「進撃の巨人」20巻と同日発売となった公式ガイドブック「Answers」の内容は、かなり充実しており、購入されたファンは大満足だったのではないでしょうか?
ここで、「Answers」の内容を紹介し、考察していきたいと思います!
思わぬネタバレから「?」なところまである、盛りだくさんな内容となっている「Answers」を見て行きましょう!
◆公式ガイドブック「Answers」の内容を紹介!


まず、「Answers」がどのような内容となっているのかを紹介します。
「諫山先生へ一問一答」完全収録!


別冊マガジンに収録されている、これまでの「諫山先生へ一問一答」が完全収録されていています。
これだけでも、購入する価値があるのではと管理人アースは感じています。
お気に入りの一問一答は、2015年12月号の「Q、ジャンが髪を伸ばしたきっかけはありますか? A、自分の可能性をまだ信じているからです。」です!
この辺りに、成長していても変わらないジャンを発見したような気がしました!(笑)
その他にも必読となっている一問一答が、多々あります!
王政編、シガンシナ区決戦編の解説!


まず、王政編について細かく解説されています。
そしてレイス家について、アッカーマン家について、東洋の一族について、中央憲兵についても、同じように説明があります!
さらに、現在最新話にて終盤となっている、シガンシナ区決戦が図解入りで説明されています!
これは必読ですよ!
キャラクタープロフィール早見表


主要キャラクターの生年月日等の一覧です。
これまでの公式ガイドブックでもありましたが、さらに追加されています!
諫山先生インタビュー!


このガイドブックで、最も楽しみなコーナーでしょう!
「進撃の巨人」ファンは、読めば必ず興奮します!(笑)
「エルヴィンが笑顔になった理由」「エルヴィンの夢を知ったリヴァイの気持ち」など、ファンであれば誰もが気になっていた、エルヴィンとリヴァイの心理を諫山先生が解説してくれています!
間違いなく必読です!
諫山先生描きおろし!ifイラスト!


さらに「スクールカースト世界」と称されたifイラストが、諫山先生描きおろしで公開されています。
これまでの公式ガイドブックでもifイラストコーナーがありましたが、今回も諫山先生じたいが楽しんでいるのが感じられます!(笑)
ひとコマ大喜利!


auスマートパス名物「ひとコマ大喜利」の優秀作品の中から、厳選された作品が公開されています!
むちゃくちゃ面白い作品が、たくさん掲載されています!
リヴァイの「探さないでください」は、笑えました(笑)


その他にも、「新巨人体格差図」など、盛りだくさんな内容となっています!


◆公式ガイドブック「Answers」を読んだ感想!


「これで864円は安い!」が、読み終わった感想です。
コアなファンほど、この公式ガイドブックに満足感を得るのではないでしょうか?
特に、諫山先生のインタビューは、良かったです!
エルヴィン、リヴァイ、ケニー、ウーリ達の、それぞれの気持ちを語った内容は、かなりヤバかったですね!
購入していないコアなファンの方は、オススメします!
ただ、これまでの公式ガイドブックにも言えますが、今回もチョコチョコと「?」な所がありました。
ここで、「?」な部分を紹介し、さらにそこから検証したいと思います!
レイス家の「巨人の頂点に立つ力」が「全ての巨人を操る力」であることを明言!


レイス家について説明する記事の中で「始祖の巨人には、全ての巨人を操る力がある」と明言されていました!(P30)
「始祖の巨人」とは、レイス家の巨人の力の事を指しており、ロッド・レイスが言っていた「レイス家の巨人の頂点に立つ力」の事です。
これが、「全ての巨人を操る力」とは、作中では明言されていません。
これは、とんでもないカミングアウトではないでしょうか?
さらに、「座標」についての考察記事では、「巨人たち(ライベル、ジーク)の狙いは、エレンが持つ『始祖の巨人』と考えて間違いないだろう」と書かれ、「ジーク達が求めているものとは、『始祖の巨人』の力を手に入れることだ」と断言しています。(P100)
つまり、「レイス家の巨人の頂点に立つ力」=「座標」と断定しているのです!!!
これも、とんでもない情報ですよね!
ということは、「座標」は「全ての巨人を操る事ができる、レイス家の巨人の頂点に立つ力」ということになりそうです!
これでは、「Answers」を読んでいない人は本編の考察に、かなり乗り遅れることになりそうですよ!
この公式ガイドブックで断定して良いのかな、と思ってしまう管理人アースです(・_・;)
グリシャの「レイス家襲撃」が「その日」の数日後!


