと真っ先に思い浮かべるのは、アニメ第10話のエレンが部分巨人化して榴弾を止めた場面に登場した花でしょう。


エレン巨人の肋骨の中で咲く花はアニメオリジナルとなっており、非常に印象的でした。
これについて作者諫山先生のブログ【現在進行中の黒歴史】にて説明がされています。
アルミンとミカサのいるアバラの内側にある花は
花びらさえ散ってないって意図の演出です
目に見える物理的な力以上の不思議なことが
起こってるように見せたかったからです
【現在進行中の黒歴史】より
巨人化という「不思議なことが起こっている」という演出上の改変だったようですね!
この辺りはアニメ10話感想「応える」あらすじ考察まとめ!でもまとめていますので、見てみてください!
アニメでの花を思い起こすと、今年5月に放送されたアニメ54話での「ヒッチの花」も印象的でした。
マルロが心配で寝ておらず起きているヒッチ(主観)は、原作と同じように登場しました。


同じく原作通り「花瓶の花」も登場していましたが、花自体は微妙に改変されているようにも見えました。


原作以上にリアルに描かれており、「アネモネ」に見えました。


花言葉を調べてみたら「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」であり、特に「紫のアネモネ」の花言葉は「あなたを信じて待つ」だとも分かりました。
完全にヒッチの気持ちを表す演出となっていますよね!
この辺りはアニメ54話あらすじ感想考察!にてまとめていますので、見てみてください!
こうやって見ていくと、花をモチーフにして「現象や心情など目に見えないものを演出している」のだろうと察せられました。
アニメでは特に意識して行われているように見えますよね。
では今回122話に登場した花には、どのような意味が込められているのでしょうか?
検証してみましょう!
◆始祖ユミルの花の意味を検証!


まず、追われ逃げる少女ユミルの血に塗れた花にはどのような意味が込めれられているのでしょうか?
アニメでのヒッチの花の事もあったので、花の種類を調べてみました。
管理人アース的にはコスモスに見えるのですが、どうでしょうか?


コスモスの花言葉は「乙女の純真」「調和」です。
となると、血で濡れたコスモスには「血で濡れた乙女の純真」や「汚された調和」という意味になりそうですね。
う~ん、けっこう意味深ですよね!
次に「道」へ行く際に登場した花は何を表しているでしょうか?


先ほどと同じコスモスだと思うのですが、気になるのが花びらの数です。


9枚ありますよね。
あまり花には詳しくない管理人アースですが、花びらの数が9枚というのは、かなり珍しいのではないでしょうか?
調べてみたら、全く存在しない訳ではないようです。


ただやはりかなり珍しいようですし、この場面に登場しているコスモスは全て9枚の花びらのように見えるので、ちょっとあり得ないでしょう。
最初に登場しているコスモスは8枚の花びらであることからも、意識して描き分けていると察せられます。
そう考えると、こちらのコスモスには「あり得ない花」みたいなイメージが込めれているのかもしれませんね!
それこそアニメ10話で登場した骸骨エレン巨人の肋骨内に咲いていた花のような演出で「不思議なこと」を表しているのかなと!


「道」に行く過程で登場していることからも、そのような意味が込められた演出なのでしょう。
今回の考察で「最初に登場したコスモスには『血で濡れた乙女の純真』『汚された調和』という意味が込められており、後に登場したコスモスには『あり得ない花』『不思議なこと』という意味が込められている」と考察できました!
伏線は無いかもですが、やはり演出上の意味とは別に、具体的な意味も込められている感じがしますよね。
諫山先生らしい描写かなと!
123話以降の花にも要注目ですよ!(^^)
◆コメントの花を紹介!


始祖ユミルの花について、「コスモスだろう」と考察した管理人アースですが、コメントでは別の花がいくつか考察されていました。
順番に見ていきましょう!
まず、ミッチーさんからは「ヒメリュウキンカ」ではとコメントいただきました。


これ、画像を見るとかなり似ていますよね!
花言葉は「会える喜び」となっています。
…う~ん、花言葉は微妙ですね(^_^;)
二度目の投稿さんからは「エーデルワイス」ではないか、とコメントいただきました。


この花言葉は「大切な思い出と勇気」であるとも紹介していただきましたが、となるとヒメリュウキンカと同じく、かなりの皮肉な意味となりますよね(-_-;)
めいさんからは「ミヤコワスレ」ではないか、とコメントいただきました。


花言葉は「別れ」や「慰め」ともコメントいただきました。
画像も花言葉の意味も、かなり沿っている気がしますね!
現実世界に「別れ」を告げる始祖ユミル…とも取れますし。
井筒孝庵さんとみねさんからは「マーガレット」ではないかとコメントをいただきました。


特に井筒さんからは「黄色のマーガレットでは」とコメントいただいており、花言葉は「美しい容姿」となっています。


花の形状からはコスモスとも似ていますし、管理人アースもマーガレットがかなり近いなと感じました。
さらに井筒さんは「ジャーマンカモミール」も推しており、花言葉は「《逆境》に耐える」「《苦難》の中で生まれる力」と紹介してくれています。


これもけっこう似ていますし、花言葉はジャストフィットですよね!
あるかもですよ!
普通の東洋人。さんからは「ヒメキンセンカ」と「キバナコスモス」ではとコメントをいただいております。


「ヒメキンセンカ」がけっこう似ていますし、花言葉は「悲しみ」「不安・疑惑」となっており、これまたジャストフィットな意味ですよね!
前向きな意味ではないですが、この時の始祖ユミルの心情を表しているようにも感じますよ!
本当に読者によって捉え方が様々な作品となっていますが、この花の見方は特に人によって違いますね!
フォロワのみなさん!
色々な考察、ありがとうございました!
この中では「マーガレット」と「ミヤコワスレ」がけっこう似ていて花言葉も合うかなと感じましたよ。
アニメでどのように表されるのか?
来年のファイナルシーズンが楽しみですよ!
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