グリシャによってレイス家の「始祖の巨人」の力が奪われたという記事で、「シガンシナ区陥落後の数日後に奪われた」と書かれていました!(P35)
作中では、同じ日のように書かれていたような…(・_・;)
71話「傍観者」で、キースとグリシャが会ったのは、シガンシナ区陥落から何日後なのでしょうか?


この時には、グリシャはレイス家を襲撃した後となっています。
グリシャがシガンシナ区陥落から数日後にレイス家を襲っているのなら、この時は、陥落から4日~1周間くらい経っているのということになるかもです(-_-;)
「シガンシナ区陥落から数日後にレイス家を襲った」というのは、あり得ないですよね(・_・;)
これは、間違いだと思います。
【追記】
ごく普通の奇行種さんから、72話の冒頭の会議シーンでのハンジのセリフからレイス家襲撃はシガンシナ区陥落後なのではと指摘がありました。
管理人アースも「Answers」のこの記事を読んで思い出しましたが「まさか」という思いから否定していました。
しかし、公式ガイドブックと作中でのハンジのセリフを合わせると、たしかにグリシャのレイス家襲撃はシガンシナ区陥落を知ってからなのかもしれません。
こうなると、グリシャの行動の時系列がかなり厳しくなるように感じますが、「間違いではないかもしれない」と思えてきました(・_・;)
グリシャのレイス家襲撃は、シガンシナ区陥落を知った後かもです!
クシェルがいた娼館をケニーが突き止めた時には、死亡していた!


第69話にて、ケニーがクシェルの元を訪れた時には、たしかにクシェルは死亡していました。
しかし、第65話にてケニーが訪れた際には、会話をしており、ケニーは「客の子を産むって聞かねぇんだよ…」と話しています。
いっぽう、「Answers」では、「ケニーが娼館を突き止めた時には、すでに息絶えていた」と書かれています。(P69)
これでは、会話が出来ないのでは…(-_-;)
アッカーマン家のリミッター解除は、主君に仕える事で発揮!


諫山先生のインタビュー記事には、アッカーマン家について、多く語られています。
その中で諫山先生は、「アッカーマン家には主君に仕えることで、力を最大限に発揮できる人が多いのです」と語っています。(P168)
つまり、ミカサはエレンに、リヴァイはエルヴィンに、ケニーはウーリに仕えることで、力を最大限に発揮できると言っているのです。
なるほど、と頷ける記事ですが、問題なのはこれを公で作者が確定したことです。
つまり、「リミッター解除は、主君に仕えることで最大限の力が発揮できる」と言う事を、作者が公で認めたということです!
これまでイメージとしてはありましたが、改めて作者に言われるとドキドキしますよね!
ここで気になるのは、最新話84話でリヴァイの力が弱まったとミカサが感じたことです。


この時エルヴィンは瀕死でした。
仕える主君の命が終わろうとしているために、リヴァイの力が弱まったのかなと想像してしまいました。
ただ、仕える主君が瀕死で、自分の持っている巨人化注射で助けられると思ったら、逆に最大限の力を発揮するはずですよね!
ここから、リヴァイの力が弱まったのは、リミッター解除が解けている訳ではないと考えられそうです!
他にも、本当に面白いインタビュー記事が盛りだくさんでした!
たとえば、72話で喧嘩していたエレンとジャンを必要以上の暴力で止めたのは、奪還作戦からエルヴィンをリタイアさせられなかった事による「リヴァイの八つ当たり」だったと明かしています(笑)


これも、本当に面白いエピソードでした!
ぜひ、購入して読んでみてください!
→ 20巻あらすじ感想と考察まとめ!
→ アニメ2期放送日が2017年4月1日又は4月8日放送か検証!
→ 【進撃の巨人ネタバレ全話まとめ】